JP3071401U - 消音装置 - Google Patents

消音装置

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JP3071401U
JP3071401U JP2000001121U JP2000001121U JP3071401U JP 3071401 U JP3071401 U JP 3071401U JP 2000001121 U JP2000001121 U JP 2000001121U JP 2000001121 U JP2000001121 U JP 2000001121U JP 3071401 U JP3071401 U JP 3071401U
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義直 川原
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株式会社日本サウンドテクノ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い周波数帯域の騒音を効果的に消音させる
ことができ、音源に対する悪影響も極めて少ない、消音
装置を提供する。 【解決手段】 消音装置10においては、音源15と受
音点16との間の音波伝播空間に遮音塀17が立設さ
れ、遮音塀17の音源15側に、グラスウール製で音波
伝播方向の長さの異なる4枚の吸音パネル11,12,
13,14を互いに対向させて均等間隔に配列してい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、空調機器の室外機、動力装置などの各種機械設備あるいは動物飼育 場などから発生する音を低減させる消音装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般家庭における空調機器の普及に伴い、室外機が発する音が騒音として隣接 する家屋の住民に迷惑を及ぼすことが増えてきている。また、ビルや工場などの 周囲に配置された大型空調機器の室外機、あるいは動力機器などから発生する音 も周辺住民に迷惑を及ぼしている。さらに、工場内に配置された動力用モータな どから発生する音は作業環境を悪化させ、業務能率にも影響を与えかねない。そ のほか、養鶏場、養豚場などの動物飼育場から発生する鳴き声が周辺住民にとっ て迷惑となっている地域もある。
【0003】 このような弊害を防止するため、空調機器の室外機、動力機器などの騒音発生 源を防音カバーで覆ったり、工場や飼育場の周囲に遮音塀を立設するなどの対策 が講じられているが、その効果は不十分である。
【0004】 このような騒音による弊害を防止するため、本出願人は、室外機や各種駆動モ ータなどから発生する音を減衰させることのできる消音装置を開発し、実開平2 −38024号公報などにおいて開示している。この消音装置においては、音源 から発生した音を、遮蔽枠内に配列された複数の消音パネルの間を通過させるこ とによって吸音および減衰させ、外部への騒音の低減を図っている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この消音装置は、サイズが同一である複数の消音パネルを一定間隔ご とに平行に配列した構造であるため、減衰する音の周波数域が限られており、減 衰量も十分とはいえない。
【0006】 本考案が解決しようとする課題は、広い周波数帯域の音を効果的に消音させる ことができ、音源に対する悪影響も少ない消音装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の消音装置は、音源と受音域との間の音波伝播空間に配置するものであ って、音波伝播方向の寸法が異なる複数の吸音パネルを互いに対向させて均等間 隔または不均等間隔ごとに配列して形成したことを特徴とする。このような構成 とすることにより、音源から発せられた音が複数の吸音パネル間を通過する際、 次の3つの減衰機構に基づいて減衰するので、広い周波数帯域の音を効果的に消 音することができる。
【0008】 すなわち、音源からの音が複数の吸音パネル間を透過していく際に吸音によっ て生じる減衰、音波伝播方向の寸法が異なる複数の吸音パネル間を通過すること で位相がズレた音波同士が吸音パネルの終端部から出るとき互いに干渉すること によって生じる減衰、吸音パネル間を通過した音が吸音パネルの終端部から空間 に出る際に開放端反射によって生じる減衰、という3つの減衰機構で、音源から の音を効率的に減衰させることができる。また、複数の吸音パネル間は空気や熱 などが自由に流通でき、音源の近くに配置しても通気性、放熱性を確保すること ができるので、音源に対する悪影響も極めて少ない。
【0009】 ここで、音源の種類、音量、周波数帯域に応じて、吸音パネルの音波伝播方向 のサイズ、配列間隔を定めることにより、優れた消音効果を発揮させることがで きる。
【0010】 また、本考案の消音装置は、音源と受音域との間の音波伝播空間に遮音塀を配 置し、遮音塀の音源側に、音波伝播方向の寸法が異なる複数の吸音パネルを互い に対向させて均等間隔または不均等間隔ごとに配列して形成したことを特徴とす る。このような構成とすることにより、音源からの音は、その一部が遮音塀で遮 音されるとともに、複数の吸音パネル間を通過することで、前記3つの減衰機構 に基づいて効率的に減衰するので、広い周波数帯域の音をさらに効果的に消音さ せることができる。
【0011】 ここで、複数の前記吸音パネルの音波伝播方向の終端部が同一平面上に位置す るように配列することが望ましい。このように配列することにより、前記の開放 端反射に基づく減衰機能が高まるので、消音効果がさらに高まる。
【0012】 また、複数の前記吸音パネルを、前記音波伝播方向の寸法が段階的に増大また は減少する順に配列することにより、吸音パネル間に入射する音波の位相を効果 的にずらすことができるので、前記の音波同士の干渉に基づく減衰機能が高まる ので、消音効果がさらに高まる。
【0013】 また、吸音パネルの少なくとも露出面を吸音性素材で形成することにより、吸 音パネル間を通過する音の一部が吸音性素材に吸音されるようになり、吸音効果 がさらに高まる。なお、吸音性素材としては、グラスウール、ロックウール、連 続気泡を有する発泡合成樹脂材などを好適に使用することができる。
【0014】
【考案の実施の形態】
図1(a)は本考案の第1実施形態の消音装置の基本構成を示す図、同図(b )は比較例を示す説明図であり、図2は図1(a)に示す消音装置の音波減衰機 構の説明図である。
【0015】 図1(a)に示すように、本実施形態の消音装置10においては、音源15と 受音点16との間の音波伝播空間に遮音塀17を立設し、遮音塀17の音源15 側に、グラスウールで形成された4枚の吸音パネル11,12,13,14を互 いに対向させて均等間隔に配列している。吸音パネル11,14は音波伝播方向 の寸法が同じであり、吸音パネル14は遮音塀17の音源15側に密着状態で配 置され、吸音パネル11,12,13はこの順で音波伝播方向の寸法が段階的に 小さくなるように配置されている。また、音源15を挟んで遮音塀17と対向す る位置にも遮音塀18が立設されている。
【0016】 図1(b)は、消音装置10の消音機能を説明するための比較例であり、4枚 の吸音パネル11,12,13,14を除き、音源15、受音点16および遮音 塀17,18が図1(a)と同一条件で配置されている。
【0017】 図1(a)に示すような構成とすることにより、音源15からの音は、その一 部が遮音塀17で遮音されるとともに、4枚の吸音パネル11〜14間の隙間2 1,22,23(図2参照)を通過する際、以下に述べる減衰機構に基づいて減 衰するので、広い周波数帯域の音を効果的に消音させることができる。
【0018】 すなわち、図2に示すように、音源15からの音は、4枚の吸音パネル11〜 14によって形成された隙間21,22,23を通過していく際、吸音パネル1 1〜14を形成するグラスウールの吸音機能によって減衰する。また、音波伝播 方向の寸法が異なる4枚の吸音パネル11〜14間の隙間21,22,23に入 射することで位相がずれた音波同士が吸音パネル11〜14の上端部から出ると き互いに干渉することによって減衰する。さらに、隙間21,22,23を通過 した音波が吸音パネル11〜14の上端部から空間に出る際に開放端反射によっ て減衰する。すなわち、音源15からの音は、遮音塀17による遮音効果に加え 、吸音、干渉および開放端反射という3つの減衰機構によって減衰する。
【0019】 また、4枚の吸音パネル11〜14間の隙間21,22,23は、空気や熱な どが自由に流通できるので、音源15の近くに配置しても、通気性、放熱性を確 保することが可能であり、音源15に対する悪影響も極めて少ない。
【0020】 さらに、4枚の吸音パネル11〜14の音波伝播方向の終端部である上端部が 同一平面上に位置するように配列されているため、開放端反射に基づく減衰機能 が高く、優れた消音効果を発揮する。
【0021】 なお、4枚の吸音パネル11〜14は、音波伝播方向の寸法が段階的に減少す る順に配列され、隙間21,22,23に入射する音波の位相を効果的にずらす ことができるので、音波同士の干渉に基づく減衰機能が高く、消音効果の向上に 寄与する。
【0022】 次に、消音装置10の消音機能について具体的に説明する。図1(a)に示す ように、音源15は地面20から1000mmの高さに配置され、音源15から 水平方向に1000mm離れた位置に遮音塀17が立設され、遮音塀17から水 平方向に2000mm離れるとともに地面から高さ2000mmの位置に受音点 16が配置されている。吸音パネル11,12,13,14の音波伝播方向の寸 法L1,L2,L3,L4は、L1,L4が750mm、L2が500mm、L 3が250mmであり、吸音パネルどうしの間隔W1,W2,W3はいずれも2 50mmである。
【0023】 一方、図1(b)の比較例では、吸音パネル11,12,13,14を除く、 音源15、遮音塀17,18および受音点16が図1(a)と同一の距離関係で 配置されるとともに、後述する比較データ算出のため、遮音塀17の上に高さ2 000mmの遮音塀19を追加設置した状態、すなわち高さ4000mmの遮音 塀を想定している。
【0024】 図1(a)に示す状態において、音源15から1/3オクターブバンドの音波 を発生させ、音源15から1m離れた位置で、それぞれの周波数帯域の音圧レベ ルおよびオーバーオールの音圧レベルを測定するとともに、消音装置10を設置 した状態で受音点16におけるそれぞれの周波数帯域の音圧レベルおよびオーバ ーオールの音圧レベルを測定する。
【0025】 また、図1(b)に示す状態において、音源15から1/3オクターブバンド の音波を発生させた場合、遮音塀17,19がないときの音源15から直線距離 3.16mの位置にある受音点16におけるそれぞれの周波数帯域の距離減衰に よる減衰量を計算によって求める。
【0026】 さらに、遮音塀17,19を立設したときの受音点16におけるそれぞれの周 波数帯域の音圧レベルおよびオーバーオールの音圧レベルを計算によって求める 。この場合、図1(a),(b)において、音源15の位置をA、遮音塀17の 上端部をB、遮音塀19の上端部をB’、受音点16の位置をCとすると、 遮音塀17に基づく行路差δ17=(AB+BC)−AC=0.24(m) であり、 遮音塀19に基づく行路差δ19=(AB’+B’C)−AC=3.0(m) である。
【0027】 このような手順によって得られる測定値および計算値をオーバーオール(OA )および63Hz,125Hz,250Hz,500Hz,1000Hz,20 00Hz,4000Hz,8000Hzの各周波数ごとにまとめると表1のよう な結果となる。
【0028】 なお、表1の左欄において、 は音源15から1mの距離における音圧レベルの測定値(dB)、 は遮音塀17があるときの受音点16における行路差による減衰量の計算値 (dB)、 は遮音塀17がないときの受音点16における距離減衰による減衰量の計算 値(dB)、 Xは遮音塀17があるときの受音点16における音圧レベル(=−−) の計算値(dB)、 は遮音塀17,19があるときの受音点16における行路差による減衰量の 計算値(dB)、 は遮音塀17,19がないときの受音点16における距離減衰による減衰量 の計算値(dB)、 Yは遮音塀17,19があるときの受音点16における音圧レベル(=− −)の計算値(dB)、 Zは遮音塀17と消音装置10を設置したときの受音点16における音圧レベ ルの測定値(dB)を示している。
【0029】
【表1】
【0030】 表1に基づいて、遮音塀17があるときの受音点16における音圧レベルXと 、遮音塀17,19があるときの受音点16における音圧レベルYとを、オーバ ーオールの値で比較すると、X−Y=76.1−67.5=8.6(dB)とな る。また、遮音塀17があるときの受音点16における音圧レベルXと、これに 消音装置10を設置したときの受音点16における音圧レベルZとを、同様にオ ーバーオールの値で比較すると、X−Z=76.1−68.5=7.6(dB) となる。
【0031】 以上のことより、音源15と受音点16との間の音波伝播空間に高さ4mの遮 音塀17,19を設置すると受音点16における音圧レベルは8.6(dB)減 少し、遮音塀17に加えて消音装置10を設置すると音圧レベルは7.6(dB )減少することが判明した。したがって、音源15と受音点16との間の音波伝 播空間に高さ2mの遮音塀17と消音装置10を設置することにより、遮音塀1 7の上にさらに高さ2mの遮音塀19を追加設置した、すなわち高さ4mの遮音 塀を設置したのとほぼ同等の消音効果があるといえる。高さ4mの遮音塀は、高 さ2mの遮音塀に比べると多大な施工時間および施工資材を要し、美観や通気性 などを損なうことも多いが、消音装置10を用いることにより、これらの弊害を 生じることなく、音源15からの音を効果的に消音することができる。
【0032】 なお、消音装置10において、吸音パネルのサイズ、枚数、配列間隔などはこ の実施形態に限定するものではないので、音源の種類、音量、周波数帯域に応じ て、任意に定めることより、効果的な消音効果を得ることができる。
【0033】 次に図3を参照して、本考案の第2実施形態について説明する。本実施形態の 消音装置30では、空調機器の室外機31を覆う直方体形状のケーシング32の 上面および両側面に開口部33,37が設けられ、開口部33に、音波伝播方向 のサイズが異なるグラスウール製の3枚の吸音パネル34,35,36が配置さ れている。
【0034】 室外機31に内蔵されているファン(図示せず)の作用により、開口部37か ら吸引された空気が室外機31を透過した後、開口部33から排出される。この とき、室外機31からの音は開口部33を通じて外部へ拡散するが、音が3枚の 吸音パネル34,35,36の間を通過する際に、前述した3つの減衰機構に基 づいて減衰されるので、室外機31に悪影響を及ぼすことなく、優れた消音効果 を得ることができる。
【0035】 図4は第3実施形態の消音装置40を示す図で、室外機41を覆う直方体形状 のケーシング42の背面および上面に開口部43,44が設けられ、開口部44 に、音波伝播方向のサイズが異なるグラスウール製の3枚の吸音パネル45,4 6,47が配置されている。本実施形態の場合も第2実施形態の場合と同様に、 室外機41からの音は前述した3つの減衰機構に基づいて減衰されるので、室外 機41に悪影響を及ぼすことなく、優れた消音効果を得ることができる。
【0036】 図5は第4実施形態の消音装置50を示す図で、室外機51の上部を覆う直方 体形状のケーシング52の上面および底面に開口部53,54が設けられ、開口 部53に、音波伝播方向のサイズが異なる2種類のグラスウール製の吸音パネル 55,56が合計9枚、長短交互をなすように配置されている。本実施形態の場 合も第2実施形態の場合と同様に、室外機51からの音は前述した3つの減衰機 構に基づいて減衰されるので、室外機51に悪影響を及ぼすことなく、優れた消 音効果を得ることができる。
【0037】
【考案の効果】
本考案により、以下に示す効果を奏する。
【0038】 (1)音源と受音域との間の音波伝播空間に、音波伝播方向の寸法が異なる複数 の吸音パネルを互いに対向させて均等間隔または不均等間隔ごとに配列すること により、音源からの音が複数の吸音パネル間を通過する際、吸音、干渉および開 放端反射の3つの減衰機構によって減衰するので、広い周波数帯域の音を効果的 に消音させることができる。また、複数の吸音パネル間は空気や熱が自由に流通 でき、音源の近くに配置しても、通気性、放熱性を確保することができるため、 音源に対する悪影響も極めて少ない。
【0039】 (2)音源と受音域との間の音波伝播空間に遮音塀を配置し、遮音塀の音源側に 、音波伝播方向の寸法の異なる複数の吸音パネルを互いに対向させて均等間隔ま たは不均等間隔ごとに配列することにより、音源からの音は、その一部が遮音塀 で遮音されるとともに、複数の吸音パネル間を通過することで、吸音、干渉およ び開放端反射の3つの減衰機構に基づいて減衰するので、広い周波数帯域の音を さらに効果的に消音させることができる。
【0040】 (3)複数の吸音パネルの音波伝播方向の終端部が同一平面上に位置するように 配列することにより、開放端反射に基づく減衰機能がさらに高まる。
【0041】 (4)複数の吸音パネルを、音波伝播方向の寸法が段階的に増大または減少する 順に配列することにより、吸音パネル間に入射する音波の位相を効果的にずらす ことができるので、音波同士の干渉に基づく減衰機能がさらに高まる。
【0042】 (5)吸音パネルの少なくとも露出面を吸音性素材で形成することにより、吸音 パネル間を通過する際の吸音効果がさらに高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本考案の第1実施形態の消音装置の
基本構成を示す図、(b)は比較例を示す説明図であ
る。
【図2】 図1(a)に示す消音装置の音波減衰機構の
説明図である。
【図3】 (a)は第2実施形態の消音装置を示す斜視
図であり、(b)は消音装置の縦断面図である。
【図4】 (a)は第3実施形態の消音装置を示す平面
図であり、(b)は消音装置の縦断面図である。
【図5】 (a)は第4実施形態の消音装置を示す平面
図であり、(b)は消音装置の縦断面図である。
【符号の説明】
10,30,40,50 消音装置 11,12,13,14,34,35,36,45,4
6,47,55,56吸音パネル 15 音源 16 受音点 17,18,19 遮音塀 20 地面 31,41,51 室外機 32,42,52 ケーシング 33,37,43,44,53,54 開口部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音源と受音域との間の音波伝播空間に配
    置する消音装置であって、音波伝播方向の寸法が異なる
    複数の吸音パネルを互いに対向させて均等間隔または不
    均等間隔ごとに配列して形成したことを特徴とする消音
    装置。
  2. 【請求項2】 音源と受音域との間の音波伝播空間に遮
    音塀を配置し、前記遮音塀の前記音源側に、音波伝播方
    向の寸法が異なる複数の吸音パネルを互いに対向させて
    均等間隔または不均等間隔ごとに配列して形成したこと
    を特徴とする消音装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の吸音パネルの音波伝播方向の
    終端部が同一平面上に位置するように配列した請求項1
    または2記載の消音装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の吸音パネルを、前記音波伝播
    方向の寸法が段階的に増大または減少する順に配列した
    請求項1〜3のいずれかに記載の消音装置。
  5. 【請求項5】 前記吸音パネルの少なくとも露出面を吸
    音性素材で形成した請求項1〜4のいずれかに記載の消
    音装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20200070353A (ko) 2017-10-20 2020-06-17 메르크 파텐트 게엠베하 미세 패턴의 제조방법 및 이를 사용하는 디스플레이 디바이스의 제조방법
CN114495879A (zh) * 2022-01-25 2022-05-13 江苏宝联气体有限公司 制氧设备用降噪装置

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