JP3070503U - 運動機能強化器具 - Google Patents

運動機能強化器具

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JP3070503U
JP3070503U JP2000000256U JP2000000256U JP3070503U JP 3070503 U JP3070503 U JP 3070503U JP 2000000256 U JP2000000256 U JP 2000000256U JP 2000000256 U JP2000000256 U JP 2000000256U JP 3070503 U JP3070503 U JP 3070503U
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省吾 有地
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造簡単で「動き作り」と「筋力強化」を同
時に効率良く行うことのできる安価な運動機能強化器具
の提供。 【解決手段】 土台に1対の揺動板を25cm〜40c
m離して揺動可能に装着し、各揺動板の裏面側には上下
方向で適当間隔離れた1対の係止ピンを突設させると共
に、土台の内部にはネジ杆、及び該ネジ杆に螺着するネ
ジ片並びに揺動角規制板を設け、上記揺動板の裏面に設
けた係止ピンの1つと上記ネジ片をバネでつなぐほか、
他の係止ピンが揺動規制板と当接することにより揺動板
の回動を10゜〜40゜の範囲に制限される構成になし
たことを特徴とする。このさい、1対の揺動板は卵形状
にして土台中央二等分線に対し、ハ字状又は逆ハ字状の
対称位置に配設したものとする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主に股関節、骨盤の動作強化、肩関節、肩甲骨の動作強化のために 使用される運動機能強化器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在様々な筋力強化法が紹介されているが、スポーツ障害もまったく減らず、 筋力アップの効果そのものに疑問を持つ指導者も現れている、実際に筋力測定を 行い細かなデータ作りをし、それを基に筋力アップしたところで、その筋力がど の骨からどの骨に付いていてどのような作用があるか理解せず、またどの筋肉と 連動して動作になっているのかも理解されずに行うと、効果のないトレーニング になる。 運動とは筋肉でするものであるが、すべて脳が支配し運動神経を通して筋肉を 働かせるものである。この脳、運動神経、筋肉の関わりを踏まえたトレーニング でなければならない。 そこで、「動き作り」と「筋力強化」を同時に行う動作強化トレーニングが提 案されている。筋肉を意識し、筋肉の連動を意識でき、そしてこれらの意識を深 めることで運動神経を刺激し、脳から神経、神経から筋肉の効率を高めるのであ る。 また、股関節、肩関節は全ての動きの中心となり、大変複雑な動きが要求され る関節である。それらにかかわる筋肉群も複雑で、強化を困難にしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、下肢と股関節を内旋、外旋させる筋群を強化するトレーニングに役 立つ運動器具がある。1対の円盤を回動可能に土台に装着された器具で、図12 はその従来品の使用説明図である。顔を正面に向け、顎を引き、背筋を伸ばした やや前傾した姿勢で両手を軽く腰に当て、両膝を軽く曲げたリラックスした状態 で行う。足の位置の組合せによる内旋、外旋、逆内旋、逆外旋運動がある。内旋 運動は調整ノブ12を前にして行い、円盤11の中央に踵を置き、爪先を開いた 状態で立ち、爪先を近づけるように円盤11を回し2〜3秒静止し、円盤11の 元に戻ろうとする反転力を感じながらゆっくり元に戻す運動(図12A)、およ び円盤11の中央に爪先を置き、踵を閉じた状態で立ち、踵を広げるように円盤 11を回し2〜3秒静止し、円盤11の元に戻ろうとする反転力を感じながらゆ っくり元に戻す運動(図12B)をする。外旋運動は調整ノブ12を後ろにして 行い、円盤11の中央に踵を置き、爪先を閉じた状態で立ち、爪先を広げるよう に円盤11を回し2〜3秒静止し、円盤11の元に戻ろうとする反転力を感じな がらゆっくり元に戻す運動(図12C)、および円盤11の中央に爪先を置き、 踵を開いた状態で立ち、踵を近づけるように円盤11を回し2〜3秒静止し、円 盤11の元に戻ろうとする反転力を感じながらゆっくり元に戻す運動(図12D )をする。 しかしながら、従来品はどちらの方向にも回転するため、使用すると不安定で ある。 そこで、本考案は、上記問題点を解決し、安全な運動機能強化器具の提供を目 的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る運動機能強化器具は、土台に1対の揺動板を25cm〜40cm 離して揺動可能に装着し、各揺動板の裏面側には上下方向で適当間隔離れた1対 の係止ピンを突設させると共に、土台の内部にはネジ杆、及び該ネジ杆に螺着す るネジ片並びに揺動角規制板を設け、上記揺動板の裏面に設けた係止ピンの1つ と上記ネジ片をバネでつなぐほか、他の係止ピンが揺動規制板と当接することに より揺動板の回動を10゜〜40゜の範囲に制限される構成になしたことを特徴 とする。
【0005】 1対の揺動板を卵形状になすと共に、土台中央二等分線に対し、ハ字状又は逆 ハ字状の対称位置に配設したり、各揺動板上に脚足を載せたさい、脚足の内側と 外側を交叉するように係止する1対の位置決めピンを設ける。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態について説明する。 図1は本考案に係る運動機能強化器具の平面図、図2は底面図、図3は正面図 、図4は上方から見た斜視図、図5は下方から見た斜視図である。
【0007】 図に示す1は土台で、巾寸法Lが55cm〜65cmとなした1対の角材1a を巾寸法wが25cm〜35cmとなした位置に配置し、1対の揺動角規制板1 bを巾寸法dが25cm〜40cmとなるように離して溶着して枠体をつくり、 上面に平板1cを取り付けたものである。土台の内部に、1対の角材1aの中央 をつなぐようにネジ杆6を取付け、該ネジ杆6から延び、側面に張り出した強弱 の調整ノブ6aを取り付ける。また、上記ネジ杆6に螺着するネジ片5が取り付 けられて、該ネジ片5にバネ4の一方が取り付けられている。
【0008】 2は1対の揺動板で、1つの揺動板の大きさは長径凡そ30cm、短径凡そ1 8cmの卵形状である。1対の揺動板を巾寸法dが25cm〜40cmとなるよ う離して、各揺動板2の裏面の中央に設けられた回転軸3を土台1の揺動角規制 板1bの中央に回転可能にネジ止めする。そして、土台中央2等分線に対し、ハ 字状又は逆ハ字状の対称位置に配設する。各揺動板上に設けられた1対のピン2 aは、各揺動板に脚足を載せたさい、脚足の内側と外側を交叉するように係止す るための位置決めピンである。各揺動板の裏面に設けられた1対のピン2b、2 cは、上下方向で適当間隔離れた位置に突設させた係止ピンである。静止時はバ ネ4の反発力で係止ピン2bが揺動角規制板1bに当たり、回転時には係止ピン 2cが揺動角規制板1bに当たり、揺動板の回動を10゜〜40゜の範囲に制限 するものとなる。
【0009】 バネ4は揺動板2の回転を制限するものである。調整ノブ6aを回すことによ りネジ杆6が回転し、それによりネジ片5がネジ杆6を移動し、バネ4の強さを 変えることができる。7は、ネジ片5に取り付けられた板片で、表からネジ片5 の動きがわかるように線が引いてある。8は、該調整板7を表示する窓と目盛り を備えた表示板である。
【0010】 本実施例では、揺動角規制板1bが土台に固定されて、該揺動角規制板1bに 揺動板が装着されているが、別個板材を土台に固定して該板材に揺動板を装着し 、揺動角規制板1bを土台に可動可能に装着し、揺動角の巾を変更可能にするこ ともできる。
【0011】 図6から図10は本考案に係る運動機能強化器具を使用した説明図で、図6、 8は内旋運動、図7、9は外旋運動、図10、11は上半身のトレーニングをす る場合である。
【0012】 内旋運動をする場合は図6、8に示すように、調整ノブを前にして、揺動板に 乗り、内旋をしながら膝を曲げる。注意することは、膝を前に出さないように、 お尻を後ろに突き出して膝を曲げる。特にハムストリングスを意識できるものと なる。膝を曲げることが難しい人は、浅く曲げて行うことから始める。 外旋運動をする場合は図7、9に示すように、調整ノブを後ろにして、揺動板 に乗り、外旋をしながら膝を伸ばす。注意することは、膝を前に出さないようす る。ハムストリングス、大殿筋に負荷が係り、骨盤の動きが意識できるものとな る。
【0013】 上半身のトレーニングは図10に示すように、肘を曲げ、胸が運動機能強化器 具に付く位置まで体を降ろし、その状態から腕を内旋しながら体を押し上げるよ うに腕を伸ばす。最後までしっかり腕を伸ばす。筋力の弱い人は床に膝を付けて 行う。前鋸筋、肩甲下筋、大胸筋、上腕三頭筋、広背筋など上半身の筋肉群を競 技動作と同じ動作で効果的に強化できる。注意することは、揺動板をつかむと( 図11A)、手で内旋しようとするため手首に負担がかかるため、手の平は開い て行う(図11B)。
【0014】
【考案の効果】
本考案は以上の通り構成するのであって、運動機能強化器具を使用したトレー ニングは、複雑な動きを作り出し、同じ動作で筋力強化ができる。
【0015】 各揺動板の裏面側には上下方向で適当間隔離れた1対の係止ピンを突設させ、 該係止ピンが揺動規制板と当接することにより揺動板の回動を10゜〜40゜の 範囲に制限し、必要以上に回転しないようにしたことで、無理のない安定したト レーニングをすることができる。さらに揺動角規制板を可動可能に土台に装着し たことで、回転の制限が変更可能となり、各個人にあったトレーニングをするこ とができる。
【0016】 揺動板を卵形状になすと共に、土台中央二等分線に対し、ハ字状又は逆ハ字状 の対称位置に配設し、トレーニングの際、揺動板の回転軸である中央に足の中心 を置くように立つため、安定した旋回運動をすることができるものとなる。さら に、各揺動板上に脚足を載せたさい、脚足の内側と外側を交叉するように係止す る1対の位置決めピンを設けてあるため、脚足の位置決めをしやすく、すべり止 めにもなり安全に使用できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る運動機能強化器具の平面図。
【図2】図1の底面図。
【図3】図1の正面図。
【図4】図1の上方から見た斜視図。
【図5】図1の下方から見た斜視図。
【図6】内旋運動をする場合の使用説明図。
【図7】外旋運動をする場合の使用説明図。
【図8】内旋運動をする場合の使用説明図。
【図9】外旋運動をする場合の使用説明図。
【図10】上半身のトレーニングをする場合の使用説明
図。
【図11】上半身のトレーニングをする場合の注意説明
図。
【図12】従来の運動機能強化器具の使用説明図。
【符号の説明】
1 土台 1a 角材 1b 揺動角規制板 1c 平板 2 揺動板 2a 位置決めピン 2b,2c 係止ピン 3 回転軸 4 バネ 5 ネジ片 6 ネジ杆 6a 調整ノブ 7 板片 8 表示板 9 足 10 従来品 11 円盤 12 調整ノブ 13 足

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土台に1対の揺動板を25cm〜40c
    m離して揺動可能に装着し、各揺動板の裏面側には上下
    方向で適当間隔離れた1対の係止ピンを突設させると共
    に、土台の内部にはネジ杆、及び該ネジ杆に螺着するネ
    ジ片並びに揺動角規制板を設け、上記揺動板の裏面に設
    けた係止ピンの1つと上記ネジ片をバネでつなぐほか、
    他の係止ピンが揺動規制板と当接することにより揺動板
    の回動を10゜〜40゜の範囲に制限される構成になし
    たことを特徴とする運動機能強化器具。
  2. 【請求項2】 1対の揺動板を卵形状になすと共に、土
    台中央二等分線に対し、ハ字状又は逆ハ字状の対称位置
    に配設したことを特徴とする請求項1記載の運動機能強
    化器具。
  3. 【請求項3】 各揺動板上に脚足を載せたさい、脚足の
    内側と外側を交叉するように係止する1対の位置決めピ
    ンを設けてあることを特徴とする請求項1又は2記載の
    運動機能強化器具。
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