JP3071606B2 - ラミネート金属板の製造方法 - Google Patents

ラミネート金属板の製造方法

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JP3071606B2
JP3071606B2 JP5109757A JP10975793A JP3071606B2 JP 3071606 B2 JP3071606 B2 JP 3071606B2 JP 5109757 A JP5109757 A JP 5109757A JP 10975793 A JP10975793 A JP 10975793A JP 3071606 B2 JP3071606 B2 JP 3071606B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、すぐれた密着性、加工
性、耐食性、外観を有する熱可塑性樹脂被覆金属板を歩
留り良く製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、合成樹脂を被覆した表面処理金属
板としては、熱硬化アクリル樹脂塗料やポリエステル樹
脂塗料を塗布して得たカラー鋼板や、樹脂フィルムをラ
ミネートしたラミネート鋼板が知られている。
【0003】これらは美麗な色彩、外観と耐食性とか
ら、建築、バス・乗用車の内装材、家庭電気機器の材
料、家具調度品などの用途に広く使われている。
【0004】しかしながら、塗料に用いられる樹脂は、
塗装作業性上の必要から、比較的低分子量のものが用い
られ、塗布後の焼付硬化によっても高分子量化が充分で
なく、また金属基板上の流動が充分でなく、耐久性に欠
ける欠点があった。
【0005】一方、樹脂フィルムをラミネートしたラミ
ネート鋼板は、樹脂自体が塩化ビニル樹脂、アクリル樹
脂又はふっ素樹脂といった石油化学工場で一貫して高分
子量化した樹脂を原料として押出成形されたフィルムを
使用するもので、分子量も塗料用樹脂よりも遙かに高
く、従って、基板上の塗膜の耐久性は、塗料塗布の場合
のたとえば3〜5年に比べて、10〜20年程度と格段
に長期である。
【0006】しかし、この場合にもつぎのような種々の
問題点が存在する。 (1)フィルムの厚さを薄くすると、基板上に均一なラ
ミネートが困難となり、表面にしわが生ずる等の現象が
現れるので、通常50μ厚程度が限度とされること。
【0007】(2)基板上にはミクロ的な凹凸があるた
め、凝固したフィルムと基板との間に空間が生じやす
く、フィルムの密着性が不充分であること。
【0008】(3)一旦フィルムとして成形されるた
め、フィルム形成能上、使用樹脂に制約のあることなど
である。
【0009】これに対し、金属基板が加熱ロールで50
〜170℃の範囲内の温度に予熱され、その後加熱ロー
ルと冷却ロールの間隙を進行し、溶融樹脂は加熱ロール
で予熱された金属基板と冷却ロールの間隙に押出され該
冷却ロールによって金属基板上に圧着されることによっ
て、美麗な外観が得られると共に、従来のカラー鋼板や
ラミネート鋼板に比べて、より密着性、耐食性にすぐれ
た表面処理金属板の得られることが報告されている(特
開昭57―203545号)。
【0010】この金属板は、従来金属板に比べ、基板と
の密着性および耐食性が格段にすぐれている。さらに、
フィルムに成形することなく、Tダイから直接溶融状態
で被覆を行うため、フィルム厚も、従来のフィルム被覆
では困難であった50μ厚以下、さらに35μ厚以下5
μ厚程度までの被覆が可能となった。
【0011】表面処理金属板の耐久性は、熱可塑性樹脂
の種類と膜厚によって大きく左右されるので、必要な耐
久性の程度と価格的要求に応じて膜厚を制御しうること
が望まれていたが、薄膜で被覆することが本発明で可能
となった。
【0012】また、たとえば硬い樹脂などは、フィルム
とすることはできるが折れ易く、一旦フィルムに成形し
た後、金属板上に圧着することは困難であったが、この
発明では、溶融下、柔軟性を有する状態で被覆するの
で、このような硬い樹脂でも使用が可能である。
【0013】その他、フィルム成形工程が省略されるた
め、価格の低減ともなる利点がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、Tダイ
のスリット状開口から流下する溶融状態の熱可塑性樹脂
膜は、開口からの流下するに従って幅狭まり(ネックイ
ン)が生じ、開口下方の熱可塑性樹脂膜における幅方向
の単位幅当たりの樹脂流量は、中央部は均一であるが中
央部に比べて両端部は大きくなっている。
【0015】熱可塑性樹脂膜を金属板の幅よりも等しい
かあるいは狭くすると、得られたラミネート金属板の幅
方向の被覆樹脂の厚みが不均一となり、被覆厚みの不均
一部分である幅方向の両端部は製品とならず、後工程で
その部分をトリミングする必要があり、製品歩留りが大
幅に低下する。
【0016】そのために金属板の幅よりも大きく被覆
(オーバーコート)する必要があるが、オーバーコート
樹脂が巻付けたロールに付着して、操業不能になる。
【0017】そこで特開平3―158235号にあるよ
うに軟質薄材を使う方法(図2)もあるが、軟質薄材の
コストがかかる。
【0018】このようなネックインによる問題点を解決
し、密着性、加工性、耐食性、外観に優れ、且つ歩留り
の良い熱可塑性樹脂金属板の製造方法について、巻付け
ロールに開口部を設け、気体を噴射する方法について、
本出願人は先に特願平4―250380号を出願した。
【0019】本発明は、さらに、高速(ラインスピード
40m/min程度)にて製造する際に、オーバーコー
トした樹脂が圧着ロール側に巻き上がり、圧着ロールに
巻き付いて、操業不能になることを防止する方法を提供
する。
【0020】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、 (1)表面に開孔を設けた巻付ロールに巻付けた、予熱
してある金属板に、圧着ロールを圧接し、圧着ロールと
金属板の間隙に、押出機を経てTダイより溶融した熱可
塑性樹脂膜を流下して金属板に熱可塑性樹脂を被覆して
ラミネート金属板を製造する方法において、圧着ロール
と金属板の間隙に流下する熱可塑性樹脂膜の幅を、金属
板の幅よりも大きくし、熱可塑性樹脂膜の幅方向中央部
でもって金属板の全幅を被覆すると共に、巻付ロールの
表面に開口した孔から圧着ロールの圧接部近傍で吸引
し、更に金属板の幅より大きく流下した熱可塑性樹脂膜
が巻付けロールに密着することを防止するため、樹脂が
オーバーコートされた部分の巻付けロールの表面に開口
した孔から気体を噴射して該樹脂膜を巻付けロールから
剥離させると共に樹脂がオーバーコートされた部分の熱
可塑性樹脂膜の表面に冷却媒体を噴射して冷却すること
を特徴とするラミネート金属板の製造方法、
【0021】(2)表面に開孔を設けた巻付ロールに巻
付けた、予熱してある金属板に、圧着ロールを圧接し、
圧着ロールと金属板の間隙に、押出機を経てTダイより
溶融した熱可塑性樹脂膜を流下して金属板に熱可塑性樹
脂を被覆してラミネート金属板を製造する方法におい
て、圧着ロールと金属板の間隙に流下する熱可塑性樹脂
膜の幅を、金属板の幅よりも大きくし、熱可塑性樹脂膜
の幅方向中央部でもって金属板の全幅を被覆すると共
に、巻付ロールの表面に開口した孔から圧着ロールの圧
接部近傍で吸引し、更に金属板の幅より大きく流下した
熱可塑性樹脂膜が巻付けロールに密着することを防止す
るため、樹脂がオーバーコートされた部分の巻付けロー
ルの表面に開口した孔から気体を噴射して該樹脂膜を巻
付けロールから剥離させると共に樹脂がオーバーコート
された部分の熱可塑性樹脂膜の表面に冷却ロールを圧接
して冷却することを特徴とするラミネート金属板の製造
方法、
【0022】(3)表面に開孔を設けた巻付ロールに巻
付けた、予熱してある金属板に、圧着ロールを圧接し、
圧着ロールと金属板の間隙に、押出機を経てTダイより
溶融した熱可塑性樹脂膜を流下して金属板に熱可塑性樹
脂を被覆してラミネート金属板を製造する方法におい
て、圧着ロールと金属板の間隙に流下する熱可塑性樹脂
膜の幅を、金属板の幅よりも大きくし、熱可塑性樹脂膜
の幅方向中央部でもって金属板の全幅を被覆すると共
に、巻付ロールの表面に開口した孔から圧着ロールの圧
接部近傍で吸引し、更に金属板の幅より大きく流下した
熱可塑性樹脂膜が巻付けロールに密着することを防止す
るため、樹脂がオーバーコートされた部分の巻付けロー
ルの表面に開口した孔から気体を噴射して該樹脂膜を巻
付けロールから剥離させると共に樹脂がオーバーコート
される部分の巻付ロールの幅方向両端部を、冷却ロール
を圧接するか及び又は冷却媒体を噴射して予め冷却して
おくことを特徴とするラミネート金属板の製造方法、
【0023】(4)巻付ロールに巻付けた、予熱してあ
る金属板に、圧着ロールを圧接し、圧着ロールと金属板
の間隙に押出機を経てTダイより溶融した熱可塑性樹脂
膜を流下して金属板に熱可塑性樹脂を被覆してラミネー
ト金属板を製造する方法において、圧着ロールと金属板
の間隙に流下する熱可塑性樹脂膜の幅を、金属板の幅よ
りも大きくし、熱可塑性樹脂膜の幅方向中央部でもって
金属板の全幅を被覆すると共に、巻付ロールの表面に開
口した孔から圧着ロールの圧接部近傍で吸引し、更に金
属板の幅より大きく流下した熱可塑性樹脂膜が巻付ロー
ルに密着することを防止するため、樹脂がオーバーコー
トされた部分の巻付ロールの表面に開口した孔から気体
を噴射して該樹脂膜を巻付けロールから剥離させると共
に、樹脂がオーバーコートされる部分の巻付ロールの幅
方向両端部を、冷却ロールを圧接するか及び又は冷却媒
体を噴射して予め冷却しておくと共に、樹脂がオーバー
コートされた部分の熱可塑性樹脂膜の表面に、冷却ロー
ルを圧接するか及び又は冷却媒体を噴射して冷却するこ
とを特徴とするラミネート金属板の製造方法、である。
【0024】以下、本発明を図面を参照しつつ、詳細に
説明する。
【0025】本発明では、まず金属基板として、屋根、
壁、間仕切り等の建材、自動車用材料、家庭電気製品の
材料、家具、缶等に使用される、用途から板厚みの厚
い、鋼板、亜鉛めっき鋼板、亜鉛合金めっき鋼板、錫め
っき鋼板、錫合金めっき鋼板、アルミニウムめっき鋼
板、アルミニウム合金めっき鋼板またはステンレス板な
どが用いられる。
【0026】さらにこの上に、0.1〜5μ程度の化成
処理層を有するものも含まれる。
【0027】化成処理は、金属基板の耐食性、耐酸化性
および密着性を向上させるため、金属板の表面処理とし
て行われるもので、たとえば、リン酸亜鉛処理、リン酸
鉄処理、あるいは電解クロメート処理によって行われ
る。
【0028】さらに、化成処理を行わず、または、化成
処理を行った後、この上に、接着剤層を有するものも含
まれる。
【0029】接着剤層は、金属基板と熱可塑性樹脂との
密着性を向上するために少なくとも数μ程度の接着剤を
塗布した層である。
【0030】この接着剤としては、変性ポリエチレン樹
脂、変性エポキシ樹脂、変性ビニル樹脂など官能基を有
する接着性熱可塑性樹脂が好適である。
【0031】これらは、金属と被覆に用いる熱可塑性樹
脂との双方に密着性の良いもので、たとえばポリオレフ
ィン被覆鋼板の場合、エチレン―酢ビ共重合樹脂やエチ
レン―アクリル酸共重合樹脂のような変性ポリオレフィ
ンが好適である。
【0032】本発明で被覆に用いる熱可塑性樹脂は、た
とえば、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリオレフ
ィン樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミ
ド樹脂、塩化ビニル樹脂、ふっ素樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂、ポリスチレン系樹脂、ABS樹脂、塩素化ポリ
エーテル樹脂、ウレタン樹脂などが代表的であり、ポリ
オレフィン樹脂には、エチレン、プロピレン、1―ブテ
ン、1―ペンテン等の重合体又は共重合体があり、アク
リル樹脂としては、アクリル酸、メタアクリル酸、アク
リル酸エステル、メタアクリル酸エステル、アクリルア
ミド等の重合体又は共重合体があり、ポリエステル樹脂
には、ポリエチレンテレフタレート、オイルフリーポリ
エステルなどがあり、ポリアミド樹脂には、いわゆるナ
イロン66、ナイロン6、ナイロン610、ナイロン1
1などがあり、塩化ビニル樹脂には、ホモポリマーの
他、たとえばエチレンや酢酸ビニルとの共重合体などが
あり、ふっ素樹脂には、四ふっ化エチレン樹脂、三ふっ
化塩化エチレン樹脂、六ふっ化エチレンプロピレン樹
脂、ふっ化ビニル樹脂、ふっ化ビニリデン樹脂などがあ
る。
【0033】また、2以上の樹脂を混合して用いてもよ
い。また、フィルム作成時通常用いられる添加剤、たと
えば、劣化防止剤、改質剤、顔料などを含んでいてもよ
い。
【0034】また、溶融状態で被覆する際、流動性を失
わない範囲でたとえばアミノ樹脂やエポキシ樹脂などの
架橋剤を加えてもよい。
【0035】これらの熱可塑性樹脂は、表面処理金属板
の用途に応じ、耐候性、寒冷地適性、耐熱性、耐スクラ
ッチ性、耐汚染性、耐化学薬品性、深絞り加工性などの
必要性に応じて適宜選択する。たとえば、ポリオレフィ
ンは耐寒性にすぐれ、ポリアミドは耐摩耗性にすぐれ、
アクリル樹脂は耐汚染性や耐化学薬品性にすぐれ、ふっ
素樹脂は耐候性にすぐれる等である。
【0036】ポリエチレンテレフタレート樹脂は特に耐
酸性の用途に有用である。
【0037】樹脂は単層被覆でも、同種又は異種樹脂の
多層被覆でもよい。多層被覆の場合、たとえば多層Tダ
イによって行い、層間に接着層を設けることもできる。
【0038】たとえば、接着剤を塗布し、且つ予熱して
いる鋼板に、溶融状態にある熱可塑性樹脂を下層に、接
着性樹脂を中間層に、熱可塑性樹脂を上層に、3層Tダ
イにより、フィルム状に押出し、直接且つ連続的に多層
被覆した表面処理鋼板を得ることができ、又は、予熱し
ている鋼板に溶融状態にある接着性樹脂を第1下層に、
熱可塑性樹脂を第2中間層に、接着性樹脂を第3中間層
に、熱可塑性樹脂を第4最上層に、4層Tダイによりフ
ィルム状に押出し、直接且つ連続的に多層被覆した表面
処理鋼板を得ることができる。
【0039】つぎに製造工程を図面により説明する。
【0040】金属基板は、溶融樹脂を被覆するに先立っ
て、予熱しておく必要がある。
【0041】たとえばポリエチレンテレフタレートの場
合、融点(255℃)−120℃以上(従って、135
〜255℃程度)の予熱が好ましい。
【0042】予熱をすることによって樹脂の流動性が高
まり密着性が向上する。
【0043】予熱を行わないとき、又は予熱温度が低い
ときは、特に冷却ロールを使用した場合、樹脂の密着性
が充分でなく、耐食性に欠ける結果となる。
【0044】予熱の温度は高い程、樹脂の流動性が高ま
るので好ましいが、高すぎると樹脂や接着剤が分解する
ので好ましくない。また、省エネルギーの観点からも好
ましくない。
【0045】したがって、溶融樹脂の温度以下、好まし
くは、溶融樹脂の温度よりも50℃以上低い温度、通常
50〜230℃程度の予熱温度で行われる。
【0046】図1は、巻付けロール4に巻付けられた予
熱された金属基板1の表面に圧着ロール5を圧接し、そ
の金属基板表面と圧着ロール5との界面に押出機を経
て、Tダイ2より溶融した熱可塑性樹脂フィルム3を流
下し、金属基板1に熱可塑性樹脂フィルムを塗覆装する
ラミネート金属板製造方法を示したものである。
【0047】この方法はフィルム厚や表面状態の調節が
容易である。たとえば、表面の光沢の調節や、表面にエ
ンボス模様を付すことも容易である。
【0048】高温溶融樹脂3が被覆された金属基板1
は、冷却捲取りが行われる。冷却は、たとえば空冷後、
水スプレーを行ってもよく、又水冷槽をくぐらせても、
冷却ロールを通してもよい。
【0049】このようにして、本発明の表面処理金属板
が得られるが、本発明においては、熱可塑性樹脂膜が被
覆する巻付ロールの軸方向部分の表面に開口する孔を設
けたので、開口面積分だけ樹脂のロール表面被覆面積が
減少し、その分だけ樹脂のロール表面への付着力が減少
する。
【0050】また、圧接位置より後方で熱可塑性樹脂膜
が被覆する開口の孔に気体を供給する気体供給機構を設
けたので、Tダイより流下する熱可塑性樹脂膜を乱すこ
となく、巻付ロール表面を被覆した樹脂膜が気体により
浮上する。
【0051】さらに、浮上した樹脂膜とロール表面の間
を噴射された気体は流れるため、樹脂膜が冷却されると
ともに、ロール表面も冷却され、樹脂のロール表面への
付着力が一層減少する(特願平4―250380号)。
【0052】図3は、装置の断面図、図4,5,6が、
それぞれ図3におけるX―X方向図,Y―Y方向図,Z
―Z方向図である。
【0053】図3,4に示すように、本発明は、予熱金
属板1が巻き付き通過する巻付ロール(ロール巻付け)
4の表面で、熱可塑性樹脂3の幅WPを、金属板1の板
幅WMよりも広くし、巻付ロール表面の開口を被覆する
熱可塑性樹脂に対して、被覆する部分の軸方向に、開口
する孔を設け、ニップロール(圧着ロール)5の圧接位
置より後方部において、孔より気体を噴射するものであ
る。
【0054】図3では、孔に気体を供給する方法とし
て、このロール内周面を摺動する風箱を設けている事を
示している。
【0055】また、図3では、ニップロール5の圧接位
置より後方で、金属板1が巻付ロール4から離れる領域
で気体を噴射しているが、風箱を延長して、熱可塑性樹
脂が被覆していない巻付ロール表面についても、気体を
噴射させれば、ロール表面温度をより低下させることに
なり、ロール表面を被覆した熱可塑性樹脂の冷却を促進
させることができる。
【0056】さらに、風箱を円周方向で分割構造にすれ
ば、気体の噴射に強弱をつけたり、あるいは、より細か
な気体の噴射パターンを実現できる。
【0057】しかし、気体を噴射する位置は、Tダイか
ら流下する溶融状態の熱可塑性樹脂が揺れたり、あるい
は安定して流下できない状態になるような位置にしない
ように注意しながら、流下する熱可塑性樹脂により適正
な位置を選定する必要がある。
【0058】図5では、金属製スリーブ51の外周に、
熱可塑性樹脂と剥離性の良いゴム、例えば、ポリ4ふっ
化エチレンゴム52をライニングし、熱可塑性樹脂の被
覆する部分には、巻付ロール厚み方向に貫通した孔10
を設けていることを示している。
【0059】さらに、この孔への気体の供給は、ロール
の内周面を摺動する風箱9を設け、気体供給管61によ
り、この風箱に気体が供給されるようになっている。
【0060】なお、この風箱は、ソケット56により、
軸部分と連結されており、ソケット内に挿入されたバネ
58によって、ロールの内周面に押し当てられているた
め、噴射する気体のモレは少ない。
【0061】さらに、この装置の軸構造は、外管55と
シャフト54の二重管構造になっており、この外管とシ
ャフトの間には可動部53がある。外管には軸方向に長
穴63が開いており、ソケット56が軸方向に移動でき
るようになっている。
【0062】その移動機構について示すと、この可動部
とシャフトは、ナットとボルトの関係にあり、シャフト
が回転するとそれに伴い、可動部が移動する。
【0063】つまり、シャフトを回転させれば、ソケッ
トとともに風箱を軸方向に移動することができる。よっ
て、通板する金属板の板幅の変更に対応できるようにな
っている。
【0064】また、巻付ロール軸方向における風箱の噴
射幅は、ロール表面を被覆する熱可塑性樹脂の樹脂幅と
同じにすれば、噴射する気体を効果的に熱可塑性樹脂に
噴射できる。
【0065】なお、この装置は、軸が固定され、ベアリ
ング59を介してスリーブ51のみが回転する構造とな
っている。
【0066】図6では、開口する孔の位置を示してい
る。開口する孔は、通板される金属板の最小板幅WM
inから最大板幅WMmaxにおける、ロール表面を被
覆する熱可塑性樹脂の樹脂幅WPmaxまでの領域に設
けるのが良い。
【0067】図7に穴の部分の拡大図を示す。孔の形に
ついては、丸型、正方形型、長方形型、菱形等どんな形
状でもかまわない。
【0068】また、孔の配置については、図7に示すよ
うに、熱可塑性樹脂のロール表面被覆面積を少なくする
ために、できるだけ密にして配置するのがよい。
【0069】さらに、孔の構造について、図7における
U―U断面図を図8、9に示す。図8、9に示すよう
に、気体を勢い良く噴射しながら、熱可塑性樹脂のロー
ル表面被覆面積を低減するために、ロール表面側の孔径
をロール内面側の孔径よりも大きくする構造、例えば、
2段穴構造(図8)、テーパー穴構造(図9)が良い。
【0070】また、ロール表面での孔の大きさについて
は、図10に示すように、ニップロールとの圧接位置
で、圧接により熱可塑性樹脂が孔に注入されるのを避け
るため、図11に示すようにニップロールのニップ幅よ
り大きな孔にするのが良い。
【0071】これまでの例は、孔を貫通孔としている
が、図12〜13に示すように、非貫通孔としても良
い。この時の気体の供給方向は、ロール表面またはロー
ル端面とするのが良い。
【0072】噴射する気体の供給方法としては、風箱以
外に、ノズルを孔と間隙をおいて配置する方法や気体供
給配管を直接摺動させ配置するあるいは、間隙をおいて
配置する方法等がある。
【0073】さらに本発明においては、オーバーコート
した樹脂に冷却媒体を吹付け、又は、冷却ロールを圧接
し、又は樹脂がオーバーコートされる部分の巻付ロール
の幅方向両端部を、冷却ロールを圧接するか及び又は冷
却媒体を噴射して予め冷却し、或いは、これらの二以上
の方法を併用することにより、樹脂の冷却と固化を促進
させ、巻付ロール表面とオーバーコート樹脂との密着力
を低下させ、巻付ロールから剥離し易くする。
【0074】樹脂の温度が高いと、粘りついて、巻付ロ
ールにくっつきやすく、また樹脂自体も柔らかいので、
引きちぎられて、巻付ロールにまとわりつく。
【0075】又、巻付ロール表面の温度を下げることに
より、樹脂との密着力を低下させ、また間接的ではある
が樹脂の冷却と固化を促進させ、巻付ロールから剥離し
易くする。
【0076】次にこれを図面により説明する。
【0077】図15は熱可塑性樹脂膜3の表面に冷却ノ
ズル11を介して冷却媒体を噴射して冷却する場合及び
巻付ロールを冷却ノズル及び又は冷却ロールで冷却する
と共に気体噴射を行った場合を説明した説明図である。
冷却ノズルに代えて又は同時に冷却ロールを用いてもよ
い。
【0078】冷却媒体としては、空気、水、水と空気の
混合した気水(霧状)、液体窒素などが経済性や冷却能
力から好適である。
【0079】又、金属板自体を冷却しないように、金属
板の端部に衝立を設けて、冷却媒体が金属板にかからな
いようにしても良い。
【0080】なお、巻付ロールは、樹脂の付着を少なく
するためにはテフロン製かシリコン製が好ましい。
【0081】又、冷却ロールとしては、冷却効果の点か
ら、銅製又は鉄製が好適である。
【0082】また高速にて製造する際には、オーバーコ
ートした樹脂が圧着ロール側に巻き上がり、圧着ロール
に巻き付いて、操業不能になる。
【0083】そこで圧接点近傍で吸引して、オーバーコ
ートした樹脂を巻付ロール側に一度くっつけておいて、
その下流の噴射により、オーバーコート樹脂が巻付ロー
ルに付着するのを防止する。
【0084】特に、樹脂として、極性基をもったもの、
たとえばポリエチレンテレフタレート(PET)が樹脂
が圧着によってロールに付着しやすいため、非常に有効
である。
【0085】このように、吸引、気体噴射ロールとオー
バーコート樹脂の冷却とを併用することにより、150
m/min程度の高速化操業が安定して行えるようにな
った。
【0086】以下実施例により説明する。
【0087】
【実施例1】次に、実施例について説明する。
【0088】図14に示すような装置において、金属板
を巻き付けてあるロールとして、金属製スリーブ51の
外表面にポリ4ふっ化エチレンゴム52を被覆した巻付
ロール4で、予熱された金属板1が巻きつく際に、板よ
りはみ出した樹脂が接触するロール表面部分近傍に、ロ
ール内部から外部へ貫通する孔をロールの軸方向に設け
た巻付ロール4を設置した。
【0089】さらに、巻付ロール4とニップロール5と
を圧接したときに、圧接部分直後で金属板巻き付き終了
点の領域Aからのみ空気が噴出するように、風箱9を設
置した。
【0090】このようにして、金属板1を予熱した後、
金属板1とニップロール5との界面に、Tダイ2よりP
ET系樹脂3を押し出し流下させ、金属板1に被覆させ
た。このとき、PET系樹脂3は、金属板1より両側に
50mmずつ広く被覆した。
【0091】そして、金属板1にPET系樹脂3を被覆
開始直後、巻付ロール4の貫通孔から空気を噴出させた
ところ、金属板1よりはみ出した樹脂は、巻付ロール4
に巻きつくことなく、剥離し、ライン速度が20m/m
inまで、安定して操業できることを確認した。
【0092】さらに圧接後のオーバーコートした樹脂の
表面にエアーノズルを用いて、金属板巻き付き終了まで
の間で、空気をふきつけた。
【0093】また樹脂がオーバーコートされる部分の巻
付ロール表面にエアーノズルを用いて、空気を吹付、ま
た外径50mm内部水冷方式の冷却ロールを表面接触さ
せ、巻付ロール表面を冷却した。
【0094】また圧接位置から30mmにわたり、吸引
し、さらにその下流から金属板巻き付き終了点まで空気
を噴出して運転を実施した。
【0095】その結果150m/minの高速でも、金
属板からはみ出した樹脂は圧接ロールに巻き付きもせ
ず、また巻付ロールに巻きつくこともなく剥離し、安定
して操業できることを確認した。
【0096】比較例として、上記実施例において、この
空気を吹き出すロールを用いずに操業したところ、金属
板よりはみ出した樹脂は、金属板を巻き付けてあるロー
ルに、即座に巻き付いて操業不能になった。
【0097】
【発明の効果】本発明により、密着性、加工性、耐食
性、外観に優れたラミネート金属板を歩留り良く製造す
ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】金属基板とロールとの界面に、溶融樹脂を流下
して、被覆を行う方法の説明図である。
【図2】軟質薄材を使ったTダイ押出法の説明図。
【図3】本発明方法の説明図。
【図4】図3におけるX―X断面図。
【図5】図3におけるY―Y断面図。
【図6】図3におけるZ―Z断面図。
【図7】図6における孔部拡大図。
【図8】図7におけるU―U断面図(2段穴型)。
【図9】図7におけるU―U断面図(テーパー型)。
【図10】孔径がニップ幅より大きいニップロール圧接
部の断面図。
【図11】孔径がニップ幅より小さいニップロール圧接
部の断面図。
【図12】気体噴射の実施態様を示す説明図。
【図13】気体噴射の実施態様を示す説明図。
【図14】実施例1の説明図。
【図15】冷却と吸引、気体噴射を併用した本発明の説
明図。
【符号の説明】
1 金属板 2 Tダイ 3 熱可塑性樹脂 4 巻付けロール 5 圧着ロール 6 冷却装置 7 水スプレー冷却装置 8 軟質薄材 9 風箱 10 貫通孔 51 金属製スリーブ 52 ゴムライニング 53 可動部 54 シャフト 55 外管(スリーブ) 56 ソケット 57 プラグ 58 バネ 59 ベアリング 61 気体供給管 63 長穴 11 冷却ノズル 12 冷却ロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南里 博文 姫路市広畑区富士町1番地 新日本製鐵 株式会社 広畑製鐵所内 (56)参考文献 特開 昭52−32053(JP,A) 特開 昭57−43816(JP,A) 特開 昭61−199926(JP,A) 特開 昭52−153747(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 65/00 - 65/82 B32B 1/00 - 35/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に開孔を設けた巻付ロールに巻付け
    た、予熱してある金属板に、圧着ロールを圧接し、圧着
    ロールと金属板の間隙に、押出機を経てTダイより溶融
    した熱可塑性樹脂膜を流下して金属板に熱可塑性樹脂を
    被覆してラミネート金属板を製造する方法において、圧
    着ロールと金属板の間隙に流下する熱可塑性樹脂膜の幅
    を、金属板の幅よりも大きくし、熱可塑性樹脂膜の幅方
    向中央部でもって金属板の全幅を被覆すると共に、巻付
    ロールの表面に開口した孔から圧着ロールの圧接部近傍
    で吸引し、更に金属板の幅より大きく流下した熱可塑性
    樹脂膜が巻付けロールに密着することを防止するため、
    樹脂がオーバーコートされた部分の巻付けロールの表面
    に開口した孔から気体を噴射して該樹脂膜を巻付けロー
    ルから剥離させると共に樹脂がオーバーコートされた部
    分の熱可塑性樹脂膜の表面に冷却媒体を噴射して冷却す
    ることを特徴とするラミネート金属板の製造方法。
  2. 【請求項2】 表面に開孔を設けた巻付ロールに巻付け
    た、予熱してある金属板に、圧着ロールを圧接し、圧着
    ロールと金属板の間隙に、押出機を経てTダイより溶融
    した熱可塑性樹脂膜を流下して金属板に熱可塑性樹脂を
    被覆してラミネート金属板を製造する方法において、圧
    着ロールと金属板の間隙に流下する熱可塑性樹脂膜の幅
    を、金属板の幅よりも大きくし、熱可塑性樹脂膜の幅方
    向中央部でもって金属板の全幅を被覆すると共に、巻付
    ロールの表面に開口した孔から圧着ロールの圧接部近傍
    で吸引し、更に金属板の幅より大きく流下した熱可塑性
    樹脂膜が巻付けロールに密着することを防止するため、
    樹脂がオーバーコートされた部分の巻付けロールの表面
    に開口した孔から気体を噴射して該樹脂膜を巻付けロー
    ルから剥離させると共に樹脂がオーバーコートされた部
    分の熱可塑性樹脂膜の表面に冷却ロールを圧接して冷却
    することを特徴とするラミネート金属板の製造方法。
  3. 【請求項3】 表面に開孔を設けた巻付ロールに巻付け
    た、予熱してある金属板に、圧着ロールを圧接し、圧着
    ロールと金属板の間隙に、押出機を経てTダイより溶融
    した熱可塑性樹脂膜を流下して金属板に熱可塑性樹脂を
    被覆してラミネート金属板を製造する方法において、圧
    着ロールと金属板の間隙に流下する熱可塑性樹脂膜の幅
    を、金属板の幅よりも大きくし、熱可塑性樹脂膜の幅方
    向中央部でもって金属板の全幅を被覆すると共に、巻付
    ロールの表面に開口した孔から圧着ロールの圧接部近傍
    で吸引し、更に金属板の幅より大きく流下した熱可塑性
    樹脂膜が巻付けロールに密着することを防止するため、
    樹脂がオーバーコートされた部分の巻付けロールの表面
    に開口した孔から気体を噴射して該樹脂膜を巻付けロー
    ルから剥離させると共に樹脂がオーバーコートされる部
    分の巻付ロールの幅方向両端部を、冷却ロールを圧接す
    るか及び又は冷却媒体を噴射して予め冷却しておくこと
    を特徴とするラミネート金属板の製造方法。
  4. 【請求項4】 巻付ロールに巻付けた、予熱してある金
    属板に、圧着ロールを圧接し、圧着ロールと金属板の間
    隙に押出機を経てTダイより溶融した熱可塑性樹脂膜を
    流下して金属板に熱可塑性樹脂を被覆してラミネート金
    属板を製造する方法において、圧着ロールと金属板の間
    隙に流下する熱可塑性樹脂膜の幅を、金属板の幅よりも
    大きくし、熱可塑性樹脂膜の幅方向中央部でもって金属
    板の全幅を被覆すると共に、巻付ロールの表面に開口し
    た孔から圧着ロールの圧接部近傍で吸引し、更に金属板
    の幅より大きく流下した熱可塑性樹脂膜が巻付ロールに
    密着することを防止するため、樹脂がオーバーコートさ
    れた部分の巻付ロールの表面に開口した孔から気体を噴
    射して該樹脂膜を巻付けロールから剥離させると共に、
    樹脂がオーバーコートされる部分の巻付ロールの幅方向
    両端部を、冷却ロールを圧接するか及び又は冷却媒体を
    噴射して予め冷却しておくと共に、樹脂がオーバーコー
    トされた部分の熱可塑性樹脂膜の表面に、冷却ロールを
    圧接するか及び又は冷却媒体を噴射して冷却することを
    特徴とするラミネート金属板の製造方法。
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