JP3074029U - コーヒー殻炭材 - Google Patents
コーヒー殻炭材Info
- Publication number
- JP3074029U JP3074029U JP2000005009U JP2000005009U JP3074029U JP 3074029 U JP3074029 U JP 3074029U JP 2000005009 U JP2000005009 U JP 2000005009U JP 2000005009 U JP2000005009 U JP 2000005009U JP 3074029 U JP3074029 U JP 3074029U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- charcoal
- coffee
- effect
- materials
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】良質の炭材を安価に供給すると同時に、産業廃
棄物の再利用(リサイクル)を図る。 【構成】産業廃棄物として廃棄処分されていた飲料コー
ヒーの使用後のコーヒー殻を炭化させ、顆粒状の炭材を
製造した。
棄物の再利用(リサイクル)を図る。 【構成】産業廃棄物として廃棄処分されていた飲料コー
ヒーの使用後のコーヒー殻を炭化させ、顆粒状の炭材を
製造した。
Description
【0001】
近年、生活環境の活性材として木炭を代表とした各種の炭材が利用されている 。また一方、環境保全の観点から各種産業廃棄物の処理方法が問題視されている 中で、飲料コーヒーの使用殻も例外ではなく問題となっている。本考案はこれら 2つの要素の利用技術に関するものである。
【0002】
従来、木炭や竹炭などの炭材が持つ多くの効能が見直されたとともに、建築・ 家屋内使用材、飲料・食品応用材、装身具材等、生活環境の各種活性材として炭 材が多く利用され始めている。また一方、産業廃棄物の一つである飲料コーヒー の使用殻は何の利用もされずに廃棄されいた。
【0003】
しかしながら上記の様な木炭や竹炭はその原材料から各種最終形状に加工され るまでに多くの時間と費用も必要であり、特に良質の炭材は材料とともにその生 産数量も少なく、多くの用途に広がるまでには至っていない。 また炭の利用方法も多岐に渡っているが、用途によっては出来上がった炭を粉砕 して使用することも多く、炭の効用の要因の一つとして挙げられる表面及び内部 に空いた多くの微小な穴をつぶしてしまうことにもなる。 一方、飲料コーヒー殻はそのまま廃棄処分されていたために環境汚染の観点でも 問題にされ、その再利用が望まれている。 本考案は上記2つの課題に鑑み、良質の炭材を安価な価格で供給し、同時に産 業廃棄物の再利用を図るものである。
【0004】
上記課題を解決するために本考案のコーヒー殻炭材は、飲料用として 使われたコーヒーの殻を炭化させたところ、その表面に高級炭として知られてい る備長炭や活性炭と同等以上の多くの微小な穴が発見できた。備長炭や竹炭が高 級炭材として使用される理由はこの微小穴の数が他の炭材と比べて非常に多いこ とが理由であり、この微小穴が浄化作用や有害物質吸着作用に特に効果があるこ とが知られている。さらに顆粒状のコーヒー殻をそのまま炭化することにより、 大きな炭材を粉砕して微小穴がつぶれるということも無くなった。 このことから、本考案では産業廃棄物として処分されていた使用済みのコーヒー 殻を炭化させて効能の高い炭材としての再利用を考えたものである。
【0005】
本考案は、廃棄処分していた使用済みのコーヒー殻をそのままの顆粒 状で炭化装置にて炭化させる。従って出来上がった炭材も顆粒状であり、そのま ま利用すれば数多くの微小穴もつぶれることもない。
【0006】
以下本考案の実施例のコーヒー殻炭材を、図面(写真)を参照にして 説明する。
【図3】は従来の高級炭材として利用されている備長炭の表面を写した顕微鏡写 真である。
【図1】は炭化後のコーヒー殻炭材の大きさを概略で示した図である。
【図2】は本考案のコーヒー殻炭材の表面を200倍で写した顕微鏡写真である 。
【図2】の顕微鏡写真において、備長炭と同等以上の数多くの微小な穴が空い ていることが判り、炭材としての効用が高いものである。
【0007】
以上のように本考案によれば、飲料として使用された後のコーヒー殻 を炭化させた炭材を利用することによって、高級炭と同等の炭材を安価で供給で き、炭としての出来上がりが顆粒状であることから従来の顆粒状にしたい場合の 粉砕による微小穴のつぶれも防ぎ、且つ産業廃棄物として廃棄処分されていたコ ーヒー殻の再利用(リサイクル)も兼ね合わせた効果を生むものである。
【図1】本考案の実施例におけるコーヒー殻炭材の概略
の大きさを示した図。
の大きさを示した図。
【図2】本考案の実施例におけるコーヒー殻炭材の表面
を表した顕微鏡写真。
を表した顕微鏡写真。
【図3】従来の備長炭におけるコーヒー殻炭材の表面を
表した顕微鏡写真。
表した顕微鏡写真。
1 本考案のコーヒー殻炭材における微小穴 1′従来の備長炭における微小穴
Claims (1)
- 【請求項1】 吸湿作用、浄化作用、有害物質吸着作
用、脱臭作用、マイナスイオン効果、遠赤外線効果が知
られている炭材において、コーヒー(アカネ科)の実を
飲料として使用した後の殻を炭化させて炭材としたこと
を特長とするコーヒー殻炭材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000005009U JP3074029U (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | コーヒー殻炭材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000005009U JP3074029U (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | コーヒー殻炭材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3074029U true JP3074029U (ja) | 2000-12-19 |
Family
ID=43207222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000005009U Expired - Lifetime JP3074029U (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | コーヒー殻炭材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3074029U (ja) |
-
2000
- 2000-06-13 JP JP2000005009U patent/JP3074029U/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN105771899B (zh) | 一种高效除磷除重金属的生物炭、制备方法及其应用 | |
Vijayalakshmi et al. | Removal of acid violet 17 from aqueous solutions by adsorption onto activated carbon prepared from pistachio nut shell | |
JP6531198B1 (ja) | 吸水処理材及びその製造方法 | |
CN108176373A (zh) | 一种氧化石墨烯改性玉米秸秆生物炭及其制备方法和在去除污水中重金属的应用 | |
CN104472377A (zh) | 一种芳香除菌型猫砂及其制备方法 | |
CN106675597A (zh) | 一种水葫芦‑氧化镁复合生物炭的制备方法及应用 | |
CN107126765B (zh) | 一种陶瓷过滤净化材料及其制备方法 | |
CN110142026A (zh) | 吸附水体中镉的碱木质素基生物炭高效吸附材料、制备方法及其应用 | |
CN112058224A (zh) | 一种去除污水中汞的复合生物炭改性材料的制备方法 | |
CN101844003B (zh) | 用于去除饮用水中铜的过滤介质及其制备方法 | |
CN101596447A (zh) | 用于去除水中n-亚硝基二甲胺的过滤介质及其制备方法 | |
JP3074029U (ja) | コーヒー殻炭材 | |
CN108620020A (zh) | 一种含有贝壳粉的新型复合空气净化材料 | |
CN101327423B (zh) | 含活性炭的球状颗粒复合材料及其制备工艺 | |
CN111617730B (zh) | 一种粉煤灰复合材料、其制备方法及应用 | |
CN108190888A (zh) | 一种生物质颗粒活性炭及其制备方法 | |
CN104069824B (zh) | 一种复合型离子吸附碳膜及其制备方法 | |
CN109589914A (zh) | 一种利用中药药渣同步热解和磁化制备磁性生物炭的方法及其应用 | |
JPH07144976A (ja) | コーヒー豆殻を原料とした成形活性炭の製造方法 | |
CN101085407A (zh) | 纳米微晶复合滤料及其制造方法 | |
CN109319948B (zh) | 一种纳米生物净水剂的制备方法 | |
CN107651812B (zh) | 一种污水深度处理工艺 | |
CN207838641U (zh) | 一种绿色淀粉包装膜制备专用废气净化吸附工装 | |
JP2003144918A (ja) | 油吸着材 | |
KR101855589B1 (ko) | 공기정화장치 필터용 발포체의 제조 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |