JP3071189U - 女性用部屋着 - Google Patents

女性用部屋着

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JP3071189U
JP3071189U JP2000000877U JP2000000877U JP3071189U JP 3071189 U JP3071189 U JP 3071189U JP 2000000877 U JP2000000877 U JP 2000000877U JP 2000000877 U JP2000000877 U JP 2000000877U JP 3071189 U JP3071189 U JP 3071189U
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絹子 谷
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株式会社ファーストトレーディング
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 身体を自由に動かすことが困難な人でも、容
易に洋式トイレで用を足すことが可能な女性用のワンピ
ース形部屋着を提供する。 【解決手段】 女性用部屋着は上着部(2)とスカート部
(3)が一体となっているワンピース形の女性用部屋着
(1)。スカート部(3)は後面に巻きスカート状に重ね合わ
された重ね合わせ部(4)を有している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、女性用の部屋着に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
女性用の部屋着には上着部とスカート部とが一体となったワンピース形のもの がある。
【0003】 洋式トイレで用を足す際に、尻部を露出させて便座に腰掛ける必要があるが、 ワンピース形の部屋着を着ている場合、スカート部は上着部と一体であるため、 スカート部のみを脱いだり、引き下ろすことができない。
【0004】 したがって、便座に腰掛ける際にはスカート部分を腰の上までたくし上げる必 要がある。
【0005】 しかしながら、身体を自由に動かすのに支障がある病人、障害者、老人等の場 合、スカート部をたくし上げる動作を行うことが困難であったり、そのような動 作をすると身体が痛くてつらい場合がある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は身体を自由に動かすことが困難な人でも、容易に洋式トイレで 用を足すことが可能な女性用のワンピース形部屋着を提供することを課題とする 。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の女性用部屋着は上着部(2)とスカート部(3)が一体となっているワンピ ース形の女性用部屋着(1)であって、スカート部(3)は後面に巻きスカート状に重 ね合わされた重ね合わせ部(4)を有していることを特徴とする。
【0008】 これによれば、洋式トイレで用を足す際に、スカート部(3)の後部に形成され ている重ね合わせ部(4)を開くことにより尻部を容易に露出させて便座に座るこ とができ、従来のようにスカート部(3)をたくし上げる必要がない。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を好適な実施例を用いて説明する。
【0010】 [実施例] 図1は本実施例の女性用部屋着を前から見た図であり、図2は同じ女性用部屋 着を後から見た図である。
【0011】 尚、本考案で言う「部屋着」とは家の中でリラックスして着用する所謂ハウス ウエアのみならず、ネグリジェとして使用して可能なものも含む概念である。
【0012】 図において(1)はワンピース形の女性用部屋着であり、(2)はその上着部、(3) は上着部(2)の下方に一体に設けられたスカート部である。生地は特に限定され るものではなく、例えば綿、麻、絹、合成繊維等が使用できる。
【0013】 (4)はスカート部(3)の後部に設けられた重ね合わせ部(4)であり、巻きスカー トのように布が2重に重ねられている。重ね合わせ部(4)の布は上端部が上着部( 1)と縫い合わされている。
【0014】 (5b)は重ね合わせ部(4)の裏面に取り付けられた面ファスナーであり、スカー ト部(3)に設けられた面ファスナー(5a)と係着可能である。そのため、重ね合わ せ部(4)は通常時には面ファスナー(5a),(5b)によりスカート部(3)に係着されて いるので、はだけてしまうことはない。
【0015】 尚、面ファスナー(5a),(5b)に代えてスナップ等の係止具を用いても良いが、 重ね合わせ部(4)の開閉がし易く、しかも、着用している人が座ったり、寝ころ んだりした際に脚や尻部に当たって痛くならないように、取り付け位置や係止具 の形状,大きさ等を適宜工夫することが好ましい。
【0016】 洋式トイレで用を足す際には、重ね合わせ部(4)の何れかの箇所を摘んで尻部 から離れる方向に引っ張れば面ファスナー(5a),(5b)の係着が外れ、重ね合わせ 部(4)をはだけさせて開き部(6)を形成し、着用者はスカート部(2)をたくし上げ ることなく開き部(6)から尻部を楽に露出させることができる。
【0017】 この状態で下着をずらして便座に座れば、用を足すことができる。
【0018】 用を足した後は、便座から立ち上がって、重ね合わせ部(4)を元の位置に戻す 。これにより面ファスナー(5a),(5b)が再び係着する。
【0019】 尚、本考案の女性用部屋着は上記のように洋式トイレで用を足す際に便利であ るが、それ以外にも寝たきりの患者が着用すれば、おしめ交換等の介護も楽にな る。
【0020】
【考案の効果】
以上述べたように本考案により、身体を自由に動かすことが困難な人でも、容 易に洋式トイレで用を足すことが可能な女性用のワンピース形部屋着を提供する ことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の女性用部屋着を示した図(前から見
た図)。
【図2】本実施例の女性用部屋着を示した図(後から見
た図)。
【符号の説明】
(1) 女性用部屋着(ワンピース形) (2) 上着部 (3) スカート部 (4) 重ね合わせ部 (5a) 面ファスナー (5b) 面ファスナー (6) 開き部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上着部とスカート部が一体となっている
    ワンピース形の女性用部屋着において、 スカート部は後面に巻きスカート状に重ね合わされた重
    ね合わせ部を有していることを特徴とする女性用部屋
    着。
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