JP3072285U - 席次スタンド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】結婚披露宴等に用い，席次名札並びに写真等を
表示できる，席次スタンドを提供すること。 【解決手段】中央に開口部１ｄを有する板形状の額縁部
材１ａを表面とし，その背面に板形状の背面部材１ｂを
形成し，該額縁部材と背面部材とで挟む間隙の上下を閉
じ，左右を開口し，該間隙間に板形状の席次名札３を表
に挟持し，その背後に重ねて写真４等の複数のシートを
左右に出し入れ自在とし，該背面部材の裏面には，折り
畳み自在な支持部材２を設け，そして該席次名札の少な
くとも一端の出し入れ部に，突出した引手部３ａを設け
る事を特徴とする，席次スタンドを確保する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は，結婚披露宴・各種パーティー等に用い，来客の席次名札，並びに写 真等，他の必要とするシートを表示できる，席次スタンドに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来の席次スタンドは，来客の席次名札を専用に表示するのに用いていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の席次スタンドは，来客の席次名札を専用に表示する，該席次スタンドで あり，出し入れする開口部が主に一か所のみの名刺入れに似た構造を有し，単な る長方形等の席次名札を挿入しているので，結婚披露宴・各種パーティー等で用 いた後は，使い捨ての処理が多く，不経済であり，再使用するにも席次名札は単 なる長方形なので，出し入れが不便であり手間がかかり，また該席次スタンドも 他に使用する効果が期待できない構造である問題点を有していた。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記の問題点を解決するために，本考案の席次スタンドは，席次名札だけでは なく，その背後に重ねて写真等の複数のシートを出し入れ自在とし，且つ席次名 札も容易に出し入れできる形状とする事を特徴とする。

【０００５】

【考案の実施の形態】

本考案の席次スタンドは，中央に開口部を有する紙製等の板形状の縁装飾を施 した額縁部材を表面とし，その背面に板形状の背面部材を形成し，該額縁部材と 背面部材とで挟む間隙の上下を閉じ，左右を開口し，該間隙間に氏名を記載する 紙製等の板形状の席次名札を表に挟持し，その背後に重ねて写真等の複数のシー トを左右に出し入れ自在とし，該背面部材の裏面には，折り畳み自在な支持部材 を設け，そして該席次名札の少なくとも一端の出し入れ部に，突出した引手部を 設ける事を特徴とする。

【０００６】 本考案の席次スタンドにおいて，背面部材の裏面には，折り畳み自在な支持部 材を設け，テーブル等の平面に自立させる事も出来る。

【０００７】 本考案の席次スタンドにおいて，背面部材の裏面には，折り畳み自在な支持部 材を設け，壁等の立設面に係止させる事も出来る。

【０００８】 本考案の席次スタンドにおいて，背面部材の少なくとも左右端部の一方に凹部 を形成し，写真等の複数のシートを左右に出し入れするのに，容易に挟持できる ようにする事も出来る。

【０００９】 本考案の席次スタンドにおいて，表に挟持する席次名札の少なくとも一端の出 し入れ部に，突出した引手部を設けているので，該引手部を指で挟持し，容易に 挿入並びに引出し自在にする事が出来る作用を有する。

【００１０】 本考案の席次スタンドの使用方法において，結婚披露宴・各種パーティー等に 用い，来客の席次名札，並びに結婚したお二人の写真等の必要とするシートを重 ねて挿入し，上部の該席次名札を使用後に引出し，次に該写真等の必要とするシ ートを表示し，式後，各自が家庭に持ちかえり写真立て等として使用する事も出 来る。

【００１１】 本考案の席次スタンドにおいて，席次スタンド及び支持部材を一体化して，組 み立て可能な紙製の一枚板から組み立てることもでき，額縁部材と背面部材間を 折り曲げ，糊代を相対する該額縁部材端部に接着し，平行な立脚部を該背面部材 の面に立設し，両該立脚部の中間部に位置する架橋部を該立脚部に直角に交わる ように立設・支持することにより，テーブル等の平面に自立させる自立型の該支 持部材を確保する事も出来る。

【００１２】

【実施例】

この考案の実施例において，図１は席次スタンドの，（Ａ）は使用状態の斜視 図，そして（Ｂ）は席次名札の平面図である。図２は席次スタンドの他の使用状 態の斜視図である。図３は席次スタンドの組み立て前の一枚図である。

【００１３】 この考案の実施例を図面を参照して以下説明すると，図１（Ａ）に示すように ，席次スタンド（１）は，中央に開口部（１ｄ）を有する紙製等の板形状の縁装 飾を施した額縁部材（１ａ）を表面とし，その背面に板形状の背面部材（１ｂ） を形成し，該額縁部材と背面部材とで挟む間隙の上下を閉じ，左右を開口し，該 間隙間に氏名を記載する紙製等の板形状の席次名札（３）を表に挟持し，その背 後に重ねて写真（４）を左右に出し入れ自在とし，該背面部材の裏面には，折り 畳み自在な支持部材（２）を設け，そして該席次名札の少なくとも一端の出し入 れ部に，突出した引手部（３ａ）を設ける事を特徴とする。

【００１４】 本考案の席次スタンドにおいて，背面部材（１ｂ）の裏面には，折り畳み自在 な支持部材（２）を設け，図１（Ａ）に示すように，テーブル等の平面に自立さ せる事も出来る。

【００１５】 本考案の席次スタンドにおいて，表に氏名を記載する紙製等の板形状の席次名 札（３）の少なくとも一端に，図１（Ｂ）に示すように，突出した引手部（３ａ ）を設け，該引手部を指で挟持し，容易に挿入並びに引出し自在にする事とする 。

【００１６】 本考案の席次スタンドにおいて，席次名札（３）並びに写真（４）を重ねて挿 入し，上部の該席次名札を使用後に引出し，図２に示すように，次に該写真を表 示する事も出来る。

【００１７】 本考案の席次スタンドにおいて，額縁部材（１ａ）の横幅：１４７ｍｍ，縦幅 ：１００ｍｍを採用した。

【００１８】 本考案の席次スタンドにおいて，席次スタンド（１）及び支持部材（２）を一 体化して，図３に示すように，組み立て可能な紙製の一枚板から確保でき，図３ において，点線は折れ曲がる線路を示し，そして実線は切断線路を示しており， 額縁部材（１ａ）と背面部材（１ｂ）間を折り曲げ，糊代（１ｃ）を相対する該 額縁部材端部に接着し，平行な立脚部（２ａ）を該背面部材の面に立設し，両該 立脚部の中間部に位置する架橋部（２ｂ）を該立脚部に直角に交わるように立設 ・支持することにより，テーブル等の平面に自立させる自立型の該支持部材を確 保する事も出来る。

【００１９】

【考案の効果】

本考案は，以上説明した様な形態で実施され，以下に記載される様な効果を有 する。

【００２０】 本考案の席次スタンドは，結婚披露宴・各種パーティー等に用い，来客の席次 名札，並びに結婚したお二人の写真等の必要とするシートを重ねて挿入し，上部 の該席次名札を使用後に引出し，次に該写真等の必要とするシートを表示し，式 後，各自が家庭に持ちかえり写真立て等として使用できる効果を有する。

【００２１】 本考案の席次スタンドにおいて，表に挟持する席次名札の少なくとも一端の出 し入れ部に，突出した引手部を設けているので，該引手部を指で挟持し，容易に 挿入並びに引出し自在にする効果を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の実施例を示す，席次スタンドの，
（Ａ）は使用状態の斜視図，そして（Ｂ）は席次名札の
平面図。

【図２】この考案の実施例を示す，席次スタンドの他の
使用状態の斜視図。

【図３】この考案の実施例を示す，席次スタンドの組み
立て前の一枚図。

【符号の説明】

１ 席次スタンド １ａ 額縁部材 １ｂ 背面部材 １ｃ 糊代 １ｄ 開口部 １ｅ 凹部 ２ 支持部材 ２ａ 立脚部 ２ｂ 架橋部 ３ 席次名札 ３ａ 引手部 ４ 写真

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】中央に開口部（１ｄ）を有する板形状の額
   縁部材（１ａ）を表面とし，その背面に板形状の背面部
   材（１ｂ）を形成し，該額縁部材と背面部材とで挟む間
   隙の上下を閉じ，左右を開口し，該間隙間に板形状の席
   次名札（３）を表に挟持し，その背後に重ねて写真
   （４）等の複数のシートを左右に出し入れ自在とし，該
   背面部材の裏面には，折り畳み自在な支持部材（２）を
   設け，そして該席次名札の少なくとも一端の出し入れ部
   に，突出した引手部（３ａ）を設ける事を特徴とする席
   次スタンド。