JP3073936U - 震動感知装置 - Google Patents
震動感知装置Info
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- JP3073936U JP3073936U JP2000003961U JP2000003961U JP3073936U JP 3073936 U JP3073936 U JP 3073936U JP 2000003961 U JP2000003961 U JP 2000003961U JP 2000003961 U JP2000003961 U JP 2000003961U JP 3073936 U JP3073936 U JP 3073936U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 震動感知装置を提供する。
【解決手段】 中空球形、半球形、鐘形のケース内部中
心位置に、紐により錘球を吊り下げ、或いは高感度弾力
細紐、高感度バネにより錘球を接続する。錘球とケース
底部内壁間に自由回転球を設置し、錘球と自由回転球は
わずかに接触し通電状態を呈する。外界で震動が発生す
ると、ケースはそれに従い震動するが、錘球と自由回転
球は自由重力下での静止状態を呈するため、錘球と自由
回転球は慣性により不定方向の揺れ、回転動を生じ、錘
球と自由回転球間は接触、或いは不接触の通電、或いは
不通電状態が発生する。或いは、鐘型ケース内壁と錘球
間の間隙により、錘球が揺れ、震動を発生すると、ケー
ス内壁と接触し、震動感知機能を達成することができ
る。
心位置に、紐により錘球を吊り下げ、或いは高感度弾力
細紐、高感度バネにより錘球を接続する。錘球とケース
底部内壁間に自由回転球を設置し、錘球と自由回転球は
わずかに接触し通電状態を呈する。外界で震動が発生す
ると、ケースはそれに従い震動するが、錘球と自由回転
球は自由重力下での静止状態を呈するため、錘球と自由
回転球は慣性により不定方向の揺れ、回転動を生じ、錘
球と自由回転球間は接触、或いは不接触の通電、或いは
不通電状態が発生する。或いは、鐘型ケース内壁と錘球
間の間隙により、錘球が揺れ、震動を発生すると、ケー
ス内壁と接触し、震動感知機能を達成することができ
る。
Description
【0001】
本考案は一種の震動感知装置に関する。特に一種の導体である中空の球形ケー ス、針棒、紐錘球により構成し、錘球とわずかに接触する導体である自由回転球 を設置し、該錘球と自由回転球はもともと自由重力下での静止状態を呈するため 、該球形ケースが外界の震動の伝導を受け、それに従い震動する時、錘球と自由 回転球は不定方向の揺れ、回転動を生じ、錘球と自由回転球間は接触、或いは不 接触の通電、或いは不通電状態が発生し、震動感知機能を達成する震動感知装置 に係る。
【0002】
現在、市場に見られる多くの震動感知装置、或いはスイッチが採用する原理は 、次の三つに大きく分けられる。 一つは、機械式構造である。該構造はバネを利用し棒体、或いは管体の接触作 用を利用するものである。該バネが震動作用を受けると、バネと棒体(或いは管 体)間の震動吸収能力、及び材質、構造上の差異により、異なる振幅度の震動、 及び揺れを生ずる。両者間は接触し、電気的に導通するため、震動を感知するこ とができるもので、しばしば、高い感度を必要としない場合に使用する。 もう一つは、電気抵抗式の構造である。該構造は、物質が震動力量の影響を受 け、往復震動を生じる時の該物質の電気抵抗値変化を利用し、震動感知能力を達 成するもので、自動車盗難防止装置に広く採用されている。 三つ目は、電気センサー、或いは磁気センサー式の構造である。該構造は球、 或いはローラが外界の震動力を受け移動する時、電場、或いは磁場上に起きる変 化を利用し、その震動を測定するものである。
【0003】
上記公知構造の欠点を解決するため、本考案は震動感知装置の提供を課題とす る。 それは、錘球は引力の作用により、球形ケースの中心点位置において、常に垂 直方向の吊下状態を維持し、自由回転球もまた引力の作用により、錘球の正下方 位置を維持するため、球形ケースを三次元空間のいかなる傾斜角度に置いても、 同様の震動感知能力を獲得することができる。 またそれは、錘球を吊り下げる紐の長さは調整可能で、即ち錘球と自由回転球 間は適当に接触させ、異なる感度に調整することができ、適当な感度に調整する ことができる。 さらにそれは、ケースは半球体状とすることもでき、ケース上端には中間にネ ジを螺設する蓋体を固定設置し、ネジ末端にはケース中に錘球を吊り下げる紐を 接続し、ケース内において回転動を行う錘球と自由回転球間は適当に接触、調整 可能である。 加えてそれは、ケースは錐形状とすることもでき、前記同様の構造方式により 震動感知の目的を達成することができる外、錘球とケース内側壁面との距離を調 節し、即ち錘球とケース間の震動接触を調節することができ、震動感知効果を達 成することができる。 さらにそれは、錘球はまた高感度の弾力細桿、或いはバネにより吊り下げるこ ともでき、弾力細桿、或いはバネの共振作用により、震動感知効果を増強するこ とができる。
【0004】
上記課題を解決するため、本考案は下記の震動感知装置を提供する。 それは主に導体である中空の球形ケース上端絶縁体中に、導体である針棒を固 定する。該針棒下部末端はちょうど、該球形ケースの中心点位置に位置し、該針 棒下部末端には、同じく導体である紐を接続し、該紐末端には導体である錘球を 吊り下げる。また、該錘球と球形ケース内壁間には該錘球とわずかに接触する導 体である自由回転球を設置する。該錘球と自由回転球はもともと自由重力下での 静止状態を呈するため、該球形ケースが外界の震動の伝導を受け、それに従い震 動する時、錘球と自由回転球は不定方向の揺れ、回転動を生じ、錘球と自由回転 球間は接触、或いは不接触の通電、或いは不通電状態が発生する。こうして、震 動感知機能を達成する。
【0005】
図1が示すように、本考案は導体である中空の球形ケース1上端に絶縁体2を 設置し、該絶縁体2中に、導体である針棒3を穿設、固定する。該針棒3下部末 端はちょうど、該球形ケース1の中心点位置に位置し、該針棒3下部末端には、 同じく導体である紐4を接続する。該紐4は柔軟な材質で、該紐4末端には導体 である錘球5を吊り下げる。また、該錘球5と球形ケース1内壁間には導体であ る自由回転球6を設置する。同時に、該錘球5と自由回転球6間はわずかに接触 し通電状態を呈する。 外界で震動が発生すると、該球形ケース1は震動の伝導を受け、それに従い震 動する。しかし、該錘球5と自由回転球6はもともと引力の影響を受け、自由重 力の静止状態を呈するため、該球形ケース1が震動を発生後も、該錘球5と自由 回転球6は、慣性により反対方向の不定角度の揺れ、及び回転動を生じる。しか も、該錘球5と自由回転球6の直径、及び重量は異なるため、両者の揺れ、或い は回転動の角度の振幅度は異なるため、該錘球5と自由回転球6間には、接触、 或いは不接触の通電、或いは不通電状態が発生する。こうして、震動感知の目的 を達成する。
【0006】 同時に、図2、3が示すように、該錘球5は引力の作用により、該球形ケース 1の中心点位置において、常に垂直方向の吊下状態を維持する。また、該自由回 転球6もまた引力の作用により、該錘球5の正下方位置を維持するため、該球形 ケース1を三次元空間のいかなる傾斜角度に置いても、同様の震動感知能力を獲 得することができる。
【0007】 また、図4が示すように、該針棒3中には中空状の穿孔30を具え、該針棒3 は該絶縁体2下端に穿設、固定される。該絶縁体2中は孔道を具える外に、該孔 道上端に内ネジ刻みを具え、ネジ8を内部に螺設し、該ネジ8上にはナット7を 螺設する。該ネジ8は該ナット7により螺合される。また、該ネジ8の末端には 紐4を接続し、かつ該紐4は該針棒3の穿孔30より外部に延長し、該錘球5を 吊り下げる。同時に、該紐4の外径は、該穿孔30の内径と等しく、かつ該紐4 は該穿孔30内において自由に上下移動を行うことができる。 上記構造においては、ナット7を回転することによりネジ8を回転させ、ネジ 8は上下昇降を行うことができる。このため、該紐4の伸び出す長さは調整可能 で、即ち該錘球5と自由回転球6の間は適当に接触させ、異なる感度に調整する ことができる。こうして、様々な場合や、要求に応じて、適当な感度に調整する 。
【0008】 さらに、図5が示すように、本考案ケース1は半円を呈した球体とすることも できる。該ケース1の上端には蓋体9を固定設置する。かつ、該蓋体9中には末 端が錐形を呈する穿孔91を形成する。同時に該穿孔91上端には内ネジ刻みを 具え、これによりネジ7を螺設し、ナット8により固定する。 また、該ネジ7末端には紐4を設置し、該紐4は該穿孔91より外部に延長し 、該ケース1内部の該紐4末端に錘球5を吊り下げる。該錘球5とケース1内壁 間には大きさが様々に異なる自由回転球6を設置し、こうして、同様に震動感知 機能を達成することができる。
【0009】 次に図6が示すように、本考案は針棒3末端に回転可能な上環体31を設置し 、該上環体31中に貫通する形式で下環体32を掛けることもできる。また、該 下環体32下には、末端に錘球5を具えた紐4を接続する。こうして、同様に震 動感知機能を達成することができる。
【0010】 さらに図7が示すように、本考案ケース1は錐形を呈するカバー体とすること もできる。該ケース1底部には球体面を具えるため、錘球5は上記同様の構造方 式により吊り下げることができ、これにより同様に震動感知機能を達成すること ができる。 また図8が示す実施例は、錘球5を高い位置に吊り下げ、錐形カバー状のケー ス1内側壁面との間に適当な間隙を具える。該ケース1が震動を受けると、該錘 球5はケース1内側壁面と接触し、通電する。こうして、震動感知機能を達成す る。しかも、錘球5の高さを調整可能であるため、必要に応じて、感知の感度を 調整することができる。 或いは、図9が示すように、本考案のケース1は鐘型とし、底部の球面を除去 し、自由回転球を設置しない形式とすることもできる。該構造も同様に震動感知 機能を達成することができる。
【0011】 次に、図10、11が示すように、錘球5を吊り下げる、或いは接続する紐4 は、導体である高感度の弾力細桿4’、或いはバネ4”に代えることもできる。 この場合、該弾力細桿4’、或いはバネ4”の共振作用により、震動感知効果を 増強することができる。
【0012】
本考案は引力の作用により、球形ケースの中心点位置において、常に垂直方向 の吊下状態を維持する錘球、及び引力の作用により、錘球の正下方位置を維持す る自由回転球を利用するため、球形ケースを三次元空間のいかなる傾斜角度に置 いても、同様の震動感知能力を獲得することができる。また、錘球を吊り下げる 紐の長さは調整可能で、即ち錘球と自由回転球間は適当に接触させ、異なる感度 に調整することができ、適当な感度に調整することができる。 さらに、ケースは半球体状とし、ケース上端には中間にネジを螺設する蓋体を 固定設置し、ネジ末端にはケース中に錘球を吊り下げる紐を接続する構造とする こともできる。この場合、ケース内において回転動を行う錘球と自由回転球間は 適当に接触、調整が可能である。 また、本考案ケースは錐形状とすることもできるが、該構造は錘球とケース内 側壁面との距離を調節し、即ち錘球とケース間の震動接触を調節することができ る。さらに、錘球はまた高感度の弾力細桿、或いはバネにより吊り下げることも でき、弾力細桿、或いはバネの共振作用により、震動感知効果を増強することが できる。
【図1】本考案の構造指示図である。
【図2】本考案を異なる角度に設置した時の状況図であ
る。
る。
【図3】本考案をさらに異なる角度に設置した時の状況
図である。
図である。
【図4】本考案の別の実施状況指示図である。
【図5】本考案半球形ケース体の実施状況指示図であ
る。
る。
【図6】本考案錘球を環体に掛け、設置した実施状況図
である。
である。
【図7】本考案鐘形ケース体の実施状況図一である。
【図8】本考案鐘形ケース体の実施状況図二である。
【図9】本考案鐘形ケース体の実施状況図三である。
【図10】本考案錘球を吊り下げた別の構造方式の指示
図である。
図である。
【図11】本考案錘球を吊り下げたさらに別の構造方式
の指示図である。
の指示図である。
1 ケース 2 絶縁体 3 針棒 30 穿孔 31 上環体 32 下環体 4 紐 4’ 細桿 4” バネ 5 錘球 6 自由回転球 7 ナット 8 ネジ 9 蓋体 91 穿孔
Claims (5)
- 【請求項1】主に導体である中空の球形ケース上端に導
体である針棒を挿通、固定する絶縁体を設置し、該針棒
下末端はちょうど、該球形ケースの中心点位置に位置
し、該針棒下部末端には、導体である錘球を吊り下げる
同じく導体である紐を接続し、該錘球と球形ケース内壁
間には導体である自由回転球を設置し、かつ錘球と自由
回転球間はわずかに接触して通電状態を呈し、 該球形ケースが外界の震動を感受し、それに従い震動す
る時、該錘球、及び該自由回転球はもともと引力の影響
を受け、自由重力下での静止状態を呈するため、該球形
ケースが震動を発生後も、該錘球と自由回転球は、慣性
により不定方向、及び異なる振幅度の揺れ、及び回転動
を生じ、該錘球と自由回転球間には、接触、或いは不接
触の通電、或いは不通電状態が発生し、震動感知能力を
達成することを特徴とする震動感知装置。 - 【請求項2】前記錘球と前記自由回転球の直径、及び重
量は、異なる適当な比率とすることを特徴とする請求項
1記載の震動感知装置。 - 【請求項3】前記針棒は中空状で、上端にネジを螺設
し、該ネジ上にはナットを螺設し、該ネジ末端には前記
針棒において外部に延長し、前記錘球を吊り下げる紐を
接続し、これにより、前記ケース内において回転動を行
う前記錘球と前記自由回転球間は適当に接触するよう調
整可能で、前記針棒末端には自由回転可能な上環体を設
置し、該上環体中に貫通する形式で下環体を掛け、ま
た、該下環体下方には、末端に錘球を具えた紐を接続
し、 こうして、震動感知の感度を必要に応じて調整すること
ができることを特徴とする請求項1記載の震動感知装
置。 - 【請求項4】前記ケースは半円を呈した球体とし、該半
球体状のケース上端には蓋体を設置し、前記錘球は該蓋
体中心より吊り下げることを特徴とする請求項1記載の
震動感知装置。 - 【請求項5】前記錘球を吊り下げる紐は高感度の弾力細
桿、或いはバネに代えることを特徴とする請求項1記載
の震動感知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000003961U JP3073936U (ja) | 2000-06-08 | 2000-06-08 | 震動感知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000003961U JP3073936U (ja) | 2000-06-08 | 2000-06-08 | 震動感知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3073936U true JP3073936U (ja) | 2000-12-15 |
Family
ID=43207132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000003961U Expired - Fee Related JP3073936U (ja) | 2000-06-08 | 2000-06-08 | 震動感知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3073936U (ja) |
-
2000
- 2000-06-08 JP JP2000003961U patent/JP3073936U/ja not_active Expired - Fee Related
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |