JP3074588U - 酒瓶包装容器 - Google Patents

酒瓶包装容器

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JP3074588U
JP3074588U JP2000004667U JP2000004667U JP3074588U JP 3074588 U JP3074588 U JP 3074588U JP 2000004667 U JP2000004667 U JP 2000004667U JP 2000004667 U JP2000004667 U JP 2000004667U JP 3074588 U JP3074588 U JP 3074588U
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box body
packaging container
lid
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liquor bottle
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Inventor
利男 後藤
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羽後傅統工芸株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装容器として使用した後でも、他の用途に
再利用できる酒瓶包装容器を提供すること。 【解決手段】 有底の箱本体1と蓋2とから成る包装容
器において、箱本体1内部の両長尺壁8の内面に凸部1
0と凹部11とを交互に連続配列した波形体7を接着
し、一方の短尺壁16の内面に酒瓶12のキャップ13
と嵌合する溝部15のある固定部材14を接着した酒瓶
包装容器aや、前記とその要部を同一にした箱本体1
と、落とし蓋21とから成る酒瓶包装容器bも提供さ
れ、落とし蓋21はその上面上下両端に突設された係着
座24に短冊26の上下端を挟持し、箱本体1における
両波形体7の凹部11、11間にはFDが挿し込まれる
ようになっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は瓶の包装容器の分野に属し、主として酒瓶の化粧箱に利用される。
【0002】
【従来の技術】
従来の高級酒を対象とした酒瓶包装容器は、天然木質材(桐や杉など)や合成 樹脂の化粧箱が提供されているが、酒瓶を保護固定するための緩衝部材や固定部 材と部材が多く、これらの廃棄処理に手数を要するものである。また、化粧箱の 再利用の価値も低いものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は包装容器として使用後、他の用途に再利用できる酒瓶包装容器を提供 しようとする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
すなわち、第1考案の酒瓶包装容器は、上部を開口した箱本体と、箱本体の上 部開口に蓋する蓋と、箱本体の内部に設けられた酒瓶固定部材と緩衝部材とから 成る酒瓶包装容器において、 蓋は下端周縁を箱本体の上端に嵌合し、 固定部材は酒瓶のキャップに嵌合する凹状体で箱本体の一方の短尺壁内面に接 着され、 緩衝部材は凸部と凹部とを多数交互に連続配列した波形体で凸部を箱本体の内 部に向けて長手方向の両長尺壁内面に接着されて成る。 第2考案の酒瓶包装容器は、上部を開口した箱本体と、箱本体の上部開口に蓋 する蓋と、箱本体の内部に設けられた固定部材と緩衝部材とから成る酒瓶包装容 器において、 蓋は箱本体上部の開口に嵌合する落とし蓋で長手方向一側に引き上げ紐が設け られ、長手方向両端には短手方向両側に渡って係着座を突設し、係着座には対向 する側に開口する溝が横設されて成り、 固定部材は酒瓶のキャップに嵌合する凹状体で箱本体の一方の短尺壁内面に接 着され、 緩衝部材は凸部と凹部とを多数交互に連続配列した波形体で凸部を箱本体の内 部に向けて長手方向の両長尺壁内面に接着されて成る。
【0005】
【考案の実施の形態】
第1考案における蓋の嵌合部は、下端外周縁に嵌入凸部を垂下するものや、下 端内周縁に嵌入凸部を垂下するものが挙げられ、第2考案における蓋表面上の係 着座に横設する溝は、短手方向両側に渡って貫設するものから、中央部所要幅に 限定して欠切するものがある。両考案における緩衝部材の波形体の凸部と凹部は 、台形状円弧状三角形状のものまで選択される。
【0006】
【実施例】
本考案を実施例により説明すると、酒瓶包装容器(以下、本容器とする。)a は図1、図2に示すように、上部を開口した外形直方体状の有底の箱本体1と箱 本体1に蓋する蓋2とから成り、両者は図3に示すように嵌合部3において嵌合 される。すなわち、内部に収納空間4を有する蓋2はその下端外周縁に嵌入凸部 5を垂下し、箱本体1の上端外周縁に欠切した段差部6に嵌入凸部5を嵌合して いる。箱本体1の内部には図3、図4に示すように、緩衝部材としての波形体7 を、長手方向の両長尺壁8の内面にその座盤9において接着している。波形体7 は台形状の凸部10と凹部11とを座盤9上に多数交互に連続配列し、その凸部 10は縦方向の上下端を斜面として台形状に形成し、両長尺壁8に位相を等しく して対設されている。キャップ13をつけた酒瓶12を固定する固定部材14は 、溝部15を凹設して一方の短尺壁16の内面に接着されている。
【0007】 このようにして成る本容器aに図9に示すように収納された酒瓶12は、キャ ップ13が固定部材14の溝部15に嵌合し、その周面は両長尺壁8内面の波形 体7に保護され、その底部17と他方の短尺壁18間のクッション材19で保護 される。酒瓶12の周部上面と蓋2の収納空間4の内面間にもクッション材19 が間挿されて安全に保持される。なお、短尺な寸法の酒瓶12を収納するとき、 或いは短尺な酒瓶12と盃の組み合わせを収納するときは、仮想線で示すように 、波形体7の凹部11に仕切板20を挿し込んで固定できる。 このように本容器aは安全に酒瓶12を流通させることで一つの役割りを達成 しているがこれで終わることなく、酒瓶12を取り出した後の箱本体1は、両長 尺壁8の波形体7の凹部11、11間にフレキシブルディスク(以下、単にFD とする。)を収納するFDケースとして再利用される。
【0008】 次に、本容器bについて説明すると、図5、図6に示すように、上部を開口し た外形直方体状の有底の箱本体1と箱本体1に蓋する落とし蓋21とから成り、 両者は図7に示すように、箱本体1の上端内周縁に欠切した所要深さの段差部2 2に落とし蓋21の外周縁を嵌合し、蓋21の長手方向一側に立ち上げた引き上 げ紐23により落とし蓋21を開ける。落とし蓋21はその上面の長手方向両端 に、短手方向両側に渡って内方を円弧状に形成した係着座24を突設し、係着座 24に内方から外方へ向け両側に渡って溝25を設けている。その溝25はこの ほか図10に示すように、係着座24の内方から外方に向けて中央部所要幅に限 定されて欠切されるものがある。 箱本体1には本容器aの箱本体1と同様に、図7、図8に示すように、緩衝部 材としての波形体7を両長尺壁8内面に対設し、酒瓶固定部材14を短尺壁16 内面に設けている。
【0009】 このようにして成る本容器bに本容器aにおけると同様に図9に示すように、 収納された酒瓶12は、キャップ13が固定部材14の溝部15に嵌合し、両側 面が波形体7に保護され、底部17と上部周面がクッション材19によって安全 に保持される。 酒瓶12を取り出した後は、落とし蓋21の上下両端に突設した係着座24の 溝25に短冊26の上下端を挿し込み短冊挟みとして利用し、箱本体1は短冊2 6の収納ケースとして利用し、凹部11、11間にFDを挿し込んでFDケース としても利用できる。 このように本容器a、bは酒瓶12の包装容器のほかに、他用途に再利用でき るという付加価値が有る。また、天然木質美を有する化粧箱として提供されても 、その機能を明示することにより単に高価なだけの容器という観念が払拭される 。
【0010】
【考案の効果】
本考案によれば、酒瓶を保護した包装容器の使用後は、フレキシブルディスク を挿し込んでFDケースとして利用されたり、蓋の上下面端に設けた溝で短冊の 両端を挟んで短冊挟みとし、また、内部は各種各様の短冊を収納する短冊ケース としても利用される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる酒瓶包装容器aの正面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図2のA−A矢視断面図。
【図4】図1のB−B矢視断面図。
【図5】本考案に係わる酒瓶包装容器bの正面図。
【図6】図5の平面図。
【図7】図6のD−D矢視断面図。
【図8】図5のC−C矢視断面図。
【図9】本容器a、bにおいて、箱本体に酒瓶を収納し
た状態の平面図。
【図10】落とし蓋上面に設けた係着座の他の実施例を
示す部分斜視図。
【符号の説明】 1 箱本体 2 蓋 3 嵌合部 4 収納空間 5 嵌入凸部 6 段差部 7 波形体 8 長尺壁 9 座盤 10 凸部 11 凹部 12 酒瓶 13 キャップ 14 固定部材 15 溝部 16 短尺壁 17 底部 18 短尺壁 19 クッション材 20 仕切板 21 落とし蓋 22 段差部 23 引き上げ紐 24 係着座 25 溝 26 短冊 a 酒瓶包装容器 b 酒瓶包装容器

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部を開口した箱本体と、箱本体の蓋
    と、箱本体の内部に設けた緩衝部材とから成る酒瓶包装
    容器において、 緩衝部材は凸部と凹部とを多数交互に連続配列した波形
    体で凸部を箱本体の内部に向けて長手方向の両長尺壁内
    面に設けて成る酒瓶包装容器。
  2. 【請求項2】 上部を開口した箱本体と、箱本体の蓋
    と、箱本体の内部に設けた緩衝部材とから成る酒瓶包装
    容器において、 蓋は箱本体上部の開口に嵌合する落とし蓋であって、長
    手方向一側に引き上げ紐が設けられ、長手方向両端には
    短手方向両側に渡って係着座を突設し、該係着座には対
    向する側に開口する溝が横設されて成る酒瓶包装容器。
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