JP3073112B2 - 舗装面設置用ゴム組成物およびマンホール蓋用緩衝材 - Google Patents

舗装面設置用ゴム組成物およびマンホール蓋用緩衝材

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JP3073112B2 JP04335300A JP33530092A JP3073112B2 JP 3073112 B2 JP3073112 B2 JP 3073112B2 JP 04335300 A JP04335300 A JP 04335300A JP 33530092 A JP33530092 A JP 33530092A JP 3073112 B2 JP3073112 B2 JP 3073112B2
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博 渡辺
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の産業上利用分野】本発明は舗装面設置用ゴム組
成物およびそのゴム組成物を使用したマンホール蓋用緩
衝材に関する。
【0002】
【従来技術】舗道などの舗装面下にケーブル、管などを
敷設する場合、修理などの必要性よりマンホールを設け
ることが行われている。
【0003】このようなマンホールには金属製の蓋が設
けられ、自動車、歩行者などの通行に邪魔にならないよ
うにしてある。このとき、図5に示すように前記マンホ
ール用蓋1は、マンホール2内に設置された受枠3に舗
装面4とマンホール用蓋1の上面11が同一面になるよ
うに載置したものであった。
【0004】
【発明が解決する問題点】このため下記の問題点があっ
た。
【0005】(1)舗装面と蓋の摩耗度が異なるため、舗
装面部分42が先に摩耗し、蓋1と舗面4に段差を生じ
る。
【0006】(2)舗装面とマンホールの夏場のフロー性
の相違により、両者の境界に段差が生じる。
【0007】(3)自動車などが通過するときに振動の発
生及び蓋1と受枠3との衝突による金属音が発生する。
【0008】(4)前記蓋1の振動により蓋の周辺部の舗
装面41が破損される恐れがある。
【0009】(5)積雪量の多い地方においては、除雪車
の刃先が前記金属製の蓋1や受枠3にあたって、損傷す
る恐れがある。
【0010】このため舗装面の高さに合わせ蓋の高さ調
整をしばしば行う必要がある。
【0011】上記の問題点は、マンホールの蓋が舗装面
に露出していることから発生するものであり、本出願人
は前記マンホールの蓋を舗装面中に埋設する施工方法を
発明した。図1は前記施工方法を実施したときの断面図
であるが、この図より明らかなように、受枠3は舗装面
4の水平面より下方に(深く)形成されており、前記マ
ンホール用蓋1はこの受枠3に載置されている。このマ
ンホール用蓋1の上部にはリング状のゴム製緩衝材5が
載置され、この緩衝材5のリング内部が舗装された構造
になっている。
【0012】なお、この緩衝材5は、路面4に埋没した
マンホール2の位置を示すためのものである。
【0013】上述のような施工方法を採用することによ
り図2に施工後の舗装面の斜視図を示すように、蓋1は
舗装面4に露出しておらず、自動車がマンホールの上を
通過しても、振動の発生及び蓋と受枠との衝突による金
属音が発生したり、周辺部の舗装面を破損する恐れがな
くなる。また除雪車の作業中に刃先を損傷する恐れもな
くなるという利点がある。
【0014】しかしながら、前記舗装面4と緩衝材5と
の摩耗度が異なるため、舗装面と緩衝材との摩耗度の差
により、段差を生じることは避けがたいという欠点があ
る。
【0015】
【発明の目的】本発明は上述の問題点に鑑みなされたも
のであり、前記舗装面と緩衝材との摩耗度の差を極小に
抑制することにより、摩耗により発生する段差の発生を
防止したゴム組成物および前記ゴム組成物を使用した緩
衝材を提供することを目的とする。
【0016】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による第一の舗装面設置用ゴム組成物は、
ソプレンゴム、クロロプレンゴム、天然ゴム の群より
選択されたいずれかの汎用ゴム基材または前記汎用ゴム
基材と軟化点が100℃以下の熱可塑性樹脂の混合物1
00重量部に対し、粒径30〜200mμのソフトカー
ボン70〜300重量部、白色充填剤30〜300重量
部添加したことを特徴としている。
【0017】また、本発明による第二の舗装面設置用ゴ
ム組成物は、汎用ゴム基材または汎用ゴム基材と熱可塑
性樹脂の混合物100重量部に対し、ソフトカーボン7
0〜300重量部、白色充填剤30〜300重量部添加
すると共に、さらに黒サブ5〜25重量部およびコルク
粉末0〜20重量部添加したことを特徴とする。
【0018】本発明は、また上記組成物を使用したマン
ホール蓋用緩衝材を提供するものであり 、本発明によ
る第一のマンホール蓋用緩衝材は、イソプレンゴム、ク
ロロプレンゴム、天然ゴム の群より選択されたいずれ
かの汎用ゴム基材または前記汎用ゴム基材と軟化点が1
00℃以下の 熱可塑性樹脂の混合物100重量部に対
し、粒径30〜200mμのソフトカーボン70〜30
0重量部、白色充填剤30〜300重量部添加したリン
グ状マンホール蓋用緩衝材本体に、前記本体と同一また
はほぼ同じの摩耗度を有し、かつ所定の文字または模様
またはこれらの組み合わせを厚さ方向に貫通して形成し
た表示部を埋設したことを特徴とするものである。
【0019】本発明による第二のマンホール蓋用緩衝材
は、汎用ゴム基材または汎用ゴム基材と熱可塑性樹脂の
混合物100重量部に対し、ソフトカーボン70〜30
0重量部、白色充填剤30〜300重量部添加すると共
に、さらに黒サブ5〜25重量部およびコルク粉末0〜
20重量部添加したリング状マンホール蓋用緩衝材本体
に、前記本体と同一またはほぼ同じの摩耗度を有し、か
つ所定の文字または模様またはこれらの組み合わせを厚
さ方向に貫通して形成した表示部を埋設したことを特徴
とする。
【0020】
【発明の具体的説明】本発明による舗装面設置用ゴム組
成物は、舗装面とほぼ同一または近似した摩耗度を有す
ることが必要になる。この要求を達成するため、本発明
による舗装面設置用ゴム組成物に使用する基材となるゴ
ムには摩耗調整材が添加されている。
【0021】前記基材となるゴムは、第一の舗装面設置
用ゴム組成物あるいは第一のマンホール蓋用緩衝材にお
いては、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、天然ゴム
のいずれかの汎用ゴムを使用する。第二の舗装面設置用
ゴム組成物あるいは第二のマンホール蓋用緩衝材におい
ては、基本的に限定されるものではなく、イソプレンゴ
ム、クロロプレンゴム、天然ゴムなど汎用ゴム一般が有
効に使用できる。
【0022】この汎用ゴム基材と混合される熱可塑性樹
脂としては、エチレン−酢酸ビニルコーポリマー、ポリ
ウレタン樹脂、エチレンブテン系ポリマー、スチレン樹
脂、クロロスルホン化ポリエチレン、エチレンプロピレ
ンポリマーなど軟化温度が100℃以下の熱可塑性樹脂
を使用することができる。
【0023】第一の舗装面設置用ゴム組成物あるいは第
一のマンホール蓋用緩衝材においては、上述の熱可塑性
樹脂の軟化点は100℃以下であるが、100℃を越え
ると、道路上の温度と車荷重による舗装面と一定になる
ことが望めない。第二の舗装面設置用ゴム組成物あるい
は第二のマンホール蓋用緩衝材においては同様な理由で
好ましくは、軟化点は100℃以下である。
【0024】また、上述の熱可塑性樹脂は汎用ゴム基材
と混合するとき、混合物全体を100とするとき0〜9
0重量%の割合で添加される。90重量%を越えると、
道路上の温度と車荷重により熱可塑性樹脂としての特性
のため変形し蓋の開閉などメンテナンスの問題が生じ
る。
【0025】このような汎用ゴム基材または汎用ゴム基
材と熱可塑性樹脂の混合物に添加される摩耗調整材とし
ては、ソフトカーボンおよび白色充填剤を使用してい
る。
【0026】ソフトカーボンは、ハードカーボンに対し
て粒子径が大きく、約40mμ〜210mμの範囲に粒
子径があり、ハードカーボンがゴムの補強材として使用
されるのに対して、ソフトカーボンは充填材として一般
に使用されている。本発明におけるソフトカーボンは、
前述の汎用ゴム基材または汎用ゴム基材と熱可塑性樹脂
の混合物の摩耗を大きくするために添加され、その添加
量は汎用ゴム基材または汎用ゴム基材と熱可塑性樹脂の
混合物100重量部に対し、70〜300重量部であ
る。70重量部未満であると、摩耗調整効果がなく、一
方300重量部を越えると、ゴム特性が著しく悪化し、
使用できなくなる恐れを生じるからである。
【0027】このようなソフトカーボンとしては、たと
えばファーストエクストリュディングF(FEF)、ハ
イモジュラスF(HMF)、ジェネラルパーポーズF
(GPF)、セミラインフォルシング(SRF)、ファ
インサーマル(FT)、メディアムサーマル(Mt)な
どの一種以上を使用できる。
【0028】このソフトカーボン粉末の粒径は、第一の
舗装面設置用ゴム組成物あるいは第一のマンホール蓋用
緩衝材においては、30〜200mμである。30mμ
未満であると、ゴム基材の摩耗が小さく、舗装面との摩
耗度が大きく相違する恐れがあり、一方200mμを越
えると、ゴム基材の特性が損なわれると共に、摩耗度が
大きくなりすぎる恐れがある。第二の舗装面設置用ゴム
組成物あるいは第二のマンホール蓋用緩衝材においては
同様の理由で好ましくは、30〜200mμである。
【0029】このソフトカーボン粉末と組み合わされる
白色充填剤粉末は、前記ソフトカーボン粉末を補完する
ために添加される。その添加量は汎用ゴム基材または汎
用ゴム基材と熱可塑性樹脂の混合物100重量部に対
し、30〜300重量部である。30重量部未満である
と、摩耗調整効果がなく、一方300重量部を越える
と、ゴム特性が著しく悪化し、使用できなくなる恐れを
生じるからである。一般にソフトカーボン粉末の添加量
が多い場合には、白色充填剤粉末の添加量は少なくな
り、ソフトカーボン粉末の添加量が少ないときには白色
充填剤粉末の添加量は多くなる傾向があり、白色充填剤
は補強性を有しないので、粒径の違いによる摩耗性は変
わらない。
【0030】白色充填剤としては、炭酸カルシウム、タ
ルク、クレー、ケイ藻土、硫酸バリウムなどの一種以上
を使用できる。
【0031】白色充填剤は補強性を有しないため粒径の
違いによって摩耗性は変わらない。
【0032】本発明による第二の舗装面設置用ゴム組成
は、上述のような第一の舗装面設置用ゴム組成物に対
し、さらに黒サブ5〜25重量部およびコルク粉末0〜
20重量部添加する。
【0033】上記黒サブおよびコルク粉末は汎用ゴム基
材または汎用ゴム基材と熱可塑性樹脂の混合物を摩耗し
やすくするために添加され、黒サブの添加量は、5〜2
5重量部である。5重量部未満であると、添加効果がな
く、一方25重量部を越えると、ゴム基材の摩耗が大き
くなる傾向がある。
【0034】またコルク粉末の添加量は、0〜20重量
部である。20重量部を越えると、ゴムの特性が著しく
落ち、また摩耗も大きくなる。
【0035】さらに、コルク粉末の粒径は0.1〜0.
3mmであるのがよい。0.1mm未満であると、摩耗
が大きくならず舗装面との摩耗度が相違する恐れがあ
り、一方0.3mmを越えると、ゴムの特性が著しく落
ちる。
【0036】上述の摩耗調整剤の粒径は、一般に使用さ
れている粒径に比較して大きい。これは摩耗度を舗装面
と同様に調整するためである。
【0037】本発明による舗装面設置用ゴム組成物は、
マンホール用緩衝材材料として説明しているが、これに
限定されるものではなく、舗装面に埋設して使用するよ
うなゴム部品用の材料として広く使用できるのは明らか
である。
【0038】本発明は上記ゴム組成物を使用したマンホ
ール用緩衝材も開示するものであり、図2および図3に
示すように、上述のようなゴム組成物によって製造され
たリング状マンホール用緩衝材本体51に所定の文字、
模様またはこれらの組み合わせ(以下、標章という)よ
りなる、例えば社章などが形成された表示部52を設け
てなるものである。
【0039】この表示部52は図4に図3のA−A断面
図を示すように、文字、模様又はこれらの組み合わせを
表現するための標章部521と表示部本体522からな
り、前記標章部521は表示部52の厚さ方向全体に貫
通して形成されており、一方表示部本体522はテーパ
状断面を有している。
【0040】このような表示部52は、緩衝材本体51
の厚さ方向に貫通して形成された取付け穴511に嵌め
合わされ、相互に接着されている。この場合、テーパの
漸減するほうが緩衝材本体51の表(舗装面に露出する
側)になるように形成する。
【0041】上述のように、舗装面に露出する側がテー
パの漸減した面とすることにより、前記表示部52は舗
装面方向には抜脱しにくくなるという利点を生じる。
【0042】このような表示部52は、前記マンホール
の所有者あるいは管理者を示すマークなどを表示するた
めに使用される。このためこの表示部52に表示された
社章などの標章は摩耗などによって消失しないことが要
求される。上記事実を勘案し、本発明においては、前記
標章部521を前記表示部52の厚さ全体に貫通して形
成している。従って、緩衝材本体51および表示部52
が徐々に摩耗しても、緩衝材本体51および表示部52
が摩耗して全部失われないかぎり、標章が消失する恐れ
がない。
【0043】このような表示部52は、緩衝材本体51
と同一又はほぼ同一に摩耗していくことが必要である。
このため、前記緩衝材本体と同一ほぼ同一の摩耗どの材
料を使用して製造する。例えば緩衝材と顔料を変化させ
たのみの同一又は類似のゴム組成物を使用し、二色成形
などの方法により製造することができる。
【0044】
【実施例1】下記の組成による舗装面設置用ゴム組成物
を使用し、マンホール蓋用緩衝材を製造した。
【0045】 組成1 クロロプレンゴム 100重量部 ソフトカーボン 210重量部 (平均粒径90mμ) 炭酸カルシウム 30重量部
【0046】 組成2 クロロプレンゴム 100重量部 ソフトカーボン 210重量部 (平均粒径90mμ) 炭酸カルシウム 30重量部 黒サブ 25重量部
【0047】 組成3 クロロプレンゴム 100重量部 ソフトカーボン 70重量部 (平均粒径90mμ) 炭酸カルシウム 300重量部 黒サブ 25重量部 コルク粉末 20重量部 (平均粒径0.10〜0.30mm)
【0048】上記組成1、組成2、組成3を使用し、マ
ンホール蓋用緩衝材を製造した。なお表示部の表示部本
体はそれぞれ組成1、組成2、組成3と同一のゴム組成
物を使用し、標章部は前記組成物のそれぞれの顔料を変
化させたものを使用した。
【0049】上記組成1、組成2、組成3の緩衝材およ
び密粒度アスコン(舗装面)上を、20kgの荷重のス
パイクホイールで1000回走行させて摩耗度を測定し
た。なお、試験は乾燥状態で、温度は−10℃の条件で
行なった。
【0050】この結果、組成1、組成2、組成3のの摩
耗量はそれぞれ1.01cm2、1.10cm2、1.3
5cm2であり、一方アスコンの摩耗量は0.70〜
1.30cm2であった。
【0051】
【実施例2】下記の組成による舗装面設置用ゴム組成物
を使用し、サンプルを製造した。
【0052】組成4 クロロプレンゴム 50重量部 熱可塑性樹脂 50重量部 (エチレン酢酸ビニルコポリマー) ソフトカーボン 100重量部 (平均粒径90mμ) 炭酸カルシウム 50重量部
【0053】サンプルとして大きさ300mm×300
mm×50mm(厚さ)を作成し、温度60℃、時間2
時間で流動性の指標である動的安定度を測定したところ
10500回/mmであった。
【0054】また、摩耗輪として自動車のタイヤを想定
してウレタンゴムを使用し、テーパ摩耗試験を行なっ
た。
【0055】結果を下記の表1に示す。
【0056】
【表1】
【0057】
【発明の効果】本発明による舗装面設置用ゴム組成物に
よれば、舗装面とほぼ同様の摩耗度およびフロー性であ
るため、前記ゴム組成物によって製造されたゴム部品を
埋設した場合でも、摩耗およびフロー性の相違による段
差を生じることがないという利点がある。
【0058】また、本発明によるマンホール蓋用緩衝材
によれば、所定の文字または模様またはこれらの組み合
わせを厚さ方向に貫通して形成した表示部を埋設してあ
るので、前記マンホールの所有者、管理者などの標章が
摩耗により消失しないという利点がある。
【0059】
【図面の簡単な説明】
【図1】 マンホール蓋用緩衝材の使用状態を示した断
面図。
【図2】 上記マンホールの施工後の斜視図。
【図3】 本発明のマンホール蓋用緩衝材の一部正面
図。
【図4】 前記図3のA−A断面図。
【図5】 従来のマンホールの施工状態の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 マンホール蓋 2 マンホール 3 受枠 4 舗装面 5 マンホール蓋用緩衝材 51 緩衝材本体 52 表示部
フロントページの続き (72)発明者 三品 勉 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 福士 直輝 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−83725(JP,A) 特開 昭63−95241(JP,A) 特開 昭60−139728(JP,A) 特開 昭51−22746(JP,A) 特開 昭52−150456(JP,A) 特開 昭51−82335(JP,A) 実開 平3−125846(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 29/12 - 29/14 E01C 9/00 - 11/14 C08L 7/00 - 21/00 C08K 3/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イソプレンゴム、クロロプレンゴム、天
    然ゴム の群より選択されたいずれかの汎用ゴム基材ま
    たは前記汎用ゴム基材と軟化点が100℃以下の熱可塑
    性樹脂の混合物100重量部に対し、粒径30〜200
    mμのソフトカーボン70〜300重量部、白色充填剤
    30〜300重量部添加したことを特徴とする舗装面設
    置用ゴム組成物。
  2. 【請求項2】 汎用ゴム基材または汎用ゴム基材と熱可
    塑性樹脂の混合物100重量部に対し、ソフトカーボン
    70〜300重量部、白色充填剤30〜300重量部添
    加すると共に、さらに黒サブ5〜25重量部およびコル
    ク粉末0〜20重量部添加したことを特徴とする舗装面
    設置用ゴム組成物。
  3. 【請求項3】 イソプレンゴム、クロロプレンゴム、天
    然ゴム の群より選択されたいずれかの汎用ゴム基材ま
    たは前記汎用ゴム基材と軟化点が100℃以下の 熱可
    塑性樹脂の混合物100重量部に対し、粒径30〜20
    0mμのソフトカーボン70〜300重量部、白色充填
    剤30〜300重量部添加したリング状マンホール蓋用
    緩衝材本体に、前記本体と同一またはほぼ同じの摩耗度
    を有し、かつ所定の文字または模様またはこれらの組み
    合わせを厚さ方向に貫通して形成した表示部を埋設した
    ことを特徴とするマンホール蓋用緩衝材。
  4. 【請求項4】 汎用ゴム基材または汎用ゴム基材と熱可
    塑性樹脂の混合物100重量部に対し、ソフトカーボン
    70〜300重量部、白色充填剤30〜300重量部添
    加すると共に、さらに黒サブ5〜25重量部およびコル
    ク粉末0〜20重量部添加したリング状マンホール蓋用
    緩衝材本体に、前記本体と同一またはほぼ同じの摩耗度
    を有し、かつ所定の文字または模様またはこれらの組み
    合わせを厚さ方向に貫通して形成した表示部を埋設した
    ことを特徴とするマンホール蓋用緩衝材。
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