JP3071349B2 - カラー印刷装置及びカラー印刷装置のための制御方法 - Google Patents

カラー印刷装置及びカラー印刷装置のための制御方法

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JP3071349B2
JP3071349B2 JP5270346A JP27034693A JP3071349B2 JP 3071349 B2 JP3071349 B2 JP 3071349B2 JP 5270346 A JP5270346 A JP 5270346A JP 27034693 A JP27034693 A JP 27034693A JP 3071349 B2 JP3071349 B2 JP 3071349B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば減法混色を用い
てフルカラー画像を印刷するカラー印刷装置及びカラー
印刷装置のための制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カラーの背景画像(destination)
にカラーの描画オブジェクト(source)を重ね合わせる、
いわゆる描画論理としては、addOver,addPin,subOver,s
ubPin,adMax,adMin,blend 等が知られている。addOver
はsourceとdestination のRGB値の和に最も近い色を
destinationに割り当てるもので、RGB成分のいずれ
かの和が最大許容値を越える場合、桁上がりは無視さ
れ、RGB値はその値から最大許容値を差し引いた値が
使用されるというものである。
【0003】addPinはsourceとdestination のRGB値
の和に最も近い色をdestination に割り当てるもので、
RGB成分のいずれかの和が最大許容値を越える場合、
RGB値は最大許容値の値が使用されるというものであ
る。subOver はsourceとdestination のRGB値の差に
最も近い色をdestinationに割り当てるもので、RGB
成分のいずれかの差が“0”より小さい場合、桁上がり
は無視され、RGB値はその値から最大許容値を引いた
値が使用されるというものである。
【0004】subPinはsourceとdestination のRGB値
の差に最も近い色をdestination に割り当てるもので、
RGB成分のいずれかの差が“0”より小さい場合、R
GB値は“0”が使用されるというものである。adMax
はsourceとdestination のRGB値を比較し、RGB成
分各々の彩度が大きい方の値をdestination に収めるも
のである。RGB成分の比較は各々独立して行われるの
で、結果としての色がsourceまたはdestination の色の
いずれかになるとはかぎらない。
【0005】adMin はsourceとdestination のRGB値
を比較し、RGB成分各々の彩度が小さい方の値をdest
ination に収めるものである。RGB成分の比較は各々
独立して行われるので、結果としての色がsourceまたは
destination の色のいずれかになるとはかぎらない。bl
end はsourceとdestination のRGB値の加重平均値を
destination に置き換えるもので、以下の式で算出され
る。
【0006】 destination =source*weight+destination * (1−weight) ここで、weightは“0”から“1”までの値である。こ
れらの描画論理は、もともとホストコンピュータのCR
Tの色処理を基本としているため、RGB形式を基本と
して作成されている。従って、本描画論理をカラープリ
ンタで実現するためにはRGB3色のカラープレーンを
有する必要があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カラー
プリンタ自体は、紙に印刷するという性格上、加法混色
を用いるCRTとは異なり、減法混色を用いて色を表現
しているため、YMC(イエロー、マゼンタ、シアン)
或いはYMCK(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラッ
ク)という色要素を用いてフルカラー画像を表現してい
る。
【0008】このため、カラープレーンとしてRGBプ
レーンを用いる場合は、YMCK(或いはYMC)プレ
ーンも同時に持ち、一旦変換してから印刷部に出力する
か、或いは印刷部に画像を転送する際にRGBからYM
CK(或いはYMC)に変換しながら画像転送する必要
があった。前者の場合、2種類の色形式のラスタプレー
ンが必要となって大量のメモリを必要とするという問題
点があり、後者の場合、YMCK(或いはYMC)各プ
レーンにデータを転送するたびにRGB3色からデータ
を獲得してYMCK(或いはYMC)に色変換する必要
があるため、印刷装置が高解像度であったり、高速であ
る場合、画像転送スピードが印刷装置の処理速度に間に
合わないという問題点があった。
【0009】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたもので、メモリ容量を増大させることなく、RGB
のカラーブレンド機能を有する高速、かつ高解像度のカ
ラー印刷装置及びカラー印刷装置のための制御方法を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、減法混色を用いてフルカラー画像を印刷
するカラー印刷装置であって、カラー描画に関するコマ
ンドを受信する受信手段と、加法混色の色データを減法
混色の色データに変換する第1の色変換手段と、減法混
色の色データを加法混色の色データに変換する第2の色
変換手段と、加法混色の2種類の色データを混合して新
たな色データを作成する色混合手段と、前記受信手段に
より受信したコマンドが色混合の種類を表わす描画論理
コマンドである場合、指示された種類の描画論理を設定
する設定手段と、前記受信手段により受信したコマンド
が描画コマンドである場合、前記第2の色変換手段で変
換された加法混色の色データと入力された加法混色の色
データとを前記設定手段で設定されている描画論理に従
って前記色混合手段により混合し、混合された色データ
を前記第1の色変換手段で色変換してメモリに出力する
よう制御する制御手段と有することを特徴とする。
【0011】また上記目的を達成するために、本発明
は、減法混色を用いてフルカラー画像を印刷するカラー
印刷装置のための制御方法であって、カラー描画に関す
るコマンドを受信する受信工程と、受信したコマンドが
色混合の種類を表わす描画論理コマンドである場合、指
示された種類の描画論理を設定する設定工程と、受信し
たコマンドが描画コマンドである場合、減法混色の色デ
ータを加法混色の色データに変換し、変換された加法混
色データと入力された加法混色の色データとを前記設定
工程で設定された描画論理に従って混合し、混合された
加法混色の色データを減法混色の色データに変換する色
混合工程とを有することを特徴とする。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明に係る好適な
一実施例を詳細に説明する。 <第1実施例>図1は、第1実施例におけるYMCK形
式のフルカラー印刷装置のブロック図である。
【0013】図1において、101はホストコンピュー
タであり、破線で示すYMCKフルカラー印刷装置の制
御ユニット102と、不図示のコネクタを介して接続さ
れている。制御ユニット102はホストコンピュータ1
01からコマンド及びデータ等を受け取って印刷出力す
るように構成されている。103はCPUであり、本Y
MCKフルカラー印刷装置の全制御を行うための演算・
制御を行う。104は受信バッファであり、ホストコン
ピュータ101よりのコマンド及びデータ等の受信デー
タを一時的に蓄える。105はプログラムROMであ
り、後述する図2に示すフローチャートによる一連の制
御を実行するためのプログラム等が格納されている。1
06は後述するアルゴリズムによってRGB形式の色デ
ータをYMCK形式の色データに変換するための色変換
回路であり、107は後述するアルゴリズムによってY
MCK形式の色データをRGB形式の色データに逆変換
するための色変換回路である。108はRAMであり、
CPU103がプログラムを実行する際にワークエリア
として機能する。また、RAM108内には現在の描画
論理を格納する描画論理フラグ109とYMCKのラス
タデータを格納するフレームメモリ領域110が含まれ
る。111は画像出力部であり、フレームメモリ領域1
10に格納されているYMCKのラスタデータを順次Y
MCKカラー印刷エンジンであるカラー・レーザ・ビー
ム・プリンタ112に出力する。更に、本制御ユニット
101には不図示の電源が接続されている。
【0014】次に、RGB形式の色データをYMCK形
式の色データに変換する色変換回路106及びYMCK
形式の色データをRGB形式の色データに逆変換する色
変換回路107について説明する。RGB形式の色デー
タをYMC形式の色データに変換する際、減法混色モデ
ルを仮定すると、 r=Yb -yb -mb -c g=Yg -yg -mg -c b=Yr -yr -mr -c のように表すことができる。
【0015】この両辺に−log をとり、まとめると、
【0016】
【数1】
【0017】上式の逆変換をとって、係数をまとめる
と、
【0018】
【数2】
【0019】となる。ここで、YMC形式のデータをY
MCK形式のデータに変換するために、いわゆる墨加刷
及び下色除去を行う。これらの処理は以下の式で示され
る。 K=k* min (Y′,M′,C′),0≦k≦1 Y=Y′−K,M=M′−K,C=C′−K 以上の変換によりRGBデータをYMCKデータに変換
することができる。
【0020】更に、YMCKデータをRGBデータに逆
変換するために上記変換式の逆算により、 Y′=Y+K,M′=M+K,C′=C+K
【0021】
【数3】
【0022】 R=10-log b,G=10-log g,B=10-log r のようにして変換される。色変換回路106及び107
は、上記変換アルゴリズムをロジック回路を用いてハー
ドウェア化したものである。次に、図1の構成を備える
本カラー印刷装置の動作について図2に示すフローチャ
ートに従って説明する。
【0023】まず、カラー印刷装置本体に電源が供給さ
れると、ステップS201へ進み、現在の描画論理フラ
グ109をoverWrite (上書き)描画論理に、YMCK
形式のフレームメモリ領域110の内容を“0”(白)
にそれぞれ初期化する。次に、ステップS202でホス
トコンピュータ101よりデータを受信し、受信したデ
ータを受信バッファ104に格納し、この格納した受信
バッファ104から1単位コード分のデータを読み取
る。そして、ステップS203で、受信データをコマン
ドとして解釈し、これが描画コマンドか、描画論理変更
コマンドか、排紙コマンドかを判断してコマンド分岐を
行う。
【0024】ここで、描画論理変更コマンドと判断され
た場合、ステップS204へ進み、指定された描画論理
コマンドの種類(addOver,addPin,subOver,subPin,adMa
x,adMin,blend,overWrite のいずれか)を描画論理フラ
グ109に設定し、ステップS202に戻る。他方、ス
テップS203で描画コマンドと判断された場合、ステ
ップS205へ進み、その描画対象オブジェクトとその
描画色R000 を獲得し、ステップS206で描画
論理フラグ109に設定されている描画論理で、YMC
K形式のフレーム領域110に描画し、ステップS20
2に戻る。
【0025】更に他方、ステップS203で排紙命令と
判断された場合、ステップS207へ進み、YMCK形
式のフレームメモリ領域110の内容を画像出力部11
1を介して順次YMCKカラー印刷エンジンであるカラ
ー・レーザ・ビーム・プリンタ112に出力し、ステッ
プS202に戻る。次に、図2に示すステップS206
の詳細を、描画論理フラグ109にblendが設定されて
いる場合を例に、図3に示すフローチャートに従って説
明する。
【0026】まず、ステップS301で、YMCK形式
のフレームメモリ領域110の描画オブジェクトを描画
する位置に相当する色データY1111 を獲得す
る。次に、ステップS302で、このY1111
をYMCK形式の色データをRGB形式の色データに逆
変換する色変換回路107を用いて、R111 に逆
変換する。次に、ステップS303で、このR11
1 と描画オブジェクトの描画色R000 とを描画論
理blend によって混色する。この結果R222 は、 [R2G2B2]=[R0G0B0* weight+[R1G1B1* (1−weight) によって求められる。
【0027】次に、ステップS304で、このR22
2 をRGB形式の色データをYMCK形式の色データ
に変換する色変換回路106を用いて、Y222
2 に変換し、このY2222 でYMCK形式のフ
レームメモリ領域110の描画オブジェクトを描画する
位置に相当する色データを置き換える。尚、描画論理フ
ラグ109の内容がblend 以外の場合には、ステップS
303の混色の変換式がそれぞれの描画論理によって以
下のように変更される。
【0028】addOver の場合、 [R2G2B2]=[R0G0B0]+[R1G1B1]>[RmaxGmaxBmax]? [R0+R1-Rmax G0+G1-Gmax B0+B1-Bmax]:[R0+R1 G0+G1 B0+B1] addPinの場合、 [R2G2B2]=min([R0G0B0]+[R1G1B1],[RmaxGmaxBmax]) subOver の場合、 [R2G2B2]=[R1G1B1]−[R0G0B0]<[RminGminBmin]? [Rmin-R1+R0 Gmin-G1+G0 Bmin-B1+B0]:[R1-R0 G1-G0 B1-B0] subPinの場合、 [R2G2B2]=max([R1G1B1]−[R0G0B0],[RminGminBmin]) adMax の場合、 [R2G2B2]=max([R1G1B1], [R0G0B0]) adMin の場合、 [R2G2B2]=min([R1G1B1],[R0G0B0]) overWrite の場合、 [R2G2B2]=[R0G0B0] <第2実施例>図4は、第2実施例におけるYMC形式
のフルカラー印刷装置のブロック図である。
【0029】図4において、401はホストコンピュー
タであり、破線で示すYMCフルカラー印刷装置の制御
ユニット402と、不図示のコネクタを介して接続され
ている。制御ユニット402はホストコンピュータ40
1からコマンド及びデータ等を受け取って印刷出力する
ように構成されている。403はCPUであり、本YM
Cフルカラー印刷装置の全制御を行うための演算・制御
を行う。404は受信バッファであり、ホストコンピュ
ータ401よりのコマンド及びデータ等の受信データを
一時的に蓄える。405はプログラムROMであり、後
述する図5のフローチャートによる一連の制御を実行す
るためのプログラム等が格納されている。406は後述
するアルゴリズムによってRGB形式の色データをYM
C形式の色データに変換する色変換回路であり、407
は後述するアルゴリズムによってYMC形式の色データ
をRGB形式の色データに逆変換する色変換回路であ
る。408はRAMであり、CPU403がプログラム
を実行する際にワークエリアとして機能する。また、R
AM408内には現在の描画論理を格納する描画論理フ
ラグ409とYMCのラスタデータを格納するフレーム
メモリ領域410が含まれる。411は画像出力部であ
り、フレームメモリ領域410に格納されているYMC
データを順次YMCカラー印刷エンジンであるカラー・
レーザ・ビーム・プリンタ412に出力する。更に、本
制御ユニット401には不図示の電源が接続されてい
る。
【0030】次に、RGB形式の色データをYMC形式
の色データに変換する色変換回路406及びYMC形式
の色データをRGB形式の色データに逆変換する色変換
回路407について説明する。RGB形式の色データを
YMC形式の色データに変換する際、減法混色モデルを
仮定すると、 r=Yb -yb -mb -c g=Yg -yg -mg -c b=Yr -yr -mr -c のように表すことができる。
【0031】この式の両辺に−log をとり、まとめる
と、
【0032】
【数4】
【0033】上式の逆変換をとって、係数をまとめる
と、
【0034】
【数5】
【0035】となる。以上の変換によりRGBデータを
YMCデータに変換することができる。更に、YMCデ
ータをRGBデータに逆変換するために、上記変換式の
逆算により、
【0036】
【数6】
【0037】 R=10-log b,G=10-log g,B=10-log r のようにして変換される。色変換回路406及び407
は、上記変換アルゴリズムをロジック回路を用いてハー
ドウェア化したものである。次に、図4の構成を備える
本カラー印刷装置の動作について図5に示すフローチャ
ートに従って説明する。
【0038】まず、カラー印刷装置本体に電源が供給さ
れると、ステップS501へ進み、現在の描画論理フラ
グ409をoverWrite (上書き)描画論理に、YMC形
式のフレームメモリ領域410の内容を“0”(白)に
それぞれ初期化する。次に、ステップS502でホスト
コンピュータ401よりデータを受信し、受信したデー
タを受信バッファ404に格納し、この格納した受信バ
ッファ404から1単位コード分のデータを読み取る。
そして、ステップS503で、受信データをコマンドと
して解釈し、これが描画コマンドか、描画論理設定コマ
ンドか、排紙コマンドかを判断してコマンド分岐を行
う。
【0039】ここで、描画論理設定コマンドと判断され
た場合、ステップS504へ進み、指定された描画論理
コマンドの種類(addOver,addPin,subOver,subPin,adMa
x,adMin,blend,overWrite のいずれか)を描画論理フラ
グ409に設定し、ステップS502に戻る。他方、ス
テップS503で描画コマンドと判断された場合、ステ
ップS505へ進み、その描画対象オブジェクトとその
描画色R000 を獲得し、ステップS506で描画
論理フラグ409に設定されている描画論理で、YMC
形式のフレーム領域410に描画し、ステップS502
に戻る。
【0040】更に他方、ステップS503で排紙命令と
判断された場合、ステップS507でYMC形式のフレ
ームメモリ領域410の内容を画像出力部411を介し
て順次YMCカラー印刷エンジンであるカラー・レーザ
・ビーム・プリンタ412に出力し、ステップS502
に戻る。次に、図5に示すステップS506の詳細を、
描画論理フラグ409にblendが設定されている場合を
例に、図6に示すフローチャートに従って説明する。
【0041】まず、ステップS601で、YMC形式の
フレームメモリ領域610の描画オブジェクトを描画す
る位置に相当する色データY111 を獲得する。次
に、ステップS602で、このY111 をYMC形
式の色データをRGB形式の色データに逆変換する色変
換回路407を用いて、R111 に逆変換する。次
に、ステップS603で、このR111 と描画オブ
ジェクトの描画色R000 とを描画論理blend によ
って混色する。この結果R222 は、 [R2G2B2]=[R0G0B0*weight +[R1G1B1* (1−weight) によって求められる。
【0042】次に、ステップS604で、このR22
2 をRGB形式の色データをYMC形式の色データに
変換する色変換回路406を用いて、Y222 に変
換し、このY222 でYMC形式のフレームメモリ
領域410の描画オブジェクトを描画する位置に相当す
る色データを置き換える。尚、描画論理フラグ409の
内容がblend 以外の場合には、ステップS603の混色
の変換式がそれぞれの描画論理によって以下のように変
更される。
【0043】addOver の場合、 [R2G2B2]=[R0G0B0]+[R1G1B1]>[RmaxGmaxBmax]? [R0+R1-Rmax G0+G1-Gmax B0+B1-Bmax]:[R0+R1 G0+G1 B0+B1] addPinの場合、 [R2G2B2]=min([R0G0B0]+[R1G1B1],[RmaxGmaxBmax]) subOver の場合、 [R2G2B2]=[R1G1B1]−[R0G0B0]<[RminGminBmin]? [Rmin-R1+R0 Gmin-G1+G0 Bmin-B1+B0]:[R1-R0 G1-G0 B1-B0] subPinの場合、 [R2G2B2]=max([R1G1B1]−[R0G0B0],[RminGminBmin]) adMax の場合、 [R2G2B2]=max([R1G1B1],[R0G0B0]) adMin の場合、 [R2G2B2]=min([R1G1B1],[R0G0B0]) overWrite の場合、 [R2G2B2]=[R0G0B0] 以上説明したように、第1及び第2実施例によれば、R
GB形式で入力される色データを有する描画データをY
MCK又はYMC形式のラスタメモリに書き込む際に、
予めラスタメモリ上の描画データの描画位置に格納され
ているYMCK又はYMCデータを獲得し、YMCK又
はYMC形式からRGB形式に変換し、得られたRGB
データと描画データのRGB形式で入力された色データ
とを混合して新たなRGBデータを得、得られたRGB
データを前記RGB形式からYMCK又はYMC形式に
変換し、ラスタメモリ上の描画データの描画位置に書き
込むことにより、YMCK或いはYMC形式のフルカラ
ー印刷装置において、RGBのラスタープレーンを有す
ることなく、省メモリ、かつ高速にRGBのカラーブレ
ンド機能(色の各種描画論理)を実現できるという効果
がある。
【0044】尚、第1及び第2実施例では、印刷出力装
置としてカラー・レーザ・プリンタを用いたが、カラー
・インクジェット・プリンタ、カラー・熱転写プリンタ
(昇華型を含む)、カラー銀塩プリンタ等、YMC或い
はYMCK形式のカラー印刷装置であればどのようなタ
イプの印刷装置に適用しても構わない。また、第1及び
第2実施例では、RGB←→YMC或いはRGB←→Y
MCKの色変換をハードウェア回路を用いて実現した
が、ソフトウェアで行っても構わない。逆に、第1及び
第2実施例では、addOver,addPin,subOver,subPin,adMa
x,adMin,blend,overWrite 等の論理描画をソフトウェア
を用いて実現したが、ハードウェアのロジック回路で実
現しても構わないし、その方がより高速に実行できる利
点がある。更に、RGB←→YMC或いはRGB←→Y
MCKの色変換回路とaddOver,addPin,subOver,subPin,
adMax,adMin,blend,overWrite 等の論理描画回路とを合
体させることにより、より高速に実行が可能になる。
【0045】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或いは装置にプロ
グラムを供給することによって達成される場合にも適用
できることはいうまでもない。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
メモリ容量を増大させることなく、RGBのカラーブレ
ンド機能を有する高速、かつ高解像度のカラー印刷装置
を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例におけるYMCK形式のカラー印刷
装置の構成を示す概略ブロックである。
【図2】YMCK形式のカラー印刷装置における制御を
表すフローチャートである。
【図3】描画論理部のアルゴリズムの詳細を示すフロー
チャートである。
【図4】第2実施例におけるYMC形式のカラー印刷装
置の構成を示す概略ブロック図である。
【図5】YMC形式のカラー印刷装置における制御を表
すフローチャートである。
【図6】描画論理部のアルゴリズムの詳細を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
101 ホストコンピュータ 102 YMCKフルカラー印刷装置の制御ユニット 103 CPU 104 受信バッファ 105 プログラムROM 106 RGB→YMCK色変換回路 107 YMCK→RGB色変換回路 108 RAM 109 YMCKフレームメモリ領域 110 描画論理フラグ 111 画像出力部 112 YMCK方式カラー・レーザ・プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 - 1/62 G06T 11/00 G06F 3/12 B41J 2/525

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 減法混色を用いてフルカラー画像を印刷
    するカラー印刷装置であって、カラー描画に関するコマンドを受信する受信手段と、 加法混色の色データを減法混色の色データに変換する第
    1の色変換手段と、 減法混色の色データを加法混色の色データに変換する第
    2の色変換手段と、 加法混色の2種類の色データを混合して新たな色データ
    を作成する色混合手段と、前記受信手段により受信したコマンドが色混合の種類を
    表わす描画論理コマンドである場合、指示された種類の
    描画論理を設定する設定手段と、 前記受信手段により受信したコマンドが描画コマンドで
    ある場合、 前記第2の色変換手段で変換された加法混色
    の色データと入力された加法混色の色データとを前記設
    定手段で設定されている描画論理に従って前記色混合手
    段により混合し、混合された色データを前記第1の色変
    換手段で色変換してメモリに出力するよう制御する制御
    手段と、有することを特徴とするカラー印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記加法混色の色データはRGBデータ
    であり、減法混色の色データはYMCKデータ、或いは
    YMCデータであることを特徴とする請求項1記載のカ
    ラー印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記受信手段により受信したコマンドが
    排紙コマンドである場合、上記メモリに出力されたデー
    タをカラー印刷装置のエンジン部へ出力することを特徴
    とする請求項1記載のカラー印刷装置。
  4. 【請求項4】 減法混色を用いてフルカラー画像を印刷
    するカラー印刷装置のための制御方法であって、 カラー描画に関するコマンドを受信する受信工程と、 受信したコマンドが色混合の種類を表わす描画論理コマ
    ンドである場合、指示された種類の描画論理を設定する
    設定工程と、 受信したコマンドが描画コマンドである場合、減法混色
    の色データを加法混色の色データに変換し、変換された
    加法混色データと入力された加法混色の色データとを前
    記設定工程で設定された描画論理に従って混合し、混合
    された加法混色の色データを減法混色の色データに変換
    する色混合工程と、 を有することを特徴とするカラー印刷装置のための制御
    方法。
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