JP3071312U - 磁気スタンプ玩具 - Google Patents

磁気スタンプ玩具

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JP3071312U
JP3071312U JP2000001034U JP2000001034U JP3071312U JP 3071312 U JP3071312 U JP 3071312U JP 2000001034 U JP2000001034 U JP 2000001034U JP 2000001034 U JP2000001034 U JP 2000001034U JP 3071312 U JP3071312 U JP 3071312U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】押すたびにスタンプ面が切り替わることによっ
て、発展性や変化に富んだ面白いスタンプ遊びを楽しむ
ことを可能にする。 【解決手段】下記要件を備えること。 (イ)スタンプ本体2と、スタンプ本体2内に上下動可
能に収納されかつ外部に操作ロッドを突出させた支持部
材3と、支持部材3に回転可能に支持されたスタンプ部
材5とを備えたこと (ロ)上記スタンプ部材5にはその周方向に、永久磁石
片によって形成された複数のスタンプ面8が形成されて
いること (ハ)上記スタンプ本体2の内部には、上記支持部材3
を上下に動かす毎にスタンプ部材5のスタンプ面が切り
替わるように回転させる回転機構が設けられていること

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は複数のスタンプ面が切り替わるスタンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スタンプ遊びに供されるスタンプは種々のものが提案されているが、こ れらのスタンプはスタンプ面がスタンプ本体に固定されていただけのものにすぎ なかった。
【0003】 また、粘性流体中に磁性粉を封入した部材の外側から永久磁石を近付けると、 前記永久磁石が部材内の磁性粉を引き寄せることを利用した磁気画板が知られて いる。例えば図7に示すように、内部をハニカム状に区画した部材30に封入さ れた鉄粉31の一部は前記部材30の上面30aに当接した永久磁石32に引き 寄せられて部材30の上面30aに視認可能に現れ、また、鉄粉31は部材30 の下側に設けられた永久磁石33によって下方に引き寄せられて部材30の上面 30aから消失する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この種の磁気画板に使用される磁気スタンプも、種々の印影を 施した永久磁石片をスタンプ面に固定してなるものであって、このようなスタン プは印影を繰り返し表現することができるだけで発展性や変化に乏しい等の問題 点があった。
【0005】 本考案は上記問題点を解決し、特にスタンプ面が切り替わることによって、発 展性や変化に富んだ面白いスタンプ遊びを楽しむことができるスタンプを提案す ることをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 前記課題を解決するための手段として、本考案に係る磁気スタンプ玩具は、下 記要件を備えることを特徴とする。 (イ)スタンプ本体と、スタンプ本体内に上下動可能に収納されかつ外部に操作 ロッドを突出させた支持部材と、支持部材に側面の中心の支軸を回転可能に支持 されたスタンプ部材とを備えたこと (ロ)上記スタンプ部材にはその周方向に、磁性部材によって形成された複数の スタンプ面が形成されていること (ハ)上記スタンプ本体の内部には、上記支持部材を上下に動かす毎にスタンプ 部材のスタンプ面が切り替わるように回転させる回転機構が設けられていること (ニ)上記スタンプ本体には、スタンプ対象材の表面に当接してスタンプ面の押 印位置を推測させる当接部を備えていること
【0007】 なお、前記回転機構は次のように構成すればよい。 (イ)前記スタンプ部材の側面には、前記支軸を中心とする円周上に係合突起を 突出形成したこと。 (ロ)前記スタンプ本体の一側には、上記スタンプ部材が上下動する途中で上記 係合軸のうち一側の係合突起に係合可能な係合片を設けたこと。 (ハ)上記係合片は上記上縁が係合突起に係合する突出位置と、この位置から退 避する退避位置とに移動可能に設けられ、突出する方向にバネ付勢されているこ と。
【0008】 また、前記スタンプ本体には、スタンプ面を押圧時に音声を発生する音声発生 手段を設けてもよい。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、図面によって本考案の実施の形態の一例について説明する。
【0010】 図1において、符号1は本考案に係るスタンプを示し、2はこのスタンプ1に 対応する磁気画板を示す。
【0011】 スタンプ1は図2及び図3に示すように中空で底部が開口した箱形のスタンプ 本体2の内部には上部の操作ロッド3aによって上下動可能な支持部材3が配設 され、前記支持部材3はスタンプ本体2内の中央上部に配したコイルスプリング 4を介して突出方向に付勢されている。
【0012】 なお、スタンプ本体2の側部は、4個の側板2a、2b、2c、2dによって 四角形に形成され、その下端には磁気画板の表面に当接する当接部a、b、c、 dが形成されている。
【0013】 支持部材3の下部は正面視略逆U字形状に形成され、両側に対向する側板6a が一体に形成されているとともに、この側板6aに前記スタンプ部材5の側面の 中心に設けられた支軸7が回転自在に支持されている。そして、前記支軸7の両 端は側板6aから突出されスタンプ本体2内の両側板2c、2dに上下方向に設 けた長溝11に遊嵌されている。
【0014】 なお、スタンプ部材5の支軸7を支持する支持部材は必ずしも側板6aのよう な板材である必要はない。筒材、柱材等であってもよい。
【0015】 次に、図4(a) に示すようにスタンプ部材5は側面視略正三角形状を有すると ともに、その周方向に三つのスタンプ面8が形成され、各スタンプ面8には異な る顔の印影を有する永久磁石片(磁性部材)9が設けられている。また、前記ス タンプ部材5の一方の側面には支軸7を中心とする円周上に等間隔に三つの係合 突起12が突設されている。そして、三つの係合突起12のうちの一側の係合突 起12は、側板6aの一側面に設けた抑止部材14の係合凹部14aに弾性係合 されることで、上死点位置にあるスタンプ部材5が勝手に回転するのを抑止して いる。抑止部材14の係合凹部14aの裏側にはこの係合凹部14aに即する形 状のスリット15が形成されており、スタンプ部材5が回転してその側面に設け た係合突起12が係合凹部14aに係合されるときに撓むように形成されている 。
【0016】 さらに、スタンプ本体2の側板2a内の一側面には、三つの係合突起12に係 合可能な係合片17が支持部材18によって水平方向に移動可能に設けられてい る。この係合片17の上縁17aは先端に向かって下向きに傾斜している。そし て、係合片17は上記上縁17aが係合突起12に係合する突出位置(図4(a) に示す位置)と、この位置から退避する退避位置(同図(b) に示す位置)とに移 動可能に設けられ、バネ部材19によって常時突出する方向にバネ付勢されてい る。
【0017】 次に、スタンプ部材5の他方の側面には支軸7を中心にして正三角形の三角部 材13が固定されている。図5に示すように三つの係合突起12のうち下部の係 合突起12は支軸7の中心線上に位置し、三角部材13の各辺はスタンプ部材5 の辺に対して直交するように設けられている。これに対し、側板2aには、上記 三角部材13と係合し合う係合板21が突設されている。スタンプ部材5の係合 突起12が係合片17に係合する位置よりも上方にあるときは、三角部材13の 辺は係合板21の垂直のガイド縁21aに沿って移動するので、スタンプ部材5 は勝手に回転せず、所定のスタンプ面を水平の状態に保持して上下方に移動する 。
【0018】 ところで、スタンプ部材5は支持部材3を上下動させることにより、120度 ずつ回転するが、その回転機構は、上述のように、支持部材3にスタンプ部材5 を支軸7を中心に回転可能に支持し、スタンプ本体2には、スタンプ部材5の係 合突起12に係合可能な係合片17を、突出位置と退避位置とに移動可能で、常 時突出する方向にバネ付勢して設け、係合片17の上縁17aを先端に向かって 下向きに傾斜させたものである。
【0019】 上記回転機構によれば、操作ロッド3aにより支持部材3を上下に動かす毎に スタンプ部材5のスタンプ面8が順次切り替わるようになっている。すなわち、 磁気画板2の表面にスタンプ1を置いて側板2a、2b、2c、2dの下端の当 接部を当接させ、支持部材3を付勢に抗して下方に押し付けると、支持部材3の 下部の側板6aに軸支されているスタンプ部材5が下動する。その途中で、図4 (b) のように側部の係合突起12が係合片17に係合するが、係合片17の上縁 17aが傾斜しているため、係合片17は押し戻されて退避位置に退避する。こ のときスタンプ部材5は係合板21によって同じ姿勢に保持されている。係合突 起12が通過すると係合片17は再び突出位置に突出する。そして、スタンプ部 材5はその状態を維持しながら下動し続けて磁気画板2の板面状に当たり、板面 には図1に示すような笑い顔の図形22が表出される。
【0020】 次に、支持部材3の押圧状態を解除すると、この支持部材3はコイルスプリン グ4によって上方に移動するので、スタンプ部材5も同様に移動する。その途中 位置で前記係合突起12が再び係合片17と係合する。この場合、前記係合片1 7は退避しないので、図4(c) に示されるように係合軸12は相対的に下方に移 動させられるから、スタンプ部材5は120度だけ回転し、別のスタンプ面8に 切り替わる。
【0021】 上述のように磁気スタンプ玩具1によれば、スタンプ面が切り替わることによ って、発展性や変化に富んだ面白いスタンプ遊びを楽しむことができる。
【0022】 また、磁気画板2の表面にスタンプ1を置いて側板2a、2b、2c、2dの 下端の当接部a、b、c、dを当接させると、押圧時のスタンプ面の押印位置は その中央となるから、どこに押せばよいかを容易に推測させることができる。な お、このような当接部は当接部a、c又は当接部b、dだけでもよく、また直線 状である必要はない。図6のように弯曲状に形成されていてもよい。eは当接部 である。
【0023】 なお、スタンプ部材のスタンプ面は必ずしも3面である必要はない。例えば4 面として90度ずつ回転するように構成してもよい。
【0024】 また、スタンプ面の印影を押圧時に音声を発生するように形成してもよい。例 えばスタンプ面の印影をグ−・チョキ・パ−に形成し、音声とともにスタンプジ ャンケン遊びを楽しむようにしてもよい。
【0025】
【考案の効果】
請求項1の考案によれば、スタンプは順を追ってスタンプ面が切り替わること によって、従来にない発展性や変化に富んだ面白いスタンプ遊びを楽しむことが できる。しかも、磁気画板とともに使用することができ、特にスタンプ液を付着 させる必要がなく、衣服を汚さないほか、磁気画板の板面に表れた図形を簡単に 消すことも可能となる。
【0026】 これに関連し、磁気画板の表面にスタンプ本体の下端の当接部を当接させると 、押圧時のスタンプ面の押印位置はその中央となるから、どこに押せばよいかそ の位置を容易に推測させることができるから便利である。
【0027】 また、請求項2の考案によれば、スタンプ部材の回転機構は、支持部材にスタ ンプ部材5を支軸を中心に回転可能に支持し、スタンプ本体には、スタンプ部材 の係合突起に係合可能な係合片を、突出位置と退避位置とに移動可能で、常時突 出する方向にバネ付勢して設け、係合片の上縁を先端に向かって下向きに傾斜さ せたものであるから、構造が簡単であり、小型化でき、磁気スタンプ玩具には最 適である。
【0028】 また、請求項3の考案によれば、スタンプ面の印影を押圧時に音声を発生する ように形成されているので、スタンプ遊びの幅を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るスタンプの使用状態を示す説明図
【図2】前記スタンプの斜視図
【図3】前記スタンプの縦断面図
【図4】(a) は前記スタンプを側面から見た内部機構の
説明図、(b) (c) はそれぞれ回転機構の作動態様説明図
【図5】スタンプ部材の姿勢保持態様説明図
【図6】スタンプの当接部の他の例の斜視図
【図7】磁気画板の原理図
【符号の説明】
1 スタンプ 2 スタンプ本体 3 押圧部材 5 回転体 6 支持部材 8 スタンプ面 9 永久磁石

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記要件を備えることを特徴とする磁気
    スタンプ玩具。 (イ)スタンプ本体と、スタンプ本体内に上下動可能に
    収納されかつ外部に操作ロッドを突出させた支持部材
    と、支持部材に側面の中心の支軸を回転可能に支持され
    たスタンプ部材とを備えたこと (ロ)上記スタンプ部材にはその周方向に、磁性部材に
    よって形成された複数のスタンプ面が形成されているこ
    と (ハ)上記スタンプ本体の内部には、上記支持部材を上
    下に動かす毎にスタンプ部材のスタンプ面が切り替わる
    ように回転させる回転機構が設けられていること (ニ)上記スタンプ本体には、スタンプ対象材の表面に
    当接してスタンプ面の押印位置を推測させる当接部を備
    えていること
  2. 【請求項2】 前記回転機構は次のように構成された請
    求項1記載の磁気スタンプ玩具。 (イ)前記スタンプ部材の側面には、前記支軸を中心と
    する円周上に係合突起を突出形成したこと。 (ロ)前記スタンプ本体の一側には、上記スタンプ部材
    が上下動する途中で上記係合軸のうち一側の係合突起に
    係合可能な係合片を設けたこと。 (ハ)上記係合片は上記上縁が係合突起に係合する突出
    位置と、この位置から退避する退避位置とに移動可能に
    設けられ、突出する方向にバネ付勢されていること。
  3. 【請求項3】 前記スタンプ本体には、スタンプ面を押
    圧時に音声を発生する音声発生手段が設けられた、請求
    項1記載の磁気スタンプ玩具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016539834A (ja) * 2013-12-23 2016-12-22 深▲せん▼市万璽科技有限公司Shenzhen Wanxi Technology Co.,Ltd. 一体式多印面の重ね刷り可能なカラー印章

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