JP3071979B2 - 車載用アンテナ - Google Patents
車載用アンテナInfo
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- JP3071979B2 JP3071979B2 JP5113732A JP11373293A JP3071979B2 JP 3071979 B2 JP3071979 B2 JP 3071979B2 JP 5113732 A JP5113732 A JP 5113732A JP 11373293 A JP11373293 A JP 11373293A JP 3071979 B2 JP3071979 B2 JP 3071979B2
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Description
に取り付けおよび取り外しできるとともに、アンテナが
取り付けられた状態では外力を受けても容易には外れる
ことのない車載用アンテナに関するものである。また、
車体に取り付けられたベース部材に対してアンテナが車
幅を越えないようにその突出方向を容易に調整できるよ
うにした車載用アンテナに関するものである。
ては、車体の外部に配設されて突出した状態にある。そ
して、自動洗車機で車体を洗う際には、車載用アンテナ
を取り外さなければならない。そこで、従来より車載用
アンテナは、車体のトランク等に取付部材を固定し、こ
の取付部材にベース部材を取り付け取り外し可能に配設
し、ベース部材に適宜なアンテナが配設されている。
にあっては、取り付け取り外しが可能であるが、外部か
らの力によってアンテナが容易には外れない構造とする
ために、その取り付け取り外し作業が簡単とは言えない
ものであった。そして、ベース部材が取り外された取付
部材の車体の外部に突出する寸法が高く、洗車の際に破
損され易く、突出寸法の低いものが望まれていた。ま
た、車体に取り付けられたアンテナは、安全走行の面か
ら、車幅を越えないようにその突出方向を調整しなけれ
ばならないが、従来の車載用アンテナではアンテナ突出
方向の調整に煩雑な作業が必要であった。
れたもので、取り付け取り外しがきわめて簡単であると
ともに取付部材の突出寸法が低く、またアンテナの突出
方向を容易に調整できるようにした車載用アンテナを提
供することを目的とする。
めに、本発明の車載用アンテナは、車体に取り付け固定
される取付部材の車体の外側部分に一対の係合爪を突設
し、前記取付部材の車体の外側部分を覆うベース部材の
底面に設けたベース金属板に、前記一対の係合爪を結ぶ
線方向に移動自在でバネ部材により一方に弾性付勢され
て偏寄されるロック部材を設け、このロック部材と前記
ベース金属板に前記係合爪が挿入される係合孔をそれぞ
れ1つづつ設け、前記ロック部材が前記バネ部材の弾力
で偏寄された状態で前記係合爪と前記係合孔が係合し、
前記ロック部材が前記バネ部材の弾力に抗して移動した
状態で前記係合爪が前記係合孔から解放されるようにな
し、前記ベース部材にアンテナを配設して構成されてい
る。
ース部材に一対の支持部材を突設し、この一対の支持部
材の間に揺動枠を前記一対の支持部材を結ぶ線方向の揺
動軸回りに揺動自在に配設し、前記揺動枠に前記揺動軸
に直交して回転軸を配設し、この回転軸にアンテナを配
設し、前記回転軸に対して前記アンテナが揺動する側に
ある前記揺動軸をネジ部材としてこのネジ部材の締め付
けにより前記揺動枠を前記支持部材に固定するようにな
し、前記アンテナを前記ベース部材から離れる方向に揺
動させて前記ネジ部材を締め付けおよび緩めるように構
成しても良い。
態で、取付部材に設けた一対の係合爪がベース部材とロ
ック部材にそれぞれ設けた係合孔と係合し、ロック部材
を弾力に抗して移動した状態で、係合爪が係合孔から解
放されるので、単にロック部材の操作によりきわめて容
易に取り付け取り外しがなし得る。そして、取付部材に
設けられた係合爪は、係合孔に係合できる形状であれば
良く、適宜な設計により係合爪の突出寸法を低く設定し
得る。
ース部材に設けた一対の支持部材に揺動枠を揺動自在に
配設するとともにその揺動軸をネジ部材とし、このネジ
部材の締め付けにより揺動枠を固定するならば、アンテ
ナの突出方向を車体の外側で調整することができ、調整
作業が容易である。しかも、アンテナをベース部材から
離れる方向に揺動させて、ネジ部材を締め付けおよび緩
めるようにすることで、アンテナがベース部材から離れ
ていない姿勢ではアンテナの傾斜角度を変更することが
できない。
10を参照して説明する。図1は、本発明の車載用アン
テナの一実施例の全体外観図であり、図2は、図1の要
部切り欠き縦断面図であり、図3は、図2のベース部材
の底面図であり、図4は、図2のA−A断面拡大矢視図
であり、図5は、取付金具を示し、(a)が平面図、
(b)が正面図、(c)が側面図であり、図6は、図2
のB−B断面拡大矢視図であり、図7は、図2のC拡大
矢視図であり、(a)は傾きのない状態の図、(b)は
傾いた状態の図であり、図8は、揺動枠を示し、(a)
が左側面図、(b)が正面図、(c)が右側面図であ
り、図9は、固定クラッチ板を示し、(a)が正面図、
(b)が側面図であり、図10は、可動クラッチ板を示
す正面図である。
ク10等の縁に、金属板からなる断面略J字状の取付部
材12が被せられ、トランク10等の内側から六角穴付
ネジ14,14等により締め付け固定される。そして、
この取付部材12の車体の外側部分の両端に一対の係合
爪16,16が互いに近寄る方向に傾斜して突設され
る。なお、取付部材12の略J字状の内側には、トラン
ク10等の表面を傷付けないとともに確実な固定を確保
するために、保護ラバー18が配設される。
分がベース部材20で覆われる。このベース部材20
は、底面に設けたベース金属板22とこれを覆う樹脂製
のベース本体24とからなる。このベース金属板22の
中間部には、一方の係合爪16が係合し得るように切り
起しを有する係合孔26が設けられる。また、ベース金
属板22の一端部は、大きくコ字状に切り欠かれ、コ字
状の両辺をガイドとして樹脂製のロック部材28が移動
自在に配設される。ベース金属板22に切り起された突
起30とロック部材28の間にコイルバネ32が縮設さ
れてロック部材28が外方に向けて弾性付勢される。し
かも、ベース本体24により、弾性付勢による移動があ
る範囲で規制されてロック部材28が抜け落ちないよう
に構成される。このロック部材28の底面には、他方の
係合爪16が係合し得る係合孔34が設けられる。ここ
で、ロック部材28は、係合孔26と34を結ぶ線方
向、すなわち一対の係合爪16,16を結ぶ線方向に移
動自在である。
ス本体24から突出伸設されて一方の支持部材36が形
成される。さらに、ベース金属板22には、一方の支持
部材36と対向するように他方の支持部材38がネジ4
1,41により固定される。これらの支持部材36と3
8の間に、図8のごとき揺動枠40が配設される。この
揺動枠40の一方の支持部材36に対向する面には、透
孔42が穿設され、他方の支持部材38に対向する面に
は、雌ネジ孔44が刻設される。そして、一方の支持部
材36の先端に細幅部が形成されていて透孔42に挿入
され、揺動枠40の一方の揺動軸が構成されている。ま
た、他方の支持部材38には孔が穿設され、この孔を貫
通して雌ネジ孔44にネジ部材46を螺合させ、このネ
ジ部材46により揺動枠40の他方の揺動軸が構成され
るとともに、ネジ部材46を締め付けることで揺動枠4
0は他方の支持部材38に固定される。
と対向しない面には、揺動軸と直交して貫通孔47,4
7が設けられるとともに、上下縁に凹状の切り欠き4
8,48…が設けられる。そして、この貫通孔47,4
7に挿通される回転軸50により、揺動枠40に対して
樹脂からなる第1のアームベース部材52が揺動自在に
配設される。また、揺動枠40にはその内側に、図9に
示す固定クラッチ板54が、凹状の切り欠き48,48
に係合して回転軸50回りに回転しない状態で回転軸5
0に遊嵌して配設される。さらに、固定クラッチ板54
に当接させて可動クラッチ板56が回転軸50に遊嵌し
て配設され、その一端部が第1アームベース部材52に
固定される。そして、可動クラッチ板56を固定クラッ
チ板54に押圧弾接させるように、揺動枠40の内側と
可動クラッチ板56の間にクラッチ用コイルバネ58が
縮設される。しかも、固定クラッチ板54と可動クラッ
チ板56の当接面には、山と谷の凹凸部60,62がそ
れぞれ形成され、固定クラッチ板54に対して可動クラ
ッチ板56を回転軸50回りに複数の姿勢で保持するク
リック機構が形成される。
て、樹脂からなる第2アームベース部材64が重なるよ
うに、また回転軸50と分離された位置だが直交する第
2回転軸66により揺動し得るように配設される。これ
らの第1と第2アームベース部材52,64に、それぞ
れ第1と第2ロッドアンテナ68,70が配設される。
さらに、第1アームベース部材52を覆うように樹脂か
らなるアームカバー72が配設される。
0には、図示しない同軸給電線ケーブル等により適宜に
給電されることは勿論である。
10等の縁に取付部材12をトランク10等の内側から
六角穴付ネジ14,14により確実に固定する。そし
て、ベース部材20のロック部材28をコイルバネ32
の弾力に抗して内方に押圧移動させて2つの係合孔2
6,34の間の距離を短かくする。この2つの係合孔2
6,34の間の距離が短かい状態で、取付部材12の一
対の係合爪16,16に係合孔26,34を遊嵌させ
る。また、ロック部材28の押圧を解放すれば、係合爪
16,16に係合孔26,34が係合して、取付部材1
2にベース部材20が固定される。ここで、コイルバネ
32の弾力によりロック部材28が係合爪16,16間
を広げる方向に弾性付勢されており、ロック部材28が
押圧されない限り、係合は解除されることがない。
64を回転軸50回りに、ベース部材20から離れる方
向に限度いっぱいまで揺動させ、ネジ部材46を緩め
て、伸長された第1と第2ロッドアンテナ68,70が
車体の幅を越さないように、適宜に傾斜角度θを調整し
て再度ネジ部材46を締め付けて揺動枠40を固定す
る。
ース部材52,64を適度に回転軸50回りに引き上げ
揺動し、また第1アームベース部材52に対して第2回
転軸66回りに第2アームベース部材64を適宜な角度
に広げ、さらに第1と第2ロッドアンテナ68,70を
伸長させる。
外す際には、ロック部材28を押圧することで容易に取
り外すことができる。そして、同様にして取り付けも容
易である。
爪16,16が互いに近寄る方向に傾斜するよう形成さ
れ、ロック部材28がバネ部材32の弾力により外方に
偏寄されて係合が維持されるようにしたが、かかる構成
に限られるものでない。すなわち、一対の係合爪16,
16が互いに離れる方向に傾斜するように形成され、ロ
ック部材28がバネ部材32の弾力により内方に偏寄さ
れて係合が維持されるようにしても良い。かかる構成で
は、ロック部材28を弾力に抗して外方に引っ張ること
で係合爪16,16が係合孔26,34から解放され
る。また、上記実施例において、揺動枠40の両側の揺
動軸をともにネジ部材としても良い。さらに、両側の揺
動軸にともにネジ部材を用いずに、例えば揺動枠40に
円弧状の長孔を設け、この長孔を貫通するネジの締め付
けで支持部材36または38に揺動枠40を固定するも
のであっても良い。さらに、取付部材12は、トランク
10に限られずに車体の適宜な場所に取り付ければ良い
ことは勿論である。
ンテナは構成されているので、以下のごとき格別な効果
を奏する。
は、ロック部材を押圧操作することで、車体に固定され
た取付部材からベース部材を容易に取り付け取り外しす
ることができる。そして、取付部材に設けられた係合爪
は、係合孔に係合できるだけの簡単な形状とすることが
でき、その突出寸法を低く設定することができる。
あっては、ベース部材に対してアンテナの傾斜角度を車
体の外側で容易に調整することができる。しかも、アン
テナをベース部材から離す方向に揺動させて、アンテナ
の傾斜角度を変更調整でき、アンテナをベース部材から
離す方向に揺動させていない姿勢では、アンテナの傾斜
角度を変更することができない。
図である。
面図、(c)が側面図である。
い状態の図、(b)は傾いた状態の図である。
面図、(c)が右側面図である。
(b)が側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 車体に取り付け固定される取付部材の車
体の外側部分に一対の係合爪を突設し、前記取付部材の
車体の外側部分を覆うベース部材の底面に設けたベース
金属板に、前記一対の係合爪を結ぶ線方向に移動自在で
バネ部材により一方に弾性付勢されて偏寄されるロック
部材を設け、このロック部材と前記ベース金属板に前記
係合爪が挿入される係合孔をそれぞれ1つづつ設け、前
記ロック部材が前記バネ部材の弾力で偏寄された状態で
前記係合爪と前記係合孔が係合し、前記ロック部材が前
記バネ部材の弾力に抗して移動した状態で前記係合爪が
前記係合孔から解放されるようになし、前記ベース部材
にアンテナを配設したことを特徴とする車載用アンテ
ナ。 - 【請求項2】 車体の外側部分に取り付けられるベース
部材に一対の支持部材を突設し、この一対の支持部材の
間に揺動枠を前記一対の支持部材を結ぶ線方向の揺動軸
回りに揺動自在に配設し、前記揺動枠に前記揺動軸に直
交して回転軸を配設し、この回転軸にアンテナを配設
し、前記回転軸に対して前記アンテナが揺動する側にあ
る前記揺動軸をネジ部材としてこのネジ部材の締め付け
により前記揺動枠を前記支持部材に固定するようにな
し、前記アンテナを前記ベース部材から離れる方向に揺
動させて前記ネジ部材を締め付けおよび緩めるように構
成したことを特徴とする車載用アンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5113732A JP3071979B2 (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | 車載用アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5113732A JP3071979B2 (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | 車載用アンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06303014A JPH06303014A (ja) | 1994-10-28 |
JP3071979B2 true JP3071979B2 (ja) | 2000-07-31 |
Family
ID=14619738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5113732A Expired - Lifetime JP3071979B2 (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | 車載用アンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3071979B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101778226B1 (ko) * | 2011-04-22 | 2017-09-14 | 볼보 컨스트럭션 이큅먼트 에이비 | 건설장비용 위성 안테나 고정장치 |
-
1993
- 1993-04-16 JP JP5113732A patent/JP3071979B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06303014A (ja) | 1994-10-28 |
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