JP3034998U - 熨斗袋用の包装袋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 熨斗袋用の包装袋 【課題】 マナーの失態および当該失態原因の解消に役
立つ新規の熨斗袋用の包装袋を提供する。 【解決手段】 ふくさを模した擬態模様を外から見える
状態で備えたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、熨斗袋を入れこれを商品として店頭に陳列するときに用いる熨斗袋 用の包装袋に関する。

【０００２】

【従来の技術】

冠婚葬祭その他の催しのときには祝儀袋、不祝儀袋等熨斗袋をふくさに包んで 持参することがマナーとされているが、洋服のポケットやバッグの中から裸のま まで直接差し出す光景も比較的多く見受けられる。このように裸のままで直接差 し出すのでは失礼にあたって好ましくない。このことを承知で、特に急場のとき に仕方なく行なってしまうことも多い。このような行為に及んでしまう原因とし て、ふくさが手許に常備されていない、間に合う時間までにふくさを用意で きない、比較的多くの人も行なっているという安堵感をもつ等が考えられる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、上記した原因を解消することおよびマナーを実行することに役立つ 、簡易型ふくさとしても利用できる新規の熨斗袋用の包装袋を提供することを目 的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案に係る熨斗袋用の包装袋は、ふくさを模し た擬態模様を外から見える状態で備えたことを特徴とするものである。

【０００５】

【作用】

本考案に係る熨斗袋用の包装袋は、この中に熨斗袋を収納して店頭に陳列する のみ用いものである。 消費者はこれを購入して熨斗袋の中に祝い金等を入れ、そして持参してこれを 相手の方に差し出すのに用いるものである。

【０００６】 この持参・差し出しの際には上記したようにふくさを利用するのがマナーであ るが、上記した〜のような原因により仕方なく裸のまま出し出さざるを得な い事態とすることがある。 このようなときには、祝い金等を入れた熨斗袋を本考案に係る包装袋に戻し入 れてこれを持参し、そして相手の方に差し出すときに祝い金入り熨斗袋を抜き出 して、もしくは出さずにそのまま差し出し、よって略式でマナーの失態を回避す る等の用法に供する。

【０００７】

【考案の効果】

本考案によれば、上記用法をなすことによってマナーの失態の回避および上記 〜の原因の解消を一挙になすことができるものである。

【０００８】

【実施例】

図に示す実施例は、透明素材製の蓋片１付き熨斗袋用包装袋本体２の外面にふ くさを模した擬態模様３を印刷したものであって、その中に熨斗袋４を入れて商 品５としたものである。 尚、本考案は袋本体２を不透明素材を以て構成すること、できるだけ本物のふ くさに見えるようにするためにパーツを付加することで実施することがある。

【０００９】 以上、本考案について好適な実施例を挙げて説明したが、本考案はこの実施例 に限定されるものではなく、考案の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し 得るにはもちろんである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る実施例を示す斜視図である。

【図２】図１Ａ−Ａ線に沿う断面図である。

【符号の説明】 １ 蓋片 ２ 包装袋本体 ３ 擬態模様 ４ 熨斗袋 ５ 商品 ６ 中袋 ７ 剥し可能・再接着可能の接着剤

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ふくさを模した擬態模様を外から見える
   状態で備えたことを特徴とする熨斗袋用の包装袋。