JP3072112U - 生ゴミ臭を10日間カットするポリ容器。兼用、冷蔵保冷容器。 - Google Patents

生ゴミ臭を10日間カットするポリ容器。兼用、冷蔵保冷容器。

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JP3072112U
JP3072112U JP1999008422U JP842299U JP3072112U JP 3072112 U JP3072112 U JP 3072112U JP 1999008422 U JP1999008422 U JP 1999008422U JP 842299 U JP842299 U JP 842299U JP 3072112 U JP3072112 U JP 3072112U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 夏になるとひどくなる生ゴミの悪臭を、1
0日間は全くカット出来る製品を造り、安心して台所や
屋外に置けるポリ容器にする。又、この容器の特性を生
かして、中棚をおき運搬便利な、冷蔵保冷容器にも使用
する。 【解決手段】 従来から有るポリ容器2の内側に、発
泡スチロール保冷ボックス5を組合せ、プレスしてこの
素材のもろさの補強と、水分の漏れを防ぐ為に、表面に
丈夫で薄い、最適な素材のフィルム7をコーティングす
る。生ゴミの悪臭の防止は、発泡スチロール保冷ボック
スの蓋と容器の密着面、図2を、そのまま、使用する。
又、冷蔵保冷容器にする場合は、底に氷や、ドライアイ
ス等を入れて、品物と隔離するた為に、既製の取出し自
由な、穴空き足付き棚、図3を付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は広範囲に利用されている、ポリ容器に係るものであり、詳しくは、台 所や屋外で、真夏日に生ゴミを10日間入れて置いても、全く悪臭の出ないポリ 容器。兼用、運搬便利な、冷蔵保冷容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
これ迄、一般家庭で使用されているポリ容器は、夏が近づくにつれ、生ゴミの 腐敗が進み、2,3日もすると悪臭が漏れて、台所に置く事が難しく、屋外では 、猫や犬がゴミの臭いを嗅ぎ、ポリ容器を倒したり、又、生ごみの出し忘れや、 急用、病気、旅行等の時には、臭いの処理に困っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のポリ容器は、蓋と本体の接合部分で、悪臭の漏れを解決出来ない問題を 有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の問題を解決するために、従来から製品化されている、発泡スチロール保 冷ボックスの蓋と本体の接合部分の、精密な密着性を重視して、ポリ容器の内側 に、同型にプレスした発泡スチロール容器を組合せて、その表面を、丈夫で薄い 最適な素材のフィルムでコーティングをする。
【0005】 次に、既製の蓋の押さえ器具を取り付けて、しっかりと固定する。
【0006】 冷蔵保冷容器として使用する場合は、付属品の冷気の通りの良い既製の取外し 自由な、穴空き足付き棚を置く。
【考案の実施の形態】
【0007】 今回重視される、最適素材のフィルムの条件は、蓋と本体の開閉の際の凹凸面 、図2の密着が、精密に出来るフィルムで有る事。 容器内の収納物が、運搬 の際等、発泡スチロールが柔らかい為に、表面に穴や歪みが生じない丈夫さと、 ある程度の堅さの有るフィルムが必要となる。
【0008】 図1で示す考案製品は、ポリ容器の内側に、プレスした発泡スチロール容器5 を組合せて、接着剤で固定し、その表面に上記のフィルムを全面に、接着剤でコ ーティングをする。
【0009】 この考案製品は、内部からの生ゴミの悪臭を密閉するだけでなく、発泡スチロ ールの断熱性が、夏の高温や、梅雨の多湿を遮断して、生ゴミの腐敗を遅らせる 作用をする。
【0010】 逆に、発泡スチロールの保冷性が、容器の底に氷やドライアイス等を入れる事 により、冷蔵保冷容器となる。この場合、容器内の品物と冷却物を隔離する為に 、冷気の通りの良い既製の取外し自由な、穴空き足付き棚、図3を設置する。
【0011】 大、中、小、各容器共に、冷蔵する品物の重量を支える強度の有る棚が必要と なり、既製の穴空き足付き棚8にすると、容器の大きさ、深さにより、足の数、 足の長さを調整できる。
【0012】 押え器具4は、蓋の密閉に隙間が出来る、不安定な場合等、臭いの漏れが生じ る為に、必ず必要である。
【0013】 従来から有る、発泡スチロール保冷ボックスの厚さは、図2、A2cm,B, C,3cm有り、容器が大型化するにつれ、厚さが増している。
【0014】 又、図2、A,B,Cの密着面は、Aより、B,Cが長く、その点に注目する と、中、大型容器にB,Cが適している。
【0015】 以上の特性を持つ、発泡スチロール容器の外側を、堅いポリプロピレン6で囲 う事で、容器内部の温度はさらに低くなり、安全性を増すポリ容器になる。
【実施例】
【0016】 実験をする。生ゴミを発泡スチロール保冷ボックスに入れて、10日間置き、 悪臭の漏れと、最終日に取り出した生ゴミの状態を調べる。
【0017】 実験場所 南西向き、庭のコンクリートテラス。 月 日 5月、6月、7月、8月の各10日間。 発泡スチロール保冷ボックス 図2、A型、横33.7cm縦23.7cm 高さ19cm厚さ2cm 生ゴミ量 各月1kg。5月、6月はビニール袋、7月 、8月は3枚の新聞紙に包む。 日射時間 午前11時過迄、日陰。直射日光は日没迄。 温度計設置位置 発泡スチロール保冷ボックスの約85cm上 位置に固定して吊るす。 最高気温 当日の朝日新聞記載の最高温度。
【0018】
【表1】
【0019】 表1の8月の結果に記入している、新聞包み34℃は、試験に使用した発泡ス チロール保冷ボックスの内部の高さが、15cmと低く、蓋の熱(午後1時41 ℃)が直接新聞包みに伝わったと思われる。通常のポリ容器は深さが有り、ゴミ 包みの上部に空間が出来るうえに、考案製品は、外側をポリプロピレンで囲むこ とで内部の温度は低く設定できる。
【0020】
【考案の効果】 実験が、課題通りの結果が出た事で、考案製品を、一般家庭の台所は勿論、マ ンションのベランダ、庭、職場の屋外でも充分に使用可能になった。
【0021】 これ迄の発泡スチロール保冷ボックスは、素材が柔らかく、もろい為、多量の 物品の収納の難しさが有り、一般向けしなかったが、外面をポリ容器で囲い、取 っ手を付ける事で運搬が便利になり、使用範囲が広がった。
【0022】 臭い防止容器としての効果。 営業用としては、ホテル、スーパー、飲食業 等、1日に出る多量の生ゴミを、毎日ゴミ収集車に回収させていたが、考案製品 を使用すると、回収が2日か3日置きに替えられて、運搬コストが削減できるメ リットが有る。他に、汚物や臭気の物品を扱う病院や職場にも役立つ容器となる 。
【0023】 冷蔵保冷容器としての効果。 容器の底に入れるドライアイスや氷の量の増 減で、冷蔵保冷の時間の調整が出来る事で、食品や食材、生鮮食品等の冷蔵保存 を必要な時間だけ利用し、鮮度を保つ事が出来る。また、それを利用する各職場 や、販売先などへの輸送、野外のイベント等での利用と各方面に需要が広がり、 その役目を果たす容器となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】既製ポリ容器の4分の1正面図と、考案ポリ容
器4分の3の断面図と、既製の穴空き足付き棚の断面図
である。
【図2】発泡スチロール保冷ボックスの蓋と、本体の断
面図の種類である。
【図3】既製する穴空き足付き棚の、一部の平面図であ
る。
【符号の説明】
1 蓋 2 本体 3 取手 4 押え金 5 発泡スチロール 6 ポリプロピレン 7 丈夫で薄い最適な素材のフィルム 8 既製の穴空き足付き棚
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月21日(1999.12.
21)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品化されている押え器具付きポリ容器
    と、発泡スチロール保冷ボックスの2製品を組合せて、
    生ゴミの悪臭を防止するポリ容器。
  2. 【請求項2】 中棚を有する冷蔵保冷容器。付属品に既
    製の取り外し自由、穴明き足付き棚。
JP1999008422U 1999-09-29 1999-09-29 生ゴミ臭を10日間カットするポリ容器。兼用、冷蔵保冷容器。 Expired - Fee Related JP3072112U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200489107Y1 (ko) * 2018-10-05 2019-05-02 이재윤 음식물 쓰레기 보관통
KR200489686Y1 (ko) * 2019-01-14 2019-07-23 이재윤 음식물 쓰레기 보관통

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200489107Y1 (ko) * 2018-10-05 2019-05-02 이재윤 음식물 쓰레기 보관통
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