JP3070434U - 携帯電話機の発光装置 - Google Patents
携帯電話機の発光装置Info
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- JP3070434U JP3070434U JP2000000207U JP2000000207U JP3070434U JP 3070434 U JP3070434 U JP 3070434U JP 2000000207 U JP2000000207 U JP 2000000207U JP 2000000207 U JP2000000207 U JP 2000000207U JP 3070434 U JP3070434 U JP 3070434U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】通話方式に影響されることなく発光体が点滅す
る携帯電話機の発光装置を提供することを目的とする。 【構成】プリント基板7に、携帯電話機8の送受信搬送
波に電磁的に結合するコイル1と、これにダイオード2
を介して接続されたC−MOS3と、このC−MOS3
の出力により点灯するLED4を接続した回路を設け、
これを携帯電話機8のアンテナロッド9のトップ金具1
0、または、携帯電話機8の本体11の上面12に設け
る。
る携帯電話機の発光装置を提供することを目的とする。 【構成】プリント基板7に、携帯電話機8の送受信搬送
波に電磁的に結合するコイル1と、これにダイオード2
を介して接続されたC−MOS3と、このC−MOS3
の出力により点灯するLED4を接続した回路を設け、
これを携帯電話機8のアンテナロッド9のトップ金具1
0、または、携帯電話機8の本体11の上面12に設け
る。
Description
【0001】
本考案は、携帯電話機が送受信状態にあることを発光体の点灯により知らせる 携帯電話 機の発光装置に関するものである。
【0002】
近年、携帯電話機が着信状態となっていることを発光ダイオードの点灯により 知るよう にした発光装置の装着が盛んである。 この発光装置の構成は、携帯電話機の送受信搬送波(高周波)と同調するLC 共振回路 に、発光体となる発光ダイオード(LED)を取り付けたもので、携帯電話機の アンテナ ロッドの先端に取り付けられているものである。
【0003】 しかし、携帯電話機によっては取り付けた発光装置が点滅せず点灯したままの 状態にな ってしまうものがあり、それは、通話方式によって基地局の仕様が異なるためで 、現在は 二つの通話方式があってこのため携帯電話機も2種類ある。 その一つは、発光装置が点滅するハーフレート方式であり、これはデータ圧縮 率が高い ため音質は劣るが電波仕様効率が高いものである。他の一つは、発光装置が点灯 したまま の状態になるフルレート方式であり、これは通話の音質に優れるものである。
【0004】 また、ハーフレート方式からフルレート方式の局に接続された場合は、フルレ ート方式 になってしまい点滅していた発光装置も点灯したままの状態になってしまうので ある。 このように、従来の発光装置は携帯電話機の通話方式によって、点滅したり点 灯したま まとなったりと、発光装置本来の動作にならない欠点があり、ユーザーからは発 光装置の 改善が望まれていた。
【0005】
本考案は上述した問題点に鑑みてなされたもので、通話方式に影響されること なく発光 体が点滅する携帯電話機の発光装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
本考案の要旨とするところは、プリント基板に、携帯電話機の送受信搬送波に 電磁的に 結合するコイルと、これにダイオードを介して接続された低電力ICと、この低 電力IC の出力により点灯する発光ダイオードが接続されてなる回路が設けられているこ とを特徴 とする携帯電話機の発光装置である。
【0007】 使用するプリント基板は何でもよく、通常の電気回路をプリントするプリント 基板をチ ップ状に小さく裁断したものでもよい。 そのプリント基板には、アンテナロッドに生じた送受信搬送波(高周波)に応 じて電磁 的に結合し得るコイル、すなわち送受信搬送波に同調するコイルが設けられる。
【0008】 コイルは通常のコイル部品でもパターン印刷されたコイルでもよく、その場合 コイルを 基板の両面に設けて利得を稼ぐことが望ましい。 また、プリントするコイルの形態も特に限定するものではないが、略平面の巻 型コイル として表裏それぞれのコイルを導通状態に接続するのがよい。
【0009】 このコイルに整流用のダイオードが直列に接続され、さらに低電力ICである C−MO Sが接続される。C−MOSは、ダイオードから入力された直流電圧を適当な周 期でON /OFFして出力するものである。すなわち、一定レベルの電圧を、ハイレベル とゼロレ ベルに切り替えて出力するものである。 切り替えの周期は、抵抗またコンデンサーにて時定数を設定すればよいが、I C自体の スイッチングによるものでもよい。また、C−MOS自体も適宜好適なものを選 定して用 いればよい。
【0010】 C−MOSの出力端には、適宜好適な色の発光ダイオード(LED)が接続さ れる。発 光ダイオードの種類や数量も特に限定するものではない。 本プリント基板は、携帯電話機のアンテナロッドの先端に突設したり、また、 携帯電話 機の本体の上面に設置すればよい。
【0011】 アンテナロッドの先端にトップ金具が嵌められている場合にはその上に突設さ れる。ま た、プリント基板を携帯電話機の本体の上面に設置した場合は、回路中のコイル から導体 を分岐させて、アンテナロッドを取り巻くアンテナピックアップを設けるのがよ い。 プリント基板はアンテナロッドと電気的に絶縁状態とするのがよい。
【0012】
本考案の発光装置は以上のように構成されているので、携帯電話機が送受信状 態にあれ ばアンテナロッド上に電圧が生じて、これに電磁的に結合するプリント基板上の コイルが 励磁され、その電圧がダイオードにより直流電圧に整流されてC−MOSに印加 される。
【0013】 C−MOSは、直流電圧を抵抗とコンデンサーにより設定された時定数の周期 でハイレ ベルとゼロレベルに切り替えて、出力端に接続された発光ダイオードに供給する 。 これにより、発光ダイオードは設定された周期で点滅する。
【0014】
本考案の発光装置を以下図面に従って説明すると、図1は、本考案に係わる発 光装置の 回路図であり、1は携帯電話機の送受信搬送波に電磁的に結合するコイル、2は 整流用の ダイオード、3は低電力ICであるところのC−MOS、4はLEDすなわち発 光ダイオ ードである。 5は仮想コンデンサーで、プリント基板または回路中の導体(図示なし)とア ンテナロ ッドとを絶縁状態にしたことにより得られるコンデンサー効果であり、回路に実 在するも のではない。
【0015】 この回路において、コイル1の励磁により生じた電圧は、ダイオード2により 直流電圧 に整流されてC−MOS3に印加される。C−MOS3は直流電圧を抵抗とコン デンサー により設定された時定数の周期でハイレベルとゼロレベルに切り替えて、出力端 に接続さ れた発光ダイオードに供給する。これにより、発光ダイオードはその周期で点滅 する。 8は携帯電話機、9は携帯電話機8のアンテナロッド、10はアンテナロッド 9の先端 に設けられているトップ金具,11は携帯電話機8の本体、12は携帯電話機8 の上面で ある。
【0016】 図2は、C−MOSの回路図であり、抵抗RとコンデンサーCにて時定数がと られる。 また、右のパルス波形はC−MOSによって直流電圧がハイレベル(H)とゼ ロレベル (0)に制御されたものであり、これがLEDに供給されることによってLED が点滅動 作をする。
【0017】 図3は、アンテナロッドの先端に設けられた発光装置の一例を示す斜視図であ り、図4 は、本体の上面に設けられた発光装置の一例を示す斜視図である。 1はコイル、2はダイオード、3はC−MOS、4はLEDであり、プリント 基板7に 設けられている。図4の6はコイル1から分岐されたアンテナロッド9の根元を 取り巻く アンテナピックアップである。 8は携帯電話機、9はアンテナロッド、10はトップ金具、11は携帯電話機 8の本体 、12は携帯電話機8の上面、13は発光装置のカバーである。
【0018】
本考案の発光装置は以上のように、低電圧で動作するC−MOSを用いて発光 体の点滅 回路を構成しているので、回路中の発光ダイオードの駆動電力を低下させること なく同調 回路中に点滅回路を構成することができる。 これにより、携帯電話機の通話方式に影響されることなく、ハーフレート方式 の携帯電 話機またフルレート方式の携帯電話機のどちらに発光装置を装着した場合でも、 発光ダイ オードを点滅させることができる。
【図1】 本考案に係わる発光装置の回路図
【図2】 C−MOSによる電圧出力を示す図
【図3】 アンテナロッドの先端に設けられた発光装置
の一例を示す斜視図
の一例を示す斜視図
【図4】 本体の上面に設けられた発光装置の一例を示
す斜視図
す斜視図
1−コイル,2−ダイオード,3−C−MOS,4−L
ED,5−仮想コンデンサー,6−アンテナピックアッ
プ,7−プリント基板,8−携帯電話機,9−アンテナ
ロッド,10−トップ金具,11−本体,12−上面,
13−カバー
ED,5−仮想コンデンサー,6−アンテナピックアッ
プ,7−プリント基板,8−携帯電話機,9−アンテナ
ロッド,10−トップ金具,11−本体,12−上面,
13−カバー
Claims (5)
- 【請求項1】プリント基板に、携帯電話機の送受信搬送
波に電磁的に結合するコイルと、これにダイオードを介
して接続された低電力ICと、この低電力ICの出力に
より点灯する発光ダイオードが接続されてなる回路が設
けられていることを特徴とする携帯電話機の発光装置 - 【請求項2】前記低電力ICがC−MOSであることを
特徴とする請求項1の携帯電話機の発光装置 - 【請求項3】前記プリント基板が携帯電話機のアンテナ
ロッドの先端に突設されていることを特徴とする請求項
1の携帯電話機の発光装置 - 【請求項4】前記プリント基板が携帯電話機の本体の上
面に設置されていることを特徴とする請求項1の携帯電
話機の発光装置 - 【請求項5】前記プリント基板がアンテナロッドと電気
的に絶縁状態となっていることを特徴とする請求項3ま
たは請求項4の携帯電話機の発光装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000000207U JP3070434U (ja) | 2000-01-21 | 2000-01-21 | 携帯電話機の発光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000000207U JP3070434U (ja) | 2000-01-21 | 2000-01-21 | 携帯電話機の発光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3070434U true JP3070434U (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=43203829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000000207U Expired - Lifetime JP3070434U (ja) | 2000-01-21 | 2000-01-21 | 携帯電話機の発光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3070434U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07231292A (ja) * | 1994-02-18 | 1995-08-29 | Nec Corp | 音声処理装置の通話モニタ |
-
2000
- 2000-01-21 JP JP2000000207U patent/JP3070434U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07231292A (ja) * | 1994-02-18 | 1995-08-29 | Nec Corp | 音声処理装置の通話モニタ |
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