JP3073872U - 植木鉢 - Google Patents

植木鉢

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JP3073872U
JP3073872U JP2000002949U JP2000002949U JP3073872U JP 3073872 U JP3073872 U JP 3073872U JP 2000002949 U JP2000002949 U JP 2000002949U JP 2000002949 U JP2000002949 U JP 2000002949U JP 3073872 U JP3073872 U JP 3073872U
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tire
side wall
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flowerpot
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JP2000002949U
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明謀 楊
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明謀 楊
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Abstract

(57)【要約】 【課題】タイヤを利用して製作した植木鉢を提供する。 【解決手段】タイヤ(10)と、円形盤(20)と、円
形或いは楕円形或いは多角形のリング状フレーム(3
0)とから成り、円形盤(20)はタイヤ(10)にお
ける一方のサイドウォール(13)の内縁に設置され
て、鉢の底面を形成すると共に、タイヤ(10)の他方
のサイドウォール(13)は切り口(15)がカットさ
れることにより分割され、且つそのサイドウォール(1
3)が上方へ折り曲げられることによって、側壁(1
6)が形成され、リング状フレーム(30)はタイヤ
(10)における側壁(16)に固設されると共に、本
体(31)を有し、その本体(31)の上部に外方向へ
延出する上部板(33)が形成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、タイヤを利用して製作した植木鉢に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車の製造量が急速に増加するのに伴い、各種車両の使用及び廃車量 も増加の一途を辿っている。
【0003】 その中でも、環境保護が騒がれている現在、消耗品であるタイヤの消耗量は極 めて多く、その莫大な量の廃棄タイヤを短時間に処理することは非常に困難であ る。
【0004】 従って、若しもその耐候性及び靱性に優れたタイヤを、生活に利用できる製品 に転換させることができれば、廃棄タイヤを減少させ、且つ環境汚染も防止する ことができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来には上述した様な発想はなく、殆どが廃棄タイヤとして、廃棄場 や修理工場などに山積みにされ、環境汚染の要因になっていた。
【0006】 また、現在では、タイヤの保管場所も不足状態であるため、違法にタイヤを放 置する者もでてきている。従って、早急にこの問題を解決しなければ、今後更に 重大な問題に発展する恐れがある。
【0007】 本考案は、上記の課題を解決するものであり、植木鉢にタイヤを取入れること によって、製造コストを縮減すると共に、環境汚染を防止し、更に、タイヤは優 れた耐衝撃性及び耐候性を有するので、今までには無い使用寿命の長い植木鉢を 製することができる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、本考案は、タイヤ(10)と、円形盤(20) と、円形或いは楕円形或いは多角形のリング状フレーム(30)とから成り、 円形盤(20)はタイヤ(10)における一方のサイドウォール(13)の内縁 に設置されて、鉢の底面を形成すると共に、タイヤ(10)の他方のサイドウォ ール(13)は切り口(15)がカットされることにより分割され、且つそのサ イドウォール(13)が上方へ折り曲げられることによって、側壁(16)が形 成され、リング状フレーム(30)はタイヤ(10)における側壁(16)に固 設されると共に、本体(31)を有し、その本体(31)の上部に外方向へ延出 する上部板(33)が形成されることを特徴とする植木鉢を提供する。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0010】 図1は本考案に係わる植木鉢に利用するタイヤの斜視図であり、図2は本考案 に係わる植木鉢に利用するタイヤの一部側面断面図であり、図3は本考案に係わ る植木鉢に利用するタイヤに円形盤を設置した際の一部側面断面図であり、図4 は本考案に係わる植木鉢を組立てた場合の分解斜視図であり、図5は本考案に係 わる植木鉢に利用するタイヤにリング状フレーム及び装飾板を取付けた場合の斜 視図であり、図6は本考案に係わる植木鉢を組立てた場合の一部側面断面図であ り、図7は本考案に係わる植木鉢の一部平面断面図である。
【0011】 図1及び図2に示すように、本考案の植木鉢はトレッド(11)の両側に夫々 サイドウォール(13)が形成されると共に、トレッド(11)とサイドウォー ル(13)との連結部分に肩部(12)を有し、サイドウォール(13)の内縁 内部にリング状の鋼線(14)が設けられる。
【0012】 また、図3に示すように、下側の肩部(12)に排水孔(121)が形成され ると共に、地面付近のサイドウォール(13)の内縁に円形盤(20)が設置さ れ、鉢の底面を形成する。
【0013】 図4に示すように、タイヤ(10)の上部のサイドウォール(13)に一定の 間隔をもって複数の切り口(15)が設けられ、その切り口(15)をカットし て、サイドウォール(13)を上方へ折り曲げることによって、側壁(16)が 形成される。それにより、タイヤ(10)における側壁(16)の内側に広い空 間が形成され、植木や花などを栽培するための土壌を充填することができる。
【0014】 また、切り口(15)をカットした後、側壁(16)の内側に側壁(16)の 数量と等しい辺数を有するリング状フレーム(30)が固設される。
【0015】 更に、リング状フレーム(30)に本体(31)が形成され、その本体(31 )の上部に外方向へ延出する上部板(33)が形成されると共に、各辺の壁面に 螺合孔(32)が、各辺の連結部分に夫々設置孔(35)が形成され、更に、本 体(31)における各辺の連結部分の下部に夫々下方へ延出する延出脚部(34 )が形成される。
【0016】 図5及び図6に示すように、本考案の植木鉢を組立てる際は、先ずリング状フ レーム(30)をタイヤ(10)に嵌め込み、本体(31)をタイヤ(10)に おける側壁(16)の内面に当接させた後、ねじ(36)を同時に側壁(16) と螺合孔(16)に螺合して固定するとともに、タイヤ(10)における各側壁 (16)間の間隙に装飾板(40)を取付けるによって封止する。
【0017】 更に、図5及び図7に示すように、装飾板(40)における設置孔(35)と 対応する位置に設置孔(41)が形成され、リベット(42)によって設置孔( 41)と設置孔(35)とを同時にリベット締めする。
【0018】 また、本考案におけるリング状フレーム(30)は、単純な円形或いは楕円形 に形成されると共に、その材質は鉄或いはプラスチックなどが利用される。
【0019】 また、その構造は、本体(31)と上部板(33)とから成り、本体(31) がタイヤ(10)の上端に固設され、タイヤ(10)の切り口(15)がカット され分割されることによって、側壁(16)に適度な弾力が生まれ、その側壁( 16)で本体(31)を覆うように、リベット(42)及びねじ(36)で螺合 することにより、リング状フレーム(30)とタイヤ(10)とが完全に固定さ れるので、本考案の植木鉢を持ち運ぶ際、リング状フレーム(30)における本 体(31)の上端から外方へ延出する上部板(33)を取っ手として使用するこ とができる。
【0020】 また、本考案は、二つ以上のタイヤを利用することもでき、例えば二つのタイ ヤを使用する場合は、各タイヤの一端面を切除し、円形フレーム(符号なし)に よって二つのタイヤを連結すると共に、一方のタイヤの上部におけるサイドウォ ールをカットしてリング状フレームを設置する。
【0021】 そうすることによって、植木鉢を希望の高さに調節することができる。
【0022】 本考案の植木鉢に使用するタイヤは、小型車や小型トラックに使用される規格 のタイヤであり、その規格サイズは145/SR12〜245/45R16であ ると共に、タイヤの直径は12R〜16Rインチであり、外径は500〜650 cmであり、重量は8〜10kgであり、サイドウォール幅は10〜15cmで ある。従って、植木鉢の高さは約20〜30cmとなる。
【0023】
【考案の効果】
本考案は、上記の構成を有するので、重量を半分に減らすことができると共に 、タイヤを利用することによって製造も極めて簡単にでき、更に、従来物より耐 圧性や耐候性に優れている。従って、再利用を促進できると共に、環境保護に対 し貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる植木鉢に利用するタイヤの斜視
図である。
【図2】本考案に係わる植木鉢に利用するタイヤの一部
側面断面図である。
【図3】本考案に係わる植木鉢に利用するタイヤに円形
盤を設置した際の一部側面断面図である。
【図4】本考案に係わる植木鉢を組立てた場合の分解斜
視図である。
【図5】本考案に係わる植木鉢に利用するタイヤにリン
グ状フレーム及び装飾板を取付けた場合の斜視図であ
る。
【図6】本考案に係わる植木鉢を組立てた場合の一部側
面断面図である。
【図7】本考案に係わる植木鉢の一部平面断面図であ
る。
【符号の説明】
10…タイヤ 11…トレッド 12…肩部 13…サイドウォール 14…鋼線 15…切り口 16…側壁 20…円形盤 30…リング状フレーム 31…本体 32…螺合孔 33…上部板 34…脚部 35…設置孔 36…ねじ 40…装飾板 41…設置孔 42…リベット 121…排水孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイヤ(10)と、円形盤(20)と、円
    形或いは楕円形或いは多角形のリング状フレーム(3
    0)とから成り、 円形盤(20)はタイヤ(10)における一方のサイド
    ウォール(13)の内縁に設置されて、鉢の底面を形成
    すると共に、タイヤ(10)の他方のサイドウォール
    (13)は切り口(15)がカットされることにより分
    割され、且つそのサイドウォール(13)が上方へ折り
    曲げられることによって、側壁(16)が形成され、 リング状フレーム(30)はタイヤ(10)における側
    壁(16)に固設されると共に、本体(31)を有し、
    その本体(31)の上部に外方向へ延出する上部板(3
    3)が形成されることを特徴とする植木鉢。
  2. 【請求項2】円形盤(20)が設置されるサイドウォー
    ル(13)に肩部(12)が形成され、その肩部(1
    2)に排水孔(121)が形成されることを特徴とする
    請求項1に記載の植木鉢。
  3. 【請求項3】タイヤ(10)の各側壁(16)の間に間
    隙が設けられ、その各間隙は装飾板(40)によって封
    止されることを特徴とする請求項1に記載の植木鉢。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111386905A (zh) * 2020-03-27 2020-07-10 无锡市政设计研究院有限公司 一种小区绿地转角防撞型废旧轮胎花坛

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