JP3074020B2 - 吹込成形自立式プラスチック容器 - Google Patents
吹込成形自立式プラスチック容器Info
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- JP3074020B2 JP3074020B2 JP03518294A JP51829491A JP3074020B2 JP 3074020 B2 JP3074020 B2 JP 3074020B2 JP 03518294 A JP03518294 A JP 03518294A JP 51829491 A JP51829491 A JP 51829491A JP 3074020 B2 JP3074020 B2 JP 3074020B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D1/00—Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0223—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
- B65D1/0261—Bottom construction
- B65D1/0284—Bottom construction having a discontinuous contact surface, e.g. discrete feet
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Table Devices Or Equipment (AREA)
- Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、容器を支持するための自立用底構造体を
有するとともに、内部圧力に耐えることができる、吹込
成形プラスチック容器に関する。
有するとともに、内部圧力に耐えることができる、吹込
成形プラスチック容器に関する。
従来技術 過去においては、容器を加圧する炭酸飲料を入れるた
めの伝統的な吹込成形プラスチック容器は、大部分、吹
込成形容器の下端が使用中、容器を支持する射出成形プ
ラスチック底カップの中に受け入れられた半球形状を有
している、底カップ容器として製造されてきた。そのよ
うな底カップにより、半球形状を内部圧力に耐えうる必
要強度を出させるのに利用することができ、しかも、容
器を直立状態に支持することができる平らな面を作る。
その様な容器は満足に機能するものの、底カップを製造
すること、底カップを吹込成形容器に組立てることの両
方にコストがかかり、その様なコストを小売価格に必然
的に含ませなければならない。
めの伝統的な吹込成形プラスチック容器は、大部分、吹
込成形容器の下端が使用中、容器を支持する射出成形プ
ラスチック底カップの中に受け入れられた半球形状を有
している、底カップ容器として製造されてきた。そのよ
うな底カップにより、半球形状を内部圧力に耐えうる必
要強度を出させるのに利用することができ、しかも、容
器を直立状態に支持することができる平らな面を作る。
その様な容器は満足に機能するものの、底カップを製造
すること、底カップを吹込成形容器に組立てることの両
方にコストがかかり、その様なコストを小売価格に必然
的に含ませなければならない。
圧力に耐えることのできる吹込成形容器は、また、次
の米国特許により開示されているように、容器本体と一
体の自立用の底構造体と一緒に製造されてきた。アドマ
イティスの米国特許第3,598,270号；カーミカエルの米
国特許第3,727,783号；ヒリグの米国特許第3,759,410
号；アドマイティスの米国特許第3,871,541号；ダスの
米国特許第3,935,955号。これらの特許は、容器を支持
する下部の足を有する、円周方向に間隔を隔てた脚部を
設けることによって、内部圧力に耐えることのできる自
立用吹込成形容器を設計した、比較的初期の試みを開示
している。
の米国特許により開示されているように、容器本体と一
体の自立用の底構造体と一緒に製造されてきた。アドマ
イティスの米国特許第3,598,270号；カーミカエルの米
国特許第3,727,783号；ヒリグの米国特許第3,759,410
号；アドマイティスの米国特許第3,871,541号；ダスの
米国特許第3,935,955号。これらの特許は、容器を支持
する下部の足を有する、円周方向に間隔を隔てた脚部を
設けることによって、内部圧力に耐えることのできる自
立用吹込成形容器を設計した、比較的初期の試みを開示
している。
より最近の、自立用底構造体を有する吹込成形プラス
チック容器がドイツ特許公開第29 20 122号とポコッ
ク他の米国特許第4,249,667号；コレット他の米国特許
第4,267,144号；ミッシェルの米国特許第4,276,987号；
チャンの米国特許第4,294,366号；シンダー他の米国特
許第4,318,489号；コレット他の米国特許第4,335,821
号；モティルの米国特許第4,368,825号；クリシュナク
マー他の米国特許第4,785,949号；ミラー他の米国特許
第4,785,950号；ホワード ジュニアーの米国特許第4,8
50,494号；ホワード ジュニアーの米国特許第4,850,49
3号；パワーズの米国特許第4,867,323号；とコレット他
の米国特許第4,910,054号に開示されている。
チック容器がドイツ特許公開第29 20 122号とポコッ
ク他の米国特許第4,249,667号；コレット他の米国特許
第4,267,144号；ミッシェルの米国特許第4,276,987号；
チャンの米国特許第4,294,366号；シンダー他の米国特
許第4,318,489号；コレット他の米国特許第4,335,821
号；モティルの米国特許第4,368,825号；クリシュナク
マー他の米国特許第4,785,949号；ミラー他の米国特許
第4,785,950号；ホワード ジュニアーの米国特許第4,8
50,494号；ホワード ジュニアーの米国特許第4,850,49
3号；パワーズの米国特許第4,867,323号；とコレット他
の米国特許第4,910,054号に開示されている。
上記特許により開示された特許のあるものは、自立用
底構造体を支持する平らな足を有する。しかし、その構
造体のいくつかは、ベーム他の米国特許第4,865,206号
により開示されているように、下部の足を内向き方向
に、上方に傾斜させることが必要であるように、圧力に
より偏向し、従って、容器を一杯にした時に内圧を受け
ると、足は互いに同一平面関係まで、下方に偏向する。
底構造体を支持する平らな足を有する。しかし、その構
造体のいくつかは、ベーム他の米国特許第4,865,206号
により開示されているように、下部の足を内向き方向
に、上方に傾斜させることが必要であるように、圧力に
より偏向し、従って、容器を一杯にした時に内圧を受け
ると、足は互いに同一平面関係まで、下方に偏向する。
また、英国特許出願GB2189214A号は、周壁と凸状の底
壁とによって構成された凹部をもつ、単一の底構造体を
有する吹込成形プラスチック容器を開示している。この
凹部は、容器を吹込成形するのに使用されるプリフォー
ムを中心に位置付けし、かつまた、プリフォームを射出
成形する下部のゲート領域が、安定性に悪影響を及ぼし
てしまうように、容器の最も下の部分となるのを防ぐよ
うに機能するものとして開示されている。
壁とによって構成された凹部をもつ、単一の底構造体を
有する吹込成形プラスチック容器を開示している。この
凹部は、容器を吹込成形するのに使用されるプリフォー
ムを中心に位置付けし、かつまた、プリフォームを射出
成形する下部のゲート領域が、安定性に悪影響を及ぼし
てしまうように、容器の最も下の部分となるのを防ぐよ
うに機能するものとして開示されている。
発明の開示 本発明の目的は、内部圧力を受けた場合でも、容器に
良好な安定性をもたらす自立用底構造体を有する、改良
された吹込成形プラスチック容器を提供することにあ
る。
良好な安定性をもたらす自立用底構造体を有する、改良
された吹込成形プラスチック容器を提供することにあ
る。
上記の目的を達成するために発明を具体化した吹込成
形プラスチック容器は、中心軸線Ａを有し、かつ、直径
Ｄで中心軸線Ａにを中心に垂直方向に延びる円筒形本体
部分を有する。容器の上端の閉鎖部は円筒形本体部分の
上端と一体であり、そして、容器を一杯にし、また、必
要に応じて容器の中身を出す出し口を有する。容器の自
立用底構造体は、下端を閉じるために、円筒形本体部分
と一体であり、かつ、本発明に従って構成されている。
形プラスチック容器は、中心軸線Ａを有し、かつ、直径
Ｄで中心軸線Ａにを中心に垂直方向に延びる円筒形本体
部分を有する。容器の上端の閉鎖部は円筒形本体部分の
上端と一体であり、そして、容器を一杯にし、また、必
要に応じて容器の中身を出す出し口を有する。容器の自
立用底構造体は、下端を閉じるために、円筒形本体部分
と一体であり、かつ、本発明に従って構成されている。
この発明の自立用底構造体は、胴体部分に対し互いに
円周方向に間隔を隔てた、複数の下方に突出した中空の
脚部を有する。各脚部が下方の平らな足を有し、各足は
容器を立てた状態に支持する際に協同するため、他の脚
部の足と同一平面上である。下部の平らな足は、倒れな
いように良好な安定性をもたらすため、円筒形胴体部分
の直径Ｄの少なくとも0.75の外径Dfを有する。各脚部は
また、平らな足の外端から円筒形本体部分まで延びる外
壁を有する。各脚部の外壁は、円筒形本体部分の直径Ｄ
の0.05より小さい曲率半径Rjで、急に湾曲した連結部を
有する。各脚部はまた、傾斜し、かつ、その平らな足の
内端から上方かつ内方に延びる平らな内側連結部分を有
し、各脚部はまた、平らな足、外壁、および平らな内側
連結部分と協働して脚部を閉じる。
円周方向に間隔を隔てた、複数の下方に突出した中空の
脚部を有する。各脚部が下方の平らな足を有し、各足は
容器を立てた状態に支持する際に協同するため、他の脚
部の足と同一平面上である。下部の平らな足は、倒れな
いように良好な安定性をもたらすため、円筒形胴体部分
の直径Ｄの少なくとも0.75の外径Dfを有する。各脚部は
また、平らな足の外端から円筒形本体部分まで延びる外
壁を有する。各脚部の外壁は、円筒形本体部分の直径Ｄ
の0.05より小さい曲率半径Rjで、急に湾曲した連結部を
有する。各脚部はまた、傾斜し、かつ、その平らな足の
内端から上方かつ内方に延びる平らな内側連結部分を有
し、各脚部はまた、平らな足、外壁、および平らな内側
連結部分と協働して脚部を閉じる。
また、容器の自立用底構造体は、また、下方に突出し
た脚部の間にあって、互いに円周方向に間隔を隔てて、
脚部の隣接した側壁を連結する複数の湾曲リブを有す
る。各リブは上方に延び、容器の円筒形本体部分に連結
されている外端を有し、各リブはまた、脚部の両側で脚
部の内側連結部分の間に位置する、容器の中心軸線Ａに
向かって下方かつ内側に延びる下方内端を有し、各リブ
は、また、外方に凸型の形状でリブの外端と内端との間
に延びる湾曲中間部分を有する。
た脚部の間にあって、互いに円周方向に間隔を隔てて、
脚部の隣接した側壁を連結する複数の湾曲リブを有す
る。各リブは上方に延び、容器の円筒形本体部分に連結
されている外端を有し、各リブはまた、脚部の両側で脚
部の内側連結部分の間に位置する、容器の中心軸線Ａに
向かって下方かつ内側に延びる下方内端を有し、各リブ
は、また、外方に凸型の形状でリブの外端と内端との間
に延びる湾曲中間部分を有する。
容器の自立用底構造体はまた、ほぼ円形のハブを有
し、脚部と湾曲リブはこのハブから半径方向に延び、底
構造体の脚部と湾曲リブと共に中心軸線Ａに沿って位置
する。このハブは、円筒形本体部分の直径Ｄの約0.15か
ら0.25の範囲内の直径Dhを有する。更に、このハブは、
脚部の上方に延びる平らな内側連結部分との連結部を有
し、かつ、下方に延びた湾曲リブの内端に連結する。
し、脚部と湾曲リブはこのハブから半径方向に延び、底
構造体の脚部と湾曲リブと共に中心軸線Ａに沿って位置
する。このハブは、円筒形本体部分の直径Ｄの約0.15か
ら0.25の範囲内の直径Dhを有する。更に、このハブは、
脚部の上方に延びる平らな内側連結部分との連結部を有
し、かつ、下方に延びた湾曲リブの内端に連結する。
上述したように、プラスチック吹込成形容器の自立用
底構造体は、容器を空の状態で充填ラインに沿って移動
させる充填前に特に有用な、倒れないように良好な安定
性をもたらす。また、自立用底構造体は充填後、内部圧
力に耐えうる構造と壁の厚さを有する。
底構造体は、容器を空の状態で充填ラインに沿って移動
させる充填前に特に有用な、倒れないように良好な安定
性をもたらす。また、自立用底構造体は充填後、内部圧
力に耐えうる構造と壁の厚さを有する。
好ましい具体例において、ハブは円形の上壁と、この
上壁に連結される上端を有する環状壁を有する。また、
その環状壁は脚部の平らな足に対して少なくとも45度の
傾斜で、上壁から下方に延びている。そのハブの環状壁
は、脚部の平らな内側連結部分に連結される下端を有
し、また、湾曲リブの内端に連結している。更に、ハブ
の上壁は円筒形本体部分の直径Ｄの約0.08から0.12の範
囲内の高さHh1分だけ、脚部の平らな足より上に間隔を
隔てている。それに加え、ハブの環状壁の下端は円筒形
本体部分の直径Ｄの約0.035と0.065の範囲内の高さHh2
分だけ、脚部の平らな足より上に間隔を隔てているのが
好ましい。最良の結果は、容器が円筒形本体部分の直径
Ｄの約0.1の高さHh1、円筒形本体部分の直径Ｄの約0.04
から0.06の範囲内の高さHh2、そして脚部の平らな足に
対して少なくとも60度の傾斜を持つハブの環状壁で構成
されている場合に、達成することができる。
上壁に連結される上端を有する環状壁を有する。また、
その環状壁は脚部の平らな足に対して少なくとも45度の
傾斜で、上壁から下方に延びている。そのハブの環状壁
は、脚部の平らな内側連結部分に連結される下端を有
し、また、湾曲リブの内端に連結している。更に、ハブ
の上壁は円筒形本体部分の直径Ｄの約0.08から0.12の範
囲内の高さHh1分だけ、脚部の平らな足より上に間隔を
隔てている。それに加え、ハブの環状壁の下端は円筒形
本体部分の直径Ｄの約0.035と0.065の範囲内の高さHh2
分だけ、脚部の平らな足より上に間隔を隔てているのが
好ましい。最良の結果は、容器が円筒形本体部分の直径
Ｄの約0.1の高さHh1、円筒形本体部分の直径Ｄの約0.04
から0.06の範囲内の高さHh2、そして脚部の平らな足に
対して少なくとも60度の傾斜を持つハブの環状壁で構成
されている場合に、達成することができる。
プラスチック吹込成形容器の他の好ましい具体例にお
いては、自立用の底構造体のハブは、水平に延び脚部の
上方に延びる平らな内側接続部分と、下方に延びる湾曲
リブの内端に連結する外周を有する、一般に平らな形を
有する。この平らなハブは円筒形本体部分の直径Ｄの約
0.035から0.065の範囲内の高さHh分だけ、平らな足の面
より上に間隔を隔てているのが好ましい。
いては、自立用の底構造体のハブは、水平に延び脚部の
上方に延びる平らな内側接続部分と、下方に延びる湾曲
リブの内端に連結する外周を有する、一般に平らな形を
有する。この平らなハブは円筒形本体部分の直径Ｄの約
0.035から0.065の範囲内の高さHh分だけ、平らな足の面
より上に間隔を隔てているのが好ましい。
プラスチック吹込成形容器の次の具体例において、自
立用底構造体のハブは、脚部の内側方向に延びる平らな
内側連結部分に、また下方に延びた湾曲リブの内端に連
結する外周を有する、下方に延びた形を有する。この下
方に延びたハブは、各リブの湾曲した中間部分の曲率半
径の２分の１より小さい曲率半径を有することが最も好
ましい、カーブ形を有することが好ましい。更に下方に
延びたハブは、円筒形本体部分の直径Ｄの約0.025から
0.035の範囲内の高さHh分だけ、平らな足の面より上に
空間をおく、湾曲した下端を有することが好ましい。
立用底構造体のハブは、脚部の内側方向に延びる平らな
内側連結部分に、また下方に延びた湾曲リブの内端に連
結する外周を有する、下方に延びた形を有する。この下
方に延びたハブは、各リブの湾曲した中間部分の曲率半
径の２分の１より小さい曲率半径を有することが最も好
ましい、カーブ形を有することが好ましい。更に下方に
延びたハブは、円筒形本体部分の直径Ｄの約0.025から
0.035の範囲内の高さHh分だけ、平らな足の面より上に
空間をおく、湾曲した下端を有することが好ましい。
プラスチック吹込成形容器の各具体例は、名目上の肉
厚さｔを有する円筒形本体部分を有する。平らな足の内
端、脚部の平らな内側連結部分、湾曲リブの内端とハブ
のそれぞれは、柱胴体部分の名目上の肉厚さｔの少なく
とも1.7倍の壁の厚さｔ′を有する。
厚さｔを有する円筒形本体部分を有する。平らな足の内
端、脚部の平らな内側連結部分、湾曲リブの内端とハブ
のそれぞれは、柱胴体部分の名目上の肉厚さｔの少なく
とも1.7倍の壁の厚さｔ′を有する。
プラスチック吹込成形容器の各具体例は、先端を切っ
たような形をした楔形の脚部の下方平らな足を有し、各
湾曲リブはその端部の間は一般的には平らな断面を有す
る。各脚部の外壁は、湾曲した形を有し、その上端は円
筒形本体部分の下端の隣接部分に接する。各脚部の外壁
は、円筒形本体部分の直径Ｄの0.75より大きい曲率半径
Rwを有することが好ましい。容器の好ましい構造におい
ては、各リブは、中心軸線Ａをはさんでリブの反対側に
曲率中心をもって、円筒形本体部分の直径Ｄの約0.6よ
り大きい曲率半径Rrを有している。
たような形をした楔形の脚部の下方平らな足を有し、各
湾曲リブはその端部の間は一般的には平らな断面を有す
る。各脚部の外壁は、湾曲した形を有し、その上端は円
筒形本体部分の下端の隣接部分に接する。各脚部の外壁
は、円筒形本体部分の直径Ｄの0.75より大きい曲率半径
Rwを有することが好ましい。容器の好ましい構造におい
ては、各リブは、中心軸線Ａをはさんでリブの反対側に
曲率中心をもって、円筒形本体部分の直径Ｄの約0.6よ
り大きい曲率半径Rrを有している。
プラスチック吹込成形容器の各具体例の好ましい構造
では、奇数の脚部とリブを有し、各脚部が関連したリブ
と直径方向に対向した関係に位置決めされている旨開示
されている。５つの脚部と５つのリブは、各開示された
具体例の自立用底構造体を構成し、各脚部は関連するリ
ブと直径上反対側の関係に位置し、脚部とリブは、円周
上交互の関係でハブから放射状に延びている。
では、奇数の脚部とリブを有し、各脚部が関連したリブ
と直径方向に対向した関係に位置決めされている旨開示
されている。５つの脚部と５つのリブは、各開示された
具体例の自立用底構造体を構成し、各脚部は関連するリ
ブと直径上反対側の関係に位置し、脚部とリブは、円周
上交互の関係でハブから放射状に延びている。
添付された図面との関係でみると、本発明の目的、機
能、利点は、発明が成し遂げうる最良の形態についての
後述の詳細な記述から、容易に明らかとなる。
能、利点は、発明が成し遂げうる最良の形態についての
後述の詳細な記述から、容易に明らかとなる。
図面の簡単な説明 図１は本発明に従って構成された自立用底構造体を有
する吹込成形プラスチック容器の一実施例の、一部断面
で示す立面図である。
する吹込成形プラスチック容器の一実施例の、一部断面
で示す立面図である。
図２は図１の一部の拡大図であり、更に、上方に延び
た構造を有するものとし例示した中央円形ハブを有す
る、自立用底構造体の構造を図示す。
た構造を有するものとし例示した中央円形ハブを有す
る、自立用底構造体の構造を図示す。
図３は自立用底構造体の構造を図示する、図２の線３
−３の方向に沿う容器の底面図である。
−３の方向に沿う容器の底面図である。
図４は自立用底構造体の脚部の間に位置するリブの構
造を図示する、図２の線４−４の方向に沿う断面図であ
る。
造を図示する、図２の線４−４の方向に沿う断面図であ
る。
図５は自立用底構造体の中央円形ハブが、水平に延
び、ほぼ平らな形状を有している吹込成形容器の他の具
体例を図示する、図２と同様な断面図である。
び、ほぼ平らな形状を有している吹込成形容器の他の具
体例を図示する、図２と同様な断面図である。
図６は図５の線６−６の方向に沿う容器の底面図であ
る。
る。
図７は自立用底構造体の中央円形ハブが、下方に延び
た構造を有する、他の具体例を図示する、図２と５と同
じ方向の断面図である。
た構造を有する、他の具体例を図示する、図２と５と同
じ方向の断面図である。
図８は図７の線８−８の方向に沿う、底面図である。
実施例 図面の図１に関し、本発明に従って構成された吹込成
形プラスチック容器は、全体的に符号10で指示されてお
り、図に示されているように、容器を水平面12で支持し
た状態で垂直に延びる中心軸線Ａを有する。吹込成形プ
ラスチック容器10は、直径Ｄで、中心軸線Ａを中心に垂
直に延びる円筒形本体部分14を有する。容器の上端閉鎖
部16は、円筒形本体部分14の上端と一体になっており、
図示されていないキャップ型蓋をねじ込む為のネジ山18
を有するものとして、図示した注ぎ口を有する。また、
容器は、本発明に従って構成された自立用底構造体20を
有し、この底構造体は、円筒形本体部分の下端を閉じる
ため、円筒形本体部分14と一体となっている。後に詳述
するように、この自立用底構造体20は、倒れないように
する良好な安定性をもたらす能力を有している。これ
は、特に容器が空の場合や、容器の製造後及び充填ライ
ンでの移動中立てて搬送されている時に望ましい。更
に、自立用底構造体は、容器に炭酸飲料を充填する場合
のような内部圧力に耐えることができる。
形プラスチック容器は、全体的に符号10で指示されてお
り、図に示されているように、容器を水平面12で支持し
た状態で垂直に延びる中心軸線Ａを有する。吹込成形プ
ラスチック容器10は、直径Ｄで、中心軸線Ａを中心に垂
直に延びる円筒形本体部分14を有する。容器の上端閉鎖
部16は、円筒形本体部分14の上端と一体になっており、
図示されていないキャップ型蓋をねじ込む為のネジ山18
を有するものとして、図示した注ぎ口を有する。また、
容器は、本発明に従って構成された自立用底構造体20を
有し、この底構造体は、円筒形本体部分の下端を閉じる
ため、円筒形本体部分14と一体となっている。後に詳述
するように、この自立用底構造体20は、倒れないように
する良好な安定性をもたらす能力を有している。これ
は、特に容器が空の場合や、容器の製造後及び充填ライ
ンでの移動中立てて搬送されている時に望ましい。更
に、自立用底構造体は、容器に炭酸飲料を充填する場合
のような内部圧力に耐えることができる。
図１ないし３を参照すると、自立用底構造体20は、本
体部分に関して互いに円周方向に間隔を隔てた、複数の
下方に突出した中空脚部22を有している。各脚部22は、
立てた状態に容器を支持する際に協働するように、下部
の平らな足24を有し、各足24は、図１に示すような他の
脚部の足と同一平面である。下部の平らな足24は、の容
器が倒れないように良好な安定性をもたらすため、円筒
形本体部分の直径Ｄの少なくとも0.75の外径Dfを有す
る。また、各脚部22は、平らな足24の外端から円筒形本
体部分14まで延びる外壁26を有する。各脚部22の平らな
足24と外壁26は、図２に最も良く示されるように、急に
湾曲した連結部28を有する。この連結部28は、容器の外
側表面で、円筒形本体部分の直径Ｄの0.05より小さい曲
率半径Rjを有する。各脚部22は、また、平らな足24の内
端から上方、かつ、内方にと延び傾斜している平らな内
側連結部分30を有する。図２ないし３に最も良く示され
ているように、各脚部22は、また、下部の足24、外壁2
6、平らな内側連結部分30と協働して脚部を閉じる、一
対の側壁32を有する。
体部分に関して互いに円周方向に間隔を隔てた、複数の
下方に突出した中空脚部22を有している。各脚部22は、
立てた状態に容器を支持する際に協働するように、下部
の平らな足24を有し、各足24は、図１に示すような他の
脚部の足と同一平面である。下部の平らな足24は、の容
器が倒れないように良好な安定性をもたらすため、円筒
形本体部分の直径Ｄの少なくとも0.75の外径Dfを有す
る。また、各脚部22は、平らな足24の外端から円筒形本
体部分14まで延びる外壁26を有する。各脚部22の平らな
足24と外壁26は、図２に最も良く示されるように、急に
湾曲した連結部28を有する。この連結部28は、容器の外
側表面で、円筒形本体部分の直径Ｄの0.05より小さい曲
率半径Rjを有する。各脚部22は、また、平らな足24の内
端から上方、かつ、内方にと延び傾斜している平らな内
側連結部分30を有する。図２ないし３に最も良く示され
ているように、各脚部22は、また、下部の足24、外壁2
6、平らな内側連結部分30と協働して脚部を閉じる、一
対の側壁32を有する。
図２ないし４に最も良く図示されているように、自立
用底構造体20は、また、下方に突出した脚部22間で、互
いに円周方向に間隔を隔てて、脚部の隣接した側壁32を
連結する複数の湾曲リブ34を有する。図２に最も良く示
されているように、各リブ34は上方に延び、容器の円筒
形本体部分14連結された上方外端36を有する。各リブ34
は、また、図３に示されるように、リブの両側で脚部22
の内側連結部分30間に位置し、容器の中心軸線Ａに向か
って下方、かつ、内方に延びる下方内端38を有する。図
２に最も良く示されているように、湾曲リブ34は、外方
に凸の形状で外端36と内端と38の間に延びる、湾曲した
中間部分40を有する。
用底構造体20は、また、下方に突出した脚部22間で、互
いに円周方向に間隔を隔てて、脚部の隣接した側壁32を
連結する複数の湾曲リブ34を有する。図２に最も良く示
されているように、各リブ34は上方に延び、容器の円筒
形本体部分14連結された上方外端36を有する。各リブ34
は、また、図３に示されるように、リブの両側で脚部22
の内側連結部分30間に位置し、容器の中心軸線Ａに向か
って下方、かつ、内方に延びる下方内端38を有する。図
２に最も良く示されているように、湾曲リブ34は、外方
に凸の形状で外端36と内端と38の間に延びる、湾曲した
中間部分40を有する。
図２と３に最も良く図示されるように、容器の自立用
底構造体20はまた、中心軸線Ａに沿って位置する一般に
円形のハブ41を有し、脚部22と湾曲リブ34は、円周方向
に互いに交互の関係を成して、この円形ハブ41から半径
方向に延びている。このハブ41は、円筒形本体部分の直
径Ｄの約0.15から0.25の範囲内の直径Dhを有する。ハブ
41は、また、脚部の上方に延びる平らな内側連結部分30
への連結部42を有する。ハブは、また、湾曲リブの下方
に延びる内端38への連結部43を有する。
底構造体20はまた、中心軸線Ａに沿って位置する一般に
円形のハブ41を有し、脚部22と湾曲リブ34は、円周方向
に互いに交互の関係を成して、この円形ハブ41から半径
方向に延びている。このハブ41は、円筒形本体部分の直
径Ｄの約0.15から0.25の範囲内の直径Dhを有する。ハブ
41は、また、脚部の上方に延びる平らな内側連結部分30
への連結部42を有する。ハブは、また、湾曲リブの下方
に延びる内端38への連結部43を有する。
図２と３に示す容器の実施例では、自立用底構造体の
ハブ41は、上方に延びた形状を有し、その周囲は脚部の
上方に延びた平らな内側連結部30に、また、上述の如
く、湾曲リブの下方に延びた内端38に連結されている。
この上方に延びたハブ41は、円形上壁44とその上壁に連
結された上端を有し、脚部22の平らな足24に対して少な
くとも45度の傾斜をもって、そこから下方に延びている
環状壁46とを有する。ハブ41の環状壁46は、また、脚部
22の内側連結部分30に、また湾曲リブ34の内端38に連結
される下端を有する。ハブ41の上壁44は、円筒形本体部
分の直径Ｄの約0.08から0.12の範囲内の高さHh1分だ
け、脚部22の平らな足24の平面より上に、間隔を隔てて
いる。上述した自立用底構造体の直径Dhと高さHh1のこ
れらの寸法は、容器を作るプリフォームを膨張させて、
所望の強さを有するのに十分厚い肉厚をもって、平らな
足24の外端と外壁26との間に連結部28を確実に構成する
ことができる上で重要である。更に、ハブ41の環状壁46
の下端は、円筒形本体部分の直径Ｄの約0.035から0.065
の範囲内の高さHh2だけ、平らな足24の平面より上に間
隔を隔てている。この高さHh2の寸法は、容器の中心を
支持面12から上方に十分に間隔を隔てた状態に維持し、
従って、容器を吹込成形するのに利用される、プリフォ
ームの射出成形に使用される湯口こぶ48が、支持面によ
り上に十分に間隔を保ち、平らな足24は支持面と面同志
の係合で同一平面関係に維持される。最良の結果は、高
さHh1が円筒形本体部分の直径Ｄの約0.1、高さHh2が円
筒形本体部分の直径Ｄの約0.04から0.06の範囲内、ハブ
の環状壁46が脚部の平らな足24に対して少なくとも60度
の傾斜を持つ場合に達成される。開示されているよう
に、ハブの環状壁46は、脚部の平らな足24に対して約76
度の傾斜を有する。
ハブ41は、上方に延びた形状を有し、その周囲は脚部の
上方に延びた平らな内側連結部30に、また、上述の如
く、湾曲リブの下方に延びた内端38に連結されている。
この上方に延びたハブ41は、円形上壁44とその上壁に連
結された上端を有し、脚部22の平らな足24に対して少な
くとも45度の傾斜をもって、そこから下方に延びている
環状壁46とを有する。ハブ41の環状壁46は、また、脚部
22の内側連結部分30に、また湾曲リブ34の内端38に連結
される下端を有する。ハブ41の上壁44は、円筒形本体部
分の直径Ｄの約0.08から0.12の範囲内の高さHh1分だ
け、脚部22の平らな足24の平面より上に、間隔を隔てて
いる。上述した自立用底構造体の直径Dhと高さHh1のこ
れらの寸法は、容器を作るプリフォームを膨張させて、
所望の強さを有するのに十分厚い肉厚をもって、平らな
足24の外端と外壁26との間に連結部28を確実に構成する
ことができる上で重要である。更に、ハブ41の環状壁46
の下端は、円筒形本体部分の直径Ｄの約0.035から0.065
の範囲内の高さHh2だけ、平らな足24の平面より上に間
隔を隔てている。この高さHh2の寸法は、容器の中心を
支持面12から上方に十分に間隔を隔てた状態に維持し、
従って、容器を吹込成形するのに利用される、プリフォ
ームの射出成形に使用される湯口こぶ48が、支持面によ
り上に十分に間隔を保ち、平らな足24は支持面と面同志
の係合で同一平面関係に維持される。最良の結果は、高
さHh1が円筒形本体部分の直径Ｄの約0.1、高さHh2が円
筒形本体部分の直径Ｄの約0.04から0.06の範囲内、ハブ
の環状壁46が脚部の平らな足24に対して少なくとも60度
の傾斜を持つ場合に達成される。開示されているよう
に、ハブの環状壁46は、脚部の平らな足24に対して約76
度の傾斜を有する。
図５と６に関し、容器10′のもう一つの実施例は、後
に述べる場合を除き、前述の実施例と大変同じ構造を有
し、従って、同じ部分には同じ参照番号が付してあり、
前の記述が適用でき、繰り返す必要はない。しかし、こ
の実施例の自立用底構造体20′のハブ41′は、前述した
実施例によりなるような上方に延びた形状とは違って、
水平に延びる一般に平らな形状を有する。この水平に延
びる平らなハブ41′は、脚部の上方に延びた平らな面内
側連結部分30に連結部42により、また、湾曲リブの下方
に延びた内端38に、連結部43により連結された周囲を有
する。この平らなハブ41′は、円筒形本体部分の直径Ｄ
の約0.035から0.065の範囲内の高さHhだけ、下方の足24
の平面より上に間隔を保ち、かくして、これは、射出成
形湯口こぶ48′が容器の安定性に悪影響を及ぼさないよ
うに、十分、支持面12より上に位置決めされている。そ
れ以外は、図５と６に示す容器10′の実施例は、図１な
いし４の前述し実施例と同じである。
に述べる場合を除き、前述の実施例と大変同じ構造を有
し、従って、同じ部分には同じ参照番号が付してあり、
前の記述が適用でき、繰り返す必要はない。しかし、こ
の実施例の自立用底構造体20′のハブ41′は、前述した
実施例によりなるような上方に延びた形状とは違って、
水平に延びる一般に平らな形状を有する。この水平に延
びる平らなハブ41′は、脚部の上方に延びた平らな面内
側連結部分30に連結部42により、また、湾曲リブの下方
に延びた内端38に、連結部43により連結された周囲を有
する。この平らなハブ41′は、円筒形本体部分の直径Ｄ
の約0.035から0.065の範囲内の高さHhだけ、下方の足24
の平面より上に間隔を保ち、かくして、これは、射出成
形湯口こぶ48′が容器の安定性に悪影響を及ぼさないよ
うに、十分、支持面12より上に位置決めされている。そ
れ以外は、図５と６に示す容器10′の実施例は、図１な
いし４の前述し実施例と同じである。
更に、図７と８に関し、容器10″の実施例は、また、
後に述べる場合を除き、図１ないし４の実施例と一般に
同じ構造を有し、同じ部分には同じの参照番号が付けら
れ、前の記述のほとんどが適用でき、かくして、説明を
繰り返さない。図７と８に図示した吹込成形プラスチッ
ク容器10″は、中心軸線Ａに沿って位置し、下方に延び
る形状を備えた一般に円形のハブ41″を有する。その周
囲は、脚部の上方に延びた平らな内側連結部分30には連
結部42により、また湾曲リブの下方に延びた内端38に連
結部43により連結されている。図７に最も良く図示され
ているように、中心のハブ41″は好ましくは湾曲形状を
有し、各リブ34の湾曲した中間部分40の曲率半径Rrの半
分より小さい曲率半径Rhを有することが最も好ましい。
更に、下方に延びたハブ41″は円筒形本体部分の直径Ｄ
の約0.025から0.035の範囲内の高さHhだけ、平らな足24
の平面より上に間隔を隔てた湾曲した下端を有する。従
って、射出成形湯口こぶ48′が、容器の安定性に悪影響
を及ぼさないように、支持面12より上に間隔を隔てる。
開示された特定の構造では、下方に延びたハブ41″の曲
率半径Rrは、リブ34の中間部分40の曲率半径Rrの約３分
の１であり、これは、後に述べるように、円筒形本体部
分14の直径Ｄの約0.6より大きい。
後に述べる場合を除き、図１ないし４の実施例と一般に
同じ構造を有し、同じ部分には同じの参照番号が付けら
れ、前の記述のほとんどが適用でき、かくして、説明を
繰り返さない。図７と８に図示した吹込成形プラスチッ
ク容器10″は、中心軸線Ａに沿って位置し、下方に延び
る形状を備えた一般に円形のハブ41″を有する。その周
囲は、脚部の上方に延びた平らな内側連結部分30には連
結部42により、また湾曲リブの下方に延びた内端38に連
結部43により連結されている。図７に最も良く図示され
ているように、中心のハブ41″は好ましくは湾曲形状を
有し、各リブ34の湾曲した中間部分40の曲率半径Rrの半
分より小さい曲率半径Rhを有することが最も好ましい。
更に、下方に延びたハブ41″は円筒形本体部分の直径Ｄ
の約0.025から0.035の範囲内の高さHhだけ、平らな足24
の平面より上に間隔を隔てた湾曲した下端を有する。従
って、射出成形湯口こぶ48′が、容器の安定性に悪影響
を及ぼさないように、支持面12より上に間隔を隔てる。
開示された特定の構造では、下方に延びたハブ41″の曲
率半径Rrは、リブ34の中間部分40の曲率半径Rrの約３分
の１であり、これは、後に述べるように、円筒形本体部
分14の直径Ｄの約0.6より大きい。
図２、５、および７に図示され、上記した各実施例で
は、容器10,10′,10″の円筒形本体部分14は、通常は約
0.009から0.011インチの範囲内の名目上の肉厚ｔを有す
る。自立用底構造体20の構造は、平らな足24の内端、脚
部の内側連結部分30、湾曲リブ34の下方内端38、および
関係したハブ41、41′,41″を有し、その各々の肉厚
ｔ′は円筒形本体部分の名目上の肉厚ｔの少なくとも1.
7倍、好ましくは、名目上の肉厚ｔの約２倍である。
は、容器10,10′,10″の円筒形本体部分14は、通常は約
0.009から0.011インチの範囲内の名目上の肉厚ｔを有す
る。自立用底構造体20の構造は、平らな足24の内端、脚
部の内側連結部分30、湾曲リブ34の下方内端38、および
関係したハブ41、41′,41″を有し、その各々の肉厚
ｔ′は円筒形本体部分の名目上の肉厚ｔの少なくとも1.
7倍、好ましくは、名目上の肉厚ｔの約２倍である。
図３、６および８に関し、各容器の実施例は、各脚部
22の下方の平らな足24が、先を切った内端が足の関連し
た平らな内側連結部分30で終わり、湾曲した外端は、関
連した外壁26との連結部28に定められるような、先端を
切ったような楔形状を有するように構成された、自立用
底構造体を有している。
22の下方の平らな足24が、先を切った内端が足の関連し
た平らな内側連結部分30で終わり、湾曲した外端は、関
連した外壁26との連結部28に定められるような、先端を
切ったような楔形状を有するように構成された、自立用
底構造体を有している。
図４に図示すように、隣接した一対の脚部側壁32の間
の各リブ34は、その両端間の中間リブ部分40に沿って、
平らな断面を備えた湾曲形状を有している。かくして、
各リブ34のこの平断面は、上方外端36から中間リブ部分
40に沿って、ハブ42の環状壁46の下端の連結部における
下方内端38まで延びる。図４に示す平らなリブの断面
は、各容器の実施例10、10′、10″の構造の実例であ
る。
の各リブ34は、その両端間の中間リブ部分40に沿って、
平らな断面を備えた湾曲形状を有している。かくして、
各リブ34のこの平断面は、上方外端36から中間リブ部分
40に沿って、ハブ42の環状壁46の下端の連結部における
下方内端38まで延びる。図４に示す平らなリブの断面
は、各容器の実施例10、10′、10″の構造の実例であ
る。
図２、５、および７に図示すように、各脚部22の外壁
26は湾曲形状を有し、容器の円筒形本体部分14の下端の
隣接部分と接する上端50を有する。この外壁26の曲率と
各リブ34の曲率は、自立用底構造体に良好な安定性と、
前記の構造の一部としての内部圧力に耐える強さをもた
せることができる特徴を構成する。更に具体的には、各
足の外壁26は円筒形本体部分の直径Ｄの0.75より大きい
曲率半径Rwを有し、その結果、前述の如く、連結部28が
円筒形本体部分の直径Ｄの0.05より小さい曲率半径Rjで
構成されている場合に、平らな足24の外径Dfはできる限
り、大きくすることができる。更に、各リブ34は、中心
軸線Ａに対しリブの反対側に位置する曲率中心をもっ
て、円筒形本体部分の直径Ｄの約0.6より大きい曲率半
径Rrを有する。
26は湾曲形状を有し、容器の円筒形本体部分14の下端の
隣接部分と接する上端50を有する。この外壁26の曲率と
各リブ34の曲率は、自立用底構造体に良好な安定性と、
前記の構造の一部としての内部圧力に耐える強さをもた
せることができる特徴を構成する。更に具体的には、各
足の外壁26は円筒形本体部分の直径Ｄの0.75より大きい
曲率半径Rwを有し、その結果、前述の如く、連結部28が
円筒形本体部分の直径Ｄの0.05より小さい曲率半径Rjで
構成されている場合に、平らな足24の外径Dfはできる限
り、大きくすることができる。更に、各リブ34は、中心
軸線Ａに対しリブの反対側に位置する曲率中心をもっ
て、円筒形本体部分の直径Ｄの約0.6より大きい曲率半
径Rrを有する。
図３、６、および８に示すように、容器10の自立用底
20は、奇数の脚部22とリブ34を有し、各脚部22を関連し
たリブ34と直径方向に対向した関係に位置決めして、開
示されている。更に具体的には、容器10、10′、10″
は、各々５つの脚部22と５つのリブ34を有するものとし
て図示されており、これは、冷蔵庫のワイヤー棚または
他の不連続な支持体で支持する場合に、倒れないように
最良の安定性をもたらすような数である。
20は、奇数の脚部22とリブ34を有し、各脚部22を関連し
たリブ34と直径方向に対向した関係に位置決めして、開
示されている。更に具体的には、容器10、10′、10″
は、各々５つの脚部22と５つのリブ34を有するものとし
て図示されており、これは、冷蔵庫のワイヤー棚または
他の不連続な支持体で支持する場合に、倒れないように
最良の安定性をもたらすような数である。
図示した吹込成形容器10、10′、10″は、射出ストレ
ッチ吹込成形により、ポリエチレンテレフタルから製造
される。これは、前述のように自立用底構造体をもって
造られた場合に強さを増し、内部圧力に耐えうる二軸延
伸の容器壁を造りだす。
ッチ吹込成形により、ポリエチレンテレフタルから製造
される。これは、前述のように自立用底構造体をもって
造られた場合に強さを増し、内部圧力に耐えうる二軸延
伸の容器壁を造りだす。
本発明を実施する最良の形態を詳細に述べたが、この
発明が関係する技術に熟知している者は、下記の請求の
範囲に記載された如き、発明を実施するための種々の設
計、および実施例を認識するであろう。
発明が関係する技術に熟知している者は、下記の請求の
範囲に記載された如き、発明を実施するための種々の設
計、および実施例を認識するであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平１−267146（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65D 1/02
Claims (15)
- 【請求項１】中心軸線Ａを有し、直径Ｄで中心軸線Ａを
中心に垂直方向に延びる円筒形本体部分と、円筒形本体
部分の上端と一体で、かつ、出し口を有する上端閉塞部
と、円筒形本体部分の下端を閉じるように円筒形本体部
分と一体の自立用底構造体とからなる吹込成形プラスチ
ック容器であって、前記自立用底構造体が、 本体部分に対し、互いに円周方向に間隔を隔てた、複数
の下方に突出した中空の脚部を有し、各脚部が下方の平
らな足を有し、各足は容器を立てた状態に支持する際に
協働するように、他の脚部の足と同一平面であり、下方
の平らな足は、倒れないように良好な安定性をもたらす
ため、円筒形本体部分の直径Ｄの少なくとも0.75の外径
Dfを有し、 各脚部はまた、平らな足の外端から円筒形本体部分まで
延びる外壁を有し、各脚部はまた、一対の側壁を有し、
自立用底構造体はまた、下方に突出した脚部の間に互い
に円周方向に間隔を隔てており、かつ、脚部の隣接した
側壁を連結する複数の湾曲リブを有し、各リブは上方に
延び、かつ、容器の円筒形本体部分に連結されている上
方外端を有し、各リブはまた、容器の中心軸線Ａに向か
って下方かつ内方に延びる下方内端を有し、各リブはま
た、外方に凸状でリブの外端と内端との間に延びる湾曲
した中間部分を有し、 自立用底構造体はまた、中心軸線Ａに沿って位置する全
体的に円形のハブを有し、脚部と湾曲リブはこのハブか
ら半径方向に延び、 平らな足および脚部の外壁は、円筒形本体部分の直径Ｄ
の0.05よりも小さい曲率半径Rjをもつ、急に湾曲した連
結部を有し、 各脚部はまた、平らな足の内端から上方かつ内方に延び
て傾斜した平らな内側連結部を有し、各足の平らな内側
連結部は、一対の側壁および平らな足と協働して脚部を
閉じ、 各脚部の外壁は、円筒形本体部分の直径Ｄの0.75より大
きい曲率半径Rwをもつ湾曲形であり、また、円筒形本体
部分の下端の隣接部分に対して接する上端を有し、 各リブは、円筒形本体部分の直径Ｄの実質的に0.6より
大きく、かつ、中心軸線Ａに対してリブの反対側に湾曲
中心をもつ曲率半径Rrを有し、 ハブは、円筒形本体部分の直径Ｄの実質的に0.15から0.
25の範囲の直径Dhを有し、 ハブは、上方に延びる脚部の平らな内側連結部への連結
部を有し、また、ハブは、下方に延びる湾曲したリブの
内端への連結部を有する、ことを特徴とする吹込成形プ
ラスチック容器。 - 【請求項２】底構造体のハブが、脚部の上方に延びた平
らな内側連結部分に、また、下方に延びた湾曲リブに連
結された外周を有する、上方に延びた形状を有してい
る、請求の範囲第１項に記載の吹込成形プラスチック容
器。 - 【請求項３】上方に延びたハブが、円形の上壁とこの上
壁に連結され、脚部の平らな足に対して少なくとも45度
の傾斜で上壁から下方に延びた環状壁とを有し、ハブの
上壁は円筒形本体部分の直径Ｄの実質的に0.08から0.12
の範囲内の高さHh1分だけ、脚部の平らな足より上に間
隔を隔てている、請求の範囲第２項に記載の吹込成形プ
ラスチック容器。 - 【請求項４】ハブの環状壁の下端が、円筒形本体部分の
直径Ｄの実質的に0.035から0.065の範囲内の高さHh分だ
け、平らな足の平面より上に間隔を隔てている、請求の
範囲第３項に記載の吹込成形プラスチック容器。 - 【請求項５】高さHh1が円筒形本体部分の直径Ｄの実質
的に0.1であり、高さHh2が円筒形本体部分の直径Ｄの実
質的に0.04から0.06の範囲内であり、ハブの環状壁が脚
部の平らな足に対して少なくとも60度の傾斜を有してい
る、請求の範囲第４項に記載の吹込成形プラスチック容
器。 - 【請求項６】ハブが、水平に延び脚部の上方に延びた平
らな内側連結部分に、また下方に延びた湾曲リブの内端
に連結された外周を有する、ほぼ平らな形状を有してい
る、請求の範囲第１項に記載の吹込成形プラスチック容
器。 - 【請求項７】平らなハブが、円筒形本体部分の直径Ｄの
実質的に0.035と0.065の範囲内の高さHh分だけ、脚部の
平らな足より上に間隔を隔てている、請求の範囲第６項
記載の吹込成形プラスチック容器。 - 【請求項８】ハブが下方に延びた形状を有し、該形状は
脚部の上方に延びた平らな内側連結部分に、また下方に
延びた湾曲リブの内端に連結された外周を有している、
請求の範囲第１項に記載の吹込成形プラスチック容器。 - 【請求項９】下方に延びたハブが湾曲形状を有する、請
求の範囲第８項に記載の吹込成形プラスチック容器。 - 【請求項１０】下方に延びたハブの湾曲形状が、各リブ
の湾曲中間部分の曲率半径の２分の１より小さい曲率半
径を有し、下方に延びたハブが湾曲した下端を有し、該
下端は円筒形本体部分の直径Ｄの実質的に0.025から0.0
35の範囲内の高さHh分だけ、平らな足の面より上に間隔
を隔てている、請求の範囲第９項に記載の吹込成形プラ
スチック容器。 - 【請求項１１】円筒形本体部分が名目上の肉厚さｔを有
し、平らな足の内端、平らな足の平らな内端、湾曲リブ
の下方内端およびハブは、各々が円筒形本体部分の名目
上の肉厚さｔの少なくとも1.7倍の肉厚さｔ′を有す
る、請求の範囲第１項に記載の吹込成形プラスチック容
器。 - 【請求項１２】各脚部の下方の平らな足が、先端を切っ
た楔形状を有する、請求の範囲第１項に記載の吹込成形
プラスチック容器。 - 【請求項１３】各湾曲リブがその端部の間に、ほぼ平ら
な断面を有する、請求の範囲第１項または第12項に記載
の吹込成形プラスチック容器。 - 【請求項１４】奇数の脚部と、リブとを有し、各脚部は
関連するリブに対して直径方向に反対側に位置する、こ
とを特徴とする請求項１に記載の吹込成形プラスチック
容器。 - 【請求項１５】５つの脚部と５つのリブとを有する、こ
とを特徴とする請求項14に記載の吹込成形プラスチック
容器。
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