JP3116978U - バネと重りと円錐コーンを具備した揺れ検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】縦揺れと横揺れのベクトルが合成された揺れの発生を1箇所の調節機能で感度を変化させて検出可能とする。
【解決手段】天板2と台板13の間隔を支持棒3で任意に設定し、天板2に回転可能な導電性ボルト1を取り付け、該ボルトに導電性バネ8と導電性重り9をぶら下げる。台板13には、重り9が中心に来るように金属製の円錐コーン11を配置する。重り9と円錐コーン11の接触を電気的に知る為、ボルト1に接触する接触子4と円錐コーン11には、銅線7と12を接続しておく。
【選択図】図1

Description

地震等の揺れの発生を簡易に検出するための、家庭用防災装置
[背景技術]
灯油ストーブに広く内蔵されている検出感度固定の任意の重りを利用した揺れ耐震装置。これらは、一般的に2軸自由の重りにレバーを付け、揺れ発生時に別に設けられたラッチェットを開放し消化機能を達成している。
地震計のバネ式垂直方向検出装置。
[考案の開示]
[考案が解決しようとする課題]
自然界の揺れは、縦揺れと横揺れのベクトルが合成されたものと考えるのが妥当である。この揺れの発生を、一組の構造体で全方向に渡り簡易に検出しようとした装置が本考案である。
[課題を解決するための手段]
図1に本考案の構成図を示す。天板2にネジ付きの導電性ボルト1を通し、ボルトは回転し、その先端を上下することが可能としておく。ボルト1の先端には、導電性のフック6が取り付けられており、このフックに導電性の引っ張りバネ8を接続する。更にこのバネ8の下端には、慣性質量mを持つ円柱形状を持つ導電性の重り9を導電性のフック10でぶら下げる。天板2と台板13の間隔は、支持棒3で固定されている。重り9は、金属板で作成された円錐コーン11の内側に、両者が接触しない距離に、ボルト1を回して配置する。ボルト1には、金属板で作成された接触子4が接触する。この接触子4は、ビス5で天板2の下面に固定されている。接触子4と金属の円錐コーン11には、銅線7と銅線12が接続されている。
図2は、円錐コーン11と重り9との位置関係を示した斜視図である。重り9と円錐コーン11の垂直方向の中心軸は一致しているものとする。この時、静止状態での円錐コーン11と重り9との距離は、重り9の底面エッジの任意の点を基点に、水平方向に14、垂直方向に15である。これは、重り9に働く重力加速度mgとバネ8の応力が釣り合った状態を示す。
図3は、本揺れ検出装置に水平方向距離16、垂直方向距離17の揺れが加わった例を示している。重り9は慣性質量mを持ち重力加速度mgでバネ8の応力と釣り合っている。従って、揺れ16,17が発生した直後の短い時間を観察すれば、重り9のみがバネ8の応力限界まで元の位置に留まろうとする。バネ8の両端とフック6,10の接続に摩擦が無く、バネ8自体の応力特性が理想的なものとすれば、揺れの距離16,17は負の値を持って、静止状態での距離14,15にそのまま加わる。もし、揺れで発生した移動距離16,17が静止状態での距離14,15より大きければ、重り9は、円錐コーン11に接触することになる。これを重り9の重心を起点にした座標系で見ると、重り9の重心が、揺れで発生した移動距離16,17と大きさが等しく符号が反対の距離19,18で動いたと見ることができる。この状態を図4に示している。
重り9、バネ8、フック6,フック10、ボルト1、接触子4及び円錐コーン11は、金属で作成されており、接触子4と円錐コーン11には、導電を目的とした銅線7、12を接続して外部に引き出している。この引き出した銅線7,12は、図5で示した回路に接続される。図5の回路の構成は、任意の電圧を持つ電池20に端子21,22を開閉器としたランプ23の点滅を目的とした例である。端子21,22には、揺れ検出装置から引き出された銅線7,12が接続されるので、図4で示したように、重り9と円錐コーン11が接触すると端子21,22は閉路になり、ランプ23が点灯することになり、揺れの発生を知ることが可能となる。
本考案の揺れ検出装置の静止状態での重り9と円錐コーン11の距離は、ボルト1を左右に回転させることで変更可能である。該距離は、円錐コーンの内壁面に対して水平方向14と垂直方向15の値が同時に変化するので、両方向の成分を含む揺れに対する検出感度を一度に調節することが可能である。
[考案の効果]
本考案の揺れ検出装置を使えば、縦揺れと横揺れのベクトルが合成された揺れの発生を一つのボルトで感度を調節しながら簡易に検出可能である。
[考案を実施するための最良の形態]
図1で示した装置
[図1] 本考案の構成図である。
[図2] 重りと円錐コーンの位置関係を示した斜視図である。
[図3] 揺れが発生した直後の動作図である。
[図4] 揺れが発生した直後の重りと円錐コーンの位置関係を示した説明図である。
[図5] 本考案の装置から得られた揺れの発生をランプの点滅情報として得ようとした説明図である。
符号の説明
1 導電性の感度調節用ボルト
2 天板
3 支持棒
4 金属の接触子
5 接触子固定ビス
6 ボルト1に固定された導電性のフック
7 接触子4から引き出された銅線
8 導電性の引っ張りバネ
9 導電性の重り
10 重り9に固定された導電性のフック
11 金属製円錐コーン
12 円錐コーン11に接続された銅線
13 台板
14 本装置の静止状態での重り9と円錐コーン11との水平距離
15 本装置の静止状態での重り9と円錐コーン11との垂直距離
16 本装置に揺れが加わった場合の、本装置の水平移動距離
17 本装置に揺れが加わった場合の、本装置の垂直移動距離
18 本装置に揺れが加わった場合の、重りの見かけ上の水平移動距離
19 本装置に揺れが加わった場合の、重りの見かけ上の垂直移動距離
20 電池
21 電池側の接続端子
22 ランプ側の接続端子
23 ランプ

Claims (2)

  1. 水平方向と垂直方向のベクトルが任意に合成された揺れの検出を、バネにつながれた一つの重りと、該重りを囲む一つの金属円錐コーンで構成した揺れ検出装置
  2. 水平方向と垂直方向のベクトルが任意に合成された揺れの検出感度を一つのボルトを左右に回転させることにより可能にした揺れ検出装置
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