JP3071708U - 釣りの擬似餌 - Google Patents

釣りの擬似餌

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Abstract

(57)【要約】 【目的】釣竿で高速で牽引しても水面に跳び上らないル
アーの構造並びにルアー後尾に付いているプロペラの回
転を助長して音の発生を容易ならしめる。 【構成】ルアーの後尾に、進行方向に対し角度30度乃
至60度の傾斜した小片を取付ける。又はルアーの下腹
から上背に通じるやはり30度乃至60度の傾斜孔を穿
孔する。プロペラ回転の助長法としては後尾下方に、整
流中央仕切りを有するU字形の水流促進機構を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、川、海、湖等の水面又は水面近傍において、擬似餌(以下ルアーとい う)を用いて釣りを行なうルアーの構造と設計上の技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ノイジー・ホッパー・スプラッシャー・スイッシヤー等の効能があると謂 われている水面で使用されるルアーは、速い速度で牽引すると水面から跳ね上げ られてしまい、牽引速度を低くせざるをえなくなりルアーの効能を失ってしまう 等の欠点があった。
【0003】ある程度牽引速度を落とし、瞬間的に高速で引いたとしても、上記 のようはルアーはやはり水面から跳ね上げられるか又は平衡を失った動きとなり ルアー本来の機能を発揮しなくなり、且つルアーが乱回転してルアーに釣糸が絡 む等の問題が生じていた。
【0004】スイッシャーの場合、ルアー本体がプロペラと共に回転してそのた め糸の捩れが生じ易い。
【0005】ルアー本体頭部を細く、後部を太く形成した所謂回転防止のものも あるが、流線形すぎると水面を波乱させる効果が少なくなる。
【0006】浮力を少なくし比重を重くして、浮き上り難くしたルアーもあるが これらは水面下に沈み易く、やはり水面を波乱させることは困難である。
【0007】釣り人がルアーを選択するには、天候・時刻・水温・水濁状況・目 標獲物・周囲環境等所謂静的観察によって、当初行ないその後ルアーの動的行動 に入るのであるが、この行動により、前記ののようなルアーそのものの欠点を見 え出している。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来の技術にあるような不便、不安定の要素をもったルアーの水面か らの跳ね上げ、釣糸の捩れや絡みを防止するなどルアー本来の機能を発揮させる ための設計上の構造を提供することを課題として成された。
【0009】
【課題を解決するための手段】
ルアーの背と腹の姿勢を保つため、本体に鉛やタングステン等の比重の重い金属 を本体内部下方に埋め入れる。(図示省略)
【0010】透明又は色彩を有するプラスチックのティルベーンたる小片をルア ーの尾部に30度乃至60度の下向き傾斜をつけて取着し、牽引中ルアーの水面 における動作(泳ぎ)を安定させ水面から跳び上らないようにする。(図1〜図 3参照)
【0011】上記のティルベーンの代りにルアーの本体下部から背上部わたり進 行方向に対し傾斜角度30度乃至60度で水流貫通孔を設ける。該貫通孔の断面 形状は円又は惰円形とする。(図4〜図7参照)
【0012】上記貫通孔の大きさは、ルアー本体の断面寸法の略1/2が望まし い。
【0013】上記貫通孔の内部は、水の整流を期するよう、円滑な仕上げを必要 とする。
【0014】ルアーにスプラッシュ(水しぶき)や音を発生させるため尾部にプ ロペラが付いている場合は該プロペラの回転を促進させる水流ガイドを該プロペ ラの直前すなわちルアーの尾部下方に固着する。
【0015】上記水流ガイドは断面U字形にして、末広がりと逆の形状を呈しU 字形垂直中央に仕切りを一体に構成させる。
【0016】上記水流ガイドの材質はプラスチックが望ましく、着色は自由であ る。
【0017】
【考案の実施の形態】
請求項1記載の抵抗ベーン使用のルアーは、ルアーの牽引による水面での移動に より、該抵抗ベーンに当る水流の影響を受けて尾部が下に下る反作用となり、換 言すればあくまで水面から跳ね上げられないようにすることが狙いである。
【0018】請求項2記載の胴体に傾斜孔を有するルアーは、ルアーを貫く孔の 影響で外部に付属品を用いないで上記と同じ作用をなすものである。
【0019】請求項3記載のU字形の傾斜板を尾部下に設けた構造のものはプロ ペラの回転を増進させる作用を行ない、ルアーによる音の発生を促進させる働き のほかルアーそのものの回転を抑制する。
【0020】
【実施例】
図1は尾部に下向きの抵抗ベーン1を設けた一実施例であって、抵抗ベーン1の 形状は図2に示すとおり、平面視ルアーの尾部と同等又は少許大きなものを実施 している。
【0021】図4は上記と目的は同じであるが、外部に部品を設けないで、ルア ー本体に傾斜孔2を穿孔した実施例であり、ルアーの大きさや目的により該傾斜 孔の設計は自由である。
【0022】図8の実施例はスイッシュ音の発生促進のU字形傾斜板3を設けた ものであって、U字形の大きさはプロペラ5に比例させることが望ましい。
【0023】本考案の趣旨を逸脱しない限り他の例も実施できる。
【0024】
【考案の効果】
本考案は、ルアーの牽引に対し、水流として反作用を利用し、かつ特別な構造で なく形成が簡単でありながら次のような効果を発揮する。 ルアーが水面から跳ね上らない。 ルアーが回転しなく糸が捩れない。 糸がルアーに絡まない。 高速で牽引できる。 スプラッシュの発生を助長する。 ルアーの本来の泳ぎ機能を発揮する。 多種多様あるルアーに簡単に応用できる。 本考案の構造設計に基づき新しいルアーの開発ができる。 釣果があがる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の抵抗ベーンを実施した例の正面図。
【図2】同上平面図。
【図3】同上斜視図。
【図4】本考案の傾斜孔を本体に設けた実施例の正面
図。
【図5】(イ)図4のAA断面図。 (ロ)図4のBB断面図。
【図6】図4の平面図。
【図7】図4と図6による斜視図。
【図8】本考案のU字形傾斜板付き実施例の正面図。
【図9】同上平面図。
【図10】同上斜視図。
【符号の説明】
1.抵抗ベーン 2.傾斜孔 3.U字形傾斜板 4.仕切り 5.プロペラ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水面を高速でも釣糸により牽引する擬似餌
    において水面に対し擬似餌の進行方向に30度〜60度
    の下向き傾斜を有する抵抗ベーンを擬似餌の尾端に取付
    けたことを特徴とする釣りの擬似餌。
  2. 【請求項2】水面を高速でも釣糸により牽引する擬似餌
    において水面に対し擬似餌の進行方向に30度〜60度
    に傾斜をさせた孔を擬似餌の下腹から上背に貫通させた
    ことを特徴とする釣りの擬似餌。
  3. 【請求項3】水面を高速でも釣糸により牽引する擬似餌
    において尾部下部に真中に垂直仕切板を有したU字形の
    傾斜板を尾端方向に絞って取付けたことを特徴とする釣
    りの擬似餌。
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