JP3071736U - インクカートリッジ - Google Patents
インクカートリッジInfo
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- JP3071736U JP3071736U JP2000001507U JP2000001507U JP3071736U JP 3071736 U JP3071736 U JP 3071736U JP 2000001507 U JP2000001507 U JP 2000001507U JP 2000001507 U JP2000001507 U JP 2000001507U JP 3071736 U JP3071736 U JP 3071736U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インク最充填可能で製造時の変形が少ないイ
ンクカートリッジ。 【解決手段】 蓋体、匣体及び該匣体内に置かれる吸水
体で組成されたインクカートリッジにおいて、該蓋体の
上面にインク注入口と通気孔が設けられ、該蓋体の通気
孔の下にインクの逆流を防止するストッパ片が設けら
れ、蓋体の下に横向きに仕切る圧迫リブが短く設けられ
て切欠きが形成されることにより通気チャネルが形成さ
れたことを特徴とする。
ンクカートリッジ。 【解決手段】 蓋体、匣体及び該匣体内に置かれる吸水
体で組成されたインクカートリッジにおいて、該蓋体の
上面にインク注入口と通気孔が設けられ、該蓋体の通気
孔の下にインクの逆流を防止するストッパ片が設けら
れ、蓋体の下に横向きに仕切る圧迫リブが短く設けられ
て切欠きが形成されることにより通気チャネルが形成さ
れたことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は一種のインクカートリッジに係り、特に、特殊な排気チャネルを有し 、生産能を高め製品不良率を減少し、蓋体と匣体射出成形時に変形しにくく、再 度充填できる一種のインクカートリッジの構造に関する。
【0002】
現在あるインクジェットプリンタの出力はレーザープリンタの速度には及ばな いが、両者の価格上の違いは大きく、且つ特殊な要求のない一般的な書類は、イ ンクジェットの方式で印刷することで十分な品質が得られる。伝統的な点マトリ クスプリンタの出力は機能が大きく増強され、価格も合理的であるため、今日大 衆に広く受け入れられている周辺設備とされ、インクジェットプリンタの普及に よりその消耗材であるインクカートリッジの使用量も増大している。
【0003】 現在ある周知のインクカートリッジには、特開平5−27001号公報、特開 平7−125238号公報、特開平7−32049号公報がある。それは、イン クカートリッジ本体、カバー体、吸水性の発泡体で組成され、そのうち発泡体は インクカートリッジ本体内に置き入れられ、インクカートリッジ本体とカバー体 の両者の接合部がシールされ、組合せ時に並びに蓋の底面に設けられた縦向きリ ブと水平リブにより発泡体を位置決めして蓋底との間に空隙を保留し、通気孔に 密着しすぎて出水困難を形成するのを防止している。しかし、その構造は以下の ような欠点を有していた。 1.インクカートリッジの匣体と蓋体がいずれも軟質樹脂材料で製造され、ゆ えに製品を射出時の変形を防止するため、匣体の周辺に補強構造を設ける必要が あった。しかしこれも完全に製品の変形問題を解決することができず、却って金 型の複雑性を増し、並びにインクカートリッジの全体の外観を悪くした。 2.現在あるインクカートリッジは使い捨て式とされ、その内部のインクを使 い果たすと廃棄して別に購入しなければならず、構造上も再度インクを充填でき る設計ではなく、消費者にとっては余分な負担が増えるほか、殻のカートリッジ を再利用できないため資源の浪費を形成した。 3.周知の通気孔の設計はカバー体表面の蛇行溝により達成され、それが弯曲 し迂回して分布すあるため、加工時に外物による詰まりを発生しやすく、またこ の蛇行溝が細く、加熱溶融時に完全に塞がってしまうことがよくあった。
【0004】 総合すると、周知の構造は環境保護に符合せず、且つ製造上、不良品を発生し やすいため、改善が求められていた。
【0005】
本考案の主要な目的は、特殊な排気チャネルを有して生産能を高めて製品の不 良率を減少できる新たなインクカートリッジの構造を提供することにある。
【0006】
請求項1の考案は、蓋体、匣体及び該匣体内に置かれる吸水体で組成されたイ ンクカートリッジにおいて、該蓋体の上面にインク注入口と通気孔が設けられ、 該蓋体の通気孔の下にインクの逆流を防止するストッパ片が設けられ、蓋体の下 に横向きに仕切る圧迫リブが短く設けられて切欠きが形成されることにより通気 チャネルが形成されたことを特徴とするインクカートリッジとしている。 請求項2の考案は、前記通気孔の底部側壁両側に軸方向の割り溝が形成され、 通気孔の末端が短い凸縁で塞がれてストッパ片が嵌め止めされ、該ストッパ片が 中心に孔を具えた軟性樹脂シートで製造されたことを特徴とする、請求項1に記 載のインクカートリッジとしている。 請求項3の考案は、前記蓋体と匣体に骨格式強化構造が採用されこれらが樹脂 材料で一体に形成されて、蓋体の上面に浮凸状の補強格子状の枠状が形成され、 蓋体の適宜位置にプラグを具えた再充填口が形成され、蓋体の下端周囲に一周の 収集槽が形成され、匣体の側壁周囲に間隔をあけて複数の垂直方向の補強溝が形 成され、匣体の底部が階段状とされその凸部にインク供給口が設けられ、凹部に U形突起状の支持部が設けられたことを特徴とする、請求項1に記載のインクカ ートリッジとしている。
【0007】
本考案は、一つの蓋体と一つの匣体及び該匣体内に置かれる一つの吸水体で組 成されたインクカートリッジにおいて、該蓋体にインク注入口と通気孔が設けら れ、該蓋体に長い排気チャネルが設けられずに通気孔の下に逆流防止片が設けら れ、蓋体の下を横に隔てる圧迫リブが短く設けられて迂回する通気チャネルが形 成されたことを特徴としている。本考案はこれにより蓋体製造時の表面に周知の 通気蛇行溝を形成する必要をなくし、インクカートリッジの製造をより容易とし て不良率を減少し、良好で順調な通気出水の効果を形成する。このほか、インク カートリッジ製造時に骨格式強化規格を利用しまた硬質樹脂材料を使用して一体 成形し、並びに蓋体にプラグを具えた再充填用の注入口が設けられたことにより 、インクカートリッジの構造強化と反復インク充填可能とし使用寿命を延長する 目的を達成している。
【0008】
図1、2、3に示されるように、本考案のインクカートリッジは、蓋体1、匣 体2及び匣体内に置かれる吸水体3で組成されている。
【0009】 該蓋体1は、その上面に少なくとも一つのインク注入口11、一つの通気孔1 3が設けられ、該通気孔13が蓋体1の下部に延伸されて逆流したインクが通気 孔を塞ぐのを防止するストッパ片16が設けられ、また蓋体1の底を横に仕切る 圧迫リブ15が設けられ、該圧迫リブ15が短く設けられて切欠き151を形成 することにより迂回する通気チャネル152が形成され、周辺に収集槽17が形 成されている。実施時には、該ストッパ片16が中心に孔を有する軟性プラスチ ックシートで製造され、通気孔13の底の側壁両辺に軸方向の割り溝131が設 けられ、その孔の末端を塞ぐ短い凸縁132が設けられて前述のストッパ片16 を嵌め止めしている。
【0010】 該匣体2はその内部が収容室とされて吸水体3が収容され、その上部に蓋体2 が接合され、その底部が階段状とされ凸部にインク供給口21が形成され、凹部 の末端にU形突起状の支持部22が設けられている。
【0011】 これにより、図2、4に示されるように、組合せ時に、蓋体1と匣体2が超音 波接合され、匣体2内の吸水体3が蓋体1の底の圧迫リブ15により位置制限さ れて固定され、周知の構造の通気用の蛇行溝の蓋体表面への設置が省略され、ゆ えに、有効に迂回経路の設置しにくさが解消され、製造が簡単となり生産能が増 加されて製品の不良率を減少し、また製品は、僅かに小さいゴム片4を切り開く だけで気体を通気孔13に進入させられ、図5に示されるように、通気孔13の 底のストッパ片16の設計により蒸発するインクが通気孔13を塞ぐのを防止で き、さらに蓋体1の下に配置された圧迫リブ15の切欠き151の形成する迂回 通気チャネル152により、良好な通気によりインクが順調に流れる効果が達成 される。
【0012】 さらに図1、6に示されるように、本考案を実施する時には単色或いは多色カ ートリッジとして実施可能で、且つ蓋体1にプラグ181を具えた最充填口18 が形成され、充填時にはただプラグ181を取り外して充填後に再度プラグ18 1で塞げばよく、こうして反復使用可能で使用寿命を延長する実用目的を達成し ている。また蓋体1と匣体2はいずれも骨格式強化構造に硬質樹脂の一体成形が 組み合わされて、蓋体1の上面に浮凸状の補強格子状の枠条19が設けられ、及 び匣体2側壁の周縁に間隔を開けて複数の垂直方向の補強溝23が設けられるこ とにより、有効に射出変形を防止し、構造強度を増加し、インクカートリッジの 耐久性を高めている。
【0013】
総合すると、本考案の構造は確実にインクカートリッジの製造を容易とし、製 品の不良率を減少して生産能を高める効果を達成しており、並びに大幅に構造強 度を増加し、また反復してインクを充填可能で環境保護に役立ち、また使用寿命 を延長する実益を提供している。このような効果は周知の技術では達成されてお らず、ゆえに本考案は実用性、新規性及び産業上の利用価値を有する考案である といえる。
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】本考案の断面図である。
【図3】本考案の蓋体の構造表示図である。
【図4】本考案の製品パッケージ表示図である。
【図5】本考案の使用状態表示図である。
【図6】本考案の多色カートリッジ実施例の斜視図であ
る。
る。
1 蓋体 11 注入口 13 通気孔 131 割り溝 132 凸縁 15 圧迫リブ 151 切欠き 152 通気チャネル 16 ストッパ片 17 収集槽 18 再充填口 181 プラグ 19 枠条 2 匣体 21 供給口 22 支持部 23 補強溝 3 吸水体 4 ゴム片
Claims (3)
- 【請求項1】 蓋体、匣体及び該匣体内に置かれる吸水
体で組成されたインクカートリッジにおいて、該蓋体の
上面にインク注入口と通気孔が設けられ、該蓋体の通気
孔の下にインクの逆流を防止するストッパ片が設けら
れ、蓋体の下に横向きに仕切る圧迫リブが短く設けられ
て切欠きが形成されることにより通気チャネルが形成さ
れたことを特徴とするインクカートリッジ。 - 【請求項2】 前記通気孔の底部側壁両側に軸方向の割
り溝が形成され、通気孔の末端が短い凸縁で塞がれてス
トッパ片が嵌め止めされ、該ストッパ片が中心に孔を具
えた軟性樹脂シートで製造されたことを特徴とする、請
求項1に記載のインクカートリッジ。 - 【請求項3】 前記蓋体と匣体に骨格式強化構造が採用
されこれらが樹脂材料で一体に形成されて、蓋体の上面
に浮凸状の補強格子状の枠状が形成され、蓋体の適宜位
置にプラグを具えた再充填口が形成され、蓋体の下端周
囲に一周の収集槽が形成され、匣体の側壁周囲に間隔を
あけて複数の垂直方向の補強溝が形成され、匣体の底部
が階段状とされその凸部にインク供給口が設けられ、凹
部にU形突起状の支持部が設けられたことを特徴とす
る、請求項1に記載のインクカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000001507U JP3071736U (ja) | 2000-03-14 | 2000-03-14 | インクカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000001507U JP3071736U (ja) | 2000-03-14 | 2000-03-14 | インクカートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3071736U true JP3071736U (ja) | 2000-09-22 |
Family
ID=43205069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000001507U Expired - Lifetime JP3071736U (ja) | 2000-03-14 | 2000-03-14 | インクカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3071736U (ja) |
-
2000
- 2000-03-14 JP JP2000001507U patent/JP3071736U/ja not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
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