JP3076246U - 粘着式害虫捕獲器 - Google Patents

粘着式害虫捕獲器

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JP3076246U JP2000006580U JP2000006580U JP3076246U JP 3076246 U JP3076246 U JP 3076246U JP 2000006580 U JP2000006580 U JP 2000006580U JP 2000006580 U JP2000006580 U JP 2000006580U JP 3076246 U JP3076246 U JP 3076246U
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美智雄 西堀
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シマダ商事株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】剥離紙つきの粘着シート面で、ハエ、ゴキブリ
などの害虫を追いかけて粘着捕獲する型式の害虫捕獲器
で、剥離紙をめくって使用後、元のめくらない状態に戻
せるようにするとともに、該シートを容易に交換できる
構造簡単なコストの安い粘着式害虫捕獲器を提供する。 【解決手段】所定形状の板紙21表面に粘着剤Aを塗布
し、粘着面に剥離紙3を剥離可能に貼着した粘着シート
2を、把軸1先端の断面U字形の挟持部材4に着脱可能
に取付け、挟持部材4に後縁部32を挟持された状態で剥
がされた剥離紙3の先端部31を、把軸1の側面に基部52
が一体形成された一対の押下レバー5、5により、剥離
紙が反転展張状態で把軸側面に押圧固定できるように
し、押下レバー先端を持ち上げ剥離紙の固定を解除し元
に戻せるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、蠅、ゴキブリ、ムカデなどの害虫の捕獲器に関し、より詳しくは、 之等の害虫を追いかけて粘着捕獲する型式の剥離紙つきの害虫捕獲器に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、はい回ったり飛び回ったりするゴキブリや蠅などの害虫を殺すのに殺虫剤 を吹き付け又はハエ叩き等を使うのが通常で、殺虫剤吹付けでは室内に薬剤の霧 がたち込めるなど安全上注意が必要で、ハエ叩きの使用では虫を殺すため強く叩 く必要があり、その際圧壊した虫体から体液が流れ出るなど不衛生な面があった 。
【0003】 このため、ハエ叩き型式の捕獲器で叩き面に粘着テープ又は粘着剤を用いたもの が多数提案されている(例えば、特開平8−154557号:粘着面付害虫駆除 用具、特開平10−42768号:害虫たたき、実用新案登録第3006115 号:捕虫具、其の他)。 之等の捕獲器は粘着により害虫を捕獲するため強く叩く必要がなく虫を潰さずに 捕獲することができる。そして、前2者の提案は叩き面に粘着テープをを用いた ものであるが、叩き面の粘着テープには何れも剥離紙に該当するものは無く、保 管時に問題があり、後者の捕虫具は、片面に粘着剤が塗布された軟質の樹脂製捕 虫板と、この樹脂製捕虫板を片手で着脱自在に挟持することができる柄付き支持 具とからなる捕虫具であって、粘着剤塗布面が床面と面接触しないように工夫さ れたものであるが、粘着面に剥離紙が貼付され、之を剥がして使用するようにし ている。 その他、粘着面に剥離紙を貼付したものを1セットとして、この複数セットを順 次重ね合せて、順次使用できるようにしたものも提案されている(例えば、実公 昭61−40135号等)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記の粘着面に剥離紙を貼付したハエ叩き型式の捕獲器は、何れも剥離紙を剥が して使用し、使用後は、もう一度元に戻して捕獲器を使用することは考慮されて おらず、例えば、害虫をとり逃したような場合や、ハエ等小害虫が僅かしか粘着 面に付着しておらず、粘着面を再使用したい場合、剥離紙を元に戻し再使用に備 えることは不可能乃至困難であるという問題があった。 本考案はこのような点に着目してなされたものであって、剥離紙を剥離して使用 後、もとの剥離しない状態に戻せるようにすると共に、剥離紙付きの粘着シート を把軸に対し容易に着脱交換することのできる構造簡単なコストの安い粘着式害 虫捕獲器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の粘着式害虫捕獲器に於ては、所定形状の板 紙21表面に粘着剤Aを塗布するとともに剥離紙3を剥離可能に粘着面に貼着した 粘着シート2を、把軸1の先端に付設した断面U字形の挟持部材4に脱着自在に 挟持装着するとともに、把軸1の側面に、挟持部材4に後縁部32を挟持された状 態で剥がされた剥離紙3の先端部31を、反転展張状態で着脱自在に固定するため の固定手段5を設けた構造をとっている。
【0006】 これにより、剥離紙3を粘着面から剥がして反転展張状態で固定手段5に固定す るとき、粘着シートの粘着面は露出するとともに、把軸1を把持して害虫を叩く 場合、剥離紙に邪魔されずに円滑に叩くことができる一方、剥離紙をもとに戻し 度いときは、固定手段5による剥離紙3の固定を解除して粘着面にもと通り貼着 せしめることができ、粘着面を再使用することができるようになる。また、粘着 シート2の挟持は、U字形の挟持部材4の間隙を利用することにより、簡単な構 造で行うことができる。さらに害虫は叩いて捕獲する関係上、粘着剤には固定式 の捕獲器と異なり誘引剤を必要としない。
【0007】 剥がされた剥離紙先端部31の固定手段5としては、把軸1側面の所定位置に、把 軸側面との間に剥離紙先端部31を挟持押圧するための基部が把軸側面に一体成形 された押下レバーを用いるのが効果的である。
【0008】 また、把軸1としては、その長さが伸縮自在に形成されたものとするのが有利で ある。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案の好ましい実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。図1は、本考案 の粘着式害虫捕獲器の外形図で、図(A)は一部を切除した平面図、図(B)は 側面図である。
【0010】 この粘着式害虫捕獲器は、剥離紙付き粘着シート2を把軸1の先端部に着脱自在 に装着するとともに、使用時には剥離紙3を剥離反転状態でその先端部31を把軸 1に着脱自在に固定できるようにしたものである。粘着シート2は、所定寸法の 長方形の厚紙21の表面に、前縁部では稍広い隙間をおいて、左右両側縁部では前 縁部の隙間より稍狭い隙間をおいて、また後縁部側は略端縁まで、粘着剤Aが一 面に塗布されており、その上面に剥離紙3が貼着されて、前縁より手指で容易に 剥がすことができるようになっている。
【0011】 前記粘着シート2を先端部に取付けて把持するための把軸1は、所定の長寸で後 方の把握部が稍太くなった合成樹脂製の棒状のもので、稍細くなった前端部には 、粘着シート2を取付けるため、所定形状の上下両面部を備えた断面U字形の合 成樹脂製の挟持部材4が、基軸41を上記把軸1の先端部に嵌入固定されており、 該挟持部材に対し粘着シート2が剥離紙貼着状態でU字形の間隙部に押入装着さ れている。挟持部材4は、上下両面部の片面側の内面に、粘着シート2を装着時 、横ずれを防止するための線状の凸起42が形成されている。この場合、把軸1と 断面U字形の挟持部材4とは、一体成形することは勿論可能である。
【0012】 把軸1の長手方向の中間位置より前方に、剥がされた剥離紙3の先端部31を、該 剥離紙3が反転した展張状態で固定できる位置に、該先端部31を把軸側面(上側 面)との間に挟持押圧するために先端下面にそれぞれ突起51を備えた左右一対の 押圧レバー5、5が、把軸1の両側でレバー基部52を把軸1側面に一体成形して 設けられ、反転展張した剥離紙の先端部31を押圧固定できるようになっている。
【0013】 図2は、本考案捕獲器の使用状態を示す斜視図である。図から判るように、粘着 シート2の粘着剤Aを塗布した粘着面は、略全面が露出するとともに、粘着シー ト2の先端から剥がされた剥離紙3は、後縁部32の中央部を、図では隠れている が剥離紙裏面に位置する挟持部材4で挟持された状態で反転して展張し、裏返し 状態で、その先端部31が一対の押下レバー5、5と把軸1上側面との間に該押下 レバーの基部52前面まで差込まれて、一対の押下レバー5、5先端下面の相互に 間隔をおいた一対の突起51、51に剥離紙面を圧下され、図では隠れているが把軸 1の先端側の狭まった巾の上面との間に剥離紙3を挟持固定している。これによ り剥離紙3はたるむことなく強固に保持され、使用者が把軸1を把握して害虫を 叩くとき安定して叩くことができる。
【0014】 害虫を叩いて粘着面に捕獲後、一対の押下レバー5、5の先端部を少し持ち上げ て突起51、51による剥離紙先端部の固定を解除して、剥離紙3を粘着面をカバー するように元の状態に戻すことにより、容易に粘着シート2を把軸1から引抜き 新しい剥離紙付き粘着シート2と交換使用することができる。この場合捕獲した 害虫は剥離紙面でカバーされて見えないため不快感なく粘着シートを交換するこ とができる。
【0015】 害虫を捕獲しそこなった場合とか、ハエ等の小害虫が僅かしか捕獲できなくて粘 着面を再使用したい場合は、前述のようにして剥離紙3を元の状態に戻すことに より、保管可能の状態となり、再使用に対応させることができる。
【0016】 この害虫捕獲器は、粘着面で虫を捕獲するため強く叩く必要なく虫を捕獲するこ とができる一方、一旦剥離紙3を剥がしても一時固定しておいて又元に戻すこと ができるため、上記のように再使用が容易である。さらに、使用後粘着面を剥離 紙3でカバーすることができるとともに、剥離紙を貼着した粘着シート2は、断 面U字形の挟持部材4で把軸1にとりつけるようになっているため、通常の使用 後や再使用後の粘着シート2の交換が容易であり、交換部分の構造も、断面U字 形の挟持部材4に粘着シート2を着脱自在に挟持装着する構造となっているため 、コスト安く粘着シート交換式の害虫捕獲器を形成することができる。
【0017】 また、実施の形態では把軸1は所定の長寸の後方の把握部が稍太くなった合成樹 脂製の棒状のものを用いたが、之をロッドアンテナ式やつぎ脚式などで長さを伸 縮自在にすることにより、手の届きにくい所の害虫でも、強く叩く必要なく容易 に捕獲することができる。
【0018】 また、実施の形態では、剥がされた剥離紙先端部の固定手段として、把軸側面に その基部が一体形成された一対の押下レバーを用いたが、把軸側面の所定位置に 、把軸先端方向に斜に刻設した切込みを用いて、剥がされた反転展張状態の剥離 紙の先端を差込み固定するようにしても良く、本考案の要旨を逸脱しない範囲内 で種々の変更を加えることができる。
【0019】
【考案の効果】
請求項1記載の本考案の粘着式害虫捕獲器によれば、把軸先端に取付けた粘着シ ートの粘着面で、強く叩く必要なく虫を潰さず捕獲することが出来るので、潰れ た虫の体液の流出などの不衛生を防止するとともに、一端剥がした剥離紙は一時 固定しておいてまた元に戻すことができるので、害虫を捕獲しそこなった場合や 、ハエ等の小害虫が僅かしか捕獲できず粘着面を再利用したい場合に、固定して おいた剥離紙を元に戻して容易に再利用に対応させることができる。また、使用 する粘着剤には、固定式の捕獲器と異なり誘引剤は不必要であり、さらに断面U 字形の粘着シートの挟持部材の使用により、コスト安く粘着シート交換式の害虫 捕獲器を形成することができる。
【0020】 請求項2記載の考案によれば、剥がされ反転した剥離紙先端部を、把軸側面にそ の基部を一体形成した押下レバーを用いて、把軸側面との間に挟持押圧して容易 に固定することができる。
【0021】 請求項3記載の考案によれば、把軸1を伸縮自在とすることにより、手の届き難 い処の害虫でも容易に粘着面に粘着捕獲することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案粘着式害虫捕獲器の外形図で、図(A)
は一部を切除した平面図、図(B)は側面図である。
【図2】本考案捕獲器の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…把軸、2…粘着シート、21…板紙、3…剥離紙、31
…剥離紙先端部、32…剥離紙の後縁部、4…挟持部材、
5…固定手段(押下レバー)、A…粘着剤。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定形状の板紙21表面に粘着剤Aを塗布す
    るとともに剥離紙3を剥離可能に粘着面に貼着した粘着
    シート2を、把軸1の先端に付設した断面U字形の挟持
    部材4に着脱自在に挟持装着するとともに、把軸1の側
    面に、挟持部材4に後縁部32を挟持された状態で剥がさ
    れた剥離紙3の先端部31を、反転展張状態で着脱自在に
    固定するための固定手段5を設けたことを特徴とする粘
    着式虫害捕獲器。
  2. 【請求項2】剥がされた剥離紙先端部31の固定手段5
    は、把軸1側面の所定位置に、把軸側面との間に剥離紙
    先端部31を挟持押圧するための基部が一体成形された押
    下レバーである請求項1記載の粘着式害虫捕獲器。
  3. 【請求項3】把軸1は、その長さが伸縮自在に形成され
    た請求項1又は2記載の粘着式害虫捕獲器。
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