JP3070325U - 軸流ファンの軸の支持構造 - Google Patents

軸流ファンの軸の支持構造

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JP3070325U
JP3070325U JP2000000112U JP2000000112U JP3070325U JP 3070325 U JP3070325 U JP 3070325U JP 2000000112 U JP2000000112 U JP 2000000112U JP 2000000112 U JP2000000112 U JP 2000000112U JP 3070325 U JP3070325 U JP 3070325U
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fan
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建榮 陳
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元山科技工業股▲分▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転による摩耗を減らすと共に従来のような
軸受をなくし、生産コストを低く抑えることができる軸
流ファンの軸の支持構造を提供する。 【解決手段】 基板1と外フレーム3を結合させ内部に
ファン2を有する構造であって、基板1に設けた制御素
子14と誘導コイル16とファンに設けた環状磁石23
によってファンは中心軸22を中心として回転駆動され
る。中心軸の両端はファンのハブを貫通し、その先端の
当接部24は基板と外フレームの支持片17、32に凹
設された円弧凹孔18、33と当接する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する分野】
本考案は、軸流ファンの軸の支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の軸流ファンにあっては、下記のような軸の支持構造が知られてい る。
【0003】 例えば、従来の放熱ファン等の軸流ファンは、ファンを収納するフレームに軸 筒を設置し、この軸筒の内径差を利用して軸受を締まりばめの嵌合方式によって 軸筒内に嵌入し、ファン(ローター)の中心軸を上記軸受に挿通し、該中心軸に 凹設した環状溝にC形リング等の係止部材を係合させることにより、ファンは放 熱ファン等のケースに形成した軸筒に回動自在に枢着され、定位置で回転するよ うに構成されている。
【0004】 上記のような中心軸の軸受としては二種類のタイプが提案されいてる。その内 の一種類の軸受は、単一の軸受で、例えば台湾で公告された新型登録番号第23 5696号「冷却ファン含油軸受の改良」に示されているように、単一の軸受に 対して良好な定位効果を獲得するため、軸筒の内周壁全体に嵌め込んでしまう形 式の軸受を採用することによって中心軸が回動自在に枢着されるように構成され ている。
【0005】 もう一種類の軸受は、軸を2ケ所で支持する双軸受で、例えば台湾で公告され た新型登録番号第287588号「一体式放熱ファンの基座の軸套」に示されて いるように、軸筒の上端及び下端部に密嵌状態に上,下の軸受を嵌入して軸支す るように構成されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 このような従来の放熱ファン等の軸流ファンの軸受の構造については、下記の ような問題を指摘することができる。 上述した単一の軸受の構造では、組立上において大変不便であると共に、中心 軸と軸受との接触面積が増えるため、接触面積が大きければ大きい程、摩耗によ る損傷も大きく、そのためファンの使用寿命は低くなるという問題点があった。
【0007】 また、上述した双軸受の構造では、軸筒の中間部分の周壁の接触面積を減らす ことができるが、軸筒内に嵌入した軸受に小さな偏差があったり、或いは嵌合方 式による結合の程度に不均一があると、上,下の両軸受の中心を結ぶ中心線がフ ァンの中心軸の中心線から偏位してしまう問題が生じ、ファンが固定された直線 上において回転することができないため、騒音や摩耗を生じやすいという問題点 があった。
【0008】 本考案は、このような問題点に鑑みて考案したものであって、その解決課題と するところは、回転による摩耗を減らすことができると共に従来のような軸受を なくすことができ、生産コストを低く抑えることができるようにした軸流ファン の軸の支持構造を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、基板、ファンおよび外フレームにより構成される軸流ファン の軸の支持構造であって、上記基板には制御素子を設けた底板が形成され、上記 ファンには複数片の羽根と環状磁石が設けられ、誘導コイルにより回転誘導され てファンはハブを貫通する中心軸を中心として回転可能に設けられると共に外フ レームと基板を結合させることによりその内方に収納され、上記基板と上記外フ レームはそれぞれ支持片を備え、該支持片には上記ファンの中心軸の両端の当接 部が当接するよう円弧凹孔が形成され、上記支持片と上記中心軸は耐摩耗性材料 で形成されることを特徴とする軸流ファンの支持構造が提供され、上記課題が解 決される。
【0010】 また本考案によれば、上記支持片は上記基板および外フレームと一体的に形成 され、若しくは別体に形成されて結合するように構成されることを特徴とする軸 流ファンの軸の支持構造が提供され、上記課題が解決される。
【0011】 さらに、本考案によれば、上記中心軸の両端の当接部に円弧凹孔が凹設され、 該中心軸と上記支持片の円弧凹孔の間には転動可能に球体が挿入されていること を特徴とする上記軸流ファンの軸の支持構造が提供され、上記課題が解決される 。
【0012】
【考案の実施の形態】
図1は本考案の実施形態の一例を示す分解斜視図で、軸流ファン、図において は、放熱ファンは基板1、ファン2および外フレーム3により構成される。
【0013】 上記基板1と上記外フレーム3を結合させることにより放熱ファンの全体的な 枠体が形成されるが、図1に示すようにこの結合は、外フレーム3に固設された フックなどの係止片31によって基板1と係合するようにしたり、或いはねじ止 めその他の適宜の係合方法によって結合することができる。上記基板1には底板 13が設けられ、該底板13にはファン2を回転駆動するための各種の制御素子 14が結合されると共にファン2の中心軸22が貫通する軸孔15が穿設されて いる。上記基板1には誘導コイル16が配設され、該誘導コイル16を上記制御 素子14によって制御することにより、上記ファン2の回転は制御される。また 、上記基板1の底板13の中心位置には、支持片17が設けられ、該支持片17 には円弧凹孔18が凹設される。
【0014】 上記ファン2は、ハブから半径方向へ向けて延伸する羽根21を有し、該羽根 の外方端を環状に連結するようにファン2には環状磁石23が設けられている。 そして、該環状磁石23と上記基板1のコイル16との誘導作用によってファン 2は回転駆動される。上記ファン2のハブの中心には中心軸22が突設され、中 心軸22は耐摩耗性材料によって作られると共にハブの中心を貫通して両側に延 出する。該中心軸22の先端は当接部24に形成され、両当接部24はそれぞれ 基板11に設けた支持片17および外フレーム3に設けた支持片32に凹設され た円 弧凹孔18,33と当接することができるように形成される。
【0015】 外フレーム3はフックなどの係止片31によって基板1と係合することができ 、外フレーム3の中心位置には上記支持片32が結合され、該支持片32には上 記円弧凹孔18と同様の円弧凹孔33が凹設される。
【0016】 上記のように、本考案の主な特徴は、基板1と外フレーム3の中心位置にそれ ぞれ支持片17,32が設けられていることである。この際上記支持片17,3 2は上記基板1および上記外フレーム3とそれぞれ一体成形により一体的に形成 したり、或いは別体に形成してから基板や外フレ−ムに結合するように形成する ことができ、また当接面若しくは全体を耐摩耗性材料によって構成することが好 適である。なお、支持片17,32にそれぞれ形成した円弧凹孔18,33には ファン2の中心軸22の両端の当接部24を尖端状に形成して当接させている( 図2,図3)が、所望により上記中心軸22の当接部24にも円弧凹孔25を凹 設し、該円弧凹孔25,18の間には耐摩耗性のある鋼球などの球体26を挿入 することによって、よりスムーズな回転効果を得ることができる(図4)。
【0017】 上記実施例では環状磁石23の外側に誘導コイル16を設けてあるが、図5に 示すように、内ステーターコイルを基板の中央に設け、その外方のファンのハブ 部に環状磁石を設け、これらの誘導作用によりファンを回転駆動するようにする こともでき、この実施例によって上記実施例と同様の作用効果を奏することがで きる。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、上記のように構成されているので、ファンの中心軸の両端の当接部 は基板と外フレームの支持片に凹設された円弧凹孔に当接して回転することがで き、ファンが回転時において僅かな摩擦面積しか有しないため、摩擦により生じ た摩擦熱を大幅に減らすことができ、従来のような軸受を用いなくてもよいから 、生産コストを低く抑えることができるという利点がある。
【0019】 本考案は、その精神及び必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実 施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施例は例示的なも のであり、限定的なものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す示す分解斜視図であ
る。
【図2】図1を組み立てた状態を示す断面図である。
【図3】図2の3−3線に沿った断面図である。
【図4】図3による他の実施例を示す断面図である。
【図5】本考案の他の実施例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 基板 13 底板 14 制御素子 15 軸孔 16 誘導コイル 17 支持片 18 円弧凹孔 2 ファン 21 羽根 22 中心軸 23 環状磁石 24 当接部 25 円弧凹孔 26 球体 3 外フレーム 31 係止片 32 支持片 33 円弧凹孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板、ファンおよび外フレームにより構
    成される軸流ファンの軸の支持構造であって、基板には
    制御素子を設けた底板が形成され、ファンには複数片の
    羽根と環状磁石が設けられ、誘導コイルにより回転誘導
    されて該フアンはハブを貫通する中心軸を中心として回
    転可能に設けられると共に外フレ−ムと基板を結合させ
    ることによりその内方に収納され、上記基板と上記外フ
    レームはそれぞれ支持片を備え、該支持片には上記ファ
    ンの中心軸の両端の当接部が当接するよう円弧凹孔が形
    成され、上記支持片と上記中心軸は耐摩耗性材料で形成
    されることを特徴とする軸流ファンの軸の支持構造。
  2. 【請求項2】 上記支持片は、上記基板および外フレー
    ムと一体的に形成され、若しくは別体に形成されて結合
    するように構成されていることを特徴とする請求項1記
    載の軸流ファンの軸の支持構造。
  3. 【請求項3】 上記中心軸の両端の当接部に円弧凹孔が
    凹設され、該中心軸と上記支持片の各円弧凹孔の間には
    転動可能に球体が挿入されていることを特徴とする請求
    項1記載の軸流ファンの軸の支持構造。
JP2000000112U 2000-01-17 2000-01-17 軸流ファンの軸の支持構造 Expired - Lifetime JP3070325U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020524831A (ja) * 2017-05-30 2020-08-20 マジック リープ, インコーポレイテッドMagic Leap,Inc. 電子デバイスのためのファンアセンブリを伴う電力供給源アセンブリ

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JP2020524831A (ja) * 2017-05-30 2020-08-20 マジック リープ, インコーポレイテッドMagic Leap,Inc. 電子デバイスのためのファンアセンブリを伴う電力供給源アセンブリ
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US11797065B2 (en) 2017-05-30 2023-10-24 Magic Leap, Inc. Power supply assembly with fan assembly for electronic device

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