JP3226783B2 - 固定装置および該装置を用いた車載用アンテナ装置 - Google Patents

固定装置および該装置を用いた車載用アンテナ装置

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JP3226783B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1部材と第2部
材を相対的に長さ方向にずれが可能な状態とずれが阻止
された固定状態とに簡単に切り替えることのできる固定
装置に関するものである。また、該固定装置を用いて脱
着容易とした車載用アンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車室内にテレビジョン受像機
を装備することが一般化しており、そのためのアンテナ
装置が車体の外側部分に設けられる。この車載用アンテ
ナ装置は、車体から突出して装着されており、自動洗車
の際には破損防止のために取り外す必要がある。そこ
で、該車載用アンテナ装置は簡単に着脱できなければな
らない。
【0003】従来の車載用アンテナ装置の一例を、図6
乃至図8を参照して説明する。図6は、従来の車載用ア
ンテナ装置の一例の一部切り欠き正面図である。図7
は、図6に示す固定金具および取付金具の平面図であ
る。図8は、図6に示すアンテナベース部材の部分底面
図である。
【0004】図6乃至図8において、車体の外側部分に
貼着等により適宜に固定される固定金具10に切り起し
部10a,10aが設けられる。取付金具12にも同様
の切り起し部12a,12aが設けられ、双方の切り起
し部10a,10a,12a,12aがネジ等で締め付
け固定される。ここで、取付金具12は、固定金具10
に対してネジ軸を揺動軸として左右に傾斜調整可能であ
る。また、取付金具12の中央には長さ方向にスリット
12bが設けられる。
【0005】アンテナベース部材14には、伸縮自在の
2本のロッドアンテナ等が仰角調整および2本のロッド
アンテナのはさむ角を調整自在に設けられている。そし
て、アンテナベース部材14の底面に取付金具12より
開口長さが短かい角孔14aが設けられ、この角孔14
aの底部の長さ方向の先端に取付金具12の先端が挿入
し得る挿入孔14bが設けられる。また、角孔14aの
底部の長さ方向の後端に長さ方向に移動自在に摺動部材
16が設けられ、この摺動部材16がスプリング18に
より先端方向に弾性付勢される。摺動部材16の移動可
能距離は制限されていて、抜け落ちないことは勿論であ
る。さらに、アンテナベース部材14には係止片20が
上下動自在に設けられるとともにスプリング22で下方
に弾性付勢される。この係止片20に、揺動軸24で上
下方向に揺動する揺動片26の一端が係合され、他端が
アンテナベース部材14の上面から突出して押圧部とさ
れる。
【0006】かかる構成では、まず取り付けるには、取
付金具12の後端を角孔14aの後端側の摺動部材16
に当接し、スプリング18の弾力に抗して摺動部材16
を移動し、取付金具12の先端が角孔14aに挿入でき
る位置となるようにし、先端を挿入した後に押圧力を緩
めてスプリング18の弾力で取付金具12の先端を挿入
孔14bに挿入する。角孔14aに取付金具12の先端
を挿入する際には、係止片20はスプリング22の弾力
に抗して上に移動される。かかる状態で押圧力が取り除
かれれば、取付金具12の両端は角孔14aの長さ方向
両端部に係止され抜けが阻止される。しかも、係止片2
0が取付金具12のスリット12bに挿入され、取付金
具12の後方へのずれが阻止される。よって、相対的な
自由なずれによって固定が不本意に解除されるようなこ
とはない。
【0007】そして、取り外すためには、揺動片26の
押圧部を下方に押圧すると、係止片20がスプリング2
2の弾力に抗して上方に移動して取付金具12のスリッ
ト12bから抜ける。この状態で取付金具12に対して
アンテナベース部材14を前方に押圧移動すると、摺動
部材16が後退して取付金具14の先端が挿入孔14b
から抜け、角孔14aから抜くことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとき従来の車
載用アンテナ装置にあっては、取り外しの際に、揺動片
26の押圧部を下方に押圧しなければならないが、押圧
部の近くにアンテナがあると(アンテナベース部材14
に添うようにアンテナを位置させたアンテナ収納状
態)、アンテナが邪魔となって押し下げにくいものであ
った。そこで、取り外しの際にはアンテナを引き起こし
て(適宜な仰角に設定)アンテナにより邪魔されない状
態で作業しなければならなかった。また、かかる取付金
具12にアンテナベース部材14を取り付けまたは取り
外しするための固定装置の構造が複雑であって、部品点
数が多く、小型化しにくいという不具合があった。
【0009】本発明は、上述の従来技術の不具合を改善
すべくなされたもので、構造が簡単で小型化に好適な固
定装置を提供することを目的とする。また、該固定装置
を用いて小型化に好適な車載用アンテナ装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の固定装置は、第1部材に略L字状の突起
部を設け、第2部材に前記突起部が挿脱できしかも挿入
状態で前記第1部材の長さ方向に相対的にずらすことで
のみ前記突起部が長さ方向に挿入され得る挿入孔を有す
る係合孔を穿設し、前記突起部を前記ずれ方向と直交す
る両側方から挟持する挟持部材を前記第2部材に前記ず
れ方向に相対移動しないように設け、前記突起部が前記
挿入孔に挿入された状態で前記突起部に前記挟持部材の
挟持部が係合して前記ずれ方向に相対移動しないように
なし、前記挟持部材を挟持方向に弾性付勢する弾性部材
を設け、前記弾力に抗して前記挟持部材を開く方向に押
圧し得る押圧部を前記第2部材の側方から突出するよう
に設けて構成されている。
【0011】そして、前記挟持部材を、一対の挟持片を
前記挟持方向に弾性付勢するとともに可撓性を有する連
結部で連結し、樹脂で一体成形して構成しても良い。
【0012】また、前記第2部材を2つ割りとし、その
分割面に前記挟持部材が前記ずれ方向にずれないように
収納される収納凹部を穿設して構成しても良い。
【0013】さらに、前記突起部を前記係合孔に挿入し
た状態で、前記第1部材を前記第2部材に対して前記突
起部を前記挿入孔に長さ方向に挿入させるように相対的
にずらすことで、前記突起部が前記挟持部材の斜辺に当
接して前記挟持部材を前記弾性部材の弾力に抗して開く
方向に揺動させるようにし、このずれ方向の相対移動に
より最終的に前記挟持部材の挟持部が前記突起部に係合
するように構成することもできる。
【0014】また、本発明の車載用アンテナ装置は、上
記固定装置を用いて、前記第1部材を車体の外側部分に
固定される固定金具とし、前記第2部材をアンテナが設
けられるアンテナベース部材として構成されている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につき図
1乃至図5を参照して説明する。図1(a)は、本発明
の車載用アンテナ装置の一実施例の一部切り欠き正面図
であり、図1(b)は、図1(a)のアンテナベース部
材に応用される固定装置のA矢視構造図である。図2
は、固定金具と取付金具を示し、(a)は平面図、
(b)は正面図である。図3は、図1(a)のA矢視拡
大部分図である。図4は、挟持部材を示し、(a)は平
面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。図5
は、アンテナベース部材の半体の分割面を示す図であ
る。
【0016】図1乃至図5において、車体の外側部分に
適宜に固定される第1部材としての固定金具30に切り
起し部30a,30aが設けられ、それぞれの切り起し
部30a,30aに取付金具32,34がネジ等で固定
される。取付金具32,34はネジ軸を揺動軸として、
固定金具30に対して左右に傾斜調整可能である。一方
の取付金具32は、正面から見て略L字状である。他方
の取付金具34は、正面から見て略L字状であるととも
にL字状の突起部34aと反対方向に平面から見てコ字
状の被挟持部34b,34bが設けられている。
【0017】また、第2部材としてのアンテナベース部
材40には、アンテナが設けられることは従来のこの種
の装置と同様である。そして、アンテナベース部材40
は、長さ方向に縦に2分割され、左半体40aと右半体
40bがネジ等で一体化されて形成される。一体化され
たアンテナベース部材40の底面には、取付金具32が
挿入できしかもこの挿入状態で長さ方向にずらすことで
のみL字状の突起部32aが挿入され得る挿入孔42a
を有する係合孔42が穿設される。また、同様に、取付
金具34が挿入できしかもこの挿入状態で長さ方向にず
らすことでのみL字状の突起部34aが挿入され得る挿
入孔44aを有する係合孔44が穿設される。さらに、
アンテナベース部材40には、係合孔44に連通させ
て、左・右半体40a,40bの分割面に後述する挟持
部材60が挿入収納される収納凹部46a,46bが穿
設される。
【0018】挟持部材60は、一対の挟持片60a,6
0aが挟持方向に弾性付勢するとともに可撓性を有する
連結部60bを介して樹脂により一体成形される。しか
も、挟持片60a,60aの上下面の略中央部に揺動軸
60c,60c…が突設される。挟持片60a,60a
の先端部には対向する挟持部60d,60dとして、取
付金具34の被挟持部34b,34bと係合する係合凹
部が形成される。そして、この係合凹部より揺動軸60
c,60c側に先端側で対向する間隔が狭くなる斜辺6
0e,60eが形成される。挟持片60a,60aの後
端部の両外方には押圧部60f,60fが設けられる。
また、揺動軸60c,60cより後端部側に圧縮スプリ
ング62が縮設されるスプリング用溝60g,60gが
形成される。
【0019】なお、かかる挟持部材60が収納されるア
ンテナベース部材40の分割面に設けられた収納凹部4
6a,46bには、揺動軸60c,60c…が挿入され
る溝48,48…が長さ方向と直交する方向に設けられ
る。また、挟持部材60の押圧部60f,60fがアン
テナベース部材40の側壁から外方に突出できるように
透孔50,50が穿設される。
【0020】かかる構成において、挟持部材60に圧縮
スプリング62を組み付け、これを収納凹部46a,4
6bに挿入して、左・右半体40a,40bを分割面で
合わせ、ネジ等で締め付けて固定する。すると、挟持部
材60の揺動軸60c,60c…が溝48に係合され、
挟持部材60は、アンテナベース部材40に対して長さ
方向にはずれない。そして、アンテナベース部材40の
側壁より突出する押圧部60f,60fを押圧すること
で(図1(b)に白抜きで描いた矢印方向に押圧)、揺
動軸60c,60c…を支点として挟持部60d,60
dが開く(図1(b)に線で描いた矢印方向に変移)。
なお、押圧部60f,60fの押圧を開放すれば、挟持
部60d,60dは近接方向に変移することは勿論であ
る。
【0021】そこで、固定金具30にアンテナベース部
材40を取り付けるには、まず係合孔42,44に取付
金具32,34を挿入する。ここで、取付金具34は、
図3で係合孔44内において二点鎖線で示す位置にあ
る。さらに、アンテナベース部材40を固定金具30に
対して図1で長さ方向で右側に強く引くと、取付金具3
4の被挟持部34b,34bが挟持部材60の斜辺60
e,60eに当接し、挟持部材60の挟持部60d,6
0dをくさび効果で開く方向に揺動させ、最終的に取付
金具34の被挟持部34b,34bが挟持部60d,6
0dの係合凹部に挿入されて係合される。同時に、取付
金具32,34の突起部32a,34aが、係合孔4
2,44の挿入孔42a,44aにそれぞれ挿入され
る。かかる状態では、取付金具34の被挟持部34b,
34bが挟持部材60の挟持部60d,60dに係合し
ていて長さ方向のずれが阻止される。しかも、取付金具
32,34の突起部32a,34aが係合孔42,44
の挿入孔42a,44aに挿入されており、アンテナベ
ース部材40は固定金具30に対してずれ方向以外の上
下方向の移動等も阻止される。よって、アンテナベース
部材40が固定金具30に対して固定された状態とな
る。
【0022】また、アンテナベース部材40を取り外す
には、挟持部材60の押圧部60f,60fを押圧し
て、取付金具34の被挟持部34b,34bと挟持部6
0d,60dの係合を解除する。そしてこの状態のま
ま、固定金具30に対してアンテナベース部材40を図
1で長さ方向で左側に移動すると、取付金具32,34
の突起部32a,34aが、係合孔42,44の挿入孔
42a,44aから抜ける。そこで、アンテナベース部
材40を上方に移動すれば良い。
【0023】なお、上記実施例において、アンテナベー
ス部材40は長さ方向に縦に2分割されているが、横に
2分割して挟持部材60を中間にしてサンドイッチ状と
するようにしても良い。そして、挟持部材60がアンテ
ナベース部材40の収納凹部46a,46bに収納され
ていなくても良く、アンテナベース部材40の底面に適
宜に配設されても良い。
【0024】また、挟持部材60の弾性付勢は、実施例
では連結部60bと圧縮スプリング62の双方を用いて
いるが、いずれか一方であっても良い。弾性を圧縮スプ
リング62のみで得る場合には、揺動軸60c,60c
を支点として揺動自在の一対の挟持片60a,60aを
適宜なスプリングにより弾力付勢すれば良い。そして、
挟持片60a,60aが洗濯バサミのごとく可動すれば
良く、その揺動支点は揺動軸60c,60c…に限られ
ない。さらに、挟持部材60をアンテナベース部材40
に対して、ずれ方向の移動を阻止するために、挟持部材
60の後端面がアンテナベース部材40に設けた壁面に
当接するようにしても良い。
【0025】さらに、上記実施例の説明では、車載用ア
ンテナ装置に適用された固定装置につき説明したが、本
発明の固定装置を、取り付け取り外しが必要な他の装置
に適用しても良いことは勿論である。そして、上記実施
例では固定装置の第1部材を固定金具10とし、第2部
材をアンテナベース部材40としているが、本発明の固
定装置が応用される他の装置にあっては、第2部材を固
定側とし第1部材を取り付け取り外しする側としても良
い。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の固定装置
および該装置を用いた車載用アンテナ装置は構成されて
いるので、以下のごとき格別な効果を奏する。
【0027】請求項1記載の固定装置にあっては、第2
部材に設けた挟持部材により、第1部材をずれ方向と直
交する両側方から挟持させて係合するので、該挟持状態
では第1と第2部材は長さ方向にずれる相対移動ができ
ない。しかも、長さ方向のずれの相対移動が阻止された
状態では、第1部材の突起部がずれ方向の相対移動での
み挿脱し得る第2部材の挿入孔に挿入されており、第1
と第2部材は、ずれ方向のみならずそれ以外の上下方向
でも相対移動が阻止される。そして、押圧部を押圧して
第1部材の挟持を解除することで、第1と第2部材はず
れ方向に相対移動可能となり、係合孔より突起部を抜き
取ることができる。かかる構成では、部品点数が少な
く、構造が簡単であるとともに小型化が容易である。
【0028】そして、請求項2記載の固定装置にあって
は、挟持部材を樹脂の一体成形としたので、より部品点
数が削減される。しかも、連結部で挟持方向に弾性付勢
するので、この弾性により挟持部材っで第1部材が挟持
される。また、樹脂成形により量産に好適である。
【0029】また、請求項3記載の固定装置にあって
は、第2部材を2つ割りとし、分割面に設けた収納凹部
に挟持部材を挿入配設するので、挟持部材の保持が容易
であって組み立て工数等が少なく、量産に好適である。
【0030】さらに、請求項4記載の固定装置にあって
は、突起部を係合孔に挿入した状態で長さ方向に相対移
動させてずらすことで、挟持部材が開く方向に揺動され
て、挟持部材の挟持部が突起部に係合するので、その係
合操作が極めて容易である。
【0031】また、請求項5記載の車載用アンテナ装置
にあっては、アンテナベース部材の側壁に突出する挟持
部材の押圧部を押圧することで、車体の外部に固定され
た固定金具からアンテナベース部材を取り外すことがで
きる。そこで、従来のこの種の装置のごとく、取り外し
操作にアンテナの仰角を変える等の作業が不必要とな
る。しかも、固定装置が小型化できるので、車載用アン
テナ装置全体を小型化ならびに軽量化し易く、車体の外
側部分に装着する部材として安全面からも優れたもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の車載用アンテナ装置の一実
施例の一部切り欠き正面図であり、(b)は、(a)の
アンテナベース部材に応用される固定装置のA矢視構造
図である。
【図2】固定金具と取付金具を示し、(a)は平面図、
(b)は正面図である。
【図3】図1(a)のA矢視拡大部分図である。
【図4】挟持部材を示し、(a)は平面図、(b)は側
面図、(c)は正面図である。
【図5】アンテナベース部材の半体の分割面を示す図で
ある。
【図6】従来の車載用アンテナ装置の一例の一部切り欠
き正面図である。
【図7】図6に示す固定金具および取付金具の平面図で
ある。
【図8】図6に示すアンテナベース部材の部分底面図で
ある。
【符号の説明】
10,30 固定金具 12,32,34 取付金具 32a、34a 突起部 14,40 アンテナベース部材 40a 左半体 40b 右半体 42,44 係合孔 42a,44a 挿入孔 46a,46b 収納凹部 48 溝 50 透孔 60 挟持部材 60a 挟持片 60b 連結部 60c 揺動軸 60d 挟持部 60e 斜辺 60f 押圧部 62 圧縮スプリング
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−303014(JP,A) 特開 平7−99841(JP,A) 実開 昭48−85081(JP,U) 実開 昭55−138572(JP,U) 実開 昭48−95498(JP,U) 実開 昭60−151180(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 1/22 H01Q 1/32 F16B 2/20

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1部材に略L字状の突起部を設け、第
    2部材に前記突起部が挿脱できしかも挿入状態で前記第
    1部材の長さ方向に相対的にずらすことでのみ前記突起
    部が長さ方向に挿入され得る挿入孔を有する係合孔を穿
    設し、前記突起部を前記ずれ方向と直交する両側方から
    挟持する挟持部材を前記第2部材に前記ずれ方向に相対
    移動しないように設け、前記突起部が前記挿入孔に挿入
    された状態で前記突起部に前記挟持部材の挟持部が係合
    して前記ずれ方向に相対移動しないようになし、前記挟
    持部材を挟持方向に弾性付勢する弾性部材を設け、前記
    弾力に抗して前記挟持部材を開く方向に押圧し得る押圧
    部を前記第2部材の側方から突出するように設けて構成
    したことを特徴とする固定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の固定装置において、前記
    挟持部材を、一対の挟持片を前記挟持方向に弾性付勢す
    るとともに可撓性を有する連結部で連結し、樹脂で一体
    成形して構成したことを特徴とする固定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の固定装置におい
    て、前記第2部材を2つ割りとし、その分割面に前記挟
    持部材が前記ずれ方向にずれないように収納される収納
    凹部を穿設して構成したことを特徴とする固定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3記載のいずれかの固定
    装置において、前記突起部を前記係合孔に挿入した状態
    で、前記第1部材を前記第2部材に対して前記突起部を
    前記挿入孔に長さ方向に挿入させるように相対的にずら
    すことで、前記突起部が前記挟持部材の斜辺に当接して
    前記挟持部材を前記弾性部材の弾力に抗して開く方向に
    揺動させるようにし、このずれ方向の相対移動により最
    終的に前記挟持部材の挟持部が前記突起部に係合するよ
    うに構成したことを特徴とする固定装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4記載のいずれかの固定
    装置を用いて、前記第1部材を車体の外側部分に固定さ
    れる固定金具とし、前記第2部材をアンテナが設けられ
    るアンテナベース部材として構成したことを特徴とする
    車載用アンテナ装置。
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