JP3188135U - 衣類 - Google Patents

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JP3188135U
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brassiere
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clothing
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JP2013005908U
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惠子 吉川
Original Assignee
惠子 吉川
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【課題】点滴やチューブに繋がれた患者が自身で更衣が出来、又診察などで開端部を全開してもラジャーが残り、女性の羞恥心を緩和できる衣類を提供する。
【解決手段】衣類1は、人体に合わせて形成された本体10と、本体身頃両脇に固定されたブラジャー30とを備え、本体にはその一部を開閉可能に分割する開端部20が形成されている。開端部20は、本体の前身頃11と袖13を貫いている。開端部が開かれても、ブラジャーが人体の胸部を覆っている衣類である。
【選択図】図1

Description

本考案は病気療養中や手術後、点滴やチューブに繋がれた状態でも簡単に更衣が出来、ブラジャー機能が付いた衣類に関するものである。
従来の衣類は療養中及び外科手術後の更衣に於いて、点滴やチューブに繋がれた状態の患者は、看護師がその都度点滴やチューブを外し、袖や身頃に通し直して着替えさせる、又は身頃の下から出す。
療養中の女性は胸部を締め付けるブラジャーをせず、ゆったりと過ごしたい、しかし従来の衣類ではブラジャーの付いた物は有るが、点滴やチューブに繋がれた状態では更衣出来ない。
特開2008―106409号公報
身頃から袖までを貫く開端部を有する衣類は有るが、ブラジャーが付いていない為受診時に開端部を開くとは胸が露わになる。
このように既存の衣類は女性の羞恥心対する配慮に欠けている。
本考案は受診時に於ける女性の羞恥心に対して配慮が出来る衣類を提供することを課題とする。
本考案に係る衣類は、人体に合わせて形成された本体と、本体に固定されたブラジャーとを備える衣類であって、本体にはその一部を開閉可能に分割する開端部が形成され開端部が開かれても、ブラジャーが人体の胸部を覆っている。
また、本考案の衣類は、開端部が、本体の前身頃と袖を貫く。
本考案によれば受診時に於ける女性の羞恥心に対して配慮出来る衣類を提供できる。
本考案の形態に係る衣類を説明する図である。
以下、実施例を説明する。以下の説明では、衣類1をパジャマ上着に適用した例を説明する。
人体に合わせて形成された本体10と、本体10に固定されたブラジャー30とを備える衣類1は、本体10にはその一部を開閉可能に分割する開端部20が形成され、開端部20が開かれても、ブラジャー30が人体の胸部を覆っている。
図1の本体10は 前身頃11・肩山12・袖13・裾14・脇15を備える。
袖13は袖口13-1と袖口13-2を有する。裾14は裾14-1を有する。
脇15は脇15-1・15-2・15-3を有する。本体は衿及び袖を設けても設けなくとも良い。
本形態に於いて開端部20は裾14-1から脇上部15-1を通り袖口13-1まで貫く。
開端部20は一端にボタンAが設けてあり他端にボタン穴A’が設けてある。
開端部20はボタンAをボタン穴A’に入れる事により連結する。
ブラジャー30は本体10の身頃左脇15-2及び身頃右脇15-3に固定された布であり前中心が開閉自在に形成されている。
ブラジャー30の前中心には一端にボタンBが設けてあり、他端にボタン穴B’が設けてある。
上記実施例では本体10を左側開きの例を示したが、右側開き・肩開き・脇開き・前中心・後ろ中心等開口可能部の全てを全開きにしてもよい。又本体10はデザインにより斜めに開いても良い。
ブラジャー30は実施例では前中心で開くが脇で開いても良い。
ブラジャー30は実施例では身頃脇上部に縫い付けてあるが、着脱出来ても良い。
丈の長さは実施例ではショート丈であるが丈の長さは任意とし、ウエスト丈・腰丈・ロング丈・パンツと連結させるなどデザイン用途等により変更してもよい。
袖13の長さは任意としまた設けても設けなくても良い。
本体10及びブラジャー30の素材は実施例ではニット綿素材であるがその他布帛全般及びレース・皮革・ストレッチ素材・合成皮革・不織布・フリース・ナイロンクロス・ビニール等でもよい。
上記実施例では開端部を留め具としてのボタンとボタン穴とで連結しているが、開端部を連結する留め具は、任意の材料を用いる事が出来る。留め具はデザイン、素材、用途によりホック・ループ・鍵ホック・ファスナー・紐・リボン・バックル・ジョイント金具・面ファスナー等に変更してもよい。
本体10及びブラジャー30の開端部は実施例ではボタンで開閉自在としているが、ホックや紐・リボン・ジョイント金具・ファスナー・面ファスナー・ループ留め等に変更してもよい。
実施例では本体10・ブラジャー30共に留め具としての、ボタン穴とボタンで開閉自在としているがこれらの開端部は各々別の留め具により開閉自在としても良い。
袖口13-2は、実施例では開閉しない方は筒縫いであるがデザイン上筒縫い以外の形状でもよい
上記実施例によれば、以下の作用効果を奏する。
(1)療養中、自身で開端部を開閉し手術後や疼痛時及び麻痺した腕を動かさなくて済むので、介護者の手を借りずに自身での更衣が出来る可能性がある。
(2)身頃と袖を貫く開端部を開閉する事により点滴やチューブを外さず更衣が出来る。
(3)介護者の着脱補助に於いて患部の痛みに対する配慮が軽減される。
(4)診察や検査等、部分露出が必要な時にも必要な開端部を開けるだけで簡便に診察・検査が可能である。開端部の結合部品をすべてプラスチック素材にすればX線検査も可能となる。
(5)開端部を全開した時に身頃に備え付けられたブラジャーは女性の羞恥心を和らげる。
(6)軽衣料(肌着、キャミソール、パジャマ、室内着〈ガウン等〉)・中衣料(ブラウス、シャツ類)他運動用スエット等全てのアイテムに採用可能であると共に多様なデザインが考案可能である
(7)パンツ 「実用新案登録 第3180551号 考案者 吉川 惠子 」と「8月24日出願の衣類」との組み合わせや連結したデザインによりあらゆる術後のリハビリ患者・障害・麻痺・疼痛・後遺症に悩む方々の幅広いニーズに答えられる可能性が有る。
1 衣類
10 本体
11 前身頃
12 肩山
13 袖
14 裾
15 脇
30 ブラジャー
20 開端部

Claims (2)

  1. 人体に合わせて形成された本体と、本体に固定されたブラジャーとを備える衣類であって、本体にはその一部を開閉可能に分割する開端部が形成され開端部が開かれても、ブラジャーが人体の胸部を覆っている衣類。
  2. 開端部は、本体の前身頃と袖を貫く請求項1に記載の衣類。
JP2013005908U 2013-10-15 衣類 Ceased JP3188135U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019218639A (ja) * 2018-06-15 2019-12-26 幸治 ▲廣▼▲瀬▼ 衣服

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