JP3076220U - ヒートシンクの構造 - Google Patents

ヒートシンクの構造

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JP3076220U
JP3076220U JP2000006547U JP2000006547U JP3076220U JP 3076220 U JP3076220 U JP 3076220U JP 2000006547 U JP2000006547 U JP 2000006547U JP 2000006547 U JP2000006547 U JP 2000006547U JP 3076220 U JP3076220 U JP 3076220U
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heat
heat sink
wind
pieces
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JP2000006547U
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百齡 高
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奇▲宏▼股▲ふん▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸収した熱を速やかに放出してCPUを冷却
するヒートシンクの構造の提供。 【解決手段】 ヒートシンク本体の上方に、数組のファ
ンの風切方向に向いた放熱片セットが設けられ、各一つ
の放熱片セットが、並列に間隔をあけて配置され風道を
形成する複数の放熱片で組成され、本体の上部のファン
の送出する強風が速やかに各一つの放熱片セットに向け
て吹きつけ並びに順次通過して熱量を奪うようにしてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種のヒートシンクの構造に係り、特に本体上に少なくとも二組の風 切方向に向けて配列された放熱片セットが設けられ、各一つの放熱片セットが複 数並列配置されて風道を形成するヒートシンクの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は周知の技術の斜視図であり、その主要な構造は長条状の本体1上に、横 向きに長方形状に配列された放熱片11が設けられ、長方形の放熱片11の中央 に凹溝12が設けられ、該凹溝12により区画された左右両側の中央にそれぞれ 別に細長凹溝111が設けられている。周知の製品の使用目的は、本体1の下方 のCPUの熱を本体1及びその上方の長方形状に配列された複数の放熱片11に 伝えると共に、長方形配列の放熱片11の上方のファンの送風により熱量を奪い 、CPUに対する冷却を達成することにある。周知の製品はその構造に設計不良 があり、即ち、上方のファンが強風を送る時、強風の風向にマッチせず、ゆえに 風が熱を奪った後で順調に排出されず、その後吹きつけられる風もまた有効に熱 量を奪って冷却効果をあげることができなかった。その究極の原因は、本体1の 両側に横向き左右にあって、熱量を吸収した熱風が冷風と衝突して干渉し、順調 に風切方向に快速に進退できず、このため放熱効果が極めて不良となることにあ り、このために本体1下方のCPUが発熱により焼損する。このような欠点は長 く業者と消費者を悩ませており、このため確実に機能が増進され、並びに製品の 使用価値を高めたヒートシンクの構造が必要とされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は吸収した熱量を速やかに放出し冷却されるヒートシンクの構造を提供 することを主要な課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】 請求項1の考案は、ヒートシンクの吸収した熱量を迅速に放出してヒートシン クを冷却するヒートシンクの構造において、ヒートシンク本体の上方に、ファン の風切方向に向いた少なくとも二組の放熱片セットが設けられ、各一つの放熱片 セットが、並列に間隔をあけて配置され風道を形成する複数の放熱片で組成され 、本体の上部に取り付けられた逆時計回りのファンの発生する強風を速やかに排 出することを特徴とする、ヒートシンクの構造としている。
【0005】
【考案の実施の形態】
図2に示されるのは本考案の斜視図であり、その構造は、本体2の上方に少な くとも二組の放熱片セットが設けられ、本実施例では4組設けられ、即ち等分線 により四等分され、平面視によると、そのうち第1放熱片セット21は、複数の 、左右方向に並列配置された第1放熱片211で組成され、並びに各第1放熱片 211の間に、風を流通させ熱を奪って逃げさせ第1放熱片211を冷却させる 風道212が形成され、第1放熱片セット21の後側に第2放熱片セット22が 設けられ、それは前後に並列に配列された第2放熱片221で組成され、並びに 各第2放熱片221の間に風を流通させ熱を奪って逃げさせ第2放熱片221を 冷却させる風道222が形成され、別に第2放熱片セット22の左隣に第3放熱 片セット23が設けられ、それは右から左に並列配置された第3放熱片231で 組成され、並びに各第3放熱片231の間に、風を流通させ熱を奪って逃げさせ 第3放熱片231を冷却させる風道232が形成され、第3放熱片セット23の 前側に第4放熱片セット24が設けられ、それは前後に並列に配列された第4放 熱片241で組成され、並びに各第4放熱片241の間に風を流通させ熱を奪っ て逃げさせ第4放熱片241を冷却させる風道242が形成されている。
【0006】 図3に示されるのは図2に逆時計回りのファン3を取り付けた平面図である。 本体2の上方の第1、2、3、4放熱片セット21、22、23、24の上部に 強風を送出する逆時計回りのファン3(図2中の仮想線に示される)が取り付け られ、ファン3が逆時計回りに回転する時、その送出する強風は、風切方向より それぞれ第1、2、3、4放熱片セット21、22、23、24を通過して速や かに順次送出され、即ち強風が第1放熱片セット21を経由して左から右に速や かに送出され、このとき、第1放熱片211に伝えられたCPUの熱量は外界か ら吸入された冷風により左から右に風道212に沿って奪われて放出され、熱を 付帯した強風も共に風道212に沿って左から右に順次抵抗なく本体1外に快速 送出され(右側矢印のとおり)、並びに第1放熱片211を冷却する。ゆえにそ の放熱効果は良好で、CPUが発熱により損壊や故障を発声することがなく、C PUの正常な作業状態を保持できる。回転して別の風切方向に至った強風は図3 によると第2放熱片セット2の下から上に送られ、強風が第2放熱片221の間 に形成された風道222を通り、順次熱量を吸収した強風を送出すると共に冷空 気を送り込み第2放熱片221を冷却する(その方向は図3の下から上の矢印に 示されるとおり)。また第3放熱片セット23は右から左に、第4放熱片セット 24は上から下(いずれも図3による)に、並列配置された第3、第4放熱片2 31、241の間に形成された風道232、242に沿って順次熱量を吸収した 強風を送出すると共に冷空気を送り込み、第3放熱片231、第4放熱片241 を冷却する。その放熱効果は良好で、周知の製品のように冷熱風が衝突して相互 に干渉し放熱効果不良となりCPUの損壊故障や作業不正常の状況を形成するこ とがない。
【0007】 図4及び図5は本考案の別の実施例図と、図4の構造に時計回りのファン4を 取り付けた平面図である。本実施例の構造と図2、3に示されるものはほぼ同じ であるが、異なるところは、本体2の第1、2、3、4放熱片セット21、22 、23、24の方向と上部に取り付けられるファン4の回転方向が時計回りとさ れていることである(図5の中央矢印に示されるとおり)。第1、2、3、4放 熱片セット21、22、23、24は時計回りのファン4の回転風切方向に併せ て、それぞれ上から下、左から右、下から上、右から左の風の通過方向を形成し 、上から下の流向の第1放熱片セット21に並列配置された第1放熱片211の 間に形成される風道212を、強風が上から下に流れ(下向き矢印参照)、左か ら右の流向の第2放熱片セット22に並列配置された第2放熱片221の間に形 成される風道222を、強風が左から右に流れ(右向き矢印参照)、第3放熱片 セット23に並列配置された第3放熱片231の間に形成される風道232を、 強風が下から上に流れ(上向き矢印参照)、第4放熱片セット24に並列配置さ れた第4放熱片241の間に形成される風道242を、強風が右から左に流れる (左向き矢印参照)。
【0008】
【考案の効果】
総合すると、本考案は各放熱片セットがファン3、4の逆時計回り或いは時計 回りの設計に対応し、強風により放熱片211、221、231、241の吸収 した熱量を奪い、風道212、222、232、242を経由して外部に放出し 、外界の冷空気の強風を即刻補充して放熱片を冷却し、冷熱強風が相互に衝突し て干渉することがなく、ゆえに放熱効果が良好であり、完全に周知の製品の欠点 を改善し、確実に機能を増進しており、並びに製品の使用価値を向上している。 本考案の構造はその出願前にいかなる刊行物にも記載されておらずまた公開使用 もされておらず、また周知の技術により本考案の構造を容易に思いつけるもので はない。ゆえに本考案は実用新案登録の要件を具備している。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知の製品の斜視図である。
【図2】本考案の斜視図である。
【図3】図2に逆時計回りのファンを取り付けた平面図
である。
【図4】本考案のもう一つの実施例の斜視図である。
【図5】図4に時計回りのファンを取り付けた平面図で
ある。
【符号の説明】
1 本体 11 放熱片 111 細長凹溝 12 凹溝 3 本体 21 第1放熱片セ
ット 211 第1放熱片 212 風道 22 第2放熱片セット 23 第3放熱片セ
ット 231 第3放熱片 232 風道 24 第4放熱片セット 241 第4放熱片 242 風道 3 ファン 4 ファン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒートシンクの吸収した熱量を迅速に放
    出してヒートシンクを冷却するヒートシンクの構造にお
    いて、ヒートシンク本体の上方に、ファンの風切方向に
    向いた少なくとも二組の放熱片セットが設けられ、各一
    つの放熱片セットが、並列に間隔をあけて配置され風道
    を形成する複数の放熱片で組成され、本体の上部に取り
    付けられた逆時計回りのファンの発生する強風を速やか
    に排出することを特徴とする、ヒートシンクの構造。
JP2000006547U 2000-09-08 2000-09-08 ヒートシンクの構造 Expired - Lifetime JP3076220U (ja)

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ID=43209290

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017521861A (ja) * 2014-06-18 2017-08-03 ケーエムダブリュ・インコーポレーテッド 放熱装置

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