JP3074388U - 多機能指示ランプを具えた車輛のバックミラー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転の安全を高め、事故を減少でき、取付け
が簡単である多機能指示ランプを具えた車輛のバックミ
ラーの提供。 【解決手段】 バックミラー本体の前方に一つの長方形
開口が設けられて追い越しランプリフレクタが装着さ
れ、その後方に、比較的大きな半円弧形のバルブカバー
とバルブが取り付けられて、追い越しランプの光源とさ
れ、該バックミラー本体の側辺端面の一つの９０度角部
分に、方形開口が設けられて方向指示ランプリフレクタ
が装着され、その後方に比較的小さい半円弧形のバルブ
カバーとバルブが設けられて方向指示ランプの光源に用
いられ、該バックミラー本体の上方に逆Ｕ形電源ソケッ
トが設けられ、この逆Ｕ形電源ソケットの内側の三面に
Ｌ形差し込み端が形成され、該逆Ｕ形電源ソケットに囲
まれた本体上面の中心位置に一組のソケット端子が設け
られ、回転アラームランプ或いはフラッシュアラームラ
ンプのプラグが該逆Ｕ形電源ソケット内のＬ形差し込み
端に挿入され並びにソケット端子と電性連接して回路を
形成することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、一種の多機能指示ランプを具えた車輛のバックミラーに係り、特に 、選択的に回転アラームランプ或いはフラッシュアラームランプを装着でき、且 つ単独フラッシュ或いは同時フラッシュ機能を具えた方向指示ランプと速度超過 ランプを具え、実用性と新規性及び運転の安全を増進する車輛のバックミラーの 構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】

現在台湾では国民所得が激増し、自動車やオートバイの使用が大きく増加し、 このため交通事故も年々増加している。交通事故の本質的な発生原因を探るに、 それは、夜間に走行する時の視界不良が原因となっていることが多い。夜間に走 行する時、路上の歩行者、或いは車と車の間は、照明が暗過ぎたり或いは車体の 色が深いために、認識できないことがあり、このため事故が発生する。ゆえに光 源を増加して相互に認識できるようにする必要がある。また、車輛を路肩に停車 する時には、三角反射フレームで反射して注意を促しているが、その輝度が不足 するため危険を招くことが多々ある。またフラッシュアラームランプを使用しよ うとしても取付けに不便であり、このため自動車或いはオートバイの運転の安全 性を高め、並びに車の走行に係る多くの弊害を解決できる方法の出現が待たれて いた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は一種の多機能指示ランプを具えた車輛のバックミラーを提供すること を課題とし、それは、多種の指示ランプと選択的に装着できる回転アラームラン プ或いはフラッシュアラームランプにより、確実に運転の安全と追い越し、カー ブ及び緊急停車時にそれを取り付けた車輛を明確に他者に認識させ、且つ現在市 場に見られない使用に便利で実用性を具え、安全性を増進できるバックミラーで あるものとする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、選択的に装着可能な回転アラームランプ或いはフラッシュ アラームランプを具え、並びに単独フラッシュ或いは同時フラッシュ機能を具え た指示ランプを具えた多機能指示ランプを具えた車輛のバックミラーにおいて、 車輛のバックミラー本体の前方に一つの長方形開口が設けられ、該長方形開口 に追い越しランプリフレクタが装着され、この追い越しランプリフレクタの後方 に、比較的大きな半円弧形のバルブカバーとバルブが取り付けられて、追い越し ランプの光源に用いられ、該バックミラー本体の側辺端面の一つの９０度角部分 に、方形開口が設けられて該方形開口に方向指示ランプリフレクタが装着され、 この方向指示ランプリフレクタの後方に比較的小さい半円弧形のバルブカバーと バルブが設けられて方向指示ランプの光源に用いられ、該バックミラー本体の上 方に逆Ｕ形電源ソケットが設けられ、この逆Ｕ形電源ソケットの内側の三面にＬ 形差し込み端が形成され、該逆Ｕ形電源ソケットに囲まれた本体上面の中心位置 に一組のソケット端子が設けられ、回転アラームランプ或いはフラッシュアラー ムランプのプラグが該逆Ｕ形電源ソケット内のＬ形差し込み端に挿入され並びに ソケット端子と電性連接して回路を形成することを特徴とする、多機能指示ラン プを具えた車輛のバックミラーとしている。 請求項２の考案は、前記比較的大きな半円弧形のバルブカバーにバルブがねじ 込まれ、この比較的大きな半円弧形のバルブカバーの周縁がバックミラー本体前 端内部に設けられた連接溝内に挿入されて比較的大きな半円弧形のバルブカバー が位置決めされ、追い越しランプリフレクタに複数の連接突起が設けられ、これ らの連接突起がバックミラー本体前端に設けられた複数の円形孔内に係合して追 い越しランプリフレクタが位置決めされたことを特徴とする、請求項１に記載の 多機能指示ランプを具えた車輛のバックミラーとしている。 請求項３の考案は、前記バックミラー本体に選択的に回転アラームランプ或い はフラッシュアラームランプが装着され、バックミラー本体に設置された方向指 示ランプと追い越しランプが単独或いは同時にフラッシュ可能とされたことを特 徴とする、請求項１に記載の多機能指示ランプを具えた車輛のバックミラーとし ている。 請求項４の考案は、オートバイのヘッドへの装着に適し、方向指示ランプと追 い越しランプの機能を具えたことを特徴とする、請求項１に記載の多機能指示ラ ンプを具えた車輛のバックミラーとしている。

【０００５】

【考案の実施の形態】

図１、２、３及び図４に示されるように、本考案の、多機能指示ランプを具え た車輛のバックミラーは、車輛のバックミラー本体１の前方に一つの長方形開口 １０１が設けられて、追い越しランプリフレクタ１１１が設けられ、この追い越 しランプリフレクタ１１１の後方に、比較的大きな半円弧形のバルブカバー１１ ３とバルブ１１２が取り付けられて、追い越しランプ１１の光源とされ、そのバ ルブ１１２の電源線１１４は車輛のバッテリーに連接され、またこの車輛のバッ クミラー本体１の側辺端面１２５の一つの９０度の角を呈する部分に、方形開口 １０２が設けられて方向指示ランプリフレクタ１２１が設けられ、この方向指示 ランプリフレクタ１２１の後方に比較的小さい半円弧形のバルブカバー１２３と バルブ１２２が設けられて方向指示ランプ１２の光源に用いられ、そのバルブ１ ２２の電源線１２４も車輛のバッテリーに連接されている。また、この車輛のバ ックミラー本体１の上方に逆Ｕ形電源ソケット１３が設けられ、この逆Ｕ形電源 ソケット１３の内側にＬ形差し込み端１３２が形成され、且つこの逆Ｕ形電源ソ ケット１３の中心面に一組のソケット端子１３１が設けられ、回転アラームラン プ１５或いはフラッシュアラームランプ１６のプラグ１５１、１６１が該逆Ｕ形 電源ソケット１３内のＬ形差し込み端１３２に挿入され並びにソケット端子１３ １と電性連接して回路を形成する。このソケット端子１３１に連接された電源線 １３３も車輛のバッテリーに連接されている。

【０００６】 この多機能指示ランプを具えた車輛のバックミラーを使用する時には、回転ア ラームランプ１５或いはフラッシュアラームランプ１６を選択的に使用可能であ り、回転アラームランプ１５或いはフラッシュアラームランプ１６を不使用の時 には、ただソケットカバー１４をこの逆Ｕ形電源ソケット１３のＬ形差し込み端 １３２に挿入すればよく、且つそれは方向指示ランプ１２或いは追い越しランプ １１を単独或いは同時にフラッシュさせることができる。これにより、この車輛 のバックミラー本体が後方照射ミラー１０の機能を有し、またバックミラー本体 １に設けられた全ての指示ランプがいずれも個別にオン或いは同時にオンとされ うることにより、車輛の安全性を高め並びに多機能指示ランプフラッシュ機能を 有し、周知のバックミラーの単調設計を突破する新規性、進歩性及び実用性を具 えたものとされている。

【０００７】 次に、図２に示されるように、本考案のバルブカバー１１３と追い越しランプ リフレクタ１１１とバックミラー本体１の接合方式は、バルブ１１２をバルブカ バー１１３にねじ込んだ後、バルブカバー１１３のバルブカバー周縁１１６をバ ックミラー本体１の前端内部の連接溝１１５内に挿入する方式が採用されている 。また、追い越しランプリフレクタ１１１に複数の連接突起１１８が設けられて 、これらの連接突起１１８がバックミラー本体１の前端の複数の円形孔１１７内 に挿入されることにより、追い越しランプリフレクタ１１１の位置決めが完成す る。

【０００８】 さらに図５に示されるように、上述の構造を僅かに改変して多機能指示ランプ を具えたオートバイのバックミラー本体２となすことができる。それは一般のオ ートバイのヘッド２３に装着でき、また方向指示ランプ２１と追い越しランプ２ ２の機能を具えている。

【０００９】

【考案の効果】

総合すると、本考案は運転の安全を高め、夜間運転時或いはオートバイに乗車 する時にそれ自体を他者に明確に認識させ、事故の発生の可能性を減少し、有効 で且つ広く推奨されるべき設計を有し、実用新案登録の要件を具備している。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の分解斜視図である。

【図２】本考案の平面断面詳図である。

【図３】本考案のバルブカバーと追い越しランプリフレ
クタとバックミラー本体を接合した断面拡大詳図であ
る。

【図４】本考案の側面構造断面詳図である。

【図５】本考案をオートバイのバックミラーに応用した
実施例表示図である。

【符号の説明】

１ バックミラー本体 １０ 後方照射ミラ
ー １０１ 長方形開口 １０２ 方形開口 １１ 追い越しランプ １１１ 追い越しラ
ンプリフレクタ １１２ バルブ １１３ バルブカバ
ー １１４、１３３ 電源線 １１５ 連接溝 １１６ バルブカバー周縁 １１７ 円形孔 １１８ 連接突起 １２ 方向指示ラン
プ １２１ 方向指示ランプリフレクタ １２２ バルブ １２５ 側辺端面 １３ 逆Ｕ形電源ソ
ケット １３１ ソケット端子 １３２ Ｌ形差し込
み端 １４ ソケットカバー １５ 回転アラーム
ランプ １５１ プラグ １６ フラッシュア
ラームランプ １６１ プラグ ２ オートバイバックミラー本体 ２１ 方向指示ラ
ンプ ２２ 追い越しランプ ２３ ヘッド部

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 選択的に装着可能な回転アラームランプ
   或いはフラッシュアラームランプを具え、並びに単独フ
   ラッシュ或いは同時フラッシュ機能を具えた指示ランプ
   を具えた多機能指示ランプを具えた車輛のバックミラー
   において、 車輛のバックミラー本体の前方に一つの長方形開口が設
   けられ、該長方形開口に追い越しランプリフレクタが装
   着され、この追い越しランプリフレクタの後方に、比較
   的大きな半円弧形のバルブカバーとバルブが取り付けら
   れて、追い越しランプの光源に用いられ、該バックミラ
   ー本体の側辺端面の一つの９０度角部分に、方形開口が
   設けられて該方形開口に方向指示ランプリフレクタが装
   着され、この方向指示ランプリフレクタの後方に比較的
   小さい半円弧形のバルブカバーとバルブが設けられて方
   向指示ランプの光源に用いられ、該バックミラー本体の
   上方に逆Ｕ形電源ソケットが設けられ、この逆Ｕ形電源
   ソケットの内側の三面にＬ形差し込み端が形成され、該
   逆Ｕ形電源ソケットに囲まれた本体上面の中心位置に一
   組のソケット端子が設けられ、回転アラームランプ或い
   はフラッシュアラームランプのプラグが該逆Ｕ形電源ソ
   ケット内のＬ形差し込み端に挿入され並びにソケット端
   子と電性連接して回路を形成することを特徴とする、多
   機能指示ランプを具えた車輛のバックミラー。
2. 【請求項２】 前記比較的大きな半円弧形のバルブカバ
   ーにバルブがねじ込まれ、この比較的大きな半円弧形の
   バルブカバーの周縁がバックミラー本体前端内部に設け
   られた連接溝内に挿入されて比較的大きな半円弧形のバ
   ルブカバーが位置決めされ、追い越しランプリフレクタ
   に複数の連接突起が設けられ、これらの連接突起がバッ
   クミラー本体前端に設けられた複数の円形孔内に係合し
   て追い越しランプリフレクタが位置決めされたことを特
   徴とする、請求項１に記載の多機能指示ランプを具えた
   車輛のバックミラー。
3. 【請求項３】 前記バックミラー本体に選択的に回転ア
   ラームランプ或いはフラッシュアラームランプが装着さ
   れ、バックミラー本体に設置された方向指示ランプと追
   い越しランプが単独或いは同時にフラッシュ可能とされ
   たことを特徴とする、請求項１に記載の多機能指示ラン
   プを具えた車輛のバックミラー。
4. 【請求項４】 オートバイのヘッドへの装着に適し、方
   向指示ランプと追い越しランプの機能を具えたことを特
   徴とする、請求項１に記載の多機能指示ランプを具えた
   車輛のバックミラー。