JP3075380B2 - 容 器 - Google Patents
容 器Info
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- JP3075380B2 JP3075380B2 JP04003277A JP327792A JP3075380B2 JP 3075380 B2 JP3075380 B2 JP 3075380B2 JP 04003277 A JP04003277 A JP 04003277A JP 327792 A JP327792 A JP 327792A JP 3075380 B2 JP3075380 B2 JP 3075380B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- head
- container
- concave portion
- side wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
記録材料粉末を充填する容器に関するものである。
される容器は、例えば金属、紙、プラスチック等により
構成されており、現在では、容器本体部を主にプラスチ
ックにより略円筒形状に構成させた容器が広く用いられ
ている。ところで、例えば複写機の型の違いによりトナ
ー充填容量が異なる容器を幾つか用意する場合にあって
は、これまではそれに応じて容積の異なる容器を作製し
ていた。
型するには、それに応じて金型が多種類必要であり、コ
ストが極めて高く付いている。さらには、これまでのト
ナー充填容器では、トナーの高密度充填を行った場合に
余裕空間を形成できにくく、すなわち空気溜部が形成で
きにくく、トナー充填容器を複写機に装填してもトナー
が複写機のホッパーに流出しにくいといった問題点が有
る。
ものに応用することが簡単で、低コストな容器を提供す
ることである。本発明の第2の目的は、開口部からの流
出がスムーズに行われるように粉末充填が行われやすい
容器を提供することである。
器であって、この容器は本体部と蓋体部とからなり、前
記本体部は首の部分で嵌着することにより一体化される
基体部と頭体部とからなり、前記基体部は、開口部の近
傍に凹状部を有するものであり、前記頭体部は、その内
部に、側壁から延びて弾撥力を有する内延片と側壁から
突出した突起とを有しているものであり、該内延片は該
突起よりも延びており、更に、基体部と頭体部とが一体
化された状態では、基体部の先端部が頭体部の外壁部と
内延片とで構成される溝部に嵌着されると共に、頭体部
の側壁から延びて長さを有した弾撥力を有する内延片と
基体部の凹状部の内面とが密着し、側壁から突出した突
起と基体部の凹状部の端面とが掛止していることを特徴
とする容器によって達成される。上記のように構成させ
ていると、基体部と頭体部とが別々に成型できるから、
トナー充填容器を幾つか必要とする場合でも、複雑な構
造の頭体部は一つで済み、そして簡単な形状で済む基体
部のみを幾つか用意すれば良く、従ってコストがそれだ
け低廉なものとなる。すなわち、容積の異なる容器が求
められた場合には、金型が複雑でコストの高価な頭体部
を共通のものとし、基体部の容積さえ異なるようにして
おけば対応でき、このようにすれば基体部だけを所望の
容積のものに取り替えるだけで良く、そして基体部の構
成は簡単なものであるから金型コストも低廉であり、全
体のコストも低廉である。
させていると、トナーの充填は基体部に対して行われる
から、容器内にあっては必ず頭体部の容積分の空間が形
成されており、従って容器を複写機に倒立装填した際に
はトナーが複写機のホッパーにスムーズに流れ出て行く
ようになる。尚、上記の容器において、基体部の上端部
の近傍には周方向に沿った第1の凹状部が設けられ、頭
体部には下方に延びた内延片が構成され、かつ、前記第
1の凹状部に掛止する突起が頭体部の外壁部に構成され
てなり、基体部の上端部が頭体部の外壁部と内延片とで
構成される溝部に嵌着されるように構成しておくと、ト
ナーを基体部内に充填後、基体部に対して頭体部を押圧
させるだけの簡単な作業で一体化でき、かつ、内部のト
ナーも漏れ出るといったことが皆無となり、極めて好ま
しいものである。
た第2の凹状部が基体部に設けられていると、トナーの
充填に際して第2の凹状部をクランプするのも容易にな
り、基体部の保持が簡単に行えると共に、基体部に対し
て頭体部を位置決めして押圧した際に基体部の側壁に座
屈が起きにくく、極めて好ましいものである。
示すものであり、図1は本発明に係る容器の外観斜視
図、図2は容器の断面図、図3は蓋体部と頭体部と基体
部との分離状態における斜視図、図4は蓋体部をスライ
ド開蓋した状態での斜視図である。
は半透明で比較的ソフトな樹脂素材による基体部であ
り、この基体部1は上端に開口部を有した略円筒形状に
成型されてなり、この基体部1の内部にコピーに際して
用いられるトナーが充填される。2は基体部1の上方側
に形成された第1の環状凹部、3は第1の環状凹部2の
下方に形成された第2の環状凹部である。尚、第1の環
状凹部2が形成されている部分における基体部1の外径
aは第2の環状凹部3が形成されている部分における基
体部1の外径bより小さいように形成されている。
半透明ないしは不透明でハードな樹脂素材による頭体部
であり、この頭体部4の上端部には後述のスライド蓋が
対向配設されるトナー補給用の開口部5が構成されてお
り、頭体部4の下方部には基体部1と嵌着される嵌着手
段が構成されている。すなわち、この嵌着手段は、頭体
部4の側壁6の途中から下方に延びた厚みが薄く、長さ
が比較的短い内延片7が構成されており、この側壁6と
内延片7とで構成される溝部8に基体部1の上端が押し
込まれると、両者が嵌着一体化されるようになってい
る。特に、この嵌着一体化の状態においては、内延片7
の有する弾撥力により内延片7が第1の環状凹部2の内
面に密着するように構成されている。又、頭体部4と基
体部1との嵌着一体化状態における基体部1の第1の環
状凹部2に対向する位置において、頭体部4の側壁6の
内側から突出した突起9が構成されており、この突起9
が基体部1の第1の環状凹部2に掛止することにより、
基体部1から頭体部4が簡単には抜け取れないようにさ
れると共に、この掛止により隙間が塞がれる如くになる
から基体部1内のトナーが漏れ出ない効果が高められて
いる。又、頭体部4の側壁6の下端10側は内側に多少
湾曲される如くに構成されているから、頭体部4と基体
部1との嵌着一体化状態においては、頭体部4の側壁6
が基体部1の第1の環状凹部2と第2の環状凹部3との
間における壁面に密着し、基体部1内のトナーが漏れ出
ない効果が高められると共に、突起9と第1の環状凹部
2との掛止ロックが外れにくいようになっている。
が設けられており、このフランジ11の面から複写機に
おける容器Aの取付部(ホッパー)に接続する為のリブ
状の立設壁12が設けられている。13はスライド蓋で
あり、このスライド蓋13の両側壁部に設けられた凸条
14が頭体部4の立設壁12に形成された凹溝15に案
内され、スライド開閉できるように構成されている。
ムであり、このフィルム16は開口部5周囲の立設壁1
2上面に溶着されていて、開口部5から容器A内のトナ
ーが漏れ出ないように構成されている。尚、このフィル
ム16はスライド蓋13の外周を取り巻くように設けら
れており、スライド蓋13を図4に示す如くスライドさ
せると、これによってフィルム16は立設壁12上面か
ら剥離されるようになっている。尚、フィルム16の一
部が強く頭体部4に固着されていて、スライド蓋13の
スライドにより開口部5を覆っていたフィルム16が立
設壁12上面から剥離されても、取り外れないようにな
っており、従ってスライド蓋13は頭体部4から完全に
取り外されることがないようになっている。即ち、容器
A内にトナーが残っているにもかかわらず、容器Aを複
写機から取り外さねばならない場合、スライド蓋13が
ない場合には閉蓋ができないからトナーが飛散する恐れ
があるものの、上記のように構成させているとスライド
蓋13が必ず残されているから閉蓋が行え、トナーが飛
散する恐れはなくなる。
リッジは次のようにして製造される。先ず、基体部1の
第2の環状凹部3の周囲をクランプ部材で保持し、この
状態でトナーが基体部1内にほぼ満杯となるように充填
される。この後、頭体部4が基体部1の上部に配置さ
れ、そして頭体部4が基体部1に押し込まれると側壁6
と内延片7とで構成される溝部8に基体部1の上端が嵌
まり込み、両者が嵌着一体化される。尚、この作業時に
は、頭体部4にフィルム16やスライド蓋13が取り付
けられているから、頭体部4と基体部1との嵌着一体化
後にはトナーが外部に飛散することはない。
部1と頭体部4とが別々に成型されるから、トナー充填
容器を幾つか必要とする場合でも、複雑な構造の頭体部
4は一種類で済み、そして簡単な形状で済む基体部1の
みを幾つか用意すれば良く、従ってコストが低廉であ
る。すなわち、容積の異なるトナー充填容器が求められ
た場合には、金型が複雑でコストの高価な頭体部4を共
通のものとし、基体部1の容積さえ異なるようにしてお
けば対応でき、このようにすれば基体部1だけを所望の
容積のものに取り替えるだけで良く、そして基体部1の
構成は簡単なものであるから金型コストも低廉であり、
全体のコストも低廉である。
化構造は、基体部1の上端部の近傍には第1の環状凹部
2が設けられ、頭体部4には下方に延びた内延片7が構
成され、かつ、第1の環状凹部2に掛止する突起9が頭
体部4の側壁6に構成されており、基体部1の上端部が
頭体部4の側壁6と内延片7とで構成される溝部8に嵌
着されるように構成させたものであるから、基体部1と
頭体部4を位置決めした後押圧させるだけの簡単な作業
で一体化でき、かつ、内部のトナーも漏れ出るといった
ことが皆無である。特に、嵌着一体化の状態において
は、内延片7の有する弾撥力により内延片7が第1の環
状凹部2の内面に密着するように構成されているから、
トナーが漏れ出るといった事故は皆無となる。又、頭体
部4と基体部1との嵌着一体化状態における基体部1の
第1の環状凹部2に対向する位置において、頭体部4の
側壁6の内側から突出した突起9が構成されており、こ
の突起9が基体部1の第1の環状凹部2に掛止すること
により、基体部1から頭体部4が簡単には抜け取れない
ようになり、さらにはこの掛止により隙間が塞がれる如
くになるから、基体部1内のトナーが漏れ出ない効果が
一層高められている。又、頭体部4の側壁6の下端10
側は内側に多少湾曲される如くに構成させているから、
頭体部4と基体部1との嵌着一体化状態においては、頭
体部4の側壁6が基体部1の第1の環状凹部2と第2の
環状凹部3との間における壁面に密着し、基体部1内の
トナーが漏れ出ない効果が一層高められると共に、突起
9と第1の環状凹部2との掛止ロックが外れにくいよう
になっている。
状凹部3を設けているから、トナーの充填に際して第2
の環状凹部3をクランプするのが容易であり、基体部1
の保持が簡単に行えると共に、基体部1に対して頭体部
4を位置決めして押圧した際に基体部1の側壁に座屈が
起きにくい。すなわち、基体部1と頭体部4とを一体化
させる時に、基体部1に第2の環状凹部3が設けられて
いない場合は、基体部1の底部をテーブル上に置き、頭
体部4の上方から力を加えることにより結合させるよう
になるから、丈が長く、比較的ソフトな素材で構成され
た基体部1はその側壁に座屈が起き易いのであるが、第
1の環状凹部2の直ぐ下に第2の環状凹部3を設けてい
ると、力は第2の環状凹部3をクランプしている保持部
材で受け止められるから、基体部1の側壁に座屈が起き
難いのである。
れるから、容器A内にあっては必ず頭体部4の容積分の
空間が形成されており、従って容器Aを複写機に倒立装
填した際には、トナーが複写機のホッパーにスムーズに
流れ出て行くようになる。
あって、この容器は本体部と蓋体部とからなり、前記本
体部は首の部分で嵌着することにより一体化される基体
部と頭体部とからなり、前記基体部は、開口部の近傍に
凹状部を有するものであり、前記頭体部は、その内部
に、側壁から延びて弾撥力を有する内延片と側壁から突
出した突起とを有しているものであり、該内延片は該突
起よりも延びており、更に、基体部と頭体部とが一体化
された状態では、基体部の先端部が頭体部の外壁部と内
延片とで構成される溝部に嵌着されると共に、頭体部の
側壁から延びて長さを有した弾撥力を有する内延片と基
体部の凹状部の内面とが密着し、側壁から突出した突起
と基体部の凹状部の端面とが掛止しているから、基体部
と頭体部とが別々に成型でき、複写機の型に応じて容積
の異なるトナー充填容器を幾つか必要とする場合でも、
複雑な構造の頭体部に対する金型は一つで済み、そして
簡単な形状で済む基体部に対する金型を幾つか用意すれ
ば良く、そして基体部の金型構成は簡単なものであるか
らコストは低廉であり、全体のコストが低廉であり、
又、トナーの充填は基体部に対して行われるから、容器
内にあっては必ず頭体部の容積分の空間が形成されてお
り、従って容器を複写機に倒立装填した際にはトナーが
複写機のホッパーにスムーズに流れ出て行くようになる
等の特長を有する。
の分離状態の斜視図である。
状態での斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 粉末が充填される容器であって、この容
器は本体部と蓋体部とからなり、前記本体部は首の部分
で嵌着することにより一体化される基体部と頭体部とか
らなり、 前記基体部は、開口部の近傍に凹状部を有するものであ
り、 前記頭体部は、その内部に、側壁から延びて弾撥力を有
する内延片と側壁から突出した突起とを有しているもの
であり、該内延片は該突起よりも延びており、 更に、基体部と頭体部とが一体化された状態では、基体
部の先端部が頭体部の外壁部と内延片とで構成される溝
部に嵌着されると共に、頭体部の側壁から延びて長さを
有した弾撥力を有する内延片と基体部の凹状部の内面と
が密着し、側壁から突出した突起と基体部の凹状部の端
面とが掛止していることを特徴とする容器。 - 【請求項2】 粉末が充填される容器であって、この容
器は粉末の充填される基体部と容器内の空間を形成する
頭体部とからなり、 前記基体部が、開口部の近傍に周方向に沿って凹状部が
設けられ、かつ、前記開口部の近傍に設けられた凹状部
の他に凹状部を有し、 開口部の近傍にある凹状部の外径が、他の凹状部の外径
よりも小さいことを特徴とする請求項1記載の容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04003277A JP3075380B2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 容 器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04003277A JP3075380B2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 容 器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05188776A JPH05188776A (ja) | 1993-07-30 |
JP3075380B2 true JP3075380B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=11552939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04003277A Expired - Fee Related JP3075380B2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 容 器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3075380B2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-10 JP JP04003277A patent/JP3075380B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05188776A (ja) | 1993-07-30 |
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