JP3073904U - 机の足元部の移動式本立 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 机の足元に本立を置いても、サイド机の邪魔
にならない机の足元部の移動式本立を開発することにあ
る。 【解決手段】 学習机等の机（１）において、上端部に
それぞれ係止片（４）（４）を有する両脇板（３ａ）
（３ｂ）と、これら両脇板の下端部で連結された底板
（３ｃ）と、これら両脇板の上端部で連結された上桟
（３ｃ）からなる本立（３）を設け、該本立（３）の両
側部の係止片（４）（４）を、該机の下部の向こう板
（２）の上端面に係止し、該向こう板（２）に沿って、
左右方向に移動自在に、本立（３）を吊り下げて設けた
ことを特徴とする机の足元部の移動式本立。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、机の足元部の移動式本立に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、学習机には、天板上にも本立が載置されているが、机の足元部の空間を 利用して本立が設けられている。

【０００３】 即ち、机の天板上に本立を載置することは、便利な面もあるが、逆には、その 分、天板の使用面積が制限されるものである。従って、天板の上を広く使用した い場合には、机の足元部に本立を設ける場合があり、さらには、天板上にも足元 部にも本立を設けている場合もある。

【０００４】 しかし、机の足元には、サイド机が設けられ、不要時には机の天板の下に収納 するものがあり、机の足元に本立を設けると、その本立の奥行きの幅ほど、全面 に突出して机より前方に飛び出すという欠点があった。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】

そこで、この考案は、机の足元に本立を置いても、サイド机の邪魔にならない 机の足元部の移動式本立を開発することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

その手段としては、学習机等の机において、該机の下部の向こう板に、両脇板 と底板からなる本立を設け、該本立の両側部にそれぞれ係止片を設け、これら係 止片を、前記向こう板の上端面に係止し、左右方向に、移動可能に設けるもので ある。

【０００７】

【考案の実施の形態】 この考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明すると、学習机等の机（１） において、上端部にそれぞれ係止片（４）（４）を有する両脇板（３ａ）（３ｂ ）と、これら両脇板の下端部で連結された底板（３ｃ）と、これら両脇板の上端 部で連結された上桟（３ｃ）からなる本立（３）を設け、該本立（３）の両側部 の係止片（４）（４）を、該机の下部の向こう板（２）の上端面に係止し、該向 こう板（２）に沿って、左右方向に移動自在に、本立（３）を吊り下げて設けた ことを特徴とする机の足元部の移動式本立から構成されるものである。

【０００８】 尚、図面においては、机（１）の天板（５）の下には、引出し（６）（６）が 設けられているが、別に引き出し（６）がなくても、もちろん、問題はないもの である。

【０００９】

【考案の効果】

この考案によると、机（１）の足元部に本立（３）が左右方向に移動可能に設 けられることにより、サイド机（Ｘ）を机（１）の左側、あるいは右側に入れて も、本立（３）はその反対側に移動すれば、邪魔にならず、また、サイド机（Ｘ ）がない場合には、二個の本立を設けることもでき、便利である等極めて有益な る効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の一実施例を示す斜視図である。

【図２】この考案に使用する本立の一実施例を示す斜視
図である。

【図３】この考案の使用状態の一実施例を示す斜視図で
ある。

【符号の説明】

１ 机 ２ 向こう板 ３ 本立 ３ａ 脇板 ３ｂ 脇板 ３ｃ 底板 ３ｄ 上桟 ４ 係止片 ５ 天板 ６ 引出し Ｘ サイド机

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 学習机等の机（１）において、上端部に
   それぞれ係止片（４）（４）を有する両脇板（３ａ）
   （３ｂ）と、これら両脇板の下端部で連結された底板
   （３ｃ）と、これら両脇板の上端部で連結された上桟
   （３ｃ）からなる本立（３）を設け、該本立（３）の両
   側部の係止片（４）（４）を、該机の下部の向こう板
   （２）の上端面に係止し、該向こう板（２）に沿って、
   左右方向に移動自在に、本立（３）を吊り下げて設けた
   ことを特徴とする机の足元部の移動式本立。