JP3071848U - ベルトパッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 子供等がシートベルト等の着用を嫌がらず、
逆に、着用するのを楽しむようになるベルトパッドを提
供する。 【解決手段】 シートベルト８等の各種のベルトに巻き
付けて装着することにより人体へのベルトの締め付け感
を緩和することができるパッド本体１の表面に任意のキ
ャラクターや動物等をデザインした装飾体５を設けたこ
とを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、シートベルトやバッグのベルトなど、各種のベルトに装着して、人 体へのベルトの締め付け感を緩和することができるベルトパッドに関する。

【０００２】

【従来の技術】

シートベルト等を着用した人は、そのシートベルト等の締め付けによる不快感 を感じることがある。そこで、その締め付け感を緩和するために、クッション機 能を有してシートベルト等に装着可能なベルトパッドが考案されている。しかし ながら、子供等はそのシートベルト等によって拘束感を感じ、自由に動けないの で、シートベルト等の着用を嫌がる傾向がある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

そこで本考案は、子供等がシートベルト等の着用を嫌がらず、逆に、着用する のを楽しむようになるベルトパッドの提供を課題とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するために、本考案のベルトパッドは、シートベルト８等の各 種のベルトに巻き付けて装着することにより人体へのベルトの締め付け感を緩和 することができるパッド本体１の表面に任意のキャラクターや動物等をデザイン した装飾体５を設けたことを特徴とする、という構成を採るものである。

【０００５】 なお、上記の本考案のベルトパッドは、装飾体５に動きを付与する作動装置６ を当該装飾体５に内蔵した構成にすることもできる。

【０００６】 また、上記の本考案のベルトパッドは、装飾体５に発音装置７を内蔵した構成 にすることもできる。

【０００７】 さらに、上記の本考案のベルトパッドは、装飾体５に動きを付与する作動装置 ６と発音装置７とを当該装飾体５に内蔵した構成にすることもできる。

【０００８】

【考案の実施の形態】

以下、図を用いて本考案の実施の形態について説明する。まず、図中、符号１ がパッド本体である。このパッド本体１はシートベルト８などに巻き付けて装着 できるように帯状にすることができる。また、このパッド本体１は、シートベル ト８などに巻き付けた状態で固定できるように面ファスナ４やホック等の留め具 を取り付けることもできる。また、シートベルト８等の人体に対する締め付け感 を緩和するために、パッド本体１はクッション材２を表地３で被覆した構造にす ることもできる。なお、バッグのショルダーベルトなどに装着する場合は、肩に おけるズレを防ぐために滑り止めなどを取り付けてもよい。

【０００９】 パッド本体１の表面には任意のキャラクターや動物等をデザインした装飾体５ を取り付ける。装飾体５は、図示したように、作動装置６及び発音装置７を内蔵 することができる。その作動装置６は装飾体５の体の一部又は全体を動かすこと ができる装置で、又、発音装置７は音を発生することができる装置である。なお 、図面上、両装置の内部構造は省略した。

【００１０】 また、図示しないが、装飾体５に作動装置６も発音装置７も内蔵しないで実施 すること、装飾体５に作動装置６のみを内蔵して実施すること、及び、装飾体５ に発音装置７のみを内蔵して実施することもそれぞれ可能である。また、シート ベルト８に装着した状態だけを図示したが、他のベルト、例えばバッグのベルト などに装着することも勿論可能である。

【００１１】

【考案の効果】

請求項１記載の本考案のベルトパッドは、もちろん、ベルトの人体への締め付 け感を緩和してベルトを楽に着用できるという実用的効果がある。それに加えて 、特に、パッド本体１の表面に任意のキャラクターや動物等をデザインした装飾 体５を設けたので、視覚的な興趣が生じて子供等が興味を抱き、シートベルト２ 等の着用を楽しむようになる。

【００１２】 また、請求項２記載の本考案のベルトパッドは、上記請求項１記載の考案のベ ルトパッドが奏する効果に加えて、装飾体５を動かすことができるので、視覚的 興趣を一段と増大させる効果があり、子供等が一層興味を抱くようになる。

【００１３】 また、請求項３記載の本考案のベルトパッドは、上記請求項１記載の考案のベ ルトパッドが奏する効果に加えて、装飾体５から音を発生させることができるの で、聴覚的興趣があって子供等の興味を惹きやすくなる。

【００１４】 また、請求項４記載の本考案のベルトパッドは、上記請求項１記載の考案のベ ルトパッドが奏する効果に加えて、装飾体５を動かし、かつ、装飾体５から音を 発生させることができるので、視覚的興趣と聴覚的興趣が相俟って頗る興趣が増 大し、子供等の関心度も高まってシートベルト２等の着用を一層楽しむようにな る。

【図面の簡単な説明】

【図１】シートベルトに装着した状態の正面図である。

【図２】図１のＡ−Ａ線における断面図である。

【符号の説明】

１ パッド本体 ２ クッション材 ３ 表地 ４ 面ファスナ ５ 装飾体 ６ 作動装置 ７ 発音装置 ８ シートベルト

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 シートベルト８等の各種のベルトに巻き
   付けて装着することにより人体へのベルトの締め付け感
   を緩和することができるパッド本体１の表面に任意のキ
   ャラクターや動物等をデザインした装飾体５を設けたこ
   とを特徴とするベルトパッド。
2. 【請求項２】 装飾体５に動きを付与する作動装置６を
   当該装飾体５に内蔵した請求項１記載のベルトパッド。
3. 【請求項３】 装飾体５に発音装置７を内蔵した請求項
   １記載のベルトパッド。
4. 【請求項４】 装飾体５に動きを付与する作動装置６と
   発音装置７とを当該装飾体５に内蔵した請求項１記載の
   ベルトパッド