JP3075197U - 印刷層を有するマイクロカプセル磁気表示シート - Google Patents
印刷層を有するマイクロカプセル磁気表示シートInfo
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- JP3075197U JP3075197U JP2000005355U JP2000005355U JP3075197U JP 3075197 U JP3075197 U JP 3075197U JP 2000005355 U JP2000005355 U JP 2000005355U JP 2000005355 U JP2000005355 U JP 2000005355U JP 3075197 U JP3075197 U JP 3075197U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】優れた広告機能を有すると共に、製品の使用の
仕方、注意事項等を印刷することができ、これらの用紙
を別途、添付する必要がないこと 【構成】図1において、本考案のマイクロカプセル磁気
表示シートは、透明シート1、マイクロカプセル被覆層
4及び該マイクロカプセル被覆層4を保護するための保
護層5からなり、透明シート1及び又は該保護層5に直
接印刷7されていることを特徴とする。保護層は、塗料
が好ましい。
仕方、注意事項等を印刷することができ、これらの用紙
を別途、添付する必要がないこと 【構成】図1において、本考案のマイクロカプセル磁気
表示シートは、透明シート1、マイクロカプセル被覆層
4及び該マイクロカプセル被覆層4を保護するための保
護層5からなり、透明シート1及び又は該保護層5に直
接印刷7されていることを特徴とする。保護層は、塗料
が好ましい。
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は、マイクロカプセル磁気表示シートに関 し、更に詳しくは裏面が広告、使用の仕方、注意事項等が印刷されたマイクロカ プセル磁気表示シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気ペンを用いて文字や絵を書くことができる磁気表 示シート乃至記録板は知られており、更に具体的には、分散媒、磁性粉及び着色 顔料等ハニカムの室に封入したハニカム方式による磁気記録板や分散媒、磁性粉 及び着色顔料等を内包したマイクロカプセル磁気表示シートが知られており、特 に近年、マイクロカプセル磁気表示シートは、記録画像が鮮明な上、小型化し得 ることから広く用いられている。このマイクロカプセルを用いる磁気表示シート には、磁性粉として球状磁性粉を用いるものと偏平な磁性粉を用いるものとがあ る。これらのマイクロカプセル磁気表示シートは、いずれも磁気ペンを用いて文 字や絵等を記録面に記録し、かつ消去することができ、しかもこれらを繰り返し 行うことができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前述のマイクロカプセル磁 気表示シートは、幼児の教育玩具として用いられており、したがって通常卓上で 使用する場合がほとんどであった。ところが、最近では、小型化してメモ張代わ りに使用したり、手帳等の一部に組み込んで使用することが行われるようになっ た。このように小型化したマイクロカプセル磁気表示シートは、各種の使用目的 で不特定多数に配布されるなか、裏面に宣伝広告を印刷することにより、優れた 広告機能が得られることを見出し、ここに本考案をなすに至った。したがって、 本考案が解決しようとする課題は、優れた広告機能を有すると共に、製品の使用 の仕方、注意事項等を印刷することができ、これらの用紙を別途、添付する必要 がないマイクロカプセル磁気表示シートを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の上記課題は、透明シート、マイクロ カプセル被覆層及び該マイクロカプセル被覆層を保護するための保護層からなる 磁気表示シートにおいて、透明シート及び又は該保護層に直接印刷されているこ とを特徴とするマイクロカプセル磁気表示シートによって達成される。また本考 案は、更に保護層に、印刷された紙が設けられていることを特徴とするマイクロ カプセル磁気表示シートによって達成される。
【0005】
【考案の実施の形態】以下に、本考案の実施の形態を図面を用いて説明する が、本考案は、これに限定されるものではない。本考案で、「透明シート及び又 は該保護層に直接印刷されている」という表現は、透明シートに直接文字等が印 刷されていること、又は保護層に直接印刷されていること、又は透明シートと保 護層の両方に直接印刷されていることの3通りの構成要件を含む意味に用いてい る。図1は、本考案のマイクロカプセル磁気表示シートを示す断面図である。ま た図2は、別の実施の形態を示すマイクロカプセル磁気表示シートの断面図であ る。更に図3は、両面に印刷されている別の実施の形態を示すマイクロカプセル 磁気表示シートの断面図である。図4は、図1の裏面図である。図5は、マイク ロカプセル磁気表示シートの透明シート側を示す平面図である。
【0006】 図1及び図3において、透明シート1上にバインダー3とマイクロカプセル2 との分散物からなるマイクロカプセル被覆層4を有するマイクロカプセル磁気表 示シートのマイクロカプセル被覆層4上に保護層5を設け、乾燥後、この保護層 5の表面に広告7を印刷する。この保護層5としては、塗料が好ましく、特に白 色が好ましいが、広告文字にコントラストが着くような色であれば特に限定され ない。この点から言えば、黄色、薄いピンク等でもよい。このマイクロカプセル 被覆層4に含まれるマイクロカプセル2中には分散媒2c、磁性粉2a、着色顔 料(特に白色顔料が好ましい)2b等が内包している。磁性粉2aは、球状でも 偏平であってもよい。このマイクロカプセル磁気表示シートは、使用に際し、透 明シート1の表面に磁気ペン(図示していない。)を用いて記録することができ る。また該記録を消去するには、裏面に磁石を当てて移動させることにより行う ことができる。磁性粉2aとして球状体を用いる場合であっても、表面から消去 することができ、特に表面側から消去する場合には稀土類磁石を用いて、記録表 面から浮かせて該磁石を移動させることにより確実に消去することが好ましい。
【0007】 図2において、本考案のマイクロカプセル磁気表示シートは、透明シート1、マ イクロカプセル被覆層4及び保護層5からなり、更にこの保護層5に印刷7され た紙6を有するものからなる。ここで、このマイクロカプセル磁気表示シートの 作り方は、透明シート1上にマイクロカプセル層4を設け、乾燥後、広告等の印 刷された紙6に粘着剤を塗布し、その紙6を張り付ける。又は張り付けられた紙 6の表面に広告7を印刷してもよい。また別の作り方は、透明シート1上にマイ クロカプセル被覆層4を設け、乾燥する。一方、印刷された紙6に粘着剤を被覆 し、更にこの上に離型紙を設けた、いわゆる離型部材の紙表面に広告を印刷し、 ついで離型紙を剥がした後、該広告を印刷した紙を上記マイクロカプセル磁気表 示シートのマイクロカプセル被覆層に貼着する。図3では、マイクロカプセル磁 気表示シートは、保護層5と透明シート1の両方に印刷されており、透明シート 1には、模様、会社名等の印刷が、比較的、磁気記録の妨げにならない場所(例 えば、隅、端等)に施されている。図5は、マイクロカプセル磁気表示シートの 透明シートの表面に、印刷された模様であり、磁気記録の妨げにならない範囲で 透明シートの表面に印刷される。例えば、広告、会社名等を印刷しておいてもよ い。この場合は、裏面の保護層面は、印刷されていても印刷されていなくてもよ い。
【0008】
【考案の効果】本考案によれば、マイクロカプセル磁気表示シートの裏面の 保護層に広告が直接印刷されているので、経済的であると共に、このマイクロカ プセル磁気表示シートを使用する際、常に広告機能が発揮され優れた広告効果を 奏する。また、透明シートにもその周囲に宣伝広告等の印刷が施されていること により、宣伝広告効果が大きい。更に本考案によれば、透明シートと保護層の両 面に印刷層を有することにより経済的に広告宣伝を成し得るという優れた効果を 奏するものである。これらのマイクロカプセル磁気表示シートの裏面には、更に 製品の使用の仕方、注意事項等を印刷することもでき、この場合にあっては別途 、これらを印刷した用紙を添付する必要がない。
【図1】本考案のマイクロカプセル磁気表示シートを示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】本考案の別のマイクロカプセル磁気表示シート
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図3】本考案の更に別のマイクロカプセル磁気表示シ
ートを示す断面図である。
ートを示す断面図である。
【図4】図1の裏面図である。
【図5】マイクロカプセル磁気表示シートの透明シート
側の平面図である。
側の平面図である。
1 透明シート 3 バインダー 2 マイクロカプセル 4 マイクロカプセル
被覆層 2a 磁性粉 5 保護層 2b 白色顔料 6 紙 2c 分散媒 7(7a,7b) 印
刷(宣伝広告)
被覆層 2a 磁性粉 5 保護層 2b 白色顔料 6 紙 2c 分散媒 7(7a,7b) 印
刷(宣伝広告)
【手続補正書】
【提出日】平成12年9月6日(2000.9.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 伊賀上 貞敏 東京都府中市宮町1丁目40番地 ケミテッ ク株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】透明シート、マイクロカプセル被覆層及び
マイクロカプセル被覆層を保護するための保護層からな
る磁気表示シートにおいて、透明シート及び又は該保護
層に直接印刷されていることを特徴とするマイクロカプ
セル磁気表示シート。 - 【請求項2】保護層に印刷された紙が設けられているこ
とを特徴とする請求項1に記載のマイクロカプセル磁気
表示シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000005355U JP3075197U (ja) | 2000-07-27 | 2000-07-27 | 印刷層を有するマイクロカプセル磁気表示シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000005355U JP3075197U (ja) | 2000-07-27 | 2000-07-27 | 印刷層を有するマイクロカプセル磁気表示シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3075197U true JP3075197U (ja) | 2001-02-09 |
Family
ID=43208328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000005355U Expired - Lifetime JP3075197U (ja) | 2000-07-27 | 2000-07-27 | 印刷層を有するマイクロカプセル磁気表示シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3075197U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0577093U (ja) * | 1992-03-25 | 1993-10-19 | 日立化成工業株式会社 | タンクの架台 |
-
2000
- 2000-07-27 JP JP2000005355U patent/JP3075197U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0577093U (ja) * | 1992-03-25 | 1993-10-19 | 日立化成工業株式会社 | タンクの架台 |
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