JP3070241B2 - クリーム半田の高さ計測装置 - Google Patents

クリーム半田の高さ計測装置

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JP3070241B2
JP3070241B2 JP4106338A JP10633892A JP3070241B2 JP 3070241 B2 JP3070241 B2 JP 3070241B2 JP 4106338 A JP4106338 A JP 4106338A JP 10633892 A JP10633892 A JP 10633892A JP 3070241 B2 JP3070241 B2 JP 3070241B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクリーム半田の高さ計測
装置に係り、詳しくは、基板に塗布されたクリーム半田
の高さを、レーザ光により高速度でしかも精密に計測で
きるクリーム半田の高さ計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】IC、LSIなどのチップは半田付けに
より基板の電極に接着される。この半田付けは、スクリ
ーン印刷装置により基板の電極にクリーム半田を塗布
し、このクリーム半田上にチップのリードを着地させた
後、リフロー装置によりクリーム半田を加熱処理して行
われる。
【0003】ところで、クリーム半田の塗布量が適正で
ないと、半田付けが不良になりやすいことから、チップ
マウンタによりチップを基板に搭載する前に、クリーム
半田部の塗布量の良否を判定する検査が行われる。この
検査方法として、レーザ装置を用いてクリーム半田の高
さを測定し、その結果に基づいてクリーム半田の塗布量
の良否を判定することが知られている。
【0004】図6は、レーザ装置による従来の高さ計測
手段を示すものであって、レーザスポット光を矢印で示
すようにスキャンニングさせながら基板Sの電極4上に
塗布されたクリーム半田2に照射し、その反射光をPS
Dなどの受光素子20に受光して、クリーム半田2の高
さを計測していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
手段は、レーザスポット光をスキャンニングさせて、各
点の高さを経時的に計測していくものであるため、計測
時間が長くなるという問題点があった。殊にクリーム半
田2は、通常、基板Sにきわめて多数箇所塗布されるの
で、すべてのクリーム半田2の高さを計測するにはかな
り長い時間を要し、能率があがらないという問題点があ
った。
【0006】ところで近年、受光手段として、PSDを
多数個並列したPSDアレイが提案されている。図7は
PSDアレイ9から成る受光部8を示すものであって、
縦長のPSD10をピッチtをおいて多数個並設してP
SDアレイ9が構成されている。計測対象物に反射され
たレーザ光は各々のPSD10に入射し、各々の入射位
置Hから計測対象物の各ポイントの高さが計測される。
【0007】このようなPSDアレイ9をクリーム半田
2の高さ計測手段に適用すれば、多数のポイントの高さ
を一括して計測できるので、計測時間は大幅に短縮で
き、図6に示す従来手段の問題点を解消できることとな
る。
【0008】ところがこの手段では、PSD10とPS
D10の間にすき間dが存在するため、計測ポイントが
粗くなり、クリーム半田2の高さを精密に計測できない
という問題点がある。因みに、現在提案されているPS
Dアレイ9の最小ピッチtは約200μmであるが、ク
リーム半田2の計測ポイントの望ましいピッチは100
μm以下、更に望ましくは50μm以下である。
【0009】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、PSDアレイのような受光素子アレイを用い
て、クリーム半田の高さ計測を高速度でしかも精密に行
える手段を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、ク
リーム半田の高さを計測する受光部として受光素子アレ
イを用いるにあたり、受光素子アレイの受光素子の間の
すき間を補完するべく、これらの受光素子をずらして反
射光を受光するようにしたものである。
【0011】
【作用】上記構成によれば、受光素子アレイを基板に対
して相対的に移動させるなどして受光素子のピッチをず
らすことにより、受光素子と受光素子のすき間の高さも
計測できることとなり、クリーム半田の高さの計測ポイ
ントのピッチを狭くして、クリーム半田の高さを高速度
でしかも精密に計測できる。
【0012】
【実施例】
(実施例1)次に、図面を参照しながら本発明の実施例
を説明する。図1は本発明に係る実施例1のクリーム半
田の高さ計測装置の斜視図である。1は基板Sが載置さ
れた移動テーブルであり、Xテーブル1aとYテーブル
1bから成っている。MXはXモータ、MYはYモータ
である。この基板Sの電極4上にクリーム半田2が塗布
されている。3はレーザ光の発光部、5は発光部3から
照射されたレーザ光をスキャンニングさせて基板S上の
クリーム半田2に照射するポリゴンミラーから成るスキ
ャナ部である。
【0013】6はスキャナ部5に反射されたレーザ光を
集光する集光レンズであり、7は基板Sに反射された反
射光を結像させる結像レンズである。8は結像レンズ7
を透過した反射光を受光する受光部であり、図2におい
てこの受光部8の前面には反射光を受光する受光素子と
してのPSD10をピッチtをおいて多数個並列させた
PSDアレイ9が配設されている。この受光部8は図7
に示す受光部8と同じものである。図1においてこの受
光部8の背面にはナット21が設けられており、このナ
ット21にはボールねじ22が螺合している。モータ2
3が駆動してボールねじ22が回転すると、受光部8は
X方向に移動する。これらの構成部品21、22、23
により、基板Sに対してPSD10の間のすき間dを補
完するべく、これらのPSD10をずらして反射光を受
光するための移動手段が構成される。
【0014】次に、図3を参照しながら制御回路を説明
する。上記PSDアレイ9は、増幅器11を介してマル
チプレクサ12に接続されている。マルチプレクサ12
はアナログデータを取り込むためのスイッチング手段で
ある。このマルチプレクサ12はA/D変換器13を介
してメモリ14に接続されている。このメモリ14に
は、計測に必要なデータや計測結果が格納されており、
そのデータをCPU15に入力する。
【0015】マルチプレクサ12とA/D変換器13は
PSD制御回路16に制御され、またPSD制御回路1
6はCPU15に制御される。このCPU15は、上記
移動テーブル1、モータ23を制御する制御回路17
や、上記発光部3や、スキャナ部5を制御する制御部1
8を制御する。
【0016】本装置は上記のような構成より成り、次に
計測方法を説明する。図1に示すように、発光部3から
発光されたレーザ光は、スキャナ部5で反射され、その
スリット光は集光レンズ6を透過して、基板S上のクリ
ーム半田2を横断する方向に照射される。基板Sに反射
された反射光は、結像レンズ7を透過し、PSDアレイ
9のPSD10に入射し、その入射位置から各々の高さ
が計測される。図2実線で示すH1は、このときのPS
D10へのレーザ光の入射位置を示している。
【0017】次にモータ23を駆動して、受光部8をP
SD10のピッチtの1/2だけX方向に移動させ、再
度レーザ光により基板Sの上面の高さを計測する。図2
鎖線で示すH2は、このときのPSD10へのレーザ光
の入射位置を示している。このように、計測手段にPS
Dアレイ9を採用しているので、図6に示す従来のレー
ザスポット光による計測に比べてクリーム半田2の計測
が高速化でき、しかもPSD10のすき間dを補完する
ようにPSD10をX方向にずらすことにより、計測ポ
イントのピッチを小さくして計測ポイント数を倍増、あ
るいは倍倍増し、クリーム半田2のX方向の高さを精密
に計測できる。勿論、計測ポイント数を何倍増にするか
は自由であり、また受光部8を固定し、Xテーブル1a
を駆動して基板SをX方向に移動させても、同様の計測
を行える。
【0018】(実施例2)図4は本発明に係る実施例2
のクリーム半田の高さ計測装置を示す要部側面図、図5
は受光部8の正面図であり、2個の受光部8が角度θを
なして上下に配設されている。図5に示すように下段の
受光部8の各PSDアレイ9のPSD10と、上段の受
光部8のPSDアレイ9のPSD10は、互いに1/2
ピッチだけX方向にずらして配置されており、互いのP
SD10のすき間dを補完している。
【0019】スキャナ部5から基板Sに照射されたレー
ザ光は、クリーム半田2に反射され、この反射光の一部
は上段の結像レンズ7を透過して上段のPSD10に入
射し、またその一部は下段の結像レンズ7を透過して下
段のPSD10に入射する。H1,H2はそれぞれの入
射位置である。このように上段と下段のPSDアレイ9
は互いのPSD10のすき間dを補完するように配置さ
れているので、計測ポイント数を倍増してクリーム半田
2の高さを高速度でしかも精密に計測できる。勿論、3
個以上の受光部8を、各々のPSD10の位置をずらし
て配設してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、受光素子
アレイから成る受光部を基板に対して受光素子の間のす
き間を補完するべく、これらの受光素子をずらして反射
光を受光するようにしているので、クリーム半田の計測
ポイント数を多くして、高速度でしかも精密にクリーム
半田の高さを計測できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例1のクリーム半田の高さ計
測装置の斜視図
【図2】本発明に係る実施例1の受光部の正面図
【図3】本発明に係る実施例1のクリーム半田の高さ計
測装置の制御回路図
【図4】本発明に係る実施例2のクリーム半田の高さ計
測装置の要部側面図
【図5】本発明に係る実施例2の受光部の正面図
【図6】従来手段に係るクリーム半田の高さ計測中の要
部正面図
【図7】従来手段に係る受光部の正面図
【符号の説明】
1 テーブル(移動テーブル) 2 クリーム半田 3 発光部 8 受光部 9 受光素子アレイ 10 受光素子(PSD) S 基板 d すき間 t ピッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 102 H05K 3/34

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板が載置されるテーブルと、レーザ光を
    この基板上のクリーム半田に照射する発光部と、この基
    板に反射された反射光を受光する受光部とを備え、この
    受光部が多数個の受光素子をピッチをおいて並列して形
    成された受光素子アレイであり、上記受光素子の間のす
    き間を補完するべく、これらの受光素子をずらして反射
    光を受光するようにしたことを特徴とするクリーム半田
    の高さ計測装置。
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