JP3076220B2 - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP3076220B2
JP3076220B2 JP07129243A JP12924395A JP3076220B2 JP 3076220 B2 JP3076220 B2 JP 3076220B2 JP 07129243 A JP07129243 A JP 07129243A JP 12924395 A JP12924395 A JP 12924395A JP 3076220 B2 JP3076220 B2 JP 3076220B2
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亨 荒井
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謙三 檀上
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源装置、例えばアー
ク溶接機、アーク切断機、プラズマアーク溶接機、プラ
ズマアーク切断機、充電器、または貴金属メッキ用に使
用する電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、上記のような電源装置には、商
用交流電源を整流、平滑することによって直流化し、こ
の直流電力を高周波スイッチングすることによって、高
周波電力に変換し、これを降圧トランスによって降圧
し、さらに整流、平滑化することによって直流化して、
出力するものがある。
【0003】このような電源装置では、高周波スイッチ
ングする回路や降圧トランス等の主回路が主に発熱する
ので、この主回路を冷却する必要がある。そこで、本願
の出願人は、次のような電源装置を提案した。
【0004】即ち、第1及び第2のパネルを間隔を隔て
て対向配置し、これらの間に、これらと共にH字状をな
すように仕切り板を設けてある。この仕切り板によっ
て、上下2つの部屋に第1及び第2のパネル間が仕切ら
れる。仕切り板には、上下の部屋を連通するように、矩
形の開口が形成されている。この開口は、下側の部屋に
配置したヒートシンクによって閉じられている。上側の
部屋に露出しているヒートシンク上に、高周波スイッチ
ング回路等が設けられている。この他、上側の部屋に
は、高周波スイッチング回路の駆動回路や制御回路、平
滑用コンデンサ等も設けられている。また、下側の部屋
には降圧トランス等が設けられている。第1のパネルの
下側の部屋に対応する部分に、多数の吸気孔が設けら
れ、第2のパネルの下側の部屋に対応する部分に、多数
の排気孔が設けられている。また、下側の部屋には、吸
気孔から吸気された空気を排気孔から排気するようにフ
ァンが設けられている。高周波スイッチング回路等での
発熱はヒートシンクに伝達される。このヒートシンク及
び降圧トランスは、吸気孔から吸気され、排気孔から排
気される空気によって冷却される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような電源装置で
は、下側の部屋にある降圧トランス等は冷却することが
できるし、半導体スイッチング回路は、上側の部屋にあ
るが、半導体スイッチング回路が取り付けられているヒ
ートシンクが、下側の部屋にあるので、冷却される。し
かし、上側の部屋では、空気の流通がないので、上側の
部屋にある駆動回路や制御回路は、冷却されない。これ
らは、それ自身余り発熱するものではないが、空気の流
通のない上側の部屋では、長い時間が経過すると、部屋
全体の温度が上昇し、その結果、これら駆動回路や制御
回路が誤動作する可能性がある。
【0006】例えば、上側の部屋における第1及び第2
のパネルにそれぞれ吸気孔と排気孔とを形成し、ファン
を設ければ、上記の問題点は解決する。しかし、これで
は、規模が非常に大きくなり、好ましくない。
【0007】本発明は、上側及び下側の2つの部屋に設
けられている各部品を、大規模な冷却手段を設けずに、
それぞれ適切に冷却することができる電源装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本第1の発明は、対向した状態に間隔を隔てて配
置された第1及び第2のパネルと、これらパネルの間を
上下にある第1及び第2の部屋に仕切る仕切板と、第1
の部屋に配置され低い電圧を処理する低圧部と、第2の
部屋に配置され上記低い電圧よりも高い電圧を処理する
高圧部と、第1のパネルにおける第1の部屋に対応する
部分に内外に貫通して設けた第1の孔と、第2のパネル
における第1の部屋に対応する部分に内外に貫通して設
けた第2の孔と、第1の部屋内に設けられた送風手段
と、第1のパネルにおける第2の部屋に対応する部分に
内外に貫通して設けられた第3の孔と、上記仕切板に第
1及び第2の部屋に連通して設けられた連通孔とを、具
備するものである。
【0009】本第2の発明は、第1の発明において、上
記高圧部が、第2の部屋において第1のパネルから第2
のパネルに向かう方向に沿って配置され、上記連通孔
は、第2のパネルの近傍に設けられているものである。
本第3の発明は、第1の発明において、上記仕切板が、
第1及び第2のパネルと共にH字状をなすものである。
【0010】本第4の発明は、対向した状態に間隔を隔
てて配置された第1及び第2のパネルと、これらパネル
の間を上下にある第1及び第2の部屋に仕切る仕切板
と、第1及び第2の部屋に連通するように、上記仕切板
に形成された放熱体取付孔と、第1の部屋に位置させて
上記放熱体取付孔に取り付けられ、かつ第2のパネル側
において上記放熱体取付孔との間に隙間を形成する放熱
体と、第2の部屋側において上記放熱体に取り付けられ
た、交流電力を直流化して、さらに高周波電力に変換す
る直流・高周波化手段と、第2の部屋側に設けられ、上
記直流・高周波化手段と協働する電気部品と、第1の部
屋に設けられ、上記高周波電力を降圧する降圧手段と、
第1の部屋に設けられ、上記降圧された高周波電力を直
流化する直流化手段と、第1のパネルにおける第1の部
屋に対応する部分に内外に貫通して設けた第1の孔と、
第2のパネルにおける第1の部屋に対応する部分に内外
に貫通して設けた第2の孔と、第1の部屋内に設けられ
た送風手段とを、具備するものである。
【0011】
【作用】本第1の発明によれば、送風手段を作動させる
と、例えば第1の孔から吸気された空気は、第1の部屋
内を通って第2の孔から排気される。従って、第1の部
屋内にある低圧部品が冷却される。一方、送風手段を作
動させていることによって、例えば第3の孔から空気
が、第2の部屋に入り、連通孔から第1の部屋に入り、
第2の孔から排気される。従って、第2の部屋にある高
圧部品も冷却される。上記とは逆に、送風手段を作動さ
せることによって、第2の孔から吸気された空気が、第
1の部屋を通って第1の孔から排気され、かつ第2の孔
から吸気された空気が連通孔を通って第2の部屋に入
り、第3の孔から排気されることもある。この場合に
も、高圧部品、低圧部品ともに冷却される。
【0012】第2の発明によれば、高圧部が、第2の部
屋において第1のパネルから第2のパネルに向かう方向
に沿って配置され、上記連通孔は、第2のパネルの近傍
に設けられているので、第2の部屋内を通過する空気
は、高圧部を確実に通過して、連通孔から第1の部屋内
に入るか、或いは連通孔を通った空気は、高圧部を確実
に通過して第3の孔から排気される。
【0013】第3の発明によれば、第1及び第2のパネ
ルと仕切り板とがH字状をなしているので、あらゆる方
向からの圧縮、引っ張り、曲げ等の力に対して変形しに
くい。
【0014】本第4の発明によれば、送風手段を動作さ
せると、第1の発明と同様に、例えば第1の孔から吸気
された空気が第1の部屋内を通って、第2の孔から排気
されるので、降圧手段、直流化手段が冷却され、さらに
放熱体の第2の部屋側に取り付けられている直流・高周
波化手段も冷却される。同様に、第3の孔から第2の部
屋に流入した空気は、第2の部屋内を通り、放熱体取付
孔と放熱体との間に形成された隙間を通り、第2の孔か
ら排気される。これによって第2の部屋内にある電気部
品も冷却される。放熱体取付孔と放熱体との隙間を利用
して、第2の部屋と第1の部屋との間に空気を流通させ
ているので、特別に貫通孔を設ける必要がない。なお、
送風手段の送風方向を逆にすると、第2の部屋から空気
を流入させて、第1の孔及び第3の孔から空気を排気す
ることもできる。
【0015】
【実施例】図3に、本発明による電源装置の1実施例の
回路を示す。この電源装置では、三相交流電源を直流化
手段、例えば入力側整流回路2によって、整流し、さら
に平滑用コンデンサ4、4によって平滑して、直流化す
る。この直流電力を、高周波手段、例えばバイポーラト
ランジスタ、FET、絶縁ゲートバイポーラトランジス
タ等にとって構成された高周波スイッチング回路6によ
って高周波スイッチングして、高周波電力に変換する。
この高周波電力は、降圧手段、例えば降圧トランス8に
よって降圧され、直流化手段、例えば出力側整流回路1
0によって整流され、平滑用リアクトル12を経て、出
力端子14、16に出力する。
【0016】リアクトル12を流れる電流、即ち出力電
流は、電流検出器18によって検出される。この検出電
流が基準電流値になるように、制御回路20は、検出電
流と基準電流値との偏差を求め、その偏差を零とする制
御信号をドライバ22に供給する。ドライバ22は、こ
の制御信号に応じて、高周波スイッチング回路6を例え
ばパルス幅変調する。これによって、この電源装置は定
電流制御される。なお、出力電圧を検出し、この出力電
圧が一定になるように定電圧制御してもよい。なお、入
力側整流回路2、高周波スイッチング回路6は、高電圧
を処理するので、これらを高圧部と称する。また、出力
側整流回路10は、降圧された電圧を処理するので、低
圧部と称する。
【0017】この電源装置は、図1に示すように、概略
矩形に形成された第1パネル、例えば前パネル24を有
している。この前パネル24と対向するように、間隔を
隔てて第2のパネル、例えば後ろパネル26が配置され
ている。この後ろパネル26も概略矩形に形成されてい
る。前パネル24と後ろパネル26との間の空間は、図
1及び図2に示すように、左右のカバー30、32によ
って覆われている。
【0018】前パネル24の上下方向のほぼ中央と後ろ
パネル26の上下方向のほぼ中央との間には、これら両
パネル24、26に対してほぼ直角をなすように仕切り
板34が取り付けられている。即ち前パネル24と後ろ
パネル26と仕切り板34とによって、概略H字状をな
している。このようにH字状に構成されているので、あ
らゆる方向からの圧縮、引っ張り、曲げ等の力に対して
変形しにくい。この仕切り板34は、前パネル24側の
端部の両側に設けた突起36、36を前パネル24に係
合させることによって前パネル24に取り付けられ、同
じく仕切り板34の後ろパネル26側の端部の両側に設
けた突起38、38を後ろパネル26に係合させること
によって、後ろパネル26に取り付けられている。
【0019】この仕切り板34を設けることによって、
前パネル24と後ろパネル26との間の空間は、第1の
部屋、例えば下側の部屋40と、第2の部屋、例えば上
側の部屋42とに仕切られている。下側の部屋40に対
応する前パネル24の部分には、上下方向に沿って複数
の第1の孔、例えば吸気孔44が等間隔に形成されてい
る。これら吸気孔44は、図2に示すように、前パネル
24の両側方向に沿ってほぼ水平に形成され、内外に連
通している。同様に、下側の部屋40に対応する後ろパ
ネル26の部分にも、上下方向に沿って複数の第2の
孔、例えば排気孔46が等間隔に形成されている。これ
ら排気孔46も、吸気孔44と同様に、後ろパネル26
の両側方向に沿ってほぼ水平に形成され、内外に連通し
ている。
【0020】仕切り板34の後ろパネル26側の端部に
は、送風手段、例えばファン48が取り付けられてい
る。このファン48は、下側の部屋40内の空気を排気
孔46を介して外部に排気するように構成されている。
下側の部屋のほぼ中央には、上述した降圧トランス8、
リアクトル12が設けられている。また、図示していな
いが、電流検出器18も設けられている。
【0021】また、仕切り板34には、上下の部屋4
0、42に連通するように放熱体取付孔50が形成され
ている。この放熱体取付孔50は、仕切り板34の前パ
ネル24、後ろパネル26方向のほぼ中央よりも幾分後
ろパネル26側に偏った位置に形成されている矩形のも
のである。下側の部屋40側において、放熱体取付孔5
0には、放熱体、例えばヒートシンク52が取り付けら
れている。ヒートシンク52は、放熱体取付孔50の周
縁に形成したフランジ53のうち、左右のカバー30、
32側に位置する部分においてネジ54によって固定さ
れている。放熱体取付孔50にヒートシンク52を取り
付けた状態において、放熱体取付孔50の後ろパネル2
6側の縁部とヒートシンク52の後ろパネル26側の縁
部との間には、連通孔として機能する隙間56が形成さ
れている。
【0022】ヒートシンク52の下側の部屋40に位置
する下面には、出力側整流回路10が取り付けられてい
る。また、ヒートシンク52の上側の部屋42に露出し
ている上面には、入力側整流回路2及び高周波スイッチ
ング6を構成する半導体素子が組み込まれた半導体モジ
ュール58が取り付けられている。
【0023】上側の部屋42内には、仕切り板34より
も浮いた状態でプリント基板60が仕切り板34とほぼ
平行に配置されている。このプリント基板60は、仕切
り板34の上面から上方に突出させたスペーサ62、6
4によって支持されている。このプリント基板60上に
は、平滑用コンデンサ4、ドライバ22及び制御部20
等が前パネル24側から後ろパネル26側に向かう方向
に沿って配置されている。
【0024】下側の部屋40及び上側の部屋42にそれ
ぞれ配置された各部品は、図3に示すように接続されて
いる。半導体モジュール58と制御部20とドライバ2
2とが接近して配置されているので、これらの電気的接
続が容易である。一般に、発熱が多い半導体モジュール
58と、その発熱の影響を受けると誤動作しやすいドラ
イバ22や制御部20は、接近して配置しにくいが、ヒ
ートシンク52によって半導体モジュール58の熱を下
側の部屋40に逃がしているので、半導体モジュール5
8をドライバ22や制御部20と接近して配置すること
ができる。また、図示していないが、前パネル24にお
ける吸気孔44よりも下方に出力端子14、16が設け
られている。
【0025】前パネル24における上側の部屋42に対
応する部分の仕切り板34に近い位置には、第3の孔、
例えば吸気孔66が形成されている。この吸気孔66
は、図2に示すように吸気孔44と平行に、かつ吸気孔
44よりも上下方向の幅が広い矩形の開口に1個だけ形
成されている。この吸気孔66の上側の部屋42側の面
には、ゴミ等が部屋42内に入るのを防止するためのフ
ィルタ68が取り付けられている。
【0026】このように構成された電源装置では、ファ
ン48を作動させると、吸気孔44から下側の部屋40
内に空気が吸引され、この空気は下側の部屋40内を通
過して、ファン48によって排気孔46から排出され
る。これによってリアクトル12、降圧トランス8、出
力側整流回路10が冷却される。また、空気はヒートシ
ンク52内も通過するので、ヒートシンク52上に取り
付けられた半導体モジュール58からヒートシンク52
に伝導された熱も冷却される。従って、半導体モジュー
ル58も冷却される。また、出力側整流回路10は、ヒ
ートシンク52に取り付けられているので、ヒートシン
ク52に熱を伝導した上に、空気が出力側整流回路10
に直接に通過していくので、効率的に冷却される。
【0027】一方、ファン48を作動させていることに
よって、吸気孔66からも上側の部屋42内に空気が流
入し、この空気は上側の部屋を通過し、隙間56を介し
て下側の部屋40に移り、ファン48によって排気孔4
6から排気される。従って、ドライバ22、制御部2
0、平滑用コンデンサ4も冷却される。なお、ドライバ
22、制御部20、平滑用コンデンサ4の発熱量は、降
圧トランス8、出力側整流回路10等と比較して少ない
ので、隙間56を介しての空気の流通だけで充分に冷却
される。また、放熱体取付孔50とヒートシンク52と
の間に形成された隙間56を利用して、下側の部屋40
と上側の部屋42との間の空気の流通を行っているの
で、特別に貫通孔を仕切り板34に形成する必要がな
い。また、この隙間54は、ファン48の近傍に形成し
てあるので、効率的に上側の部屋42から下側の部屋4
0に空気を引き込むことができる。
【0028】上記の実施例では、ファン48が排気孔4
6側へ空気を排気するように構成したが、ファン48を
排気孔46から空気を吸気し、吸気孔44、66から排
気するように構成してもよい。また、吸気孔66は1個
だけ設けたが、複数個設けてもよい。また、半導体モジ
ュール58を下側の部屋40に設け、放熱体取付孔50
を設けずに、下側の部屋40と上側の部屋42とを連通
する貫通孔を仕切り板34に設けてもよい。また、上記
の実施例では、下側の部屋40に降圧トランス8、リア
クトル12、ファン48、ヒートシンク52、出力側整
流回路10等を設け、上側の部屋に半導体モジュール5
8、プリント基板60、制御部20、ドライバ22、平
滑用コンデンサ4等を設けたが、逆に下側の部屋40に
半導体モジュール58、プリント基板60、制御部2
0、ドライバ22、平滑用コンデンサ4等を設け、上側
の部屋42に降圧トランス8、リアクトル12、ファン
48、ヒートシンク52、出力側整流回路10等を設け
てもよい。また、上記の実施例では、前パネル24と後
ろパネル26と仕切り板34とによってH字状とした
が、仕切り板34の形状を変更することによって、H字
状としなくてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、第1のパネルの第2の部屋に対応する部分に第3
の孔を形成し、仕切り板に第1及び第2の部屋に連通す
る連通孔を形成してあるので、第2の部屋にある高圧部
も冷却することができる。この高圧部は、低圧部に比較
すると発熱量が余り多くないので、第1の部屋に設けた
送風手段の作動によって作りだされる第2の部屋内にお
ける第3の孔と連通孔との間の空気の流れによって充分
に冷却される。しかも、第2の部屋内を冷却するため
に、特別に送風手段を設ける必要がない。
【0030】請求項2記載の発明によれば、高圧部は、
第1のパネルから第2のパネルに向かう方向に沿って配
置され、上記連通孔は、第2のパネルの近傍に設けられ
ているので、第3の孔と連通孔との間の空気の流れによ
って確実に高圧部が冷却される。
【0031】請求項3記載の発明によれば、第1及び第
2のパネルと仕切り板とによって、H字状とされている
ので、あらゆる方向から圧縮、引っ張り、曲げ等の力が
加わっても変形しにくく、丈夫である。
【0032】請求項4記載の発明によれば、第1及び第
2の部屋に連通するように、上記仕切板に形成された放
熱体取付孔に、第1の部屋に位置させて放熱体を取り付
ける際に、第2のパネル側において上記放熱体取付孔と
の間に隙間を形成し、この隙間と第1のパネルの第3の
孔との間に空気の流れを、送風手段によって作っている
ので、第2の部屋側に設けられた電気部品を冷却するこ
とができる。特に、放熱体と放熱体取付孔との間の隙間
を利用して第1及び第2の部屋間を連通させているの
で、特別に連通孔を設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電源装置の1実施例の縦断面図で
ある。
【図2】同実施例の正面図である。
【図3】同実施例のブロック図である。
【符号の説明】
2 入力側整流回路(高圧部) 6 半導体スイッチング回路(高圧部) 8 降圧トランス(低圧部 電気部品) 10 出力側整流回路(低圧部) 20 制御部(電気部品) 22 ドライバ(電気部品) 24 前パネル(第1のパネル) 26 後ろパネル(第2のパネル) 34 仕切り板 44 吸気孔(第1の孔) 46 排気孔(第2の孔) 48 ファン(送風手段) 50 放熱体取付孔 52 ヒートシンク(放熱体) 56 隙間 66 吸気孔(第3の孔)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 檀上 謙三 大阪府大阪市東淀川区淡路2丁目14番3 号 株式会社三社電機製作所内 (72)発明者 田中 成治 大阪府大阪市東淀川区淡路2丁目14番3 号 株式会社三社電機製作所内 (56)参考文献 実開 昭63−29306(JP,U) 実開 平6−29194(JP,U) 実開 昭60−192414(JP,U) 実開 平4−40590(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02B 1/56 H05K 7/20 H02M 7/04 H02M 3/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向した状態に間隔を隔てて配置された
    第1及び第2のパネルと、 これらパネルの間を上下にある第1及び第2の部屋に仕
    切る仕切板と、 第1の部屋に配置され低い電圧を処理する低圧部と、 第2の部屋に配置され上記低い電圧よりも高い電圧を処
    理する高圧部と、 第1のパネルにおける第1の部屋に対応する部分に内外
    に貫通して設けた第1の孔と、 第2のパネルにおける第1の部屋に対応する部分に内外
    に貫通して設けた第2の孔と、 第1の部屋内に設けられた送風手段と、 第1のパネルにおける第2の部屋に対応する部分に内外
    に貫通して設けられた第3の孔と、 上記仕切板に第1及び第2の部屋に連通して設けられた
    連通孔とを、具備する電源装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電源装置において、上記
    高圧部は、第2の部屋において第1のパネルから第2の
    パネルに向かう方向に沿って配置され、上記連通孔は、
    第2のパネルの近傍に設けられていることを特徴とする
    電源装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電源装置において、上記
    仕切板は、第1及び第2のパネルと共にH字状をなすこ
    とを特徴とする電源装置。
  4. 【請求項4】 対向した状態に間隔を隔てて配置された
    第1及び第2のパネルと、 これらパネルの間を上下にある第1及び第2の部屋に仕
    切る仕切板と、 第1及び第2の部屋に連通するように、上記仕切板に形
    成された放熱体取付孔と、 第1の部屋に位置させて上記放熱体取付孔に取り付けら
    れ、かつ第2のパネル側において上記放熱体取付孔との
    間に隙間を形成する放熱体と、 第2の部屋側において上記放熱体に取り付けられた、交
    流電力を直流化して、さらに高周波電力に変換する直流
    ・高周波化手段と、 第2の部屋側に設けられ、上記直流・高周波化手段と協
    働する電気部品と、 第1の部屋に設けられ、上記高周波電力を降圧する降圧
    手段と、 第1の部屋に設けられ、上記降圧された高周波電力を直
    流化する直流化手段と、 第1のパネルにおける第1の部屋に対応する部分に内外
    に貫通して設けた第1の孔と、 第2のパネルにおける第1の部屋に対応する部分に内外
    に貫通して設けた第2の孔と、 第1の部屋内に設けられた送風手段とを、具備する電源
    装置。
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