JP3074246U - スピーカー - Google Patents

スピーカー

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JP3074246U
JP3074246U JP2000004312U JP2000004312U JP3074246U JP 3074246 U JP3074246 U JP 3074246U JP 2000004312 U JP2000004312 U JP 2000004312U JP 2000004312 U JP2000004312 U JP 2000004312U JP 3074246 U JP3074246 U JP 3074246U
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JP
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voice coil
yoke
surround
speaker
magnet
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Application number
JP2000004312U
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English (en)
Inventor
▲ジ▼ 明 彭
Original Assignee
▲ジ▼ 明 彭
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ギャップを縮小することにより、ノイズの発
生を防ぎ、音の歪みを抑え、音質が良好なスピーカーを
提供する。 【解決手段】 フレーム底部に通気孔を備えたヨークを
連結し、ヨーク中央の短突柱の上方にマグネットを設
け、マグネット上に載置されたワッシャーの外側に、コ
イルが繞設されたボイスコイルを設け、ボイスコイル頂
部を振動板及びサラウンドに連結し、もう一方のサラウ
ンドをヨークの周縁に設置された結合部に連結するとと
もに、ボイスコイルの下端に連結すると、ボイスコイル
はヨーク周縁とマグネットの間で垂直となり、両端が支
持されているボイスコイルは、振動時の横方向の振幅が
小さいため、ギャップを縮小することができ、高音質が
保たれる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、スピーカーに係り、詳しくは、ボイスコイルの横方向への振幅を抑 え、音の歪みを減少したスピーカーに関する。
【0002】
【従来の技術】
図1に示すような一般的なスピーカーは、フレームA、マグネットB、ボイス コイルC、ダンパーD、振動板E、ダストキャップF、ヨークG、ワッシャーH 及びサラウンドIなどで構成されている。このうち、ヨークGの中心柱外周縁に はボイスコイルCが嵌設され、このボイスコイルCにはコイルC1が繞設されて いる。ダンパーDと振動板Eは、ともにその端部の中心孔がボイスコイルCに嵌 装され、ボイスコイルCの頂端はダストキャップFが固設されている。前記ボイ スコイルCと振動板Eは、ダンパーDとサラウンドIに懸吊され、他の部材から 浮いた状態となっている。
【0003】 以上の構造からわかるように、前記ボイスコイルCは、一端が振動板E、ダン パーD及びダストキャップFに連接しているとともに、ヨークGの中心柱の外周 縁に巻回されている。スピーカーが通電されると、ボイスコイルC上のコイルC 1は吸引又は振動を受けてボイスコイルC1を上下に移動させ、さらにボイスコ イルCに連結されている振動板Eがその振動を空気中に伝達し、聴取できる音波 が形成される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなスピーカーの構造において、ボイスコイルC1は 吸引されて上下移動を開始すると同時に横方向にも揺動する。ボイスコイルCは 頂端が懸吊されて他の部材と連結されているだけなので、ボイスコイル底端の動 揺の振幅が大きければ、ワッシャーH、又はヨークGにぶつかり、ノイズが生じ る。このノイズの発生を防ぐためには、ヨークGの中心柱とワッシャーHの内周 に設置されたギャップJを大きくする必要があるが、ボリュームを上げた時、ギ ャップJが大きいとスピーカーの感度が低下する、という問題を有していた。
【0005】 本考案は、これらの事情に鑑みてなされたもので、ボイスコイルを二つの支点 で支えることにより、揺動による振幅を最低限に抑え、さらに、ワッシャーとヨ ークに介在するギャップを縮小することができるため、ノイズが極めて発生しに くいとともに、スピーカーの感度が高まり、音の歪が減少音質が良好となるよう にしたスピーカを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案のスピーカーは、フレーム底部に通気孔 を備えたヨークを連結し、ヨーク中央の短突柱の上方にマグネットを設け、マグ ネットに載置されたワッシャーの外側に、コイルが繞設されたボイスコイルを設 け、ボイスコイル頂部を振動板及びサラウンドに連結し、もう一方のサラウンド をヨークの周縁に設置された結合部に連結するとともに、前記ボイスコイルの下 端に連結することを特徴とする。
【0007】 また、上記ヨークの周縁に設置された結合部には、内側に向かって適度な長さ の突唇を延設した。
【0008】 さらに、ヨークの周縁に設置された結合部突唇の下方には、サラウンドと結合 する階層部を設けた。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の一実施の形態のスピーカを説明する。
【0010】 図2に示すように、底部に通気孔11が設けられたヨーク10は、その頂端部 が歯状に形成されたフレーム42に結合している。このフレーム42はその中央 に振動板41が設置され、この振動板41の外周縁にサラウンド40が設けられ 、このサラウンド40は、上記フレーム42に連結している。
【0011】 図3に示すように、ヨーク10の周縁には結合部13が設けられ、この結合部 13には内側に向かって適度な長さに延伸する突唇を設けている。この突唇の底 縁には階層部14が設けられ、この階層部14はサラウンド15の一端に連結し ている。上記ヨーク10中央には短突柱12が設けられ、この短突柱12にマグ ネット20を載置し、このマグネット20の上方にはワッシャー21を設置して いる。このワッシャー21と結合部13との間には、所定のギャップ22をあけ 、薄片を巻回して形成したボイスコイル30をこのギャップ22内に配置してい る。 上記ボイスコイル30は、その底部がギャップ22内でもう一方のサラウ ンド15に連結し、また、頂端はサラウンド40に連結している。上記ボイスコ イル30に繞設されたコイル31は、ちょうどギャップ22内に位置し、また、 ボイスコイル30の頂部は振動板41に連結しているため、ヨーク10内部にお いてボイスコイル30は両端に支点が形成されることとなる。
【0012】 図4に示すのは、本考案を効率の高いスピーカーに実施した例である。この場 合、ヨーク10の頂部は、円筒度を備えるとともに、外側に広がるフレーム44 に結合している(その内部構造は図3と同様であるため、ここに再度説明を加え ない)。フレーム44の頂縁にあるサラウンド40は、振動板41に連結し、こ の振動板41の底部はボイスコイル30に連結し、また、ボイスコイル30の頂 部はダストキャップ43に結合しており、ボイスコイル30は両端に支点を有す ることとなる。
【0013】 この構成でピーカーに通電されると、マグネット20が磁場を吸引し、これに よってコイル31はボイスコイル30を振動させるが、この時ボイスコイル30 の頂部と底部はサラウンド40,15に制限されるため、左右に揺動してワッシ ャー21及び結合部13の突唇にぶつかることはなく、ノイズ発生率が最低とな る。また、ワッシャー21と結合部13突唇間のギャップ22も最小にすること ができたため、スピーカーの感度も高めることができる。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、ボイスコイルを二つの支点で支えるこ とにより、揺動による振幅を最低限に抑え、さらに、ワッシャーとヨークに介在 するギャップを縮小することができるため、ノイズが極めて発生しにくいととも に、スピーカーの感度が高まり、音の歪が減少音質が良好となるという効果を有 する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術に係るスピーカーを示す断面図であ
る。
【図2】本考案に係るスピーカーの一実施の形態を示す
斜視図である。
【図3】図2に示すスピーカーの断面図である。
【図4】本考案に係るスピーカーの他の実施の形態を示
す断面図である。
【符号の説明】
A:フレーム B:マグネット C:ボイスコイル C1:コイル D:ダンパー E:振動板 F:ダストキャップ G:ヨーク H:ワッシャー I:サラウンド J:ギャップ 10:ヨーク 11:通気孔 12:短突柱 13:結合部 14:階層部 15:サラウンド 20:マグネット 21:ワッシャー 22:ギャップ 30:ボイスコイル 31:コイル 40:サラウンド 41:振動板 42:フレーム 43:ダストキャップ 44:フレーム

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム底部に通気孔を備えたヨークを
    連結し、このヨーク中央の短突柱の上方にマグネットを
    設け、このマグネットにワッシャーを載置し、このワッ
    シャーの外側にコイルが繞設されたボイスコイルを設
    け、このボイスコイル頂部を振動板及びサラウンドに連
    結し、前記ボイスコイルの下端に他方のサラウンドを連
    結し、このサラウンドを前記ヨークの周縁に設置された
    結合部に連結したことを特徴とするスピーカー。
  2. 【請求項2】 前記ヨークの周縁に設置された前記結合
    部は、内方向に、適度な長さの突唇を延設したことを特
    徴とする請求項1に記載のスピーカー。
  3. 【請求項3】 前記ヨークの周縁に設置された前記結合
    部は、前記突唇の下方に、前記サラウンドと結合する階
    層部を設けたことを特徴とする請求項2に記載のスピー
    カー。
JP2000004312U 2000-06-21 2000-06-21 スピーカー Expired - Lifetime JP3074246U (ja)

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