JP3075045U

JP3075045U - 書棚の自在仕切り

Info

Publication number: JP3075045U
Application number: JP2000003319U
Authority: JP
Inventors: 芳雄廣田
Original assignee: 芳雄廣田
Priority date: 2000-04-11
Filing date: 2000-04-11
Publication date: 2001-02-09
Anticipated expiration: 2006-04-11

Abstract

(57)【要約】【課題】書棚内の、スペースが空きすぎると、薄い本
類や厚くても不安定な本類が倒れ易いので、横に不要な
厚い本類やブックエンド等を使っても、少しづつずれて
倒れてしまった。【解決手段】書棚内に仕切り板（１）を、左右自在に
動かせるように、２本のレール（２）で、支え板（４）
を支えると同時に、仕切り板と一緒に移動する時、支え
板が仕切り板を倒れないよう安定させるため。外れ止め
（５）は、仕切り板が外れないようにした、レール
（６）は、左右両端を固定すると共に、背面に両面テー
プ（７）で書棚の奥面に固定するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案が解決しようとする課題】

従来、書棚内の、スペースが空きすぎると、薄い本類や厚くても不安定な本類が倒れ易いので、横に不要な厚い本類やブックエンド等を使っても、少しづつずれて倒れてしまった。本考案は、以上のような欠点を除くためのものである。

【０００２】

【課題を解決するための手段】

書棚内に仕切り板（１）を、左右自在に動かせるように、２本のレール（２）で支え板（４）を支えると同時に、仕切り板と一緒に移動する時、支え板が仕切り板を倒れないよう安定させるため。外れ止め（５）は、仕切り板が外れないようにした、レール固定（６）は、左右両端を固定すると共に、背面に両面テープ（７）で書棚の奥面に固定する。本考案は、以上のような構成による、自在仕切り（書棚）である。

【０００３】

【考案の効果】

仕切り板（１）を左右自在に位置を変えられるので、不安定な本類が他の物を使わなくても安定させる事が出来る。仕切り板（１）を増やす事が出来るので、書類等の整理にも利用できる。

【提出日】平成１２年８月１７日（２０００．８．１７）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は書棚内に収納する本類を自由自在に仕切ることができる書棚の自在仕切りに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、書棚内に本類を収納する場合、薄い本類や厚くても不安定な本類は倒れ易いので、これを解消するために本類の横に不要な厚い本類やブックエンド等を使用して本類の倒れを防止していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、横に不要な厚い本類やブックエンド等を使用しても本類が少しづつずれて倒れてしまうという問題があった。本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは書棚内において、仕切り板（１）を左右方向に自由自在に位置を変えて設置することによって、不安定な本類が他の物を使用しなくても安定して本類を保持できるようにした書棚の自在仕切りを提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案に係る書棚の自在仕切りは、書棚内で仕切り板（１）が左右自在に移動可能となるように、前記書棚に上下に所定間隔をおいて２本のレール（２）を平行に取付け、該２本のレール（２）の前方に直交して棚上で起立する仕切り板（１）の背面に支え板（４）を固定し、該支え板（４）は２本のレール（２）間に遊嵌し、該支え板（４）の背面は２本のレール（２）からわずかに突出し、該突出した支え板（４）の背面に、２本のレール（２）に係合する外れ止め（５）を固定したものである。

【０００５】また請求項１記載の書棚の自在仕切りは、書棚内において、レール（２）に沿って左右自在に移動する仕切り板（１）の増減ができるようにするために、上記外れ止め（５）が２本のレール（２）の係合から解除し得るように、前記２本のレール（２）の一方に切り欠き状の取付・取り外し口（３）を設けたものである。

【０００６】

【作用】

棚上で起立する仕切り板（１）は２本のレール（２）の前面に沿って左右方向の任意の位置移動が可能である。仕切り板（１）の移動に際しては仕切り板（１）の背面に固定した支え板（４）が２本のレール（２）の間に遊嵌しているので、仕切り板（１）が傾こうとしても支え板（４）の上下端面のいずれかの個所が上のレール（２）の下面及び下のレール（２）の上面に当たり、仕切り板（１）の傾きが阻止される。また支え板（４）の背面に固定した外れ止め（５）は２本のレール（２）に係合状態となっているために仕切り板（１）が書棚から抜け出すことはない。一方、２本のレール（２）の一方に切り欠き状の取付・取り外し口（３）を設けているので、外れ止め（５）が２本のレール（２）の係合から解除されて、仕切り板（１）の増減が適宜行うことができる。

【０００７】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の一実施例を図面により説明する。（１）は書棚に収納した本類を仕切るための仕切り板、（２）は書棚（図示せず）に取付けた２本のレールで、該２本のレール（２）は上下に所定間隔をおいて平行に取付けられている。（３）は２本のレール（２）の一方に設けた切り欠き状の取付・取り外し口（３）で、外れ止め（５）が２本のレール（２）の係合から解除されて、仕切り板（１）の増減が適宜行うことができるようにしたものである。

【０００８】（４）は仕切り板（１）の背面に固定した支え板で、該支え板（４）は２本のレール（２）の間にスライド可能にゆるく嵌合している。（５）は２本のレール（２）に係合する状態で支え板（４）の背面に固定した外れ止めで、該外れ止め（５）の背面は図２に示すように２本のレール（２）からわずかに突出しており、外れ止め（５）が２本のレール（２）に引っ掛かって仕切り板（１）が書棚内から外れないようにしている。（６）は２本のレール（２）の両端を固定するレール固定部材である。（７）はレール固定部材（６）の背面に形成した両面テープで、書棚の奥面に固定する。

【０００９】

【考案の効果】

本考案に係る書棚の自在仕切りは、書棚内で仕切り板（１）が左右自在に移動可能となるように、前記書棚に上下に所定間隔をおいて２本のレール（２）を平行に取付け、該２本のレール（２）の前方に直交して棚上で起立する仕切り板（１）の背面に支え板（４）を固定し、該支え板（４）は２本のレール（２）間に遊嵌し、該支え板（４）の背面は２本のレール（２）からわずかに突出し、該突出した支え板（４）の背面に、２本のレール（２）に係合する外れ止め（５）を固定したので、仕切り板（１）を書棚内で左右方向に自由自在に移動して設置でき、書棚内の不安定な本類がブックエンド等の他の物を使用しなくとも安定して保持できる。

【００１０】また本考案においては、書棚内において、レール（２）に沿って左右自在に移動する仕切り板（１）の増減ができるようにするために、上記外れ止め（５）が２本のレール（２）の係合から解除し得るように、前記２本のレール（２）の一方に切り欠き状の取付・取り外し口（３）を設けたので、仕切り板（１）の増減によって書類等の量に応じた整理ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の自在仕切り（書棚）全体の斜視図であ
る。

【図２】本考案の仕切り板の側面と、レールの断面図で
ある。

【図３】本考案の仕切り板と、レールの前面図の一部で
ある。

【図４】本考案のレール固定枠の背面図である。（仕切
り板を除いた）

【符号の説明】

１仕切り板２レール３取付・取り外し口４支え板５外れ止め６レール固定７両面テープ

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【手続補正書】

【提出日】平成１２年８月１７日（２０００．８．１
７）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】全文

【補正方法】変更

【補正内容】

【書類名】明細書

【考案の名称】書棚の自在仕切り

【実用新案登録請求の範囲】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の書棚における自在仕切り全体を示す斜
視図である。

【図２】本考案のレール断面を含む自在仕切りの側面図
である。

【図３】本考案の仕切り板と、レールの関係を示す正面
図である。

【図４】本考案の書棚における自在仕切りを示す背面側
斜視図である。

【符号の説明】１仕切り板２レール３取付・取り外し口４支え板５外れ止め６レール固定部材７両面テープ

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】書棚内に仕切り板（１）を、左右自在に
動かせるように、２本のレール（２）で、支え板（４）
を支えると同時に、仕切り板と一緒に移動する時、支え
板が仕切り板を倒れないよう安定させるため。外れ止め
（５）は、仕切り板が外れないようにした、レール固定
（６）は、左右両端を固定すると共に、背面に両面テー
プ（７）で、書棚の奥面に固定する、自在仕切り（書
棚）。
【請求項２】取付・取外し口（３）として、仕切り板
を増・減出来る自在仕切り（書棚）。