JP3076556U - ペット用乾燥器 - Google Patents
ペット用乾燥器Info
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- JP3076556U JP3076556U JP2000006924U JP2000006924U JP3076556U JP 3076556 U JP3076556 U JP 3076556U JP 2000006924 U JP2000006924 U JP 2000006924U JP 2000006924 U JP2000006924 U JP 2000006924U JP 3076556 U JP3076556 U JP 3076556U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- opening
- nozzle
- blowing
- fan device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 送風の中断操作を吹き出しノズルの近くで行
うことができる使い勝手のよいペット用乾燥器を提供す
ること。 【解決手段】 吹き出しノズル32から吹き出す空気を
一時的に中断させる場合には、手元の開閉コック35を
閉止する操作により行う。このときに、ファン装置15
から送り出される空気の圧力は少し高くなるが、所定圧
力を越えるとリリーフ弁25が開いて送風室内の空気の
一部は外部に排出される。
うことができる使い勝手のよいペット用乾燥器を提供す
ること。 【解決手段】 吹き出しノズル32から吹き出す空気を
一時的に中断させる場合には、手元の開閉コック35を
閉止する操作により行う。このときに、ファン装置15
から送り出される空気の圧力は少し高くなるが、所定圧
力を越えるとリリーフ弁25が開いて送風室内の空気の
一部は外部に排出される。
Description
【0001】
本考案は、犬や猫等を対象とするペット美容室等で使用されるペット用乾燥器 に関する。
【0002】
犬や猫等の体を洗った後の乾燥に用いられる従来のペット用乾燥器として、空 気取入口と吹出口とを設けた本体内にモータで駆動されるファンを設け、先端に 手持ち式の吹き出しノズルが設けられた柔軟性ホースをその吹出口に取り付けた 構造のものが知られている。
【0003】
上記した従来のペット用乾燥器においては、使用者の手で持たれる吹き出しノ ズルの近くに送風を一時中断するための開閉コックの類が設けられていなかった 。そこで、犬や猫等の洗毛後の乾燥作業時に吹き出しノズルから吹き出す空気を 中断させる場合には、少し離れた所の本体に設置された電源スイッチにてファン の停止を行わなければならないという不便さがあった。仮に、ファンの停止操作 をせずに吹き出しノズルを床に放置すると、ペットから抜け落ちた毛が舞い上が ってしまう等の不都合を生ずる。
【0004】 本考案の目的は、送風の中断操作を吹き出しノズルの近くで行うことができる 使い勝手のよいペット用乾燥器を提供することにある。
【0005】
前記目的を達成するために本考案は、空気取入口と吹出口とを設けた本体内に ファン装置を設け、先端に吹き出しノズルが設けられた柔軟性ホースを該吹出口 に取り付けたペット用乾燥器において、前記ノズルの近くに前記ファン装置から 送られる空気の通過と遮断を施すための開閉コックを設け、前記本体の送風室に 、その開閉コックが閉止されたときに生ずる高い圧力の空気の一部を外部に排出 するリリーフ弁を設けたことを特徴とするものである。
【0006】
吹き出しノズルから吹き出す空気を一時的に中断させる場合には、手元の開閉 コックを閉止する操作により容易に行える。このときに、ファン装置から送り出 される空気の圧力は少し高くなるが、所定圧力を越えるとリリーフ弁が開いて空 気の一部は外部に排出される。また、ファン装置のモータは、空気取入口から吸 い込まれてロータの周囲の隙間を通過する空気流により冷却される構造とされて いるが、開閉コックを閉止した場合においてもリリーフ弁が開放作動して外気に よる空気流を生ずる。このため、モータの過熱が防止される。
【0007】 このペット用乾燥器によれば、送風の中断操作を手元の開閉コックにより簡単 に行うことができるので、使い勝手がよい。
【0008】
以下に、本考案の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図1はペット用乾 燥器の一部を破断して示す概要側面図、図2は開閉コックの縦断側面図、図3は 開閉コックの分解斜視図である。
【0009】 図1において、ペット用乾燥器1の箱形形状の本体2は、中央部に開口4が形 成された隔壁板3によって内部を吸入室5と送風室6とに区画されている。その 吸入室5の側壁2aには、公知のフィルター8を備えた空気取入口7を設けると 共に、空気を吸入するときに発生する耳障りな音を抑制するためのコ字形の遮蔽 板9を空気取入口7の内側に対向させて設ける。他方の送風室6の側壁2bには 、吹出口11を形成した吹出管10が設けられている。
【0010】 上記送風室6側の隔壁板3には、二段式のファン装置15を設置する。このフ ァン装置15は、その隔壁板3に直接に取り付けた第1モータ16と、隔壁板3 に固定された支持枠12を介して取り付けた第2モータ20とを同心状に配置し ている。それら第1モータ16及び第2モータ20の各ローター17、21には 、ファン18、ファン22が夫々固定されている。19は第1モータ16のケー シンングの後面に形成された空気の出口穴、23は第2モータ20の同様の出口 穴である。
【0011】 上記本体2の送風室6には、後記開閉コック35が閉止されたときに生ずる高 い圧力の空気の一部を外部に排出するリリーフ弁25を設ける。このリリーフ弁 25は、前記側壁2bに形成された開口13にほぼカップ形の弁体26を挿入す ると共に、側壁2bの内面に固定された枠板14に設けた案内軸27を弁体26 の中心に通してからバネ28を装着した構成とされている。しかして、リリーフ 弁25は、送風室6内の空気圧が所定圧力を越えたときには、弁体26が開いて 空気の一部を外部に排出し、その空気圧が所定圧力以下になったときには、弁体 26がバネ28の弾力で開口13を閉じるように作動する。
【0012】 29は本体2の上面に設けられたファン装置15の電源スイッチ、30は手提 げ用握りである。
【0013】 上記吹出管10には、柔軟性ホース31の一端31aを取り付け、その先端3 1bに開閉コック35を介して吹き出しノズル32が設けられている。
【0014】 図2、図3に示すように、その開閉コック35は、中心孔37を中心とする3 つの透孔38が120゜の等角度間隔に形成されると共に一端側に円形凹部39 が形成された固定部材36と、中心孔43を中心とする3つの透孔44が120 ゜の等角度間隔に形成されると共に一端側を少し小径にした嵌合部45が設けら れた可動部材42とを備え、その固定部材36の円形凹部39に可動部材42の 嵌合部45を遊嵌すると共に中心孔37、43に連結ボルト50を通してナット 51により固定が施されている。また、前記嵌合部45の半径方向に穿設された 孔46にはバネ47で付勢されたボール48を出没自在に設け、このボール48 が固定部材36の円形凹部39の周壁に形成された二つの係合孔40a、40b の何れかに係合して、可動部材42を位置決めするように設けられている。
【0015】 しかして、開閉コック35は、一方の係合孔40aにボール48が係合した位 置において、透孔38と透孔44とが一致して前記ファン装置15から送られる 空気を通過させ、他方の係合孔40bにボール48が係合した位置において、透 孔38と透孔44とが不一致となって前記空気の遮断が施されるように構成され ている。
【0016】 かかる構成になるペット用乾燥器1の作動について簡単に説明する。 電源スイッチ29をオン操作すると、ファン装置15が作動して空気取入口7 から流入した空気は第1モータ16から第2モータ20側に送られて出口穴23 から送風室6に流入する。送風室6内に入った空気は、吹出管10から柔軟性ホ ース31を通って吹き出しノズル32に導かれ、そのノズル32の細い先端から 勢いよく外に吹き出される。
【0017】 吹き出しノズル32から吹き出す空気を一時的に中断させる場合には、手元の 開閉コック35の可動部材42を回転させて透孔38と透孔44とが不一致とな る閉止操作を行う。このときに、ファン装置15から送り出される空気の圧力は 少し高くなるが、所定圧力を越えるとリリーフ弁25が開いて空気の一部は外部 に排出される。
【0018】 以上に述べたとおり、このペット用乾燥器によれば、送風の中断操作を手元の 開閉コックにより簡単に行うことができるので、大変使い勝手がよい。
【図1】ペット用乾燥器の一部を破断して示す概要側面
図
図
【図2】開閉コックの縦断側面図
【図3】開閉コックの分解斜視図
1→ペット用乾燥器 2→本体 3→隔壁板 6→送風室 7→空気取入口
11→吹出口 15→ファン装置 18、22→ファン 16→第1モータ 20→第
2モータ 25→リリーフ弁 26→弁体 31→柔軟性ホース 32→吹き出しノズル 35→開閉コック 36→固定部材 38→透孔 42→可動部材 44
→透孔
11→吹出口 15→ファン装置 18、22→ファン 16→第1モータ 20→第
2モータ 25→リリーフ弁 26→弁体 31→柔軟性ホース 32→吹き出しノズル 35→開閉コック 36→固定部材 38→透孔 42→可動部材 44
→透孔
Claims (1)
- 【請求項1】 空気取入口と吹出口とを設けた本体内に
モータで駆動されるファン装置を設け、先端に吹き出し
ノズルが設けられた柔軟性ホースを該吹出口に取り付け
たペット用乾燥器において、前記ノズルの近くに前記フ
ァン装置から送られる空気の通過と遮断を施すための開
閉コックを設け、前記本体の送風室に、その開閉コック
が閉止されたときに生ずる高い圧力の空気の一部を外部
に排出するリリーフ弁を設けたことを特徴とするペット
用乾燥器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000006924U JP3076556U (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | ペット用乾燥器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000006924U JP3076556U (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | ペット用乾燥器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3076556U true JP3076556U (ja) | 2001-04-06 |
Family
ID=43209615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000006924U Expired - Lifetime JP3076556U (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | ペット用乾燥器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3076556U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101897930B1 (ko) * | 2017-07-22 | 2018-09-12 | 신현길 | 애완동물용 건조기 |
KR20220000008A (ko) | 2020-06-24 | 2022-01-03 | 우장근 | 저소음용 애완동물 전용 드라이어 |
-
2000
- 2000-09-26 JP JP2000006924U patent/JP3076556U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101897930B1 (ko) * | 2017-07-22 | 2018-09-12 | 신현길 | 애완동물용 건조기 |
KR20220000008A (ko) | 2020-06-24 | 2022-01-03 | 우장근 | 저소음용 애완동물 전용 드라이어 |
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