JP3856010B2 - 配線装置 - Google Patents

配線装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3856010B2
JP3856010B2 JP2004134314A JP2004134314A JP3856010B2 JP 3856010 B2 JP3856010 B2 JP 3856010B2 JP 2004134314 A JP2004134314 A JP 2004134314A JP 2004134314 A JP2004134314 A JP 2004134314A JP 3856010 B2 JP3856010 B2 JP 3856010B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
telephone
connection terminal
communication device
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004134314A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005318302A (ja
Inventor
弘務 石橋
安一 杵川
敏明 稲毛
裕司 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2004134314A priority Critical patent/JP3856010B2/ja
Publication of JP2005318302A publication Critical patent/JP2005318302A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3856010B2 publication Critical patent/JP3856010B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、例えば、通信機器群との接続形態に応じて加入者線との接続を切り替えるために用いられる配線装置に関するものである。
従来の配線装置は、例えば図6に示すように、特定コンセント群9と各部屋に設置されている部屋コンセント群9a,9aを備えている。特定コンセント群9は、例えばADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)の場合には以下の記載のようにして通信機器群2(図1参照)と接続する。先ず、スプリッタ20のライン端子22、電話端子23(ともに図1参照)をそれぞれ通信機器接続端子90、電話用ライン接続端子91と接続し、図1に示すように、モデム端子24とライン端子25の接続によりスプリッタ20とモデム21を接続し、モデム21のLAN端子26を、図6に示すようにLAN(Local Area Network)用ライン接続端子92と接続する。部屋コンセント9aは、ケーブル93aを介して保安器51と接続されている電話コンセント93、及び、ケーブル94aを介して電話用ライン接続端子91と接続しスプリッタ20を介して保安器51と接続されている電話コンセント94の2個の電話コンセントを備えるとともに、ハブ(図示せず)を介してLAN用ライン接続端子92と接続されているLANコンセント95を備える。ここで、保安器51は電気通信事業者の電気通信設備による加入者線(図示せず)上に設置されている。
このような配線装置において、通信機器群2を特定コンセント群9に接続していない場合では、各部屋の電話コンセント93は、加入者線(図示せず)と繋がっている保安器51と電気的に接続し、電話機(図示せず)を接続して使用することができる。これに対して、通信機器群2を特定コンセント群9に接続している場合では、各部屋の電話コンセント94は、通信機器接続端子90、通信機器群2、電話用ライン接続端子91を介して、保安器51と電気的に接続し、電話機を接続して使用することができる。
なお、特許文献1には、マルチメディアコンセントのISDN(Integrated Services Digital Network)用モジュラジャックにISDN用端末を接続するだけでISDN用端末の室内側での使用ができ、しかもマルチメディアコンセントのLAN用モジュラジャックにLAN用機器を接続するだけで、LANを接続することができ、簡単にLANへのグレードアップが図れるマルチメディア対応先行配線システムが開示されている。
特開2000−341724号公報(第4頁−第10頁、及び、第1図)
しかしながら、上記従来の配線装置などは、以下のような問題があった。図6に示すように、各部屋の電話コンセントにおいて、通信機器群2(図1参照)を特定コンセント群9に接続していない場合では、電話コンセント94は、加入者線(図示せず)と繋がっている保安器51と接続されないので、電話機(図示せず)を接続して使用することができず、通信機器群2を特定コンセント群9に接続している場合では、通信機器接続端子90がスプリッタ20(図1参照)と接続しているので、電話コンセント93は、電話機を接続して使用することができず、いずれの場合においても、各部屋にある2つの電話コンセント93,94は、一方の電話コンセントしか使用することができず、電話コンセントの使用効率が低く無駄であるといった問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、通信機器との接続方式によらず、電話コンセントを効率よく使用することができるとともに、モジュラプラグの挿抜により、加入者線接続端子及び電話用ライン接続端子間を電気的に接続するか否かを自動的に切り替えることができる配線装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、電気通信事業者の電気通信設備による加入者線のケーブルと接続される加入者線接続端子を備え、自己のライン端子に電気的に接続される前記加入者線のラインを電話用のラインとLAN用のラインとに分けて自己の電話端子及び自己のLAN端子にそれぞれ接続するとともに、それら電話用のラインとLAN用のラインとを統合して自己のライン端子に接続する機能を有する少なくとも一つの通信機器と接続される接続方式に少なくとも対応する配線装置であって、前記加入者線接続端子と電気的に接続し、前記接続方式の場合には前記少なくとも一つの通信機器のライン端子からのモジュラケーブルのモジュラプラグに接続するモジュラジャックである通信機器接続端子と、部屋に設置された電話コンセントと電気的に接続されるとともに、前記接続方式の場合には前記少なくとも一つの通信機器の電話端子からのケーブルと接続する電話用ライン接続端子と、前記モジュラジャックの内部に設けられ、前記モジュラプラグの挿抜方向に釦を突出して備えて前記通信機器接続端子前記電話用ライン接続端子との間に介設されるスイッチである切替手段とを備え、前記切替手段は、接続形態が前記接続方式であって前記モジュラプラグが前記通信機器接続端子に接続される場合には、前記モジュラプラグにより前記釦が押されて前記通信機器接続端子及び前記前記電話用ライン接続端子間を開とする一方、接続形態が前記接続方式でなく前記モジュラプラグが前記通信機器接続端子に接続されない場合には、前記釦が突出して前記通信機器接続端子及び前記電話用ライン接続端子間を閉とし、前記加入者線接続端子を前記電話用ライン接続端子と電気的に接続することを特徴とする。
この構成では、部屋に設置された電話コンセントは、接続形態が上記接続方式の場合には、通信機器接続端子、少なくとも一つの通信機器及び電話用ライン接続端子を介して加入者線と接続することができ、接続形態が上記接続方式でない場合には、電話用ライン接続端子を介して加入者線と接続することができるので、通信機器との接続方式によらず、上記電話コンセントを効率よく使用することができる。
また、モジュラプラグが通信機器接続端子に接続される場合には、通信機器接続端子及び電話用ライン接続端子間は開となり、加入者線接続端子は電話用ライン接続端子と電気的に接続されない一方、モジュラプラグが通信機器接続端子に接続されない場合には、通信機器接続端子及び電話用ライン接続端子間は閉になり、加入者線接続端子は通信機器接続端子を介して電話用ライン接続端子と電気的に接続することができるので、モジュラプラグの挿抜により、加入者線接続端子及び電話用ライン接続端子間を電気的に接続するか否かを自動的に切り替えることができる。
本発明によれば、通信機器との接続方式によらず、電話コンセントを効率よく使用することができるとともに、モジュラプラグの挿抜により、加入者線接続端子及び電話用ライン接続端子間を電気的に接続するか否かを自動的に切り替えることができる。
基本形態1)
先ず、基本形態1の基本的な構成について図1,2を用いて説明する。基本形態1の配線装置は、図1に示すように、特定コンセント群1において、通信機器群2と接続され、接続形態に応じて接続を切り替える切替スイッチ3を特定コンセント群1に備えるものである。
通信機器群2は、少なくとも一つの通信機器、例えば図1に示すADSLの場合、スプリッタ20及びモデム21を備える。スプリッタ20は、ライン端子22、電話端子23、モデム端子24を備え、それぞれ後述する通信機器接続端子10、電話用ライン接続端子11、ライン端子25と接続する。スプリッタ20は、自己のライン端子22に電気的に接続される加入者線5のラインを電話用のラインとLAN用のラインとに分けて、電話用のラインを自己の電話端子23に接続し、LAN用のラインは自己のモデム端子24に接続する機能を有する。また、スプリッタ20は、電話用のラインとLAN用のラインとを統合して自己のライン端子22に接続する機能も有する。
モデム21は、例えばルータ内蔵のADSLモデムであり、ライン端子25、LAN端子26を備え、それぞれモデム端子24、LAN用ライン接続端子12と接続する。また、モデム21は、スプリッタ20のLAN用のラインを、ライン端子25を介して自己のLAN端子26と接続する。
基本形態1の配線装置は、上記のようにして、通信機器群2と接続される接続方式(以下「第1接続方式」という)に対応することができ、このようにすると、各部屋において、ADSLサービスを利用することができる。
なお、第1接続方式として接続される通信機器群2は、IP(Internet Protocol)電話に対応したものであってもよく、この場合、図1のスプリッタ20、モデム21に代わってそれぞれIPアダプタ、ルーター(ともに図示せず)を備える。このようにすると、各部屋において、IP電話を利用することができる。
特定コンセント群1は、通信機器接続端子10、電話用ライン接続端子11、LAN用ライン接続端子12を並べて備え、これらの周囲をカバー13で覆い、通信機器群2を載置している特定の部屋に設置される。通信機器接続端子10は、例えばRJ−11規格のモジュラジャックなどであり、挿入口にはシャッター10c(図4(b)参照)を設け、プリント基板81(図4(c)参照)上に実装されている。通信機器群2との接続形態が第1接続方式の場合には、一端をスプリッタ20のライン端子22と接続し他端にRJ−11規格のモジュラプラグ101(図4(d)参照)を有するモジュラケーブル(2線ケーブル)100と接続する。
電話用ライン接続端子11は、例えばRJ−11規格のモジュラジャックなどであり、第1接続方式の場合には、一端をスプリッタ20の電話端子23と接続し他端にRJ−11規格のモジュラプラグを有するモジュラケーブル(2線ケーブル)110と接続する。電話用ライン接続端子11は、後述する端子台60を介して後述する電話コンセント40,40と電気的に接続している。LAN用ライン接続端子12は、例えばRJ−45規格のモジュラジャックなどであり、第1接続方式の場合には、一端をモデム21のLAN端子26と接続し他端にRJ−45規格のモジュラプラグを有するモジュラケーブル(8線ケーブル)120と接続する。LAN用ライン接続端子12は、後述するハブ61を介して後述するLANコンセント41,41と電気的に接続する。
部屋コンセント群4は、電話コンセント40、LANコンセント41を並べて備え、これらの周囲をカバー42で覆い、各部屋に設置されている。電話コンセント40は、例えばRJ−11規格のモジュラジャックなどであり、後述する端子台60を介して電話用ライン接続端子11と電気的に接続し、上記モジュラジャックにすると、電話用ライン接続端子11が加入者線5と電気的に接続している場合には、一端を電話機(図示せず)と接続し他端にRJ−11規格のモジュラプラグを有するモジュラケーブル(2線ケーブル)(図示せず)を接続することにより、上記電話機で電話をすることができる。
LANコンセント41は、例えばRJ−45規格のモジュラジャックなどであり、後述するハブ61を介してLAN用ライン接続端子12と接続する。LANコンセント41は、スプリッタ20、モデム21、LAN用ライン接続端子12を介して加入者線5と電気的に接続している場合には、一端をパソコン(図示せず)と接続し他端にRJ−45規格のモジュラプラグを有するモジュラケーブル(8線ケーブル)(図示せず)を接続することにより、上記パソコンを使用することができる。
加入者線5は、電気通信事業者53の電気通信設備であり、保安器51と接続し、保安器51からはケーブル52により、加入者線接続端子50と接続する。保安器51は、加入者線5を雷などから保護するものである。
端子台60では、電話用ライン接続端子11、電話コンセント40,40がスター型配線をし、電話用ライン接続端子11と電話コンセント40,40を電気的に接続するようになっている。また、端子台60は、形状を限定するものではないが、例えば、集中ボックス6(図3参照)用内器として規格化された外形寸法により形成され、幅寸法をモジュール化された寸法の1単位寸法で形成され、高さ寸法を並設される他の内器と共通の寸法に形成されている箱状の合成樹脂成形品であった場合、設置しやすくてよい。
ハブ61は、スター型LANで使われる集線装置であり、LAN用ライン接続端子12とLANコンセント41,41を電気的に接続し、データ通信を行えるようになっている。また、ハブ61は、形状を限定するものではないが、例えば、集中ボックス6(図3参照)用内器として規格化された外形寸法により形成され、幅寸法を上記単位モジュール寸法の2倍の寸法で形成された場合、設置しやすくてよい。
切替スイッチ3は、特定コンセント群1に備え、その特定コンセント群1のカバー13上に形成された開口からつまみ30を操作できるものであり、例えば、図2に示すように、加入者線接続端子50と、通信機器接続端子10及び電話用ライン接続端子11とに介設されるe回路スイッチにより構成される。上記切替スイッチ3は、以下の2つの接続形態において切り替えを行う。接続形態が第1接続方式でない場合には、図2(a)に示すように、加入者線接続端子50を通信機器接続端子10から切り離し、加入者線接続端子50を電話用ライン接続端子11と電気的に接続する。これにより、図1に示すように、すべての電話コンセント40,40は、電話用ライン接続端子11、加入者線接続端子50を介して、加入者線5と繋がっている保安器51と電気的に接続する。
これに対して、接続形態が第1接続方式である場合には、図2(b)に示すように、加入者線接続端子50を電話用ライン接続端子11から切り離し、加入者線接続端子50を通信機器接続端子10と電気的に接続する。これにより、図1に示すように、すべての電話コンセント40,40は、通信機器接続端子10、スプリッタ20、電話用ライン接続端子11を介して加入者線5と繋がっている保安器51と電気的に接続する。
次に、基本形態1の配線装置の動作について説明する。先ず、接続形態が第1接続方式でない場合には、電話機(図示せず)を電話コンセント40に接続する。このあと、切替スイッチ3のつまみ30により加入者線接続端子50と電話用ライン接続端子11とを電気的に接続するように切り替える。これにより、すべての電話用コンセント40,40は加入者線5と接続し、電話機を使用することができる。
これに対して、接続形態が第1接続方式である場合には、スプリッタ20のライン端子22、電話端子23をそれぞれ通信機器接続端子10、電話用ライン接続端子11と接続し、モデム端子24とライン端子25の接続によりスプリッタ20とモデム21を接続し、モデム21のLAN端子26をLAN用ライン接続端子12と接続する。そして、電話機(図示せず)を電話コンセント40に接続し、パソコン(図示せず)をLANコンセント41に接続する。このあと、切替スイッチ3のつまみ30により、加入者線接続端子50と通信機器接続端子10とを電気的に接続するように切り替える。これにより、すべての電話コンセント40,40は加入者線5と接続し、電話機を使用することができるとともに、すべてのLANコンセント41,41は、スプリッタ20、モデム21、LAN用ライン接続端子12を介して加入者線5と接続し、パソコンを使用することができる。
以上、基本形態1によれば、各部屋に設置された電話コンセント40,40は、接続形態が第1接続方式の場合には、通信機器接続端子11、スプリッタ20、電話用ライン接続端子11を介して加入者線5と接続することができ、接続形態が第1接続方式でない場合には、電話用ライン接続端子11を介して加入者線5と接続することができるので、接続機器との接続方式によらず、上記電話コンセント40を効率よく使用することができる。
なお、基本形態1の変形例として、LAN端子からのケーブルを、LAN用ライン接続端子と接続する代わりに、直接パソコンなどと接続してもよい。このような構成では、基本形態1と同様に電話コンセントを効率よく使用することができるだけでなく、各部屋のコンセント群にLANコンセントを必要としない場合にも対応することができ、その場合、コストを低減することができる。
基本形態2)
基本形態2は、通信機器接続端子10、電話用ライン接続端子11、LAN用ライン接続端子12を有する特定コンセント群1と、電話コンセント40、LANコンセント41を有する部屋コンセント群4とを備える点で基本形態1と同様であるが、基本形態1にはない以下に記載の特徴部分がある。基本形態2では、図3に示すように、特定コンセント群1及び部屋コンセント群4とは別に集中ボックス6を備え、その集中ボックス6に切替スイッチ7を収納して備える構成である。
集中ボックス6は、例えば樹脂製のボディ及び樹脂製のカバーにより構成され、加入者線接続端子50と、通信機器ケーブル端子10bと、端子台60と、ハブ61とを内部に収納する。端子台60は、電話用ラインケーブル端子11b、電話コンセント端子40b,40bを、電気的に接続するようにして備えている。また、電話用ラインケーブル端子11bは、端子11cと接続している。ハブ61は、基本形態1のハブと異なる点として、LAN用ラインケーブル端子12b、LANコンセント端子41b,41bを備え、これらLAN用ラインケーブル端子12b、LANコンセント端子41b,41bを電気的に接続させている。
通信機器ケーブル端子10bは通信機器接続端子10からのケーブル10aと接続し、電話用ラインケーブル端子11bは電話用ライン接続端子11からのケーブル11aと接続し、電話コンセント端子40bは電話コンセント40からのケーブル40aと接続する。LAN用ラインケーブル端子11bはLAN用ライン接続端子12からのケーブル12aと接続し、LANコンセント端子41bはLANコンセント41からのケーブル41aと接続する。
切替スイッチ7は、集中ボックス6に備え、その集中ボックス6の正面に形成された開口からつまみ70を操作できるものであり、例えば、加入者線接続端子50と、通信機器ケーブル端子10b、及び電話用ラインケーブル端子11bと接続している端子11cに介設されるe回路スイッチにより構成される。上記のように、切替スイッチ7を集中ボックス6に備えているので、切替スイッチ7は、専用のケースを必要としない構成になる。上記切替スイッチ7は、以下の2つの接続形態において切り替えを行い、接続形態が第1接続方式でない場合には、加入者線接続端子50を通信機器ケーブル端子10bから切り離し、加入者線接続端子50を電話用ラインケーブル端子11bと接続する。これにより、すべての電話用コンセント40,40は、端子11c、電話コンセント端子40b、ケーブル40aを介して加入者線5と繋がっている保安器51(図1参照)と接続する。
これに対して、接続形態が第1接続方式である場合には、加入者線接続端子50を電話用ラインケーブル端子11bから切り離し、加入者線接続端子50を通信機器ケーブル端子10bと接続する。これにより、すべての電話コンセント40,40は、通信機器ケーブル端子10b、ケーブル10a、通信機器接続端子10、スプリッタ20、電話用ライン接続端子11、ケーブル11a、電話用ラインケーブル端子11b、電話コンセントケーブル端子40b、ケーブル40aを介して加入者線5と繋がっている保安器51(図1参照)と接続する。
次に、基本形態2の配線装置の動作について説明する。先ず、接続形態が第1接続方式でない場合には、電話機Tを電話コンセント40に接続する。このあと、切替スイッチ7のつまみ70により加入者線接続端子50と端子11cとを電気的に接続するように切り替える。これにより、すべての電話用コンセント40,40は加入者線5と接続し、電話機Tを使用することができる。
これに対して、接続形態が第1接続方式である場合には、最初に、基本形態1と同様に、スプリッタ20、モデム21、電話機T、パソコンPを配線装置に接続する。このあと、切替スイッチ7のつまみ70により加入者線接続端子50と通信機器ケーブル端子10bとを電気的に接続するように切り替える。これにより、すべての電話コンセント40,40は加入者線5と接続し、電話機Tを使用することができる。また、すべてのLANコンセント41,41は、通信機器ケーブル端子10b、ケーブル10a、通信機器接続端子10、スプリッタ20、モデム21、LAN用ライン接続端子12、ケーブル12a、LAN用ライン端子12b、LANコンセント端子41b、ケーブル41aを介して加入者線5と繋がっている保安器51と接続し、パソコンPを使用することができる。
以上、基本形態2によれば、切替スイッチ7を、それぞれの端子が収納されている集中ボックス6に備え、別に設ける必要がないので、スペースの低減及び部品点数の低減を実現することができる。
なお、基本形態1又は2の変形例として、モジュラジャック及びモジュラプラグに代わって、同軸ケーブルのコネクタを用いてもよい。このようにしても、モジュラジャック及びモジュラプラグと同様に端子間を接続することができ、基本形態1又は2と同様の効果を得ることができる。
(実施形態
実施形態は、通信機器接続端子10、電話用ライン接続端子11、LAN用ライン接続端子12を有する特定コンセント群1と、電話コンセント40、LANコンセント41を有する部屋コンセント群4とを備える点で基本形態1と同様であるが、基本形態1にはない以下に記載の特徴部分がある。実施形態では、図4(d)に示すように、通信機器接続端子10の内部に切替スイッチ8を備えている。なお、実施形態においても、図4(a)に示す特定コンセント群1の電話用ライン接続端子11、LAN用ライン接続端子12と部屋コンセント群4の電話コンセント40、LANコンセント41(ともに図1参照)は、基本形態1と同様の接続がされている。
切替スイッチ8は、例えばモジュラジャックである通信機器接続端子10の奥側にあるプリント基板81上に設置され、モジュラプラグ83の挿抜方向に釦80を突出して備え、図5に示すように、通信機器接続端子10と電話用ライン接続端子11との間に介設されるb回路スイッチにより構成される。上記切替スイッチ8において、モジュラプラグ101が通信機器接続端子10に挿入されていないと、釦80は突出したままであり、通信機器接続端子10と電話用ライン接続端子11との間は接続される。モジュラプラグ101が通信機器接続端子10に挿入されると、そのモジュラプラグ83により釦80が押され、それにより通信機器接続端子10と電話用ライン接続端子11との間が切断される。
上記より、切替スイッチ8は、接続形態が第1接続方式でなく、モジュラプラグ83が通信機器接続端子10に接続されない場合には、図5(a)に示すように、通信機器接続端子10及び電話用ライン接続端子11間を閉とし、これにより、すべての電話用コンセント40,40は、通信機器接続端子10、電話用ライン接続端子11を介して加入者線5と繋がっている保安器51と接続する。また、接続形態が第1接続方式である場合には、図5(b)に示すように、通信機器接続端子10及び通信機器接続端子10間を開とし、これにより、すべての電話用コンセント40,40は、通信機器接続端子10、スプリッタ20、電話用ライン接続端子11を介して加入者線5と繋がっている保安器51と接続する。
次に、実施形態の配線装置の動作について説明する。先ず、接続形態が第1接続方式でない場合には、電話機(図示せず)を電話コンセント40に接続する。このとき、モジュラプラグ83が通信機器接続端子10に挿入されていないので、切替スイッチ8は閉となり、通信機器接続端子10と電話用ライン接続端子11とを電気的に接続させる。これにより、すべての電話用コンセント40,40は加入者線5と接続し、電話機を使用することができる。
これに対して、接続形態が第1接続方式の場合には、最初に、基本形態1と同様に、スプリッタ20、モデム21、電話機T、パソコンPを配線装置に接続する。このとき、モジュラプラグ83が通信機器接続端子10に挿入されるので、切替スイッチ8は開となり、通信機器接続端子10と電話用ライン接続端子11とを電気的に遮断する。これにより、すべての電話用コンセント40,40は加入者線5と接続し、電話機を使用することができるとともに、すべてのLANコンセント41,41は、スプリッタ20、モデム21、LAN用ライン接続端子12を介して加入者線5と繋がっている保安器51と接続し、パソコンを使用することができる。
以上、実施形態によれば、モジュラプラグ83をモジュラジャックである通信機器接続端子10に接続すると、通信機器接続端子10及び電話用ライン接続端子11間は開となり、加入者線接続端子50は電話用ライン接続端子11と電気的に接続されない一方、モジュラプラグ83をモジュラジャックである通信機器接続端子10に接続されないと、通信機器接続端子10及び電話用ライン接続端子11間はとなり、加入者線接続端子50は切替スイッチ8を介して電話用ライン接続端子11に接続することができるので、モジュラプラグ83の挿抜により、加入者線接続端子50及び電話用ライン接続端子11間を電気的に接続するか否かを自動的に切り替えることができる。
なお、基本形態1,2又は実施形態の変形例として、電話用ライン接続端子11及び電話コンセント40,40をスター配線に代わってバス配線にしてもよい。このような構成にしても、基本形態1,2又は実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、基本形態1,2又は実施形態の変形例として、通信機器群を、通信機器接続端子及び電話端子には接続せずに、LAN用ライン接続端子にのみ接続する接続方式(以下「第2接続方式」という)であってもよい。例えば、FTTH(Fiber To The Home)に対応した通信機器群は、ルーター、メディアコンバーターを備える。メディアコンバーターは、他の電気通信事業者の電気通信設備と接続するとともに、ルーターと接続する。ルーターは、メディアコンバーターと接続するとともに、LAN用ライン接続端子と接続する。上記第2接続方式である場合には、切替スイッチは加入者線接続端子と電話用ライン接続端子が接続するように切り替える。このような構成では、基本形態1,2又は実施形態と同様の効果を得ることができるとともに、各部屋において、他の電気通信事業者が提供するFTTHサービスを利用することができる。
さらに、第2接続方式として配線装置に接続される通信機器群は、FTTHに代わってCATV(Cable TV)に対応したものであってもよく、この場合、メディアコンバーターに代わってCATVモデムを備える。CATVモデムは、他の電気通信事業者の電気通信設備と接続するとともに、ルーターと接続する。このような構成では、基本形態1,2又は実施形態と同様の効果を得ることができるとともに、各部屋において、他の電気通信事業者が提供するCATVサービスを利用することができる。
本発明における基本形態1の配線装置の外観図である。 同上の切替スイッチの切り替えを示し、(a)は接続形態が第1接続方式でない場合の図、(b)は接続形態が第1接続方式である場合の図である。 本発明における基本形態2の配線装置の外観図である。 本発明による実施形態の配線装置であって、(a)は外観図、(b)は通信機器接続端子を示す図、(c)は切替スイッチの外観斜視図、(d)は切替スイッチの断面図である。 同上の切替スイッチの切り替えを示し、(a)はモジュラプラグを通信機器接続端子に挿入していない場合の図、(b)はモジュラプラグを通信機器接続端子に挿入した場合の図である。 従来の配線装置の外観図である。
符号の説明
10 通信機器接続端子
11 電話用ライン接続端子
2 通信機器群
22 ライン端子
23 電話端子
26 LAN端子
3,7,8 切替スイッチ
40 電話コンセント
5 加入者線
50 加入者線接続端子
52 ケーブル

Claims (1)

  1. 電気通信事業者の電気通信設備による加入者線のケーブルと接続される加入者線接続端子を備え、
    自己のライン端子に電気的に接続される前記加入者線のラインを電話用のラインとLAN用のラインとに分けて自己の電話端子及び自己のLAN端子にそれぞれ接続するとともに、それら電話用のラインとLAN用のラインとを統合して自己のライン端子に接続する機能を有する少なくとも一つの通信機器と接続される接続方式に少なくとも対応する配線装置であって、
    前記加入者線接続端子と電気的に接続し、前記接続方式の場合には前記少なくとも一つの通信機器のライン端子からのモジュラケーブルのモジュラプラグに接続するモジュラジャックである通信機器接続端子と、
    部屋に設置された電話コンセントと電気的に接続されるとともに、前記接続方式の場合には前記少なくとも一つの通信機器の電話端子からのケーブルと接続する電話用ライン接続端子と、
    前記モジュラジャックの内部に設けられ、前記モジュラプラグの挿抜方向に釦を突出して備えて前記通信機器接続端子前記電話用ライン接続端子との間に介設されるスイッチである切替手段とを備え、
    前記切替手段は、接続形態が前記接続方式であって前記モジュラプラグが前記通信機器接続端子に接続される場合には、前記モジュラプラグにより前記釦が押されて前記通信機器接続端子及び前記前記電話用ライン接続端子間を開とする一方、接続形態が前記接続方式でなく前記モジュラプラグが前記通信機器接続端子に接続されない場合には、前記釦が突出して前記通信機器接続端子及び前記電話用ライン接続端子間を閉とし、前記加入者線接続端子を前記電話用ライン接続端子と電気的に接続することを特徴とする配線装置
JP2004134314A 2004-04-28 2004-04-28 配線装置 Expired - Fee Related JP3856010B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004134314A JP3856010B2 (ja) 2004-04-28 2004-04-28 配線装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004134314A JP3856010B2 (ja) 2004-04-28 2004-04-28 配線装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005318302A JP2005318302A (ja) 2005-11-10
JP3856010B2 true JP3856010B2 (ja) 2006-12-13

Family

ID=35445270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004134314A Expired - Fee Related JP3856010B2 (ja) 2004-04-28 2004-04-28 配線装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3856010B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4638365B2 (ja) * 2006-02-27 2011-02-23 かがつう株式会社 電話機接続装置
JP5189745B2 (ja) * 2006-07-27 2013-04-24 株式会社エネルギア・コミュニケーションズ 光ファイバーおよび電話線の配線方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005318302A (ja) 2005-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8360810B2 (en) Modular outlet
JP5307843B2 (ja) ローカル・エリア・ネットワーク配線上での通信のシステム及び方法
US8472593B2 (en) Telephone outlet with packet telephony adaptor, and a network using same
CA2721544C (en) Coax-balun module
JP2763274B2 (ja) コネクタモジュール
EP2429153A1 (en) System for providing data and telephony services
US20080056231A1 (en) Unified Access Communication Network
JP3856010B2 (ja) 配線装置
US20070047526A1 (en) Systems and methods for conecting between telecommunications equipment
JP2008517503A (ja) 統合アクセス装置、関連するモデムボックス及びスプリットモジュール
US20040219828A1 (en) Electric power bar
US6570965B1 (en) Configurable telephone line distribution modules for designating primary and secondary telephone lines
JP2005318449A (ja) 配線装置
KR200273699Y1 (ko) 음성 아날로그 신호/디지털 데이터 신호 통합 단자 시스템
KR200261297Y1 (ko) 근거리통신망에서의 다중화 억세스 통신망 분산 시스템과복합 인터페이스 장치
KR20010106354A (ko) 근거리통신망에서의 다중화 억세스 통신망 분산 시스템과복합 인터페이스 장치
GB2494375A (en) Breakout connection box
JP2001275138A (ja) 盤用端子台
JP2005116464A (ja) 情報コンセント

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060523

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060724

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060904

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130922

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees