JP3071323B2 - 車両用走行制御装置 - Google Patents

車両用走行制御装置

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JP3071323B2
JP3071323B2 JP4302200A JP30220092A JP3071323B2 JP 3071323 B2 JP3071323 B2 JP 3071323B2 JP 4302200 A JP4302200 A JP 4302200A JP 30220092 A JP30220092 A JP 30220092A JP 3071323 B2 JP3071323 B2 JP 3071323B2
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康夫 今井
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Toyota Motor Corp
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Denso Ten Ltd
Toyota Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用走行制御装置、特
に汚れた先行車に追従走行する場合の追従性能改善に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、運転者の運転操作低減や安全
性向上を図るべく、種々の装置が開発、搭載されてお
り、先行車との車間距離をレーダ装置を用いて検出し、
この先行車との車間距離を安全車間距離に保ちながら先
行車に追従走行する走行制御装置もその1つである。
【0003】このような走行制御装置においては、いう
までもなくレーダ装置によりいかに正確に先行車を捕捉
するかが重要な課題であり、走行中の気象が雨や霧、雪
などのレーダの性能低下をきたす環境である場合には、
追従性能がレーダの性能低下に伴ってしてしまう。
【0004】そこで、従来においては、例えば特開昭6
1−16137号公報に開示された車両用走行制御装置
のように、現在の気象環境が雨、霧、雪などのような悪
環境にあることを検出する悪環境検出手段を設け、この
悪環境検出手段により悪環境が検出されたときには追従
走行制御手段による追従走行を解除することにより、走
行制御装置の安全性を向上させる構成が提案されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来にお
いては、悪環境下においては追従走行を解除している
が、現実の走行環境においては、このように雨や霧、雪
などの気象条件により悪環境が実現されるのみならず、
他の要因によってもレーダ装置の性能低下をきたす悪環
境が存在する場合がある。例えば、雨や霧、雪などが降
っていない晴天時においても先行車両のボデーが汚れて
いる場合には、この先行車からの反射強度が低下し、従
って検知可能距離が著しく低下してしまう。探知可能距
離がこのように小さい状況において通常の制御ゲインで
追従制御を行うと、先行車が加速して車間距離が増大す
ると、自車もこれに伴って加速走行に移行するが、探知
距離が小さいため、すぐに検出不能となり、従って加速
後数秒間して直ちに加速を中止することになり、ハンチ
ング発生により運転者は不快感を覚えることになる。
【0006】また、自車が加速走行に移行した後に、探
知距離が小さいために短距離にて先行車を見失った場
合、その後先行車が減速した場合に、見失ったときの速
度と再度検出した時の速度差が大きい場合など、運転者
の運転感覚に合致しない状況が生じる可能性がある。
【0007】本発明は上記従来技術に有する課題に鑑み
なされたものであり、その目的は、汚れた先行車に追従
走行する場合においても、この汚れの度合いに応じた最
適の追従走行を行い、レーダ装置の性能低下に伴うハン
チング発生等を防止し、円滑な追従走行を可能とするこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る車両用走行制御装置は、先行車との車
間距離に基づき自車速を所定の制御ゲインで制御し、先
行車に追従走行する車両用走行制御装置において、先行
車を検出するレーダ装置と、前記レーダ装置で検出され
た先行車の反射強度と車間距離に基づき先行車の汚れの
度合いを評価する評価手段と、前記汚れの度合いに応じ
て前記制御ゲインの内の加速ゲインを調整する制御手段
とを有することを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の車両用走行制御装置はこのような構成
を有しており、検出先行車の反射強度と車間距離との関
係からこの先行車の汚れの度合いを評価手段により評価
する。即ち、先行車が汚れている場合、自車との車間距
離が小さくてもその反射強度は奇麗な車両に比べて著し
く低下する。従って、奇麗な車両の反射強度と車間距離
との関係と比較することにより、この先行車がどの程度
汚れているかを客観的に評価することができる。そし
て、この汚れの度合いに応じて追従走行時の加速ゲイン
を調整、即ち低く設定することにより、汚れた先行車に
対しては穏やかに追従してハンチング等の発生を防止す
ることができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を用いながら本発明に係る車両用
走行制御装置の好適な実施例を説明する。
【0011】図1には本実施例の構成ブロック図が示さ
れている。マイクロ波やレーザ光を放射し、自車の進行
方向前方を探知するレーダ装置10が車両前部の所定位
置に搭載される。このレーダ装置10により検出された
先行車の情報は、自動追従走行用の電子制御装置ECU
14に供給され、先行車との車間距離や相対速度などが
算出される。また、車速センサ12も車両の所定位置に
設けられ、自車の速度を検出して同様にECU14に供
給する。ECU14は先行車との相対速度や自車速に基
づき先行車との安全車間距離を算出し、現在の車間距離
と算出された安全車間距離との差に基づき、安全車間距
離を維持すべくスロットルアクチュエータ16乃至ブレ
ーキアクチュエータ18を制御して先行車に追従走行す
る。尚、ブレーキアクチュエータ18は制御せず、スロ
ットルアクチュエータ16のみの制御を行うことによ
り、簡易な追従走行制御を行うことも可能である。
【0012】また、本実施例におけるECU14は、追
従走行すべき先行車の汚れの度合いを評価し、この汚れ
の度合いに応じて追従走行用の制御ゲインのうちの加速
ゲインを通常の加速ゲインに比べて低く設定し、穏やか
な追従走行を行う。追従すべき検出先行車の汚れの度合
いは、レーダ装置10から供給される検出信号、即ち先
行車との車間距離及びその反射強度に基づいて評価され
る。
【0013】図3には検出距離と反射強度との関係が示
されている。横軸が検出距離(m)、縦軸が反射強度
(%)を示しており、図中Aで示される実線が奇麗な先
行車からの反射強度を示し、Bで示される実線が汚れの
程度がひどい先行車からの検出距離と反射強度との関係
を示している。図中B線より下の領域の先行車はその汚
れの程度がひどくレーダ装置10にて検出できないの
で、検出先行車はA線とB線の間のいずれかの領域にな
る。ECU14は、図3に示されたデータをマップとし
てメモリに格納し、レーダ装置10から供給された検出
信号に基づき、検出先行車がどの程度汚れているかを評
価する。そして、この評価に基づき加速ゲインを調整し
てスロットルアクチュエータ16(乃至ブレーキアクチ
ュエータ18)を制御して先行車の汚れの度合いに適応
した追従走行を行う。
【0014】以下、図2のフローチャートを用いてEC
U14の動作を詳細に説明する。
【0015】ECU14はまずレーダ装置10からの検
出信号に基づき先行車との車間距離xi を算出し読み込
む(S100)。次に、同様にレーダ装置10からの検
出信号に基づき、先行車からの反射強度yi を算出し読
み込む(S110)。そして、前述したように予めメモ
リに格納された図3のマップデータ(あるいはA線を表
す関数式及びB線を表す関数式)に基づき汚れの度合い
i を算出する(S120)。この汚れの度合いKi
算出方法としては幾つかの方法が考えられるが、本実施
例においては以下のように算出している。即ち、図3に
示されるように検出距離xi におけるB線、即ち汚れの
程度が著しい先行車の反射強度をy0i、A線、即ち奇麗
な先行車からの反射強度をy1iとした場合、 yi ≧y1iの時 Ki =1.0 y1i>yi >y0iの時 Ki =(yi −y0i)/(y1i
−y0i) y0i≧yi の時 Ki =0 となる。汚れの度合いKi が算出された後、ECU14
は現在自車が加速走行であるか否かを判定し(S13
0)、加速が必要である場合には加速ゲインを前述のS
120にて算出された汚れの度合いをゲイン調整係数と
してg=Ki ・g0により加速ゲインを決定する(S1
40)。一方、加速が必要でない場合には、フェイルセ
イフの観点からゲインを低く設定することは妥当でな
く、制御ゲインは通常と同一の値g=g0 に設定され
る。なお、g0 は通常の制御、即ち奇麗な先行車に追従
走行する場合の制御ゲインである。そして、このように
して決定された制御ゲインgにて先行車に追従走行する
(S160)。
【0016】このように、検出先行車の車間距離と反射
強度から汚れの度合いを算出し、この汚れの度合いに応
じて制御ゲインを決定し、即ち、奇麗な先行車の場合に
は加速ゲインを大きくし、検出先行車の汚れの度合いが
激しくなるに従って加速ゲインを低く設定することによ
り、汚れの度合いに応じた穏やかな追従走行が可能とな
り、ハンチングなどを効果的に防止することができる。
【0017】なお、本実施例においては、汚れの度合い
に応じて加速ゲインを設定する際、比例配分により加速
ゲインを調整したが、本発明は勿論これに限定されるも
のではなく、他の方法、例えば汚れの度合いに応じて指
数関数的に加速ゲインを調整することも可能であること
はいうまでもない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
用走行制御装置によれば、追従すべき先行車が汚れてお
り、レーダの性能低下を余儀なくされる環境下において
も、先行車の汚れの度合いに応じて追従走行を変化させ
るため、ハンチングなどを防止し、円滑な追従走行を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置実施例の構成ブロック図である。
【図2】同実施例のECUの処理フローチャートであ
る。
【図3】同実施例の車間距離と反射強度との関係を示す
図である。
【符号の説明】
10 レーダ装置 12 車速センサ 14 ECU 16 スロットルアクチュエータ 18 ブレーキアクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−139499(JP,A) 特開 平4−273600(JP,A) 特開 平4−218435(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/16 B60K 31/00 F02D 29/02 301 G05D 1/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先行車との車間距離に基づき自車速を所
    定の制御ゲインで制御し、先行車に追従走行する車両用
    走行制御装置において、 先行車を検出するレーダ装置と、 前記レーダ装置で検出された先行車の反射強度と車間距
    離に基づき先行車の汚れの度合いを評価する評価手段
    と、 前記汚れの度合いに応じて前記制御ゲインの内の加速ゲ
    インを調整する制御手段と、を有することを特徴とする
    車両用走行制御装置。
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