JP3071621U - 介護着 - Google Patents

介護着

Info

Publication number
JP3071621U
JP3071621U JP2000001359U JP2000001359U JP3071621U JP 3071621 U JP3071621 U JP 3071621U JP 2000001359 U JP2000001359 U JP 2000001359U JP 2000001359 U JP2000001359 U JP 2000001359U JP 3071621 U JP3071621 U JP 3071621U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abdomen
waist
pants
center
front body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000001359U
Other languages
English (en)
Inventor
和子 曽我部
Original Assignee
和子 曽我部
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 和子 曽我部 filed Critical 和子 曽我部
Priority to JP2000001359U priority Critical patent/JP3071621U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3071621U publication Critical patent/JP3071621U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に寝たきりの人や胃瘻患者の如く身体の動
きの困難な人に対し、便利な介護着の提供。 【解決手段】 上着の胴廻りに対しズボンの胴廻りを凡
そ一割程度大きくなるようにして別々に作成したもの
を、胴廻り箇所でズボン側へ適宜ギャザーを形成しなが
ら腹部の横方向へ凡そ30cm〜40cm程度の開放部
を形成するようにしてつなぎ合せ、上記開放部は適当数
の端止めスナップで開閉が行われるようになし、一方該
腹部のズボン側は股上中央から左右方向へ10cm〜1
5cm程度離れた箇所から左右脚足方向へ前身頃生地を
2分するファスナーを取付け、他方上着は胸元から腹部
中心に向かって前身頃生地を2分するオープンファスナ
ーを取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、寝たきり患者や胃瘻患者を介護するのに便利な介護着に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来の寝たきりの人の介護着は、図4に示すように上着1とズボン2が胴廻り 箇所でつなぎ合わせになり、上着1の胸元から腹部中心に向かって前身頃生地を 2分するオープンファスナー6が、一方ズボン側は腹部中央箇所から左右脚足方 向へ前身頃生地を2分するファスナー12,12’が取付けられ、各ファスナー 6、12、12’を閉じたときに摘みが中央pに集まるように設けられている。 そうして、ファスナーを全開することにより、寝たきりの人の着替えに便利なも のであった。図5は上着1とズボン2の半分を開いた時の状態図である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来品では着衣後腹部を大きく開放して診察したり治療したりす る場合、或いはおむつの取り替えなどのさい股下寸法hが大きく取れないことか ら極めて不便である。 そこで、本考案は、係る問題点を解消し、特に寝たきりや胃瘻患者の身体の動 きが困難な人に便利な介護着の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る介護着は、上着の胴廻りに対しズボンの胴廻りを凡そ一割程度大 きくなるようにして別々に作成したものを、胴廻り箇所でズボン側へ適宜ギャザ ーを形成しながら腹部の横方向へ凡そ30cm〜40cm程度の開放部を形成す るようにしてつなぎ合せ、上記開放部は適当数の端止めスナップで開閉が行われ るようになし、一方該腹部のズボン側は股上中央から左右方向へ10cm〜15 cm程度離れた箇所から左右脚足方向へ前身頃生地を2分するファスナーを取付 け、他方上着は胸元から腹部中心に向かって前身頃生地を2分するオープンファ スナーを取付けると共に、左右肩部から同袖先に向かっては端止めスナップによ る開閉が行われるようになし、また袖先及び足先は夫々れ三つ折り仕立にし緩み 目のゴムを使用した筒口に形成したことを特徴とする。このさい、股上寸法を3 0cm〜40cmとなし、ファスナー開放時に中央下方へふんどし状の垂れ下が りが形成されるものとなす。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態について説明する。 図1は本考案に係る介護着の正面図で、図2は右半分と左前身頃の一部分を広 げた時の状態図で、図3は上着とズボンの腹部を広げた時の状態図である。
【0006】 本考案に係る介護着は上着1とズボン2からなる。上着1は胴廻りの巾寸法L 1が凡そ100cm〜120cmとなし、ズボン2は胴廻りの巾寸法L2が上記 上着1の胴廻りの巾寸法L1の凡そ1割程度大きい110cm〜140cmとな し、大きめのフリーサイズとなす。そして、別々に作成した上着1とズボン2を 胴廻り箇所でつなぎ合わせる。このとき、ズボン側へ適宜ギャザーmを形成し、 腹部の横方向へ巾寸法L3が凡そ30cm〜40cm程度となる開放部を形成す る。そして、上記開放部に適当数の端止めスナップ5を設け、該端止めスナップ 5で開閉が行われるものとなし、腹部で上下方向に開放可能となす。
【0007】 一方ズボン2の股上の寸法L4は凡そ30cm〜40cm、長さ寸法L5は凡 そ80cm〜90cmとなし、股上中央から左右方向へ巾寸法L6が10cm〜 15cm程度離れた箇所P、P’から左右脚足方向へ左右前身頃生地10及び1 0’をそれぞれ2分するようにファスナー12、12’を取り付け、該左右前身 頃生地10及び10’を左右に開放可能となす。さらに、該ファスナー12、1 2’及び上記腹部の端止めスナップ5を開放することにより、股上の中央部分n が、図3に示すように中央下方へふんどし状の大きな垂れ下がりが形成され、股 下寸法がH寸法の如く長くなるようにして大きく広げることができる。これはお むつ替えや胃瘻手当て等が非常に行いやすいものとなる。
【0008】 他方上着1は、胸元から腹部中心へ向かって前身頃生地3を2分するオープン ファスナー6を取り付け、該前身頃生地3を左右に開放可能となす。このさい、 オープンファスナー6は下から上へ向かって開くものとする。そして、該オープ ンファスナー6及び上記腹部の端止めスナップ5を開放することにより、図2或 いは図3に示す如く部分的に腹部のみ開放したり、或いは下腹部全体を大きく開 放することができる。
【0009】 袖8の長さ寸法L7も40cm〜50cmのゆったりしたものとなし、また左 右肩7、7’から左右袖先8a、8a’に向かって、適当数の端止めスナップ9 を取付け、各端止めスナップ9で開閉が行われるものとなし、上着1の前面側開 放が行われるようになす。かくして、端止めスナップ9及びオープンファスナー 6及びファスナー12、12’を外すことにより、身体全体を大きく開放して寝 たきりや胃瘻患者の着替えなどが極めて容易に行えることができるのである。
【0010】 なお、本考案に於いては袖丈や裾丈を通常より長くして全体的に大きくゆった りとしたものとなしてあり、且つ、袖先8a、8’a及び裾先10a、10’a はそれぞれ縫い止めて身頃を三つ折り仕立て筒口に形成し、該部には緩み目のゴ ム紐を通してある。これは丈の小さい人には適宜折り込んで調整するさいに便利 なものとなる。 なお、上記の如く全体的にゆったりしたものとなしてあることは、ファスナー などの金具が肌に触れることを極力防止してこれらによる皮膚の炎症を防ぐこと にも効果がある。(老人の皮膚はオブラートのようにデリケートで直ぐに炎症を 起す)
【0011】
【考案の効果】
本考案は以上の通り構成するものであって、上着の胴廻りに対しズボンの胴廻 りを大きくして両者を腹部の横方向へ一定幅寸法の開放部を形成するようにして ギャザーを取りながらつなぎ合わせることは、従来品の如何なる介護着よりも腹 部や下腹部を大きく開放することができる上で著効がある。従って腹部の治療や おむつの取り替えに大変便利なものとなる。
【0012】 本考案はとりわけ寝たきりや胃瘻患者などで身体を自分で思うように動かせな い人のために特に有効な介護着である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案に係る介護着の正面図である。
【図2】図1の上着とズボンの半分と左前身頃の一部分
を広げた時の状態図である。
【図3】図1の上着とズボンの腹部分を広げた時の状態
図である。
【図4】従来の介護着の正面図である。
【図5】図4の上着とズボンの半分を広げた時の状態図
である。
【符号の説明】
1 上着 2 ズボン 3 前身頃生地 4 後身頃生地 5 端止めスナップ 6 オープンファスナー 7 右肩 7’ 左肩 8 右袖 8’ 左袖 8a、8’a 袖先 9 端止めスナップ 10 右前身頃ズボン 10’ 左前身頃ズボン 10a、10’a 裾先 11 後身頃生地 12、12’ ファスナー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上着の胴廻りに対しズボンの胴廻りを凡
    そ一割程度大きくなるようにして別々に作成したもの
    を、胴廻り箇所でズボン側へ適宜ギャザーを形成しなが
    ら腹部の横方向へ凡そ30cm〜40cm程度の開放部
    を形成するようにしてつなぎ合せ、上記開放部は適当数
    の端止めスナップで開閉が行われるようになし、一方該
    腹部のズボン側は股上中央から左右方向へ10cm〜1
    5cm程度離れた箇所から左右脚足方向へ前身頃生地を
    2分するファスナーを取付け、他方上着は胸元から腹部
    中心に向かって前身頃生地を2分するオープンファスナ
    ーを取付けると共に、左右肩部から同袖先に向かっては
    端止めスナップによる開閉が行われるようになし、また
    袖先及び足先は夫々れ三つ折り仕立にし緩み目のゴムを
    使用した筒口に形成したことを特徴とする介護着。
  2. 【請求項2】 股上寸法を30cm〜40cmとなし、
    ファスナー開放時に中央下方へふんどし状の垂れ下がり
    が形成されるものとなしたことを特徴とする請求項1記
    載の介護着。
JP2000001359U 2000-03-09 2000-03-09 介護着 Expired - Fee Related JP3071621U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000001359U JP3071621U (ja) 2000-03-09 2000-03-09 介護着

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000001359U JP3071621U (ja) 2000-03-09 2000-03-09 介護着

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3071621U true JP3071621U (ja) 2000-09-14

Family

ID=43204957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000001359U Expired - Fee Related JP3071621U (ja) 2000-03-09 2000-03-09 介護着

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3071621U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7000261B1 (en) Ostomy bag support garment
US8161573B1 (en) Garments with nontraditional access for impaired individuals
US20100125930A1 (en) Garments with front opening seams
WO2016134467A1 (en) Infant garment with independent zippers
US20080141432A1 (en) Clothing for non-ambulatory and wheelchair bound people
US20050108803A1 (en) Clothing for alzheimer's patients
JP3071621U (ja) 介護着
JP3187963U (ja) 衣類
EP0453009A2 (en) Garment
JP3103462U (ja) 介護用衣服
CN212877752U (zh) 病员服
JP3078287U (ja) 介護用下着
JP3044239U (ja) 介護用寝衣
JP3466531B2 (ja) 股ぐり全開ズボン
JP3064595U (ja) 介護用衣類
JP6277341B2 (ja) 衣類
CN219323193U (zh) 一种针对长期卧床失能患者的功能性服装
CN210520168U (zh) 一种熏蒸椅用病员服
CN201938421U (zh) 一种经历上肢手术的患者衣服
CN212465044U (zh) 适用于产科病房的病员服
CN212212810U (zh) 一种方便肛肠疾病术后患者治疗的裤子
JP3188135U (ja) 衣類
CN212754408U (zh) 新型多功能病员服
CN2302668Y (zh) 婴儿连体式保健服装
JP3083950U (ja) 室内着

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees