JP3072142U - バッグ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 背負ベルトの中央部をバッグ本体に接続する
ための連結部材をバッグ本体から無くして、コストを下
げることができるとともに、バッグ本体の見栄えが悪く
なることを避け、さらに、バッグ本体の胴部に邪魔にな
るものが存在しないようにすることができるバッグを提
供する。 【解決手段】 取っ手２を有し、かつ、胴部３における
下端部の左右両端にそれぞれ連結受具４を取り付けたバ
ッグ本体１と、両端にそれぞれ上記の連結受具４に対し
て着脱自在な連結掛具８を取り付けて、その中間部をバ
ッグ本体１の取っ手２の輪の中に通すことにより当該取
っ手２に連結して、バッグ本体１をリュックサックのよ
うに背負えるようになしたベルト７とから成る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はバッグに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、手に持って携帯することができる上に、リュックサックのように背負っ て携帯することもできて、２通りの使用方法が可能なバッグが公知である。

【０００３】 上記のようなバッグは、手で持つための取っ手と、背負うための背負ベルトを 具えているが、特に背負ベルトをバッグ本体に取り付けるために、バッグ本体の 胴部には、背負ベルトの両端と中央部を接続するための連結部材を３箇所に設置 する必要があり、コスト高になるという不満があった。

【０００４】 また、背負ベルトの中央部を接続するための連結部材は、バッグ本体の胴部に おける上端中央部の目立つ位置に設置することが多いので、見栄えが悪くなった り、邪魔になるという弊害があった。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】

そこで本考案は、背負ベルトの中央部をバッグ本体に接続するための連結部材 をバッグ本体から無くして、コストを下げることができるとともに、バッグ本体 の見栄えが悪くなることを避け、さらに、バッグ本体の胴部に邪魔になるものが 存在しないようにすることができるバッグの提供を課題とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するために、本考案のバッグは、取っ手２を有し、かつ、胴部 ３における下端部の左右両端にそれぞれ連結受具４を取り付けたバッグ本体１と 、両端にそれぞれ上記の連結受具４に対して着脱自在な連結掛具８を取り付けて 、その中間部をバッグ本体１の取っ手２の輪の中に通すことにより当該取っ手２ に連結して、バッグ本体１をリュックサックのように背負えるようになしたベル ト７とから成る、という構成を採るものである。

【０００７】 なお、上記の本考案のバッグは、ベルト７の両端の連結掛具８が着脱自在な連 結受具６をバッグ本体１における左右のマチ５にもそれぞれ取り付けて、当該ベ ルト７を肩掛ベルトとしても使用可能とすることが好ましい。

【０００８】

【考案の実施の形態】

以下、図を用いて本考案の実施の形態について説明する。バッグ本体１は前後 一対の取っ手２を有し、又、その片側の胴部３における下端部の左右両端にそれ ぞれ環状の連結受具４を取り付けるとともに、その左右のマチ５にもそれぞれ環 状の連結受具６を取り付けている。なお、バッグ本体１の形状、大きさ、材料等 は自由であり、特に限定するものではない。

【０００９】 また、ベルト７は両端に上記の環状の連結受具４，６に対して着脱自在なフッ ク状の連結掛具８を取り付け、又、中間部に長さ調節具９も取り付けている。こ のベルト７の材料も自由であるが、柔軟性を有して丈夫な布製とすることが好ま しい。

【００１０】 なお、上記の連結受具４，６、連結掛具８、及び長さ調節具９は金属製又はプ ラスチック製とすることが好ましい。

【００１１】 ベルト７は、図に示すように、その両端の連結掛具８をバッグ本体１の胴部３ における下端部の左右両端に取り付けた環状の連結受具４に対しそれぞれ連結し 、かつ、その中間部をバッグ本体１に取り付けた取っ手２の輪の中に通すことに より取っ手２と連結するようになっている。これによりベルト７は背負ベルトと して機能することができ、バッグ本体１をリュックサックのように背負って携帯 することができる。

【００１２】 なお、ベルト７の両端の連結掛具８をバッグ本体１の左右のマチ５に取り付け た連結受具６に対してそれぞれ連結すれば、当該ベルト７は肩掛ベルトとしても 機能することができ、バッグ本体１をショルダーバッグのように肩に掛けて携帯 することもできる。

【００１３】

【考案の効果】

請求項１記載の本考案のバッグは上記の通りであり、ベルト７の中間部をバッ グ本体１の取っ手２の輪の中に通すことにより当該取っ手２に連結して、そのベ ルト７を利用してバッグ本体１をリュックサックのように背負えるようになした ので、従来品のように背負ベルトの中間部を接続するための連結部材をバッグ本 体の胴部における上端中央部に設置する必要がなく、これによりコストを下げる ことができるとともに、バッグ本体の見栄えが悪くなることを避け、かつ、バッ グ本体の胴部に邪魔になるものが存在しないようにすることができる。

【００１４】 また、請求項２記載の本考案のバッグは、上記の請求項１記載の考案のバッグ が奏する上記の効果に加えて、手に持って携帯すること、リュックサックのよう に背負って携帯すること、及びショルダーバッグのように肩に掛けて携帯するこ とを可能となし、すなわち３通りの使用方法を可能となして、有用性を高めるこ とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】斜視図である。

【図２】図１のＡ−Ａ線における断面図である。

【符号の説明】

１ バッグ本体 ２ 取っ手 ３ 胴部 ４ 連結受具 ５ マチ ６ 連結受具 ７ ベルト ８ 連結掛具 ９ 長さ調節具

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 取っ手２を有し、かつ、胴部３における
   下端部の左右両端にそれぞれ連結受具４を取り付けたバ
   ッグ本体１と、両端にそれぞれ上記の連結受具４に対し
   て着脱自在な連結掛具８を取り付けて、その中間部をバ
   ッグ本体１の取っ手２の輪の中に通すことにより当該取
   っ手２に連結して、バッグ本体１をリュックサックのよ
   うに背負えるようになしたベルト７とから成るバッグ。
2. 【請求項２】 ベルト７の両端の連結掛具８が着脱自在
   な連結受具６をバッグ本体１における左右のマチ５にも
   それぞれ取り付けて、当該ベルト７を肩掛ベルトとして
   も使用可能とした請求項１記載のバッグ。