JP3071691U - 円板状物品の挟持具 - Google Patents

円板状物品の挟持具

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 床に落ちたコイン等の円板状物品を簡単に拾
うことができる円板状物品の挟持具を提供すること。 【解決手段】 所定の長さを有する外側円筒2と、この
外側円筒2内に遊挿される内側円筒3と、この内側円筒
3の一端に設けられる操作部4と、他端に設けられる挟
持部5とから構成され、前記挟持部5は弾性を有する2
つの挟持部材51,52が二股形状をなし、かつ、該挟
持部材の先端に円板状物品を左右から把持する把持部5
1a,52aを回動自在に枢着したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、円板状物品の挟持具に関し、詳しくは、床に落ちたコイン等の円板 状物品を拾うために使用する円板状物品の挟持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スロットマシン等の回胴式遊戯機では、一般にコインが用いられている。 これらコインは遊戯者が誤って床に落とす場合がある。また、回胴式遊戯機で 当たりがでた場合には払い戻されたコインは受け皿に貯まることになるが、大当 たりがでた場合には受け皿からコインが溢れて床に落下する場合がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
かかる場合に、コインは円板状物品であるため、掴む部分が少なく、床に落ち ると拾いにくいという問題があった。また、遊戯者は、椅子に座って遊戯を行っ ているため、椅子から降りてコインを拾わなくてわならず、面倒であった。さら に、腰を痛めている人には、屈んだり、拾い上げたりする作業は腰に負担をかけ る事になっていた。
【0004】 そこで、本考案は、床に落ちたコイン等の円板状物品を簡単に拾うことができ る円板状物品の挟持具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた本考案は、所定の長さを有する外側円筒2 と、この外側円筒2内に遊挿される内側円筒3と、この内側円筒3の一端に設け られる操作部4と、他端に設けられる挟持部5とから構成され、前記挟持部5は 弾性を有する2つの挟持部材51,52が二股形状をなし、かつ、該挟持部材の 先端に円板状物品を左右から把持する把持部51a,52aを回動自在に枢着し たことを特徴とする。
【0006】 また、外側円筒には、その両端に補強部が取り付けられていることが好ましい 。さらに、内側円筒は、前記外側円筒よりも長手方向の長さが短く形成されてい ることが好ましい。
【0007】 さらにまた、操作部は、人が押下するための頂部と、内側円筒が嵌入する円筒 部とから構成され、該円筒部の縁部の外周面には、内側円筒が外側円筒内で自由 に動くことを規制する突起が形成されていることが好ましい。
【0008】 また、前記把持部は、前記挟持部材にピンを介して枢着され、或いは、前記挟 持部材に形成した突起を介して枢着されることが好ましい。さらに、挟持部材の 側面には、外側円筒の縁に当接するストッパーが形成されていることが好ましい 。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案にかかる円板状物品の挟持具の実施形態について図1乃至図7に 基づいて説明する。 ここで、図1は本考案にかかる円板状物品の挟持具の側面図、図2は図1の断 面図、図3はコインを挟持した状態における本考案にかかる円板状物品の挟持具 の断面図、図4は挟持部が閉じた状態における本考案にかかる円板状物品の挟持 具の断面図、図5は挟持部の動作状態を示す図、図6は操作部を示す斜視図、図 7は挟持部を示す斜視図、図8は本考案にかかる円板状物品の挟持具の使用状態 を示す図である。
【0010】 図において、符号1は本考案にかかる円板状物品の挟持具を示している。この 円板状物品の挟持具1は、両端に補強部21,22が取り付けられ、所定の長さ を有する外側円筒2と、この外側円筒2内に遊挿される内側円筒3と、この内側 円筒3の一端に設けられる操作部4と、他端に設けられる挟持部5とから構成さ れている。
【0011】 前記外側円筒2は人が立った状態或いは椅子に座った状態から作業を行うこと ができるように所定の長さを有するように形成されている。前記補強部21、2 2は、断面コ字形状をなし、外側円筒2に嵌入されることにより取り付けられて いる。また、前記内側円筒3は、前記外側円筒2よりも長手方向の長さが短く形 成されている。
【0012】 次に、内側円筒3に設けられる操作部4は、人が押下するための頂部41と、 内側円筒3が嵌入される円筒部42とから構成されている。また、円筒部42の 縁部の外周面には、内側円筒3が外側円筒2内で自由に動くことを規制するため の突起42aが形成されている。さらに、円筒部42には切り込み42bが形成 され、この切り込み42bによって円筒部42は外側円筒2に対して弾性的に嵌 合される。
【0013】 また、内側円筒3に設けられる挟持部5は、弾性を有する樹脂製の2つの挟持 部材51,52が側面視上、二股形状をなして構成されている。これら挟持部材 51,52の一端は、内側円筒3内に嵌入されると共に、ボルト6によって内側 円筒3に固定されることにより、挟持部5が内側円筒3に設けられることになる 。
【0014】 また、挟持部材51,52の他端のそれぞれには、円板状物品を左右から把持 する半円弧状をなした把持部51a,52aがピン51d,52dを介して枢着 されている。これにより、後述するように、外側円筒2及び内側円筒3が床面に 対して傾斜した状態に位置した場合であっても、円板状物品を挟持することがで きる。
【0015】 さらに、把持部51a,52aの内周面には、コイン等の円板状物品をすくい 上げる傾斜部51b,52bが形成されている。また、挟持部材51,52の側 面には外側円筒2の縁に当接して挟持部5がそれ以上外側円筒2内に入ることを 規制するためのストッパー51c,52cが形成されている。
【0016】 次に、本考案にかかる円板状物品の挟持具を用いた場合について説明する。 まず、挟持部材51,52に設けられる把持部51a,52aの間にコインC が位置するように円板状物品の挟持具1を持ってゆく(図5(a))。この際、 把持部51a,52aはピン51d,52dを介して挟持部材51,52に枢着 されているため、外側円筒2及び内側円筒3が床面に対して傾斜した状態に位置 しても良い(図8)。
【0017】 そして、この状態において外側円筒2を内側円筒3に対して押下する。これに より、外側円筒2の下端が挟持部5の挟持部材51,52を狭めるように動作す るので、挟持部材51,52間にコインが挟持される(図3、図5(b))。こ の際、挟持部材51,52の端部には、円弧状の把持部51a,52a及びその 内周面には傾斜部51b,52bが形成されているため、床に落ちたコインCを 簡単に上方へ拾い上げてコインCを挟持することができる。
【0018】 そして、コインCを挟持した状態のまま挟持部材51,52の把持部51a, 52aが掌上又はテーブル上にくるように移動し、操作部4の頂部41を押下す る。これにより、内側円筒3が外側円筒2に対して移動し、外側円筒2の下端に よって挟持部材51,52を狭めるような動作が解除される。この結果、挟持部 材51,52は左右に開きコインCは掌上又はテーブル上に落ちて、床面に落ち たコインCを拾い上げることができる。
【0019】 なお、外側円筒2及び内側円筒3が床面に対して傾斜した状態に位置する場合 について説明したが、当然にこれらが床面に対して垂直な状態に位置する場合で あっても良い。 また、コインの大きさは、図4及び図5(c)に示すように、挟持部材51, 52のストッパー51c,52cに当接した状態の把持部51a,52a間の間 隔に相当する大きさのコインCから傾斜部51b,52bに乗る大きさのコイン Cまでを拾い上げることが可能である。
【0020】 次に、本考案にかかる円板状物品の挟持具の他の実施形態について図9を用い て説明する。 他の実施形態としては、上記実施形態のように、挟持部材51,52と把持部 51a,52aとの枢着手段としてピン51d,52dを用いるのではなく、挟 持部材51,52の端部に形成した突起51e,52eを用いたものである。こ れ以外の構成については上記実施形態と同様であり、その説明を省略する。この ような構成を採用する場合には、円板状物品の挟持具の部品点数を省くことがで きると共に、当該挟持具の組み立てが容易になる。
【0021】 以上の実施形態においては、回胴式遊戯機に用いられるコインの挟持具につい て説明したが、本考案は何らこれに限定されるものではなく、各種の円板状物品 についても用いることができることは云うまでもない。 また、挟持部材51,52と把持部51a,52aとの枢着手段としては、上 記実施形態に何ら限定されず、ボルト及びナットを用いる場合等が考えられる。
【0022】
【考案の効果】
本考案にかかる円板状物品の挟持部は、コイン等の円盤状物品が床に落ちた場 合であっても簡単に拾うことができる。また、椅子に座った状態でコイン等の円 板状物品を拾うことができる。さらに、腰を痛めている人であっても、屈んだり 、拾い上げたりする作業を不要として腰に負担をかけることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案にかかる円板状物品の挟持具の
側面図である。
【図2】図2は、図1の断面図である。
【図3】図3は、コインを挟持した状態における本考案
にかかる円板状物品の挟持具の断面図である。
【図4】図4は、挟持部が閉じた状態における本考案に
かかる円板状物品の挟持具の断面図である。
【図5】図5は、挟持部の動作状態を示す図である。
【図6】図6は、操作部を示す斜視図である。
【図7】図7は、挟持部を示す斜視図である。
【図8】図8は、本考案にかかる円板状物品の挟持具の
使用状態を示す図である。
【図9】図9は、本考案にかかる円板状物品の挟持具の
他の実施形態における挟持部の断面図である。
【符号の説明】
1 円板状物品の挟持具 2 外側円筒 21、22 補強部 21a、22a 底部 21b、22b 開口部 3 内側円筒 4 操作部 41 頂部 42 円筒部 42a 突起 42b 切り込み 5 挟持部 51、52 挟持部材 51a、52a 把持部 51b、52b 傾斜部 51c、52c ストッパー 51e、52e ピン 51d、52d 突起 6 ボルト

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の長さを有する外側円筒2と、この
    外側円筒2内に遊挿される内側円筒3と、この内側円筒
    3の一端に設けられる操作部4と、他端に設けられる挟
    持部5とから構成され、前記挟持部5は弾性を有する2
    つの挟持部材51,52が二股形状をなし、かつ、該挟
    持部材の先端に円板状物品を左右から把持する把持部5
    1a,52aを回動自在に枢着したことを特徴とする円
    板状物品の挟持具。
  2. 【請求項2】 前記外側円筒2には、その両端に補強部
    21,22が取り付けられている請求項1記載の円板状
    物品の挟持具。
  3. 【請求項3】 前記内側円筒3は、前記外側円筒2より
    も長手方向の長さが短く形成されている請求項1または
    請求項2記載の円板状物品の挟持具。
  4. 【請求項4】 前記操作部4は、人が押下する頂部41
    と、内側円筒3が嵌入する円筒部42とから構成され、
    該円筒部42の縁部の外周面には、内側円筒3が外側円
    筒2内で自由に動くことを規制する突起42aが形成さ
    れている請求項1乃至請求項3のいずれか記載の円板状
    物品の挟持具。
  5. 【請求項5】 前記把持部51a,52aは、前記挟持
    部材51,52にピン51d,52dを介して枢着され
    る請求項1乃至請求項4のいずれか記載の円板状物品の
    挟持具。
  6. 【請求項6】 前記把持部51a,52aは、前記挟持
    部材51,52に形成した突起51e,52eを介して
    枢着される請求項1乃至請求項4のいずれか記載の円板
    状物品の挟持具。
  7. 【請求項7】 前記挟持部材51,52の側面には、外
    側円筒2の縁に当接するストッパー51c,52cが形
    成されている請求項1乃至請求項6のいずれか記載の円
    板状物品の挟持具。
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