JP3072292B1 - 空き缶回収容器の投入口用蓋装置 - Google Patents

空き缶回収容器の投入口用蓋装置

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JP3072292B1
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Abstract

【要約】 【課題】 正規の空き缶以外のゴミ類の不正投入を的確
に阻止することができる、空き缶回収容器の投入口用蓋
装置を提供する。 【解決手段】 空き缶回収容器14の投入口19に連通
する開口部17を有する固定ベース1と;開口部17を
下面側から閉塞するように固定ベース1に枢着され、バ
ネ3によって開口部17へ回転付勢された蓋板2と;固
定ベース1のラッチ収容部25に収容され、バネ7で移
動付勢されたラッチ6とからなる。ラッチ6の先端部側
面に蓋板2の外周縁部33が係脱する錠止凹部15を形
成し、先端部上面に空き缶31によって押される上向き
カム斜面13を形成し、先端部下面に蓋板2の外縁部3
3によって押される下向きカム斜面16を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は、正規形状寸法の
空缶以外のゴミ等の不正投入を阻止する空缶回収容器の
投入口用蓋装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来の空缶回収容器においては、容器
の上面壁部に形成された投入口に蓋が一切取り付けられ
ていなかった。そのため、清涼飲料メーカー等が自社製
品の空缶を回収するために投入口の直径を適正に設定し
ておいても、弁当の空き箱などのたのゴミ類を不正に投
入されることが多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 本発明の目的は正規
の空き缶以外のゴミ類の投入を的確に阻止でき、ゴミ類
の分別回収に有益な空き缶回収容器の投入口用蓋装置を
提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照記号を用いて説明すると、請求項1の発明の空き缶回
収容器の投入口用蓋装置は、空き缶回収容器14の上面
壁部30に固着され、上面壁部30の投入口19に連通
する開口部17を有し、該開口部17の周囲壁部にラッ
チ収容部25を形成した固定ベース1と;該開口部17
を下面側から閉塞するように枢軸4によって固定ベース
1に枢着され、バネ3によって開口部17に向かって回
転付勢された蓋板2と;該ラッチ収容部25に収容さ
れ、該開口部17内に突出するようにバネ7によって移
動付勢されたラッチ6とからなる。そして、前記開口部
17の直径を回収対象の空き缶31の端部の円形縁部3
2が通過するのに適した直径に設定し、ラッチ6の先端
部側面に蓋板2の外周縁部33が係脱する錠止凹部15
を形成し、ラッチ6の先端部上面に空き缶31の円形縁
部32によって押される上向きカム斜面13を形成し、
ラッチ6の先端部下面に蓋板2の外縁部33によって押
される下向きカム斜面16を形成する。請求項2の発明
の空き缶回収容器の投入口用蓋装置では、ラッチ収容部
25を直径方向に向き合って一対に形成し、各ラッチ収
容部25にラッチ6を収容する。
【0005】このように構成した空き缶回収容器の投入
口用蓋装置では、メーカーが設定した正規寸法の空き缶
31が固定ベース1の開口部17に差し込まれると、空
き缶31の端部の円形縁部31がラッチ6の上向きカム
斜面13を押圧するため、ラッチ6がバネ7の付勢に抗
して開口部17の周囲壁部側へと後退し、これによって
ラッチ6の錠止凹部15と蓋板2の外周縁部33との係
合が解除される。請求項2の蓋装置では、空き缶31の
円形縁部31によって一対のラッチ6,6が均等に押圧
され、2個のラッチ6が同時に後退することによって蓋
板2の回転拘束が解除される。この後も空き缶31の押
し込みが続行されると、該上向きカム斜面13を通過し
た空き缶31の円形縁部32は蓋板2の上面を押すこと
になる。これによって蓋板2は前記枢軸4を中心に下向
き(図5において反時計回り方向)に回転を開始する。空
き巻31の押しこみが続けられると、蓋板2は約90度
回転し、空き缶31は空き缶回収容器14の投入口18
から空き缶回収容器14の内部に落としこまれる。
【0006】空き缶31が開口部17を通過したとき、
ラッチ6はバネ3の作用によって復帰摺動し、ラッチ6
の先端部が開口部17内に再び突出する。前記のように
空き缶31が落としこまれると、蓋板2に対する押圧力
が解放されるため、蓋板2はバネ7の作用によって復帰
回転する。この復帰回転の過程において、蓋板2の外周
縁部33がラッチ6の下向きカム斜面16を押圧するた
め、ラッチ6はバネ7の作用に抗して開口部17の周囲
壁部側に再び後退する。蓋板2の外周縁部33が下向き
カム斜面16を通過すると、ラッチ6はバネ7の作用に
よって開口部17側に移動し、ラッチ6の錠止凹部15
に蓋板2の外周縁部33が再び係合し、開口部17は蓋
板2によって閉塞された状態に保持される。
【0007】
【発明の実施の形態】 図示の実施例では、円形固定ベ
ース1の浅い底面凹部27には底面板5は嵌めこまれ、
ビス9によって固定ベース1に固着されている。ラッチ
収容部25の底面側は底面板5によって閉鎖され、ラッ
チ収容部25は空き缶回収容器14の上面壁部30と平
行となるように形成されている。蓋板2を固定ベース1
に枢着する枢軸4は該上面壁部30と平行に配置され、
図5に示したように閉塞状態では蓋板2は開口部17の
下面側口縁部21に当接している。底面板5には固定ベ
ース1の開口部17と空き缶回収容器14の投入口18
を連通させる開口19を設けてある。固定ベース1と底
面板5は空き缶回収容器14の上面壁部30の下面側か
らビス孔10にねじ込まれるビスによって空き缶回収容
器14に固着される。該開口部17の上側口縁部には案
内用テーパー20が形成されている。
【0008】底面板5の周縁部には一対の軸受板部2
3,23が上向きに連設され、蓋板2の周縁突出部2a
には一対の軸受板部24,24が下向きに連設され、枢
軸4はこれらの軸受板部23,24に支持されている。
固定ベース1の底面側には、蓋板2の周縁突出部2aが
回転するための逃げ凹部28を形成してある。蓋板3の
付勢用バネ3は、捻りコイルバネで構成され、バネ3の
コイル部3aは枢軸4に嵌められ、バネ3の中間屈曲部
3bは蓋板2の下面に当接し、バネ3の直線端部3cは
前記逃げ凹部28に隣接した固定べーす1の段差面部2
2に当接している。ラッチ6の付勢用バネ7は、圧縮コ
イルバネで構成され、バネ7の一端部はラッチ6のバネ
受け凹部12に収容され、バネ7の他端部はラッチ収容
部25の内壁面26に当接している。バネ3の付勢力は
バネ7の付勢力よりも大きく設定されている。
【0009】
【発明の効果】 以上のように請求項1の発明の投入口
用蓋装置では、蓋板2は平常時はラッチ6によって固定
ベース1の開口部17を閉塞した状態に的確に保持され
ており、正規の形状寸法の空き缶31を開口部17に押
しこんで、空き缶31の円形縁部32でラッチ6の上向
きカム斜面13を押圧しない限り、該ラッチ6による蓋
板2の拘束が解除されないため、正規の空き缶31以外
のゴミ類の不正投入を排除することができる。これによ
って空き缶と他のゴミ類との分別回収を容易に促進させ
ることができる。請求項2の発明の蓋装置では、空き缶
31の円形縁部31によって一対のラッチ6,6が均等
に押圧され、2個のラッチ6が同時に後退しなければ、
ラッチ6,6による蓋板2の拘束が解除されないため、
同じ空き缶であっても、飲料メーカーが設定した空き缶
の寸法と同じかそれに非常に近接した寸法の空き缶しか
開口部17に押しこむことができないため、空き缶同士
の分別回収がより確実に行なえる。このラッチ6を3個
以上の複数個設ければ、この分別回収機能は更に向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る空き缶回収容器の投入
口用蓋装置の使用状態における要部縦断面図である。
【図2】該蓋装置の閉塞状態の平面図である。
【図3】該蓋装置の閉塞状態の底面図である。
【図4】図2のA−A断面図である。
【図5】図2のB−B断面図である。
【符号の説明】
1 固定ベース 2 蓋板 3 蓋板の付勢用バネ 4 蓋板の枢軸 5 底面板 6 ラッチ 7 ラッチの付勢用バネ 9 底面板の固着用ビス 10 固定ベースの固着用ビス孔 12 ラッチのバネ受け凹部 13 ラッチの上向きカム斜面 14 空き缶回収容器 15 ラッチの錠止凹部 16 ラッチの下向きカム斜面 17 固定ベースの開口部 18 空き缶回収容器の投入口 19 底面板の開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−122099(JP,A) 特開 平10−45204(JP,A) 特開 平7−144705(JP,A) 特開 平8−67304(JP,A) 特開 平9−99278(JP,A) 実開 平6−83608(JP,U) 実開 平6−32401(JP,U) 実開 平4−105005(JP,U) 実開 昭60−146058(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65F 1/16 B65D 43/16 103

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空き缶回収容器14の上面壁部30に固
    着され、上面壁部30の投入口19に連通する開口部1
    7を有し、該開口部17の周囲壁部にラッチ収容部25
    を形成した固定ベース1と;該開口部17を下面側から
    閉塞するように枢軸4によって固定ベース1に枢着さ
    れ、バネ3によって開口部17に向かって回転付勢され
    た蓋板2と;該ラッチ収容部25に収容され、該開口部
    17内に突出するようにバネ7によって移動付勢された
    ラッチ6とからなり、前記開口部17の直径を回収対象
    の空き缶31の端部の円形縁部32が通過するのに適し
    た直径に設定し、ラッチ6の先端部側面に蓋板2の外周
    縁部33が係脱する錠止凹部15を形成し、ラッチ6の
    先端部上面に空き缶31の円形縁部32によって押され
    る上向きカム斜面13を形成し、ラッチ6の先端部下面
    に蓋板2の外縁部33によって押される下向きカム斜面
    16を形成した空缶回収容器の投入口用蓋装置。
  2. 【請求項2】 ラッチ収容部25を直径方向に向き合っ
    て一対に形成し、各ラッチ収容部25にラッチ6を収容
    した請求項1に記載の投入口用蓋装置。
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