JP3073540U - リール構造 - Google Patents

リール構造

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JP3073540U
JP3073540U JP2000003510U JP2000003510U JP3073540U JP 3073540 U JP3073540 U JP 3073540U JP 2000003510 U JP2000003510 U JP 2000003510U JP 2000003510 U JP2000003510 U JP 2000003510U JP 3073540 U JP3073540 U JP 3073540U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作がスムーズで安全なうえ、接触面積が大
きい両面ディスクブレーキを利用して、スプールの正転
方向及び逆転方向の回転の速度変化を明確に感受できる
リール構造を提供する。 【解決手段】スプールキャップ10に通孔11と、雌ね
じ部511を設けた嵌着部13を形成し、通孔11に、
両端に角頭部21,22を形成した主軸20を挿通し、
スプール30にスプールキャップ10の通孔より突出す
る主軸20の角頭部22と連動可能に嵌合する四角孔を
設け、スプールキャップ10の嵌着部13内に、主軸2
0の角頭部21に連動可能に外嵌する制動ディスク4
1、及び、制動ディスク41の両側面に位置するように
角頭部21に配設する一対の静止ディスク42を備えた
制御手段40を装着し、静止ディスク42による制動デ
ィスク41の調整ノブ50を、制動手段40の外側に螺
締する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はリールに関し、特に、スプールと主軸が一体に連結すると共に制動手 段を改良し、操作がスムーズで安全な上、十分に実用価値を備えたリール構造に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、釣りで使われているリールは、図5及び図6に示すように、スプールキ ャップ1の内側面中心に主軸2を突設し、該主軸2の基端部の周囲に樹脂材料か らなるリード2Cが外嵌される。このリード2Cと主軸2の基部との間には、ば ね片2Bが配設され、上記主軸2にスプール3を回転可能に嵌着する。
【0003】 そして、上記スプール3を貫挿することによって、該スプール3の端面より突 出した主軸2の端部の雄ねじ部2Aには、順次O形リング4、錐状パッキン5、 及び、ナット6が螺締される。上記スプール3の内周面には、上記リード2Cと 対応する内歯リング3Aが設けられ、該スプール3が回転した際に上記リード2 Cと内歯リング3Aが触れ合って音を発するようにされている。また、該スプー ル3の外側面の所定部位には、ハンドル3Bが回動可能に固定されている。
【0004】 上記構成のリールは、ナット6を希望に応じて緩めたり締め付けたりすること によって、スプール3の制動力を適宜にコントロールできる。即ち、ナット6を 締め付けると、錐状パッキン5を介してO形リング4とスプール3との間の摩擦 面積が拡大して圧迫され、強い制動力を得ることができる。逆に、ナット6を希 望に応じて緩めると、スプール3の制動力が適宜に弱まり、釣糸の巻き上げや、 釣糸の引き出しをスムーズに行うことができる。
【0005】 このように、従来のリールは、ナット6の操作から異なる制動力が得られると 共に、リード2Cと内歯リング3Aとの接触による摩擦からも制動力を得られ、 スプール3の回転中に糸の引張力が消失しても、殆ど場合、直ちに回転停止させ ることができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のリールは、スプール3のブレーキシステムの強弱を 調整できるが、実際の操作上では下記のような欠点がある。 1)釣り人は片方の手で釣竿を握った状態で、他方の手でスプール3を操作し ながら釣りする。そして、リールのハンドル3B及びスプール3の制動力を調整 するナット6は、スプール3の同じ側に設けられ、ナット6がハンドル3Bの回 転範囲の中心部に取り付けられている。そのため、釣針の餌に魚が食い付いて、 その魚の引っ張る力によりスプール3が逆回転して釣糸が引き出されると、釣り 人は習慣的に指でナット6を操作し、スプール3からの釣糸の引き出し速度を調 整し、釣糸が断線するのを防止する。この際、釣り人は、本能的に指や掌で回転 中のスプール3の外側縁を押え、摩擦により引き出し速度をコントロールしよう として不注意から怪我をする場合がある。または、ナット6を操作している際に 、指が回転中のハンドル3Bに干渉して怪我することもある。
【0007】 2)O形リング4が摩耗により破損し易いため、ブレーキ効果が低下する。し かも、釣りを行う情況に応じて違う番号(太さ)の糸のスプール3を取る換える ことから、ナット6が緩まって脱落し易い。そして、最悪の場合には、操作時に ブレーキの正転方向及び逆転方向の回転時の回転速度変化を感覚的に受け取るこ とができない場合があり、魚が餌に食い付いたという情況をキャッチできず、魚 釣りの楽しみや釣果に影響をもたらすという使用上の不都合がある。
【0008】 そこで、本考案は、上記従来のリール構造における問題点に鑑みてなされたも ので、スプールのハンドルと制動調整ノブをそれぞれ異なる側に設け、操作がス ムーズで安全なうえ、接触面積が大きい両面ディスクブレーキを利用して、スプ ールの正転方向及び逆転方向の回転の速度変化を明確に感受できるリール構造を 提供することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案のリール構造は、スプールキャップの中心部 に主軸を配設し、該主軸にスプールを装着し、該スプールが制動手段により制動 されて、回転速度を調整制御できるようにしたリール構造において、上記スプー ルキャップは中心部に通孔を備え、その逆側面の中心部に雌ねじ部を内周壁に設 けた嵌着部を形成し、上記主軸の両端にそれぞれ角頭部を形成し、その一方の角 頭部の端部近傍に上記スプールキャップの通孔周縁に当接するカラーを設け、該 主軸を上記スプールキャップの通孔内に回転可能に挿通し、他方の角頭部を通孔 より突出させ、上記スプールに上記スプールキャップの通孔と中心が同一の四角 孔を設け、上記スプールキャップの通孔より突出する主軸の角頭部と連動可能に 嵌合し、上記制動手段は、上記スプールキャップの外側面の嵌着部内に配設する 制動ディスク及び一対の静止ディスクを備え、上記制動ディスクを上記主軸のカ ラーを設けた角頭部に連動可能に外嵌し、上記一対の静止ディスクを上記制動デ ィスクの両側面に位置するように上記角頭部に配設すると共に上記嵌着部内に回 動不可能に固定し、上記静止ディスクによる制動ディスクの調整ノブを、上記制 動手段の外側に配設し、その内側端部を上記スプールキャップの嵌着部の雌ねじ 部に螺締することにより、上記静止ディスクの外側面に当接するように構成して いる。
【0010】 上記リール構造では、上記スプールキャップの嵌着部の内周面に所定間隔をも って複数の係止溝を形成し、上記静止ディスクの周縁に上記係止溝と対応して係 止する複数の耳部を突設すると共に、上記主軸のカラーを設けた角頭部の端面に ねじ孔を設け、上記角頭部に上記スプールの回転を停止するリードを上記ねじ孔 に締め付ける固定ねじを介して回転不可能に固定することが好ましい。
【0011】 また、上記調整ノブの内側に当接ドラムを突設し、該当接ドラムの端面に上記 静止ディスクに当接する当接面を形成し、上記当接ドラムの外周面に上記スプー ルキャップの嵌着部に螺合する雄ねじ部を形成すると共に、上記当接ドラムの内 周面に内歯リングを設け、上記主軸のカラーを設けた端部に上記内歯リングに干 渉する突片を備えたリードを固定することが好ましい。
【0012】 上記のように構成された本考案のリール構造では、スプールの四角孔と主軸の 角頭部が嵌合し、この主軸が更に制動ディスクを嵌着固定しているので、上記ス プールが回転すると、主軸及び制動ディスクを一体に連動させて回転させること ができる。一方、一対の静止ディスクは、制動ディスクの両側に位置するように 主軸に回転可能に配設され、且つ、突出した耳部がスプールキャップの嵌着部内 の係止溝に係止し、該嵌着部内に固持されている。
【0013】 そのため、スプールの回転時に、調整ノブを希望に応じて操作すると、当接ド ラムの当接面が静止ディスクを押圧し、制動ディスクを両側面から挟持圧着する 。即ち、スプールには、接触面積が大きい両面ディスクブレーキによるブレーキ 効果を備えさせることができる。更に、リードと調整ノブの内歯リングとの間に リードによる干渉が加わるため、スプールの回転時に糸の引張力が無くなると、 素早くスプールの回転を停止させることができる。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。 本考案のリールの構造は、図1、図2及び図3に示すように、スプールキャッ プ10の中心に主軸20を挿通させて配設すると共に、該主軸20にスプール3 0を回転可能に外嵌し、該スプール30を制動手段40により制動すると共に、 該制動手段40を調整ノブ50によってコントロールするものである。これらの うち、スプールキャップ10、主軸20、スプール30など部材及びその組立構 造は、従来と同様であるため、詳細な説明は省略し、以下に本考案の特徴につい て説明する。
【0015】 上記スプールキャップ10は、図1に示すように、その中心通孔11内に銅ス リーブ12をインサート成形により一体に射出成型され、図2に示すように、他 方の側面の中心部には嵌着部13を成型されている。この嵌着部13の内周面に は、雌ねじ部131が設けられると共に、所定間隔をもって3つの係止溝132 が形成されている。
【0016】 上記主軸20は、図1に示すように、上記スプールキャップ10の銅スリーブ 12内に装着されるもので、その両端にはそれぞれ方形状の角頭部21,22が 突設されている。各角頭部21,22には、それぞれねじ孔23,24が設けら れ、図1中、左側の角頭部21の端部から所定間隔をもった位置に、周方向に突 出して上記スプールキャップ10の通孔11の周縁に当接するカラー25が設け られている。
【0017】 上記スプール30には、図1中右側の中心部に上記スプールキャップの通孔1 1と中心が同一の方形状の四角孔31が設けられ、上記主軸20の角頭部22と 嵌合して連動できるようになっている。具体的には、組立状態では、上記スプー ルキャップ10に主軸20を装着した状態で該スプール30を装着し、雄ねじ部 321を内側端部に備えた固定ねじ32を、上記主軸20の角頭部22のねじ孔 24に螺定することにより、該スプールキャップ10と該スプール30を連結す る。また、このスプール30には、嵌着部13の逆側に位置するように周縁近傍 の所定位置にハンドル34が回転可能に固定されている。
【0018】 上記制動手段40は、制動ディスク41、一対の静止ディスク42、及び、リ ード43を備えいる。上記制動ディスク41は、図1及び図4に示すように、上 記スプールキャップ10の嵌着部13内に位置するように取り付けられる。この 制動ディスク41の中心部には、四角孔411を設けられ、その内部に上記主軸 20の角頭部21が嵌挿され、連動するようになっている。上記一対の静止ディ スク42は、制動ディスク41と同様にスプールキャップ10の嵌着部13内に おいて、制動ディスク41の両側に位置するように取り付けられる。この静止デ ィスク42の周縁には、上記嵌着部13の係止溝132に係止する突出した耳部 421が形成されている。また、各静止ディスク42の中央部には、上記主軸2 0の角頭部21に貫挿する円孔422が設けられている。上記リード43は、上 記主軸20の角頭部21に回転不可能に外嵌固定した状態で、さらに固定ねじ4 4を主軸20のねじ孔23に締め付けることによって固定される。
【0019】 上記調整ノブ50には、内側に円環形状の当接ドラム51が突設されている。 この当接ドラム51の端面は当接面510を構成するもので、この当接面510 の外周面には雄ねじ部511が形成されている。この雄ねじ部511の基部であ る根元の部分にはO形リング52が外嵌され、このO形リング52によって回転 速度を調整するようになっている。また、上記当接ドラム51の内周面には、軸 方向に延びる複数の溝からなる内歯リング512が設けられている。この調整ノ ブ50は、図4に示すように、組立状態では、スプールキャップ10の嵌着部1 3の雌ねじ部131に螺締することにより、その当接面510が静止ディスク4 2の側面に当接する。更に、調整ノブ50の当接ドラム51の内部にリード43 が位置し、該リード43の突片431が上記内歯リング512に干渉し、回転時 には触接して音を発するようになっている。
【0020】 次に、上記リール構造による作動原理について説明する。 図4に示すように、まず、スプール30は、四角孔31と主軸20の角頭部2 2との嵌合により、該主軸20と一体に連動する。主軸20は、角頭部21と制 動ディスク41の四角孔411との嵌合により、該制動ディスク41と一体に連 動する。さらに、リード42は、固定ねじ44による主軸20との固定により、 該主軸20と一体に連動する。そのため、スプール30が回転すると、同時に主 軸20、制動ディスク41及びリード43が連動して回転する。
【0021】 一方、静止ディスク42は、その円孔422の内部に主軸20の角頭部21を 所定の遊びをもって遊嵌し、その耳部421が嵌着部13の係止溝132に係止 しているため、スプールキャップ10の嵌着部13内に固定され、主軸20の回 転に従って回転はしない。
【0022】 この作動原理から、スプール30の回転時にブレーキ度合いを調整する時には 、ハンドル34の逆側に位置する調整ノブ50を、単に増し締め或いは締め付け を緩めばよい。そして、調整ノブ50を増し締め或いは緩める過程で、当接ドラ ム51の当接面510を介して一方の静止ディスク42を押圧すると、一対の静 止ディスク42により制動ディスク41を両側面から挟持圧着する。そのため、 スプール30が主軸20及び制動ディスク41を連動させて回転している時に、 上記静止ディスク42によって制動ディスク41を挟持することにより、接触面 積が大きい両面ディスクブレーキのダンパー効果が得られる。そして、このよう なダンパー効果から、スプール30に対して回転時に異なるブレーキ度合いを備 えさせることができる。更に、リード43と調整ノブ50の内歯リング512と の干渉から、スプール30の回転時に、外力が消失すると素早く回転を停止でき る。
【0023】 また、スプール30を取り換える時には、単に固定ねじ32を緩め、既に取り 付けられているスプール30を主軸20から取り外し、他のスプール30を主軸 20に取り付けて再び固定ねじ32で固定すればよい。即ち、スプール30を取 換える時は、主軸20ににカラー25を設けているため、該カラー25がスプー ルキャップ10の銅スリーブ12の周縁に当接して抜け止めされるため、主軸2 0が離脱することない。その結果、使用上の便利性及び実用性を向上させること ができる。
【0024】 なお、本考案のリール構造は、上記実施形態の構成に限定されず、種々の変形 が可能である。
【0025】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案のリール構造では、下記の効果を備え ている。 1)スプールの回転時におけるブレーキ度合いを調整する際、一対の静止ディ スクにより制動ディスクの両側面を挟持圧着させ、接触面積が大きい両面ディス クブレーキのダンパー効果を得ることができる。また、スプールを操作するため の調整ノブは、スプールキャップの嵌着部に配設されるため、スプールを操作す るためのハンドルの逆側に位置する。即ち、「異なる側」の取付方式から、例え ば、竿を固定して釣りをする際に、比較的大きい魚が釣針の餌に食い付き、スプ ールから瞬時に釣糸を引き出さなければならない時には、一方の手で調整ノブを 操作し、他方の手でスプールを回転させるハンドルを操作できる。そのため、従 来例のように、一方の手だけで、上記両方の操作をする必要がないため、調整作 業が便利であると共にスムーズに行うことができる。
【0026】 2)静止ディスクと制動ディスクとの組み合せでブレーキ効果を得るようにし ているので、摩耗し難いと共に制動手段は脱落することがなく、より著しいブレ ーキ効果を得ることができる。また、スプールを取り換える時には、単に固定ね じを緩め、既に取り付けられているスプールを主軸から取り外し、新たなスプー ルを取り付けて再びねじ止めすればよいため、使用上の便利性及び実用性を向上 させることができる。
【0027】 3)主軸とスプールが一体に連結され、制動手段が接触面積が大きい両面ディ スクブレーキのダンパー効果をなしているため、操作が安全であると共に、ブレ ーキ面積の増大から調整ノブの増し締め或いは緩めの移動量をはっきりと感受で き、頗る実用価値を備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施形態のリール構造を示す分解斜
視図である。
【図2】 図1のスプールキャップと銅スリーブの状態
を逆方向から示す斜視図である。
【図3】 図1の組立状態を示す斜視図である。
【図4】 図3の断面図である。
【図5】 従来のリール構造を示す分解斜視図である。
【図6】 図5の断面図である。
【符号の説明】
10:スプールキャップ 11:通孔 12:銅スリーブ 13:嵌着部 131:雌ねじ部 132:係止溝 20:主軸 21,22:角頭部 23,24:ねじ孔 25:カラー 30:スプール 31:四角孔 32:固定ねじ 321:雄ねじ部 34:ハンドル 40:制動手段 41:制動ディスク 411:四角孔 42:静止ディスク 421:耳部 422:円孔 43:リード 44:固定ねじ 50:調整ノブ 51:当接ドラム 510:当接面 511:雄ねじ部 512:内歯リング 52:O形リング

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプールキャップの中心部に主軸を配設
    し、該主軸にスプールを装着し、該スプールが制動手段
    により制動されて、回転速度を調整制御できるようにし
    たリール構造において、 上記スプールキャップは中心部に通孔を備え、その逆側
    面の中心部に雌ねじ部を内周壁に設けた嵌着部を形成
    し、 上記主軸の両端にそれぞれ角頭部を形成し、その一方の
    角頭部の端部近傍に上記スプールキャップの通孔周縁に
    当接するカラーを設け、該主軸を上記スプールキャップ
    の通孔内に回転可能に挿通し、他方の角頭部を通孔より
    突出させ、 上記スプールに上記スプールキャップの通孔と中心が同
    一の四角孔を設け、上記スプールキャップの通孔より突
    出する主軸の角頭部と連動可能に嵌合し、 上記制動手段は、上記スプールキャップの外側面の嵌着
    部内に配設する制動ディスク及び一対の静止ディスクを
    備え、上記制動ディスクを上記主軸のカラーを設けた角
    頭部に連動可能に外嵌し、上記一対の静止ディスクを上
    記制動ディスクの両側面に位置するように上記角頭部に
    配設すると共に上記嵌着部内に回動不可能に固定し、 上記静止ディスクによる制動ディスクの調整ノブを、上
    記制動手段の外側に配設し、その内側端部を上記スプー
    ルキャップの嵌着部の雌ねじ部に螺締することにより、
    上記静止ディスクの外側面に当接するようにしたことを
    特徴とするリール構造。
  2. 【請求項2】 上記スプールキャップの嵌着部の内周面
    に所定間隔をもって複数の係止溝を形成し、上記静止デ
    ィスクの周縁に上記係止溝と対応して係止する複数の耳
    部を突設すると共に、上記主軸のカラーを設けた角頭部
    の端面にねじ孔を設け、上記角頭部に上記スプールの回
    転を停止するリードを上記ねじ孔に締め付ける固定ねじ
    を介して回転不可能に固定したことを特徴とする請求項
    1に記載のリール構造。
  3. 【請求項3】 上記調整ノブの内側に当接ドラムを突設
    し、該当接ドラムの端面に上記静止ディスクに当接する
    当接面を形成し、上記当接ドラムの外周面に上記スプー
    ルキャップの嵌着部に螺合する雄ねじ部を形成すると共
    に、上記当接ドラムの内周面に内歯リングを設け、上記
    主軸のカラーを設けた端部に上記内歯リングに干渉する
    突片を備えたリードを固定したことを特徴とする請求項
    1に記載のリール構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03118953U (ja) * 1990-03-22 1991-12-09

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JPH03118953U (ja) * 1990-03-22 1991-12-09

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