JP3075523U - おみくじ付きおしぼり - Google Patents

おみくじ付きおしぼり

Info

Publication number
JP3075523U
JP3075523U JP2000005690U JP2000005690U JP3075523U JP 3075523 U JP3075523 U JP 3075523U JP 2000005690 U JP2000005690 U JP 2000005690U JP 2000005690 U JP2000005690 U JP 2000005690U JP 3075523 U JP3075523 U JP 3075523U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fortune
towel
package
printing
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000005690U
Other languages
English (en)
Inventor
通教 芦川
Original Assignee
王子タイムリー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 王子タイムリー株式会社 filed Critical 王子タイムリー株式会社
Priority to JP2000005690U priority Critical patent/JP3075523U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3075523U publication Critical patent/JP3075523U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Wrappers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 おみくじの付いていない通常のおしぼりと同
様の製造コスト及び製造工程で製造することが出来、そ
の上、前記従来型のおしぼりと同様の形態でおみくじ付
きおしぼりを提供し得るようにして、興趣を一層高める
ことのできるようにしたものを提供する。 【解決手段】 おしぼりそれ自体を包被する包装体を開
披したときに包装体の内面からのみ視認し得る占い情報
を、包装フィルムの外面からのみ印刷表示させ、その占
い情報に重ねて下地層印刷や各種の装飾印刷を重ねて印
刷し、包装体の内面側は、これを無印刷の状態に保っ
て、印刷インク面がおしぼり自体には接触しないように
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、包装体で全面を包被されたおしぼりに関し、特に、おしぼり本体を 包被する包装体において、該包装体の内面側からのみ視認し得る占い情報または おみくじ情報、すなわち人の将来の運勢や事の吉凶などを占う文字または絵画/ イラストを、前記包装体を開披する前には外面からは視認できないように表示さ せて成るおみくじ付きおしぼりに係る。
【0002】
【従来の技術】
現在、使い捨ての紙おしぼり又は循環再用型の非使い捨て布製おしぼりは、喫 茶店、レストラン等の飲食店などを初めとして、様々な接客業において、無償の サービスとして提供されている。客は、おしぼりの提供により、顔・手指等の汚 れを落とし、一時の安らぎと爽快感を得ることができる。これらおしぼりは、さ ほど頻繁ではないが、家庭用としても実用に供されている。
【0003】 上記のような各種おしぼりは、複数のメーカーまたは加工業者により、様々な 製品が市場に投入されているが、いずれも互いに類似性が高く、各取扱業者は、 少しでも競合製品との差別化を図り、自社での取扱品に対する消費者の購買意欲 を刺激するため、包装体の印刷デザインに工夫を加え、また、サイズや包装方法 等を変えるなど、種々の試みを行って販路の拡大を意図している。
【0004】 そうした試みの一つとして目先を楽しませ、もしくは座興に供するための一手 段として、おしぼり本体におみくじを付帯させたものがある。その一例を挙げる と、実開昭62−73792公報に開示されている手法がある。そこに開示され ている手段は、おしぼり包装体の外部に子袋を付属させ、その子袋の中に市販の 御神籤を入れ込んだだけの構成であるから、外観的にもスマートさに欠け、その 上、前記のようにおしぼりの包装体とは別に子袋を製造した後に、その中に別途 おみくじを用意して包装しなければならないという手法である。したがって、こ のものは、製造にあたっては極めて手数がかかり、コストを高める要因が多く、 嵩高でもあり流通コストを高める等の不都合を免れなかった。
【0005】 また、前記とは別の類似例として、透明な袋に入った紙おしぼりの袋内に、裏 面に当り外れを表示した籤を同封したり、或いは透明袋の内面に前記の籤を入れ たシールを貼って飲食店での籤引きの用に供しようとしたものも知られている( 特開平7−330031号公報)。しかし、この先行例も、おしぼりとは別体の 籤を袋に貼り付けるか、或いは当該籤を包装袋内に封入するかしなければならな いので、製造工数が多くなり、必然的にコスト高にならざるを得ない。その上、 おしぼり以外の物品である籤やシールを同一の包装袋内に組み込む必要があるの で、雑菌が入り込む虞れがあるなどの不具合を免れない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような実情に鑑み、本考案は、おみくじの付いていない通常のおしぼり と同様の製造コスト及び製造工程で製造することが出来、その上、前記従来型の おしぼりと同様の形態でおみくじ付きおしぼりを提供し得るようにして、興趣を 一層高めることのできるようにした新規なおみくじ付きおしぼりを提供せんとし たものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、鋭意検討を行った結果、おしぼり本体、若しくは、 おしぼりそれ自体を包被する包装体を開披したときのみ、包装体の内面から視認 し得る占い情報若しくはおみくじ情報、すなわち、人の将来の運勢や事の吉凶な どを占う文字または絵画/イラスト情報を、印刷等の手段で表示させておくと、 使用者はおしぼりを使用するに際し、それに気付き、意外性を高めるなどの効果 があることを見出し、その上では、従来汎用されているおしぼりと同等の製造コ ストで、おみくじ付きおしぼりを製造することに成功し、本考案を完成するに至 った。
【0008】 すなわち、本考案は、包装体により、おしぼり本体の露出面を全面的に包被し たものにおいて、該包装体の内面の全部または一部に、人の将来の運勢や、事の 吉凶などを占う文字または絵画/イラストもしくはそれらの全部または一部を、 予め表示しておくことを特徴とするおみくじ付きおしぼりであり、該おしぼり包 装体の外面には通常の装飾印刷を施し、外面からは前記占い情報が見えないよう に、包装体の内面からのみ見える前記運勢や吉凶を占う表示を施しておくのを可 とする。 また、上記のように包装体に前記の装飾印刷や各種の占い情報を印刷するに当 っては、これら全ての印刷を、好ましくは包装体の外側からのみ行い、内面側は 、これを無印刷の状態に保って、印刷インク面がおしぼり自体には接触しないよ うにするのがよい。ちなみに、包装体の内面に占い情報を印刷した場合にあって も、その印刷層を被覆する防護層をコーティングしておけば、前記占い情報の印 刷面がおしぼり本体に直接、接触することがないので、そのような手段を講ずる こともできる。
【0009】 本考案につき、さらに詳しく述べると、おしぼり本体を包被するに先立って、 吉凶を占う表示と通常の装飾印刷とを一枚の包装原紙または包装フィルム(これ らを包装体と総称する)の表面に多色印刷方式により重ね印刷した上で、該包装 原紙または包装フィルムを用いておしぼり本体を包被したおみくじ付きおしぼり である。
【0010】
【考案の実施の形態】
上記のように、本考案のおみくじ付きおしぼりは、おしぼりを包被する包装体 の内面、すなわち、包装体を開披したときに現れる包装体の裏側に、オモテ面か らは視認できないように、人の運勢や事の吉凶を占う表示を施したものであるか ら、 包装体を開披したときにのみ占い情報が視認でき、おしぼりを使用する前の開披 前にあっては通常のおしぼりと変わらない外観を呈する。 本考案におけるおみくじ情報としては、狭義には、社寺等において頒布ないし は交付している御神籤、すなわち、事の吉凶及び/又は人の運勢を占う表示を意 味するが、広義には、かかる御神籤に限らず、天体の運行や配置に基づく占星術 、生物の行動による鳥占い、もしくは人体の特徴による手相、人相等、占いの種 類や性質を問わず、占いに類するあらゆる情報を含み、場合によっては、占い以 外の隠し情報、例えば人物評など、心理的には隠しておきたいような情報をも含 むものである。
【0011】 また、以下の実施例においては、包装体として透明または半透明の包装フィル ムを使用した事例を示したが、樹脂製フィルムに限らず、紙製包装体であっても 差し支えなく、その他本考案の目的を達成する限りにおいては、包装資材の種類 を問わない。包装体として不透明の材料を用いたときにも、前記の占い情報乃至 おみくじ情報を表示した部位については、その部位における包装体は、透明化ま たは半透明化しておくか、或いは乳白色の状態に保持しておくのがよく、その場 合にも外面から表示した前記の占い情報等が当該包装体の内面側からは透かして 見えるようになるからである。 また、本考案が対象とするおしぼりの形態は、使い捨ての紙製または不織布製 の平タイプでも、あるいは循環再用型の丸タイプの布製おしぼりでも差し支えな く、要するに、あらゆる形態のおしぼりに適用することができる。ちなみに、包 装体の外面とは、当該おしぼりを正置したとき、正面に位置する部位をいい、ウ ラ面または内側(面)とは前記外面の反対側で、通常は、当該おしぼりを開抜す るためのシール片が存在する部位、或いは切り裂き用のノッチが形成されている 面を指すことが多い。
【0012】 以下、本考案を、図面を参照しつつ実施態様に基づき具体的に説明するが、本 考案の範囲は、これらに限定されるものではない。 図1は、本考案のおみくじ付きおしぼりの平タイプ形式による包装状態の一例 を示した平面図で、同図から明らかなように、おしぼり本体1を包装する包装フ ィルム2の表面(オモテ面)側には、当該おしぼりの商品名、商標名、その他お しぼりを頒布するに当たって必要な所定の装飾印刷を施し、さらに、好ましくは 、該おしぼりがおみくじ付きの製品であることを示す表示を施しておくのがよい 。 前記のように、図1の符号1は、おしぼり本体で、このものは一例としてパル プ繊維製の不織布シートで構成され、必要に応じ抗菌処理を施すことができる。 符号2は、前記おしぼり本体1の全面を包被する包装体で、図示の例では厚さ2 0〜25μmの乳白色ポリエチレンフィルムを用いて袋状に製袋したものである 。そして前記フィルム袋2の内部には、図示のようにおしぼり本体1が封入され て、該おしぼりをは全面に亘って包被されている。 また、前記包装体2の外側オモテ面2aに、当該おしぼりの商品表示3や、そ れ以外の説明文などの文字表示4が施される。なお、図示の実施例においては、 前記以外に各種の図柄模様5が施されており、本明細書では、これらを総称して 装飾印刷という。なお、装飾印刷としては、図示の図柄に限らず、任意の装飾文 字や、文字以外の花柄模様等、所望のデザインを採用し得る。 一方、包装体である袋の内側は、これを無印状態としておくのが好ましく、そ れは、印刷面が包装されたおしぼりと接触することがないからである。 しかし、内面にも必要に応じ所望の印刷が可能であることはいうまでもない。 袋の印刷した場合には、当該印刷面がおしぼり本体と接触したときにも、おしぼ りを汚染しないように適宜の防護膜をコーティングしておくのがよい。 ちなみに、図2は、前記の包装フィルムを用いて封筒貼り形式の下に製袋した 状態を示したもので、符号6,6は袋の両端に形成した端縁シール部、7は中央 部において袋の長手方向に形成させた細幅の帯状シール部である。 次に、前記包装フィルムに対し、上記の如き印刷を施す場合について具体的に 説明する。一例としてグラビア多色印刷機を使用して包装体を形成する乳白色フ ィルムに対し、次のようにして所定の印刷を施す。すなわち、図5に示すように 、包装体を構成するフィルムの片面に前記した占い情報9を印刷し、ついで、そ の上から前記占い情報を隠蔽する隠蔽層10を印刷し、さらにその隠蔽層の上に 、前記した装飾印刷層を被せて、少なくとも合計3層の印刷情報を重ね刷りする 。このようにすると、前記の各印刷層はいずれもフィルムの片面だけに積層され た状態となるので、該フィルムの裏面側には印刷層は現れず、したがって、この 裏面を内側にしておしぼり1を包装すれば、おしぼりが印刷面に接触することが ない。また、前記の占い情報(図示の例では「大吉」と表示された情報)は、前 記フィルムによる包装体を破いて裏面を露出しない限り視認できない。換言すれ ば、前記占い情報9は、フィルムの裏側から、該フィルムを透かして見る以外に は視認できず、オモテ面からは、当該占い情報を隠蔽する隠蔽層が存在するので 、包装体を開披しない限り読み取ることが出来ないのである。 前述のように、本考案にあっては、「大吉、小吉、凶」などのおみくじを構成 する情報表示を包装体の裏面側、換言すれば、おしぼり本体と接する面に印刷す ると、おしぼり本体に印刷インクが触れることで前記本体にインクが付着したり 、あるいはおしぼりに使用している抗菌剤等の薬剤とインクが接触することで悪 臭を発する等の不都合が生ずる虞れがあるので、かかる憂いを防ぐため、おしぼ り本体と接しない面、すなわち、包装体を構成するフィルムの片面、図示のれい ではフィルムの表側にのみに印刷を重ねて施す方が好ましいが、該印刷面が直接 おしぼり本体に接しないように透視可能な防護層を重ねておけば、包装体の裏面 に対しても直接印刷することができる。 図示の製品を得るに当たっては、一例として製袋前の帯状包装フィルムの片面 にのみ、グラビア多色印刷機を用いて重ね印刷を行って当該印刷面がおしぼり本 体1に触れないようにする。例えば、少なくとも4色以上の重ね印刷が可能なグ ラビア印刷機を用い、「大吉」および「今日の運勢は○○」なる占い情報9を印 刷する。 なお、包装体の表面から印刷するときの文字部分は、装飾印刷情報部分は表面 から見て正字、占い情報文字部分は包装体を開いて裏側から眺めたときに正字と して読み取れるような状態で印刷しておく。また、包装体の外側に装飾印刷、裏 面に占い情報を印刷をするときはいづれも正字の印刷すればよく、これと異なり 包装体の外側のみに印刷するときは装飾印刷は正字、占い情報印刷は逆字になる ように印刷する。 さらにまた、前記の各印刷すなわち装飾印刷と占い情報とを同一面に印刷する 場合には占い情報がかくせるように、当該占い情報印刷部位に重ねて、青、赤、 黒色等の比較的濃い色を用い、一様に、任意の形状や柄で構成させた隠蔽層10 をベタ印刷により形成させた後に、その上に当該おしぼり商品を表示する商品名 や商標名その他の装飾印刷3を重ねて印刷するものである。 このように、本考案においては、少なくとも包装フィルムの片面にまず、前記 占い情報を印刷し、次いでそれを隠蔽する下地印刷層を形成させた後に、その上 に装飾印刷層を施すようにすれば、本考案の目的を達成し得るが、前記隠蔽層た る下地印刷層の上に、例えば、白色印刷を重ね、それによって一番表側にくる装 飾印刷や商品名などの文字表示3や説明文4等が鮮やかに映るようにしてもよい し、或いは前記の下地印刷層そのものを白色印刷で形成させて前記の装飾印刷が より一層鮮やかに映るようにしてもよい。 このようにして、少なくとも合計3色、または場合により前記のようにして合 計4色の重ね印刷がなされ、それにより包装袋の表面から見た時には占い情報を 読み取れず、包装体を開いたときの裏面側から見た時のみ正字による占い情報が 違和感なく読み取れるようにしたもので、この点でも本考案には特異性がある。 なお、前記包装フィルムとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニ ル、等の熱可塑性樹脂製の透明又は乳白色のものを用いるのがよい。 さらに、当該包装フィルムに収容されるおしぼり本体は、乾式パルプ、湿式パ ルプ、コットンスパンレース、レーヨンスパンレース等の素材からなる不織布や 、スパンレースをティッシュで貼り合わせた素材からなるティッシュ加工原反な どを用いるもので、これらに予め食品添加物公定書収載品目中の次亜塩素酸ナト リウム、二酸化塩素等の薬液を浸み込ませたり、或いは水による濡れおしぼりと してもよく、それらの商品をおみくじ付きおじぼりとして実施できる最も簡便は 方法が、包装体を形成する袋の内面を無印刷状態とする手法である。
【0013】 ちなみに、図3は、前記の構成から成るおみくじ付きおしぼりを開封または開 披する場合の手順を示したもので、おしぼり本体1を取り出すために、一例とし て図示のように中央シール部7を破いておしぼりを取り出す。ちなみに、包装体 を構成するフィルムは、裏面の中央シール部7及び縁側シール部6に沿って容易 に破ることができ、袋を破ると、破られた包装フィルムの真ん中付近には、図4 に示すように、占い情報9が存在し、この文字情報は包装体を開披するや否や、 包装フィルムを通して、使用者ないしは近隣に存在する人達に直ちに視認される ので、特別な手間暇を全く必要とせずに、使用者の感興を呼び起こす運勢表示が 感得されるという効果を発揮する。
【0014】 かくして本考案のおしぼりを提供された客は、当該おしぼりを包被している包 装フィルムを剥がす前は、全く視認することの出来なかった占い情報9が、おし ぼりを使用すべく包装体を開いた途端に眼にとまるようになるので、恰かも社寺 において引くおみくじと同様のスリルを感じることができる。
【0015】 図5は、包装体2を構成する包装フィルム2‘の片面に前記の重ね印刷を施し た状態の一部拡大断面図であって、図4のX―X線に沿う断面を示した。図中の 符号は、前記した各印刷部に対応しているので、それぞれの符号で示す印刷層は 、前に説明した所定の印刷部位に相当し、同図は、それらが積層した印刷状態を 図解したものである。 すなわち、全部の印刷が包装フィルム2の片面(図の上側)にのみ積層されて おり、これをフィルム面側から説明すると、該フィルム面に接して、おみくじ印 刷層9が存在し、その上に局部的なベタ印刷層10と、該ベタ印刷の上に下地用 印刷層(隠蔽層)11が重なり、さらにその上に、装飾印刷または商品名等の説 明部印刷層3が配設されて、図示の例ではフィルム面に3層の互いに異なる情報 が積層されている。 なお、最外側の装飾印刷層3は、その下面に不透明性なベタ印刷層が介在し、 最下層のおみくじ情報を隔離ないしは隠蔽しているので、前記の装飾印刷または 文字情報部の印刷は、袋を表側から見たときは鮮明に識別されると共に、最下部 のおみくじ情報は、外側からは肉眼では視認することができない。
【0016】
【考案の効果】
本考案に係るおみくじ付きおしぼりは、包装体またはフィルムの上側片面にの みおみくじ情報を含め、必要とする全部の情報が印刷されて、おしぼり本体には 印刷インクが接触することがない。また、包装体の内面に占い情報を印刷したと きも、その上に防護層が形成されているので、おしぼり本体の汚染される虞れな く、衛生面でも全く問題がない。その上、おしぼり本体がインクと接して悪臭等 が発生する不都合も生ぜず、しかもおみくじ情報が存在しながら、おしぼり本体 を製造する上ではコスト的な負担が加重されない点でもメリットを発揮する。か くして従来型のおみくじ付きおしぼりに比べ格段に安価に製造することができる だけでなく、使用者に対しても、それと知らせずにおみくじ情報を簡便に提供で きる点でも、この種おしぼり製品として優位性を発揮する。
【提出日】平成12年10月6日(2000.10.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、包装体で全面を包被されたおしぼりに関し、特に、おしぼり本体を 包被する包装体において、該包装体の内面側からのみ視認し得る占い情報または おみくじ情報、すなわち人の将来の運勢や事の吉凶などを占う文字または絵画/ イラストを、前記包装体を開披する前には外面からは視認できないように表示さ せて成るおみくじ付きおしぼりに係る。
【0002】
【従来の技術】
現在、使い捨ての紙おしぼり又は循環再用型の非使い捨て布製おしぼりは、喫 茶店、レストラン等の飲食店などを初めとして、様々な接客業において、無償の サービスとして提供されている。客は、おしぼりの提供により、顔・手指等の汚 れを落とし、一時の安らぎと爽快感を得ることができる。これらおしぼりは、さ ほど頻繁ではないが、家庭用としても実用に供されている。
【0003】 上記のような各種おしぼりは、複数のメーカーまたは加工業者により、様々な 製品が市場に投入されているが、いずれも互いに類似性が高く、各取扱業者は、 少しでも競合製品との差別化を図り、自社での取扱品に対する消費者の購買意欲 を刺激するため、包装体の印刷デザインに工夫を加え、また、サイズや包装方法 等を変えるなど、種々の試みを行って販路の拡大を意図している。
【0004】 そうした試みの一つとして目先を楽しませ、もしくは座興に供するための一手 段として、おしぼり本体におみくじを付帯させたものがある。その一例を挙げる と、実開昭62−73792公報に開示されている手法がある。そこに開示され ている手段は、おしぼり包装体の外部に子袋を付属させ、その子袋の中に市販の 御神籤を入れ込んだだけの構成であるから、外観的にもスマートさに欠け、その 上、前記のようにおしぼりの包装体とは別に子袋を製造した後に、その中に別途 おみくじを用意して包装しなければならないという手法である。したがって、こ のものは、製造にあたっては極めて手数がかかり、コストを高める要因が多く、 嵩高でもあり流通コストを高める等の不都合を免れなかった。
【0005】 また、前記とは別の類似例として、透明な袋に入った紙おしぼりの袋内に、裏 面に当り外れを表示した籤を同封したり、或いは透明袋の内面に前記の籤を入れ たシールを貼って飲食店での籤引きの用に供しようとしたものも知られている( 特開平7−330031号公報)。しかし、この先行例も、おしぼりとは別体の 籤を袋に貼り付けるか、或いは当該籤を包装袋内に封入するかしなければならな いので、製造工数が多くなり、必然的にコスト高にならざるを得ない。その上、 おしぼり以外の物品である籤やシールを同一の包装袋内に組み込む必要があるの で、雑菌が入り込む虞れがあるなどの不具合を免れない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような実情に鑑み、本考案は、おみくじの付いていない通常のおしぼり と同様の製造コスト及び製造工程で製造することが出来、その上、前記従来型の おしぼりと同様の形態でおみくじ付きおしぼりを提供し得るようにして、興趣を 一層高めることのできるようにした新規なおみくじ付きおしぼりを提供せんとし たものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、鋭意検討を行った結果、おしぼり本体、若しくは、 おしぼりそれ自体を包被する包装体を開披したときのみ、包装体の内面から視認 し得る占い情報若しくはおみくじ情報、すなわち、人の将来の運勢や事の吉凶な どを占う文字または絵画/イラスト情報を、印刷等の手段で表示させておくと、 使用者はおしぼりを使用するに際し、それに気付き、意外性を高めるなどの効果 があることを見出し、その上では、従来汎用されているおしぼりと同等の製造コ ストで、おみくじ付きおしぼりを製造することに成功し、本考案を完成するに至 った。
【0008】 すなわち、本考案は、包装体により、おしぼり本体の露出面を全面的に包被し たものにおいて、該包装体の内面の全部または一部に、人の将来の運勢や、事の 吉凶などを占う文字または絵画/イラストもしくはそれらの全部または一部を、 予め表示しておくことを特徴とするおみくじ付きおしぼりであり、該おしぼり包 装体の外面には通常の装飾印刷を施し、外面からは前記占い情報が見えないよう に、包装体の内面からのみ見える前記運勢や吉凶を占う表示を施しておくのを可 とする。 また、上記のように包装体に前記の装飾印刷や各種の占い情報を印刷するに当 っては、これら全ての印刷を、好ましくは包装体の外側からのみ行い、内面側は 、これを無印刷の状態に保って、印刷インク面がおしぼり自体には接触しないよ うにするのがよい。ちなみに、包装体の内面に占い情報を印刷した場合にあって も、その印刷層を被覆する防護層をコーティングしておけば、前記占い情報の印 刷面がおしぼり本体に直接、接触することがないので、そのような手段を講ずる こともできる。
【0009】 本考案につき、さらに詳しく述べると、おしぼり本体を包被するに先立って、 吉凶を占う表示と通常の装飾印刷とを一枚の包装原紙または包装フィルム(これ らを包装体と総称する)の表面に多色印刷方式により重ね印刷した上で、該包装 原紙または包装フィルムを用いておしぼり本体を包被したおみくじ付きおしぼり である。
【0010】
【考案の実施の形態】
上記のように、本考案のおみくじ付きおしぼりは、おしぼりを包被する包装体 の内面、すなわち、包装体を開披したときに現れる包装体の裏側に、オモテ面か らは視認できないように、人の運勢や事の吉凶を占う表示を施したものであるか ら、 包装体を開披したときにのみ占い情報が視認でき、おしぼりを使用する前の開披 前にあっては通常のおしぼりと変わらない外観を呈する。 本考案におけるおみくじ情報としては、狭義には、社寺等において頒布ないし は交付している御神籤、すなわち、事の吉凶及び/又は人の運勢を占う表示を意 味するが、広義には、かかる御神籤に限らず、天体の運行や配置に基づく占星術 、生物の行動による鳥占い、もしくは人体の特徴による手相、人相等、占いの種 類や性質を問わず、占いに類するあらゆる情報を含み、場合によっては、占い以 外の隠し情報、例えば人物評など、心理的には隠しておきたいような情報をも含 むものである。
【0011】 また、以下の実施例においては、包装体として透明または半透明の包装フィル ムを使用した事例を示したが、樹脂製フィルムに限らず、紙製包装体であっても 差し支えなく、その他本考案の目的を達成する限りにおいては、包装資材の種類 を問わない。包装体として不透明の材料を用いたときにも、前記の占い情報乃至 おみくじ情報を表示した部位については、その部位における包装体は、透明化ま たは半透明化しておくか、或いは乳白色の状態に保持しておくのがよく、その場 合にも外面から表示した前記の占い情報等が当該包装体の内面側からは透かして 見えるようになるからである。 また、本考案が対象とするおしぼりの形態は、使い捨ての紙製または不織布製 の平タイプでも、あるいは循環再用型の丸タイプの布製おしぼりでも差し支えな く、要するに、あらゆる形態のおしぼりに適用することができる。ちなみに、包 装体の外面とは、当該おしぼりを正置したとき、正面に位置する部位をいい、ウ ラ面または内側(面)とは前記外面の反対側で、通常は、当該おしぼりを開抜す るためのシール片が存在する部位、或いは切り裂き用のノッチが形成されている 面を指すことが多い。
【0012】 以下、本考案を、図面を参照しつつ実施態様に基づき具体的に説明するが、本 考案の範囲は、これらに限定されるものではない。 図1は、本考案のおみくじ付きおしぼりの平タイプ形式による包装状態の一例 を示した平面図で、同図から明らかなように、おしぼり本体1を包装する包装フ ィルム2の表面(オモテ面)側には、当該おしぼりの商品名、商標名、その他お しぼりを頒布するに当たって必要な所定の装飾印刷を施し、さらに、好ましくは 、該おしぼりがおみくじ付きの製品であることを示す表示を施しておくのがよい 。 前記のように、図1の符号1は、おしぼり本体で、このものは一例としてパル プ繊維製の不織布シートで構成され、必要に応じ抗菌処理を施すことができる。 符号2は、前記おしぼり本体1の全面を包被する包装体で、図示の例では厚さ2 0〜25μmの乳白色ポリエチレンフィルムを用いて袋状に製袋したものである 。そして前記フィルム袋2の内部には、図示のようにおしぼり本体1が封入され て、該おしぼり全面に亘って包被されている。
【0013】 また、前記包装体2の外側オモテ面2aに、当該おしぼりの商品表示3や、そ れ以外の説明文などの文字表示4が施される。なお、図示の実施例においては、 前記以外に各種の図柄模様5が施されており、本明細書では、これらを総称して 装飾印刷という。なお、装飾印刷としては、図示の図柄に限らず、任意の装飾文 字や、文字以外の花柄模様等、所望のデザインを採用し得る。 一方、包装体である袋の内側は、これを無印状態としておくのが好ましく、 それは、印刷面が包装されたおしぼりと接触することがないからである。 しかし、内面にも必要に応じ所望の印刷が可能であることはいうまでもない。 袋の内面に印刷した場合には、当該印刷面がおしぼり本体と接触したときにも、 おしぼりを汚染しないように適宜の防護膜をコーティングしておくのがよい。 ちなみに、図2は、前記の包装フィルムを用いて封筒貼り形式の下に製袋した 状態を示したもので、符号6,6は袋の両端に形成した端縁シール部、7は中央 部において袋の長手方向に形成させた細幅の帯状シール部である。
【0014】 次に、前記包装フィルムに対し、上記の如き印刷を施す場合について具体的に 説明する。一例としてグラビア多色印刷機を使用して包装体を形成する乳白色フ ィルムに対し、次のようにして所定の印刷を施す。すなわち、図5に示すように 、包装体を構成するフィルムの片面に前記した占い情報9を印刷し、ついで、 その上から前記占い情報を隠蔽する隠蔽層を印刷し、さらにその隠蔽層の上に 、前記した装飾印刷層を被せて、少なくとも合計3層の印刷情報を重ね刷りす る。このようにすると、前記の各印刷層はいずれもフィルムの片面だけに積層さ れた状態となるので、該フィルムの裏面側には印刷層は現れず、したがって、こ の裏面を内側にしておしぼり1を包装すれば、おしぼりが印刷面に接触すること がない。また、前記の占い情報(図示の例では「大吉」と表示された情報)は 、前記フィルムによる包装体を破いて裏面を露出しない限り視認できない。換言 すれば、前記占い情報9は、フィルムの裏側から、該フィルムを透かして見る以 外には視認できず、オモテ面からは、当該占い情報を隠蔽する隠蔽層が存在する ので、包装体を開披しない限り読み取ることが出来ないのである。
【0015】 前述のように、本考案にあっては、「大吉、小吉、凶」などのおみくじを構成 する情報表示を包装体の裏面側、換言すれば、おしぼり本体と接する面に印刷す ると、おしぼり本体に印刷インクが触れることで前記本体にインクが付着したり 、あるいはおしぼりに使用している抗菌剤等の薬剤とインクが接触することで悪 臭を発する等の不都合が生ずる虞れがあるので、かかる憂いを防ぐため、おしぼ り本体と接しない面、すなわち、包装体を構成するフィルムの片面、図示ので はフィルムの表側にのみに印刷を重ねて施す方が好ましいが、該印刷面が直接お しぼり本体に接しないように透視可能な防護層を重ねておけば、包装体の裏面に 対しても直接印刷することができる。 図示の製品を得るに当たっては、一例として製袋前の帯状包装フィルムの片面 にのみ、グラビア多色印刷機を用いて重ね印刷を行って当該印刷面がおしぼり本 体1に触れないようにする。例えば、少なくとも4色以上の重ね印刷が可能なグ ラビア印刷機を用い、「大吉」および「今日の運勢は○○」なる占い情報9を印 刷する。
【0016】 なお、包装体の表面から印刷するときの文字部分は、装飾印刷情報部分は表面 から見て正字、占い情報文字部分は包装体を開いて裏側から眺めたときに正字と して読み取れるような状態で印刷しておく。また、包装体の外側に装飾印刷、裏 面に占い情報を印刷をするときはいづれも正字の印刷すればよく、これと異なり 包装体の外側のみに印刷するときは装飾印刷は正字、占い情報印刷は逆字になる ように印刷する。 さらにまた、前記の各印刷すなわち装飾印刷と占い情報とを同一面に印刷する 場合には占い情報がかくせるように、当該占い情報印刷部位に重ねて、青、赤、 黒色等の比較的濃い色を用い、一様に、任意の形状や柄で構成させた隠蔽層を ベタ印刷により形成させた後に、その上に当該おしぼり商品を表示する商品名や 商標名その他の装飾印刷3を重ねて印刷するものである。
【0017】 このように、本考案においては、少なくとも包装フィルムの片面にまず、前記 占い情報を印刷し、次いでそれを隠蔽する下地印刷層を形成させた後に、その上 に装飾印刷層を施すようにすれば、本考案の目的を達成し得るが、前記隠蔽層た る下地印刷層の上に、例えば、白色印刷を重ね、それによって一番表側にくる装 飾印刷や商品名などの文字表示3や説明文4等が鮮やかに映るようにしてもよい し、或いは前記の下地印刷層そのものを白色印刷で形成させて前記の装飾印刷が より一層鮮やかに映るようにしてもよい。
【0018】 このようにして、少なくとも合計3色、または場合により前記のようにして合 計4色の重ね印刷がなされ、それにより包装袋の表面から見た時には占い情報を 読み取れず、包装体を開いたときの裏面側から見た時のみ正字による占い情報が 違和感なく読み取れるようにしたもので、この点でも本考案には特異性がある。 なお、前記包装フィルムとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニ ル、等の熱可塑性樹脂製の透明又は乳白色のものを用いるのがよい。 さらに、当該包装フィルムに収容されるおしぼり本体は、乾式パルプ、湿式パ ルプ、コットンスパンレース、レーヨンスパンレース等の素材からなる不織布や 、スパンレースをティッシュで貼り合わせた素材からなるティッシュ加工原反な どを用いるもので、これらに予め食品添加物公定書収載品目中の次亜塩素酸ナト リウム、二酸化塩素等の薬液を浸み込ませたり、或いは水による濡れおしぼりと してもよい。
【0019】 ちなみに、図3は、前記の構成から成るおみくじ付きおしぼりを開封または開 披する場合の手順を示したもので、おしぼり本体1を取り出すために、一例とし て図示のように中央シール部7を破いておしぼりを取り出す。ちなみに、包装体 を構成するフィルムは、裏面の中央シール部7及び縁側シール部6に沿って容易 に破ることができ、袋を破る(符号8)と、破られた包装フィルムの真ん中付近 には、図4に示すように、占い情報9が存在し、この文字情報は包装体を開披す るや否や、包装フィルムを通して、使用者ないしは近隣に存在する人達に直ちに 視認されるので、特別な手間暇を全く必要とせずに、使用者の感興を呼び起こす 運勢表示が感得されるという効果を発揮する。
【0020】 かくして本考案のおしぼりを提供された客は、当該おしぼりを包被している包 装フィルムを剥がす前は、全く視認することの出来なかった占い情報9が、おし ぼりを使用すべく包装体を開いた途端に眼にとまるようになるので、恰かも社寺 において引くおみくじと同様のスリルを感じることができる。
【0021】 図5は、包装体を構成する包装フィルムの片面に前記の重ね印刷を施した 状態の一部拡大断面図であって、図4のX−X線に沿う断面を示した。図中の符 号は、前記した各印刷部に対応しているので、それぞれの符号で示す印刷層は、 前に説明した所定の印刷部位に相当し、同図は、それらが積層された印刷状態を 図解したものである。 すなわち、全部の印刷が包装フィルム2の片面(図の上側)にのみ積層されて おり、これをフィルム面側から説明すると、該フィルム面に接して、おみくじ印 刷層9が存在し、その上に局部的なベタ印刷層と、該ベタ印刷上に装飾印 刷または商品名等の説明部印刷層3が配設されて、図示の例ではフィルム面に3 層の互いに異なる情報が積層されている。 なお、最外側の装飾印刷層3は、その下面に不透明性なベタ印刷層が介在し、 最下層のおみくじ情報を隔離ないしは隠蔽しているので、前記の装飾印刷または 文字情報部の印刷は、袋を表側から見たときは鮮明に識別されると共に、最下部 のおみくじ情報は、外側からは肉眼では視認することができない。
【0022】
【考案の効果】
本考案に係るおみくじ付きおしぼりは、包装体またはフィルムの上側片面にの みおみくじ情報を含め、必要とする全部の情報が印刷されて、おしぼり本体には 印刷インクが接触することがない。また、包装体の内面に占い情報を印刷したと きも、その上に防護層が形成されているので、おしぼり本体の汚染される虞れな く、衛生面でも全く問題がない。その上、おしぼり本体がインクと接して悪臭等 が発生する不都合も生ぜず、しかもおみくじ情報が存在しながら、おしぼり本体 を製造する上ではコスト的な負担が加重されない点でもメリットを発揮する。か くして従来型のおみくじ付きおしぼりに比べ格段に安価に製造することができる だけでなく、使用者に対しても、それと知らせずにおみくじ情報を簡便に提供で きる点でも、この種おしぼり製品として優位性を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のおみくじ付きおしぼり(平タイプ)の
一例を示す平面図で、一部を破断して示した。
【図2】同上裏面図。
【図3】おしぼりの包装体である包装フィルムを裏面側
の中央シール部から破って内部のおしぼり本体を取出す
状態を示し平面図。
【図4】おしぼりの包装フィルムを開披して収納されて
いたおしぼりを取出した後包装フィルムの内面側を開い
て展開した状態を示す平面図。
【図5】おしぼり包装フィルムの表面側に印刷した各種
情報の印刷積層状態を一部拡大して示した断面図で、図
4のX―X線における断面図でもある。
【符号の説明】
1 おしぼり本体 2 包装体である包装フィルム 2a 包装体のオモテ面 2b 包装体のウラ面 3,4 商品名または商品説明文等の装飾印刷情報 5 装飾印刷部(隠蔽層) 6 端縁側シール部 7 中央シール部 8 包装体を開封したところ 9 占い情報印刷層
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月6日(2000.10.
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 おみくじ付きおしぼり
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のおみくじ付きおしぼり(平タイプ)の
一例を示す平面図で、一部を破断して示した。
【図2】同上裏面図。
【図3】おしぼりの包装体である包装フィルムを裏面側
の中央シール部から破って内部のおしぼり本体を取出す
状態を示し平面図。
【図4】おしぼりの包装フィルムを開披して収納されて
いたおしぼりを取出した後包装フィルムの内面側を開
いて展開した状態を示す平面図。
【図5】おしぼり包装フィルムの表面側に印刷した各種
情報の印刷積層状態を一部拡大して示した断面図で、図
4のX−X線における断面図でもある。
【符号の説明】 1 おしぼり本体 2 包装体である包装フィルム 2a 包装体のオモテ面 2b 包装体のウラ面 3,4 商品名または商品説明文等の装飾印刷隠蔽層 6 端縁側シール部 7 中央シール部 8 包装体を開封したところ 9 占い情報印刷層

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装体により、おしぼり本体を全面的に
    包被したものにおいて、該包装体を外側から見たときに
    は視認し得ず、包装体を開封して内側から見た場合にの
    み視認し得る占い情報を表示したことを特徴とするおみ
    くじ付きおしぼり。
  2. 【請求項2】 前記包装体の材料を、透明または半透明
    もしくは乳白色の包装フィルムで構成させ、かつ前記包
    装体を外側から見て、最上層には通常の装飾印刷層を施
    し、その装飾印刷層の下側に、該包装体の外面からは視
    認し得ないように、人の将来の運勢や事の吉凶などを占
    う文字または絵画/イラストもしくはそれらの全部また
    は一部から成るおみくじ情報を表示した印刷層を設けた
    ことを特徴とするおみくじ付きおしぼり。
  3. 【請求項3】 前記装飾印刷層とおみくじ情報を表示し
    た印刷層を、多色印刷機によりオモテ面から印刷した請
    求項1又は2記載のおみくじ付きおしぼり。
JP2000005690U 2000-08-08 2000-08-08 おみくじ付きおしぼり Expired - Lifetime JP3075523U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000005690U JP3075523U (ja) 2000-08-08 2000-08-08 おみくじ付きおしぼり

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000005690U JP3075523U (ja) 2000-08-08 2000-08-08 おみくじ付きおしぼり

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3075523U true JP3075523U (ja) 2001-02-23

Family

ID=43208638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000005690U Expired - Lifetime JP3075523U (ja) 2000-08-08 2000-08-08 おみくじ付きおしぼり

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3075523U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019001478A (ja) * 2017-06-13 2019-01-10 株式会社未来予想図A ティッシュペーパー製品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019001478A (ja) * 2017-06-13 2019-01-10 株式会社未来予想図A ティッシュペーパー製品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6926308B2 (en) Toilet paper, paper towel and facial tissue
AU763343B2 (en) Integrated lottery pouch
US7988199B2 (en) Safety skin applique kit for identification of lost persons
CA2621856C (en) Pack of tissues with an indicia on the reseal tape
US20080128307A1 (en) Merchandise display systems for baby care articles
JP2000513306A (ja) 窓付き柔軟性パッケージバッグ
US20070119742A1 (en) Packaging incorporating sensory elements
US20090241981A1 (en) Cosmetic products applicator
US9215920B2 (en) Applicator for cosmetics products
JPH09288453A (ja) 商品推奨用診断セット
CA2721195A1 (en) Disposable absorbent article products with improved stages of development identification
US20090014350A1 (en) Product package having a distraction pattern and method
JP3075523U (ja) おみくじ付きおしぼり
US7103916B1 (en) Disposable adhesive multi-use bib
KR20030070565A (ko) 마사지 시트와 자립형 용기의 키트
CA2824546A1 (en) Disposable body towel and packaging
JP2005170433A (ja) 内容物の秘匿性を具備した衛生用品の包装体およびこれに用いる包装袋
US6308990B1 (en) Article packaging assembly
CA2282768C (en) Integrated lottery pouch
WO2024029447A1 (ja) シート包装体
US20050189368A1 (en) Combination beverage service item and condom holder
JPH0515823Y2 (ja)
JP2024094173A (ja) 吸収性物品の個装体
JP3034998U (ja) 熨斗袋用の包装袋
JP3160797U (ja) パックマスク包装体

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term