JP3070853U - Isdn回線用接続装置 - Google Patents

Isdn回線用接続装置

Info

Publication number
JP3070853U
JP3070853U JP2000000572U JP2000000572U JP3070853U JP 3070853 U JP3070853 U JP 3070853U JP 2000000572 U JP2000000572 U JP 2000000572U JP 2000000572 U JP2000000572 U JP 2000000572U JP 3070853 U JP3070853 U JP 3070853U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
modular jack
cable
isdn
dsu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000000572U
Other languages
English (en)
Inventor
恵一 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WATANABE, CO. LTD.
Original Assignee
WATANABE, CO. LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by WATANABE, CO. LTD. filed Critical WATANABE, CO. LTD.
Priority to JP2000000572U priority Critical patent/JP3070853U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3070853U publication Critical patent/JP3070853U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structure Of Telephone Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 DSUやケーブル等を外部に露出しないで収
納でき、しかも加入者の配線作業を簡易化する。 【解決手段】 壁面の埋め込みスイッチボックスに取り
付け可能とした取り付け枠状の接続装置本体20に、そ
れぞれ電気的に接続される中継端子2、DSU5、IS
DNケーブル用のモジュラージャック8を設けると共
に、これらと電気的に独立したアナログケーブル用のモ
ジュラージャック9を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は加入者線としてISDN回線を採用した加入者が、端末機器をIS DN回線に接続するインターフェースとして利用するためのISDN回線用接続 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のアナログ回線に代え、ISDN回線(サービス総合デジタル網)に加入 する利用者が増加の一途を辿っている。ISDNの場合、時分割伝送方式による 2線のデジタル加入者線はDSU(デジタルサービスユニット)により4線のデ ジタル回線に変換され、宅内のターミナルアダプター、デジタル電話機、G4フ ァックス等のデータ端末機器はこのデジタル回線に接続して使用可能となる。そ して、ISDN回線とDSU、DSUとデジタル端末機器用の宅内配線はモジュ ラージャックにより接続されることとなる。
【0003】 図6に上記の従来技術による配線を示す。加入者線(ISDN回線)Lの基端 には6極2心モジュラージャック71が設けられると共に、DSU73の加入者 線側にも6極2心モジュラージャック74が設けられ、これらは6極2心モジュ ラープラグ72Aを両端に備えた2心のケーブル72を介して接続される。一方 、デジタル端末機器用の宅内配線UTの基端には8極8心モジュラージャック7 7が設けられると共に、DSU73の宅内配線側にも8極8心モジュラージャッ ク75が設けられ、これらは両端に8極8心モジュラープラグ76Aを備えた8 心のISDNケーブル76を介して接続される。尚、上記の8極8心のモジュラ ージャック75及び77はRJ45モジュラージャックであるが、これらを結ぶ 8心のケーブル中信号用として実際に使用するのは4本のみで、残りの4本は給 電又は受電用のオプションである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、上記のような構成の従来のDSUの接続方法では、そのままで はDSUの他に、DSUを加入者線と接続するための2心のケーブル、同じく宅 内配線と接続するための8心のケーブルが室内に露出し、これらを収納するスペ ースを加入者において用意しなくてはならない煩わしさがあった。
【0005】 又、実際には電話機などのアナログ端末機器を使用するために、アナログポー トを備えたターミナルアダプター等のデジタル端末機器をDSUと接続すること が多い。これらは通常はモジュラージャックを使用して接続されるが、使用する アナログ端末機器が1台で、又、デジタル端末機器も1台のみの場合にはさほど 複雑ではないが、アナログ端末機器やデジタル端末機器を複数台、それも、別の 部屋で使用したい場合には配線やケーブルの取りまわしが非常に複雑となった。 そのため、デジタル端末機器やアナログ端末機器の設置や移動について、専門的 な知識や技術を必要とする問題を有していた。
【0006】 この考案は以上の従来技術の問題点に鑑みて創作されたものであり、DSUや ケーブル等を外部に露出しないで極力収納でき、しかも加入者の配線作業を簡易 化できるISDN回線用接続装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案のISDN回線用接続装置は、ISDN回線を成端する中継端子、こ の中継端子に接続されるDSU、このDSUに接続されるISDNケーブル用の モジュラージャック、これらと電気的に独立したアナログケーブル用のモジュラ ージャックをそれぞれ接続装置本体に設け、ISDNケーブル用のモジュラージ ャックの差し込み口を外部に開口すると共に空き端子をデジタル端末機器用の宅 内配線をDSUにバス接続するための端子として利用し、アナログケーブル用の モジュラージャックの差し込み口を外部に開口すると共にその端子をアナログ端 末機器用の宅内配線を接続するための端子として利用することを特徴とする。こ の場合、接続装置本体は箱型のものでも、又、壁面の埋め込みスイッチボックス のスペースに収容可能なものでも、又、壁面の埋め込みスイッチボックスに取り 付け可能な取り付け枠状のものでもよい。
【0008】
【考案の実施の形態】
図1乃至図5はこの考案のISDN回線用接続装置(以下、接続装置と略称す る)の具体的実施例であり、ここでは接続装置を壁面の埋め込みスイッチボック スに取り付け可能としたものを例にとっている。
【0009】 この接続装置1は電気的部材として中継端子2、DSU5、ISDNケーブル 用の8極8心のモジュラージャック8、アナログケーブル用の6極2心のモジュ ラージャック9、及び各部材を接続するケーブルを有し、これらを壁面の埋め込 みスイッチボックスに取り付け可能とした取り付け枠状の接続装置本体20に設 けた基本構成を有する。
【0010】 より詳細には、図1、図3、図4に示すように、取り付け枠状の接続装置本体 20に設けた取り付け窓部21にDSU5が、同じく取り付け窓部22にISD Nケーブル用のモジュラージャック8、中継端子2、アナログケーブル用のモジ ュラージャック9がそれぞれ後方から嵌入装着されて一体化される。この場合、 ISDNケーブル用のモジュラージャック8の差し込み口8A、アナログケーブ ル用のモジュラージャック9の差し込み口9Aは開口が接続装置本体20正面に 露出するように配される。そして、接続装置本体20は壁面の埋め込みスイッチ ボックス(図示せず)内に螺子等により取り付けられると共に、接続装置本体2 0正面に化粧カバー30が装着されることにより、壁面に埋め込み取り付けられ ることとなる。尚、図中符号31及び32は前記のISDNケーブル用のモジュ ラージャック8の差し込み口8A及びアナログケーブル用のモジュラージャック 9の差し込み口9Aを正面に露出させるために化粧カバー30に設けられる窓で ある。
【0011】 図2は以上の各電気的部材の回路を示す図である。中継端子2はISDN回線 を成端するためのものであり、加入者線Lに接続されるべき端子(ここではワン タッチ式と呼ばれる自己鎖錠式の端子を採用している。以下、各電気的部材の端 子は全てこのタイプのものを採用している。)及びDSU5に接続されるべき端 子を有し、この端子はDSU5の加入者線側の端子と2心のケーブル4により事 前に接続される。
【0012】 又、DSU5の宅内配線側の端子とISDNケーブル用の8極8心のモジュラ ージャック8の端子は4心のケーブル7により事前に接続される。前記したよう に、従来技術において8極8心モジュラージャックを結ぶ8心のISDN用ケー ブル中、信号用として実際に使用するのは4本のみなので上記の4心のケーブル 7はこれと実質的に同じである。そして、ISDNケーブル用のモジュラージャ ック8の空き端子はデジタル端末機器用の宅内配線UDをDSU5にバス接続す るための端子として利用される。
【0013】 尚、DSU5には先端に圧着端子6A(図1、図3、図4参照)を有するアー ス線6がサージ防護のために接続される。
【0014】 一方、アナログケーブル用の6極2心のモジュラージャック9はアナログポー トを備えたデジタル端末機器40をDSU5に接続した際に、アナログポートを アナログ端末機器用の宅内配線UAに中継するためのものであり、接続装置1内 の配線においては前記の各電気的部材とは電気的に独立している。
【0015】 この考案の接続装置1の使用にあたっては、工事者が加入者線Lを中継端子2 に接続すると共に、予め工事者が宅内に配置したアース線を圧着端子6Aを利用 して接続装置のアース線6と接続する。以上の工事により接続装置1はDSU内 蔵の接続装置として機能することとなる。即ち、加入者において使用したいデジ タル端末機器40のデジタルポートの8極8心のモジュラージャック41と接続 装置1の8極8心のモジュラージャック8を、両端に8極8心のモジュラープラ グ10Aを備えたISDNケーブル10により接続すれば、このデジタル端末機 器40は直ちに使用可能となる。
【0016】 又、宅内配線を介して複数台のデジタル端末機器をDSU5に接続したい場合 には、ISDNケーブル用のモジュラージャック8の空き端子にデジタル端末機 器用の宅内配線UDをバス接続すればよい。この場合は図5に示すように、バス 接続される宅内配線UD上の各部屋の標準スイッチボックス内の8極8心モジュ ラージャック52にISDNケーブル60を介してデジタル端末機器45を接続 すれば、各部屋においてこれらの機器が使用可能となる。
【0017】 一方、アナログポートを備えたデジタル端末機器40を接続した場合、複数台 のアナログ端末機器を使用したい場合は、接続装置1の6極2心のモジュラージ ャック9の端子に従来のアナログ端末機器用の宅内配線UAを接続し、このモジ ュラージャック9とデジタル端末機器40のアナログポートの6極2心のモジュ ラージャック42を、両端に6極2心のモジュラープラグ11Aを備えたアナロ グケーブル11により接続すればよい。この場合は図5に示すように、宅内配線 UAを各部屋の標準スイッチボックス内の6極2心のモジュラージャック51の 端子に接続することより、電話機やG3ファクシミリ等の従来のアナログ端末機 器が任意の部屋において、アナログポートを備えたデジタル端末機器40の能力 に応じた台数使用可能となる。
【0018】
【考案の効果】
以上の構成よりなるこの考案は次の特有の効果を有する。 ISDN回線に接続するDSUを壁面の既存のスイッチボックスに内蔵する構 造にしたので、DSUやケーブル類の設置スペースを節約出来ると共に、加入者 はDSUの存在を意識することなく、容易に端末機器を設置・移動できる。 DSUに接続されるべきISDNケーブル用のモジュラージャックとアナログ 端末機器用の宅内配線に接続されるべきアナログケーブル用のモジュラージャッ クを併設したので、ターミナルアダプター等のアナログポートを備えたデジタル 端末機器を接続した場合、上記のアナログケーブル用のモジュラージャックを中 継してアナログポートを容易に既存のアナログ端末機器用の宅内配線に接続する ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案のISDN回線用接続装置を正面か
ら観察した分解斜視図。
【図2】 この考案のISDN回線用接続装置のブロッ
ク回路図。
【図3】 この考案のISDN回線用接続装置を背面か
ら観察した分解斜視図。
【図4】 この考案のISDN回線用接続装置を正面か
ら観察した斜視図。
【図5】 この考案のISDN回線用接続装置の使用方
法を示すブロック回路図。
【図6】 従来技術の配線方法を示す実体配線図。
【符号の説明】
2 中継端子 5 DSU 8 ISDNケーブル用のモジュラージャック 9 アナログケーブル用のモジュラージャック 20 接続装置本体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISDN回線を成端する中継端子、この
    中継端子に接続されるDSU、このDSUに接続される
    ISDNケーブル用のモジュラージャック、これらと電
    気的に独立したアナログケーブル用のモジュラージャッ
    クをそれぞれ接続装置本体に設け、ISDNケーブル用
    のモジュラージャックの差し込み口を外部に開口すると
    共に空き端子をデジタル端末機器用の宅内配線をDSU
    にバス接続するための端子として利用し、アナログケー
    ブル用のモジュラージャックの差し込み口を外部に開口
    すると共にその端子をアナログ端末機器用の宅内配線を
    接続するための端子として利用することを特徴とするI
    SDN回線用接続装置。
  2. 【請求項2】 ISDN回線を成端する中継端子、この
    中継端子に接続されるDSU、このDSUに接続される
    ISDNケーブル用のモジュラージャック、これらと電
    気的に独立したアナログケーブル用のモジュラージャッ
    クをそれぞれ壁面の埋め込みスイッチボックスのスペー
    スに収容可能な接続装置本体に設け、ISDNケーブル
    用のモジュラージャックの差し込み口を外部に開口する
    と共に空き端子をデジタル端末機器用の宅内配線をDS
    Uにバス接続するための端子として利用し、アナログケ
    ーブル用のモジュラージャックの差し込み口を外部に開
    口すると共にその端子をアナログ端末機器用の宅内配線
    を接続するための端子として利用することを特徴とする
    ISDN回線用接続装置。
  3. 【請求項3】 ISDN回線を成端する中継端子、この
    中継端子に接続されるDSU、このDSUに接続される
    ISDNケーブル用のモジュラージャック、これらと電
    気的に独立したアナログケーブル用のモジュラージャッ
    クをそれぞれ壁面の埋め込みスイッチボックスに取り付
    け可能な取り付け枠に設け、ISDNケーブル用のモジ
    ュラージャックの差し込み口を外部に開口すると共に空
    き端子をデジタル端末機器用の宅内配線をDSUにバス
    接続するための端子として利用し、アナログケーブル用
    のモジュラージャックの差し込み口を外部に開口すると
    共にその端子をアナログ端末機器用の宅内配線を接続す
    るための端子として利用することを特徴とするISDN
    回線用接続装置。
JP2000000572U 2000-02-08 2000-02-08 Isdn回線用接続装置 Expired - Lifetime JP3070853U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000000572U JP3070853U (ja) 2000-02-08 2000-02-08 Isdn回線用接続装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000000572U JP3070853U (ja) 2000-02-08 2000-02-08 Isdn回線用接続装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3070853U true JP3070853U (ja) 2000-08-15

Family

ID=43204219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000000572U Expired - Lifetime JP3070853U (ja) 2000-02-08 2000-02-08 Isdn回線用接続装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3070853U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0569121A (ja) * 1991-08-23 1993-03-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 噴流半田波形面の管理方法と管理治具および半田付け装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0569121A (ja) * 1991-08-23 1993-03-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 噴流半田波形面の管理方法と管理治具および半田付け装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6137866A (en) Indoor XDSL splitter assembly
JP4813753B2 (ja) ローカル・エリア・ネットワーク配線上での電話通信のシステム及び方法
US5599190A (en) Communication wiring system including a reconfigurable outlet assembly
US6433672B1 (en) Combined power and communication delivery system and kit for installation at or beyond the demarcation point
GB2281455A (en) Electrical connecting arrangements
US4343527A (en) Telephone connecting device
US6955560B1 (en) Adapter system for connecting coaxial cable to telephone cable
EP2429153A1 (en) System for providing data and telephony services
US6415022B1 (en) User programmable telephone wiring access terminal
JP3070853U (ja) Isdn回線用接続装置
US5690511A (en) Reconfigured cable and plug assembly and method for interconnection of telephone control box and wire terminal block
JP3059312U (ja) Isdn用宅内端子板
JP3060501U (ja) 接続コ―ドおよびこれを用いた宅内配線構造
US7499526B2 (en) Termination module including subscriber bridge having burglar alarm connections
GB2361590A (en) Adapter for connecting multiple telephones using a single eight-wire cable
JP3856010B2 (ja) 配線装置
JPH11187154A (ja) マルチメディア情報盤
JP2007194145A (ja) 接続装置
KR200282516Y1 (ko) 음성 아날로그신호/ 데이터 디지털 신호 통합 배선방식에 적합한 키스톤형 월잭
KR200311814Y1 (ko) 티형 멀티잭
KR200271527Y1 (ko) 아이피분배기 멀티커플러
KR200321028Y1 (ko) 4단자 전화플러그
JP3060337U (ja) Isdn用宅内配線函
JP4113771B2 (ja) 分岐モジュラージャック
US5905316A (en) Structured cabling

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term