JP3075249U - マスクレス・コーキングアダプター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案はコーキングカートリッジノズルに
マスクレス・コーキングアダプターを取り付けることに
より、マスキングテープによる養生と充填後の平滑処理
を不要として材料費節約・作業時間短縮・労働力軽減を
する。 【解決手段】 本考案はコーキングカートリッジノズル
にマスクレス・コーキングアダプター本体１を５の結合
部を介して取り付けることにより、コーキングを充填す
る溝両側をマスキングテープで養生すること無しに２の
溝ガイドがコーキング材が溝からはみ出ることを防ぎつ
つ、同時に３の平滑プレートがコーキング充填後にヘラ
等で別途コーキング面を平滑修正することを不要として
溝方向のコーキング材の平滑を確保して材料費節約・作
業時間短縮・労働力軽減に役立つ。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、溝ガイドと平滑プレートを設けた、コーキングアダプターに関する ものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来は溝にコーキング材を充填する場合には、溝からコーキング材がはみ出て も溝以外にコーキング材が付着しないように溝の両側をマスキングテープで養生 をし、また、充填後にコーキング面をヘラ等で平滑に修正していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

マスキングテープで養生することと充填後のヘラ等での平滑修正は、マスキン グテープの費用がかかる上に時間的・労働的にも負担である。従って、コーキン グアダプターに溝ガイドと平滑プレートを設けることによりマスキングテープに よる養生と充填後の平滑修正を不要とすることにより前述の欠点を解決しようと するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、コーキングアダプターに溝ガイドと平滑プレートを設けることによ り問題点を解決している。

【０００５】

【考案の実施の形態】

コーキング作業時にはコーキングカートリッジノズルを所定の位置で切断した 後にマスクレス・コーキングアダプターをコーキングカートリッジノズルに被せ てコーキングカートリッジをコーキングガンにセットした後、溝ガイドをコーキ ングする溝に入れて片手で平滑プレート押さえて、コーキングガンを引きつつコ ーキング材をノズルパイプ端から吐出させて溝をコーキング材で充填すると、溝 ガイドはコーキング材が溝からはみ出るのを防ぎつつ平滑プレートは充填したコ ーキング材を平滑にする。

【０００６】

【実施例】

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。２の溝ガイド、３の平滑プレー ト、４の溝ガイドストッパー、５のコーキングノズルとの結合部はすべて１のマ スクレス・コーキングアダプター本体とともにポリプロピレン等の適宣素材にて 一体成形されている。２は溝ガイドで非作業時には４の溝ガイドストッパーに接 しているが、コーキング作業時には溝両側に密着してコーキング材が溝からはみ 出ることを防ぐ。６はコーキングカートリッジノズルでこの端からコーキング材 を溝に充填する。３は平滑プレートで充填したコーキング材の溝方向の平滑を保 つ。

【０００７】 ５は１のマスクレス・コーキングアダプターのコーキングカートリッジノズル ６との結合部であって，６のコーキングカートリッジノズルとともにコーキング ガンにセットされる。

【０００８】

【考案の効果】

上述の様に、本考案のマスクレス・コーキングアダプターを使用することによ り、コーキング時の養生が不要となるとともに充填後の平滑処理も不要となり、 材料費節約・作業時間短縮・労働力軽減に役立つ。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のマスクレス・コーキングアダプターの
一実施例を示す平面図である。

【図２】本マスクレス・コーキングアダプターの側面図
である。

【図３】本マスクレス・コーキングアダプターのＡ−Ａ
断面図である。．

【符号の説明】

１ マスクレス・コーキングアダプター本体 ２ 溝ガイド ３ 平滑プレート ４ 溝ガイドストッパー ５ コーキングカートリッジノズルとの結合部 ６ コーキングカートリッジノズル ７ コーキングガン

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 コーキングアダプターに溝ガイドと平滑
   プレートを設け、コーキング作業時のマスキングテープ
   による養生と充填後におけるコーキング面の平滑修正を
   不要としたコーキングアダプター