JP3075121B2 - 階段状魚道 - Google Patents

階段状魚道

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JP3075121B2
JP3075121B2 JP07028368A JP2836895A JP3075121B2 JP 3075121 B2 JP3075121 B2 JP 3075121B2 JP 07028368 A JP07028368 A JP 07028368A JP 2836895 A JP2836895 A JP 2836895A JP 3075121 B2 JP3075121 B2 JP 3075121B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、階段状魚道に関し、
特に、ダムや堰などの河川をせき止めて上流側に貯水池
を形成する貯水構造物に近接して設けられ、下流側の河
川と形成された貯水池とを接続することにより魚類の遡
上を可能にするための階段状の魚道に関する。
【0002】
【従来の技術】魚道とは、ダムや堰などの河川をせき止
めて上流側に貯水池を形成する貯水構造物により、河川
の下流側から上流側に向かう魚類の遡上が阻害されるの
を防止するために設けられた、当該貯水構造物の天端付
近よりこれの下流の河川に通じる魚類専用の水路であ
る。
【0003】すなわち、この魚道によれば、貯水構造物
に近接して、魚類の遡上が可能な勾配で、貯水池からこ
れの下流側の河川にかけて河川水の流路を設置し、この
流路を介して魚類を通過移動させることにより、貯水池
内における水位とこれの直下に位置する河川の水位との
間の急激な水位差を解消し、これによって、下流の河川
から貯水池及びこれの上流の河川へ向けて魚類が遡上す
るのを可能にすることができる。
【0004】そして、かかる魚道は、魚類を自然に近い
状態で無理なく遡上させるために、例えば流下水の流速
が1.0m以下であること、魚道内に魚類の休息場所が
あること、気泡の発生が少ないこと等の流況を備えるこ
とが望まれている。
【0005】このため、このよう条件を略満足させる魚
道として、魚道の底面を構成する底版部と、魚道の側方
を仕切る側壁部と、流下水の流下方向に交差して設けら
た隔壁部とからなる断面凹状の魚道ブロックを、所定の
勾配で階段状に連接し、各魚道ブロックの凹部内にプー
ルを形成しつつ流下水を流下させる、階段状の魚道が知
られている。
【0006】また、特公昭60−25562号公報に
は、平面略扇形をなすブロック部材を螺旋階段状に連接
し、全体として円筒状に形成された組立式筒型魚道が開
示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の階段状の魚道によれば、魚道ブロックの連接勾配や
隔壁の高さを等を適宜設計調整することにより、上記魚
道として望ましいプール内の流況をある程度確保するこ
とはできるが、特にアユなどの遊泳能力の低い魚類に対
しても好適な流況を維持することが困難で、これらの遊
泳能力の低い魚類の遡上を十分に図ることができないと
いう課題があった。
【0008】また、上記従来の階段状の魚道によれば、
ウナギなどの底棲魚類の遡上をも可能とするように、魚
道を仕切る隔壁部には、各プールを連通する潜孔が貫通
孔設されているが、かかる潜孔を介してプール内の水が
射水されることにより、下流側のプール内の流況が乱れ
ることになるという課題があった。
【0009】そこで、この発明は、かかる従来の課題に
着目してなされたもので、各魚道ブロックにおけるプー
ル内の流況をさらに改善して、遊泳能力の低い魚類の遡
上をも容易に可能とすることのできる階段状魚道を提供
することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するためになされたものであり、その要旨は、ダム
や堰などの河川をせき止めて上流側に貯水池を形成する
貯水構造物に近接して設けられ、下流側の河川と形成さ
れた貯水池とを接続することにより魚類の遡上を可能に
するための魚道であって、該魚道が、魚道の底面を構成
する底版部と、魚道の側方を仕切る側壁部と、流下水の
流下方向に交差して設けられて流下水をプールさせる隔
壁部とからなる魚道ブロックを、所定の勾配で階段状に
連接してなり、かつ前記隔壁部が、流下水を越流させる
越流部と、該越流部の中央部において上方に突出する非
越流部とからなることを特徴とする階段状魚道にある。
【0011】また、この発明の階段状魚道は、前記魚道
ブロックを、平面略扇形をなすものとして形成し、この
魚道ブロックを、要部を中心とした同心円状に順次配設
することにより、螺旋階段状の魚道を構成することが好
ましい。
【0012】さらに、この発明の他の要旨は、ダムや堰
などの河川をせき止めて上流側に貯水池を形成する貯水
構造物に近接して設けられ、下流側の河川と形成された
貯水池とを接続することにより魚類の遡上を可能にする
ための魚道であって、該魚道が、魚道の底面を構成する
底版部と、魚道の側方を仕切る側壁部と、流下水の流下
方向に交差して設けられて流下水をプールさせる隔壁部
とからなる魚道ブロックを、所定の勾配で階段状に連接
してなり、かつ前記隔壁部が、流下水を越流させる越流
部と、該越流部より上方に突出する非越流部とからなる
とともに、該隔壁部には、これを挟んで隣接する上流側
のプールと下流側のプールとを連通する潜孔が、下流側
のプールの底面に向かって開口するように形成されてい
ることを特徴とする階段状魚道にある。
【0013】
【作用】以上の構成を有するこの発明の階段状魚道によ
れば、魚道ブロックを構成する隔壁部が、流下水を越流
させる越流部と、この越流部の中央部において上方に突
出する非越流部とからなることにより、流下水が滞留し
たプール内において、非越流部の後方には流況の乱れの
特に少ない魚類の休息場所が提供され、これによって、
遊泳能力の低い魚類も遡上が容易な魚道が形成される。
【0014】また、魚道の設置面積を低減する螺旋階段
状の魚道においても、上記構成を採用することにより、
遊泳能力の低い魚類も遡上が容易な魚道が形成されると
ともに、隔壁部に形成される上流側のプールと下流側の
プールとを連通する潜孔を、下流側のプールの底面に向
かって開口するように形成すれば、プール内の流況を、
さらに乱れの少ない静穏なものとすることができる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例を添付図面を参照
しつつ詳細に説明する。この実施例にかかる魚道10
は、図1及び図2に示すように、後述する平面略扇形の
魚道ブロック11を、その要部12を中心とした同心円
状に所定の勾配で順次配設することにより、全体として
円筒構造体20をなす、螺旋階段状の魚道10を構成す
るものである。すなわち、かかる螺旋階段状の魚道10
によれば、予め工場等において製造された魚道ブロック
11を、設置現場に搬入した後、基礎ブロック12の上
に、この基礎ブロック19の中央に立設する支柱13に
各魚道ブロック11の要部12に形成した貫通孔14を
挿入させつつ順次積層して行くことにより、容易かつ迅
速に魚道10を構築形成することができるとともに、小
さな設置面積で魚道10を設けることができる。
【0016】そして、この実施例を構成する魚道ブロッ
ク11は、例えば鉄筋コンクリート製のブロック部材と
して形成されるもので、図3〜図6に示すように、魚道
の底面を構成する、円盤を略六等分した大きさの平面扇
型の底版15と、魚道の内側面を仕切る内壁16と、魚
道の外側面を仕切る外壁17と、魚道を流下する流下水
の流下方向と交差するように、内壁16と外壁17との
間にわたって前記扇型の径方向に形成された隔壁18か
らなるとともに、内壁16の内側には、底版15から径
方向内方に延長する、貫通孔14が設られた要部12を
備えている。
【0017】ここで、外壁17は内壁16よりも高く形
成されるとともに、外壁17には切欠き21が設けら
れ、この切欠き21は、魚道ブロック11が連接されて
円筒構造体20を構成する際に、円筒構造体20の外周
部に採光窓を形成する。なお、内壁16の天端部分は下
流側に向かって低くなるような傾斜を有している。
【0018】また、底版15は、隔壁18が設けられた
部分を境として、その上流側の底面が下流側の底面より
高くなるように、段差を設けて形成され、これによっ
て、各魚道ブロック11を連接配置した場合に、階段状
の魚道10が形成されるようになっている。
【0019】さらに、隔壁18は、その両側部に位置す
る天端高さの低い越流部22と、中央部において上方に
突出する天端高さの高い非越流部23とからなり、また
非越流部23は、その両端部が流下水の流下方向上方側
に張り出して、流下方向と対向する凹部を形成してい
る。また、隔壁18には、内壁16と外壁17に近接し
て、その底部に上流側のプール26と下流側のプール2
6(図7参照)を連通する一対の潜孔24が形成されて
いる。すなわち、この潜孔24は、段差を有する底版1
5の上流側の底面から下流側の底面にわたって斜め方向
に形成されることにより、下流側の底面に向かって開口
するように形成されている。
【0020】そして、このような構成を有する魚道ブロ
ック11は、上述したように、魚道10の設置現場まで
搬入した後、この設置現場に予め形成されている、基礎
ブロック12上に、円周方向に角度を60度ずらしなが
ら要部12に形成した貫通孔14を支柱13に挿入させ
つつ順次積層して行くことにより、所定の勾配の螺旋階
段状の魚道10を構成する。
【0021】そして、この魚道10には、貯水池から取
水水路25を介して取り込んだ流下水を、魚道10の上
端部から下端部の排出口27に向かって流下させること
により、下流の河川から排出口26を経て魚道10に進
入し、貯水池まで遡上する魚類の通路を確保する。
【0022】ここで、この魚道10には、図7に示すよ
うに、各魚道ブロック11の隔壁18によって、流下水
が滞留したプール26が形成されるとともに、隔壁18
が、流下水を越流させる越流部22と、この越流部22
より上方に突出する断面凹状の非越流部23とからなる
なるので、非越流部23の後方には流況の乱れの非常に
少ない魚類の休息場所が提供される。また、斜め下方に
向かって形成された潜孔24を介して上流側のプール2
6から下流側のプール26に射水される流下水は、下流
側のプール26の底面に衝突することによりその勢いを
減じ、これによってプール26内の流況を静穏なものに
保持する。
【0023】なお、魚道10勾配は、魚道ブロック11
の大きさや、各魚道ブロック11の上流側と下流側の底
版15の段差の大きさ等を考慮して適宜設計することが
できるとともに、平面扇型の魚道ブロック11は、円盤
形状を六等分したものに限定されるものではない。
【0024】また、上記実施例では、螺旋階段状の魚道
10に対してこの発明を適用した場合について記載した
が、この発明はかかる実施の態様に限定されるものでは
なく、例えば魚道ブロック11を直線状に連接したもの
等、底版部と、側壁部と、隔壁部とからなる魚道ブロッ
クを階段状に連接したあらゆる階段状の魚道に対して採
用することができる。
【0025】さらに、ウナギなどの底棲魚類の遡上を考
慮する必要がない場合等においては、上流側のプール2
6と下流側のプール26とを連通する潜孔24は、必ず
しも設ける必要はない。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明の
階段状魚道によれば、魚道ブロックを構成する隔壁部
が、流下水を越流させる越流部と、この越流部の中央部
において上方に突出する非越流部とからなることによ
り、流下水が滞留したプール内において、非越流部の後
方には流況の乱れの特に少ない魚類の休息場所が提供さ
れるので、遊泳能力の低い魚類も遡上が容易な魚道が形
成される。
【0027】また、魚道の設置面積を低減する螺旋階段
状の魚道においても、遊泳能力の低い魚類の遡上が容易
な魚道を形成することができる。
【0028】さらに、隔壁部に形成される上流側のプー
ルと下流側のプールとを連通する潜孔を、下流側のプー
ルの底面に向かって開口するように形成すれば、プール
内の流況を、さらに乱れの少ない静穏なものとすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる螺旋階段状の魚道
を上方から見た平面図である。
【図2】内部に螺旋階段状の魚道が形成された円筒構造
体を示す側面図である。
【図3】この発明の一実施例にかかる螺旋階段状の魚道
を構成する魚道ブロックを示す斜視図である。
【図4】図3の魚道ブロックを上方から見た平面図であ
る。
【図5】図4のA−Aに沿った断面図である。
【図6】図4のB−Bに沿った断面図である。
【図7】魚道に沿った流下水の流下状況を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
10 魚道(螺旋階段状魚道) 11 魚道ブロック 15 底版 16 内壁(側壁部) 17 外壁(側壁部) 18 隔壁 22 越流部 23 非越流部 24 潜孔 26 プール

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダムや堰などの河川をせき止めて上流側
    に貯水池を形成する貯水構造物に近接して設けられ、下
    流側の河川と形成された貯水池とを接続することにより
    魚類の遡上を可能にするための魚道であって、 該魚道が、魚道の底面を構成する底版部と、魚道の側方
    を仕切る側壁部と、流下水の流下方向に交差して設けら
    れて流下水をプールさせる隔壁部とからなる魚道ブロッ
    クを、所定の勾配で階段状に連接してなり、かつ前記隔
    壁部が、流下水を越流させる越流部と、該越流部の中央
    部において上方に突出する非越流部とからなることを特
    徴とする階段状魚道。
  2. 【請求項2】 前記魚道ブロックが、平面略扇形をな
    し、要部を中心とした同心円状に順次配設されることに
    より、螺旋階段状の魚道を構成することを特徴とする請
    求項1に記載の階段状魚道。
  3. 【請求項3】 ダムや堰などの河川をせき止めて上流側
    に貯水池を形成する貯水構造物に近接して設けられ、下
    流側の河川と形成された貯水池とを接続することにより
    魚類の遡上を可能にするための魚道であって、 該魚道が、魚道の底面を構成する底版部と、魚道の側方
    を仕切る側壁部と、流下水の流下方向に交差して設けら
    れて流下水をプールさせる隔壁部とからなる魚道ブロッ
    クを、所定の勾配で階段状に連接してなり、かつ前記隔
    壁部が、流下水を越流させる越流部と、該越流部より上
    方に突出する非越流部とからなるとともに、該 隔壁部に
    は、これを挟んで隣接する上流側のプールと下流側のプ
    ールとを連通する潜孔が、下流側のプールの底面に向か
    って開口するように形成されていることを特徴とする階
    段状魚道。
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