JP3069775B2 - 球状コンクリートブロック成型装置 - Google Patents

球状コンクリートブロック成型装置

Info

Publication number
JP3069775B2
JP3069775B2 JP8332062A JP33206296A JP3069775B2 JP 3069775 B2 JP3069775 B2 JP 3069775B2 JP 8332062 A JP8332062 A JP 8332062A JP 33206296 A JP33206296 A JP 33206296A JP 3069775 B2 JP3069775 B2 JP 3069775B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spherical
concrete block
mold
fixed
molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8332062A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10166329A (ja
Inventor
詠次 岩間
Original Assignee
千代田技研工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 千代田技研工業株式会社 filed Critical 千代田技研工業株式会社
Priority to JP8332062A priority Critical patent/JP3069775B2/ja
Publication of JPH10166329A publication Critical patent/JPH10166329A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3069775B2 publication Critical patent/JP3069775B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
  • Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば人工漁
礁、土留めなどとして利用する球状コンクリートブロッ
クを成型する球状コンクリートブロック成型装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の上記した球状コンクリートブロッ
ク成型装置は、型枠を2つまたは3つの分割型枠に分割
し、分割した全ての分割型枠を移動させて球状コンクリ
ートブロックを成型する構成とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の球状コンクリー
トブロック成型装置は、全ての分割型枠を移動させる構
成であるので、各分割型枠の球面を同一球面上に一致さ
せる、すなわち各分割型枠の中心を一致させるのが難し
いため、形のよい球状コンクリートブロックを成型する
のが困難であるとともに、構成が複雑になるなどの不都
合があった。また、型枠を南半球部分と北半球部分とに
2分割し、振動を加えながら北半球部分を下降させてコ
ンクリートを加圧し、北半球部分を固定した南半球部分
に当接させて球状コンクリートブロックを成型すると、
北半球部分の北極を含む周りからコンクリートが離れて
下降するので、北極の周りがだれた、すなわち真球から
かけ離れた球状コンクリートブロックになるという不都
合があった。
【0004】この発明は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、形のよい球状コンクリート
ブロックを容易に成型することのできる球状コンクリー
トブロック成型装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる球状コ
ンクリートブロック成型装置は、下側が円筒面で、上側
が円筒面に連なる北半球の北極の周りを欠いた球面で、
この欠いた球面の断面が上側へ所定長連続した固定型枠
と、北半球に連なる南半球の球面を有した部分が固定枠
内へ下側から入る下型枠と、この下型枠が着脱可能に載
置され、テーブルガイド機構で案内されるテーブルと、
固定型枠の下側の待機位置、固定型枠内の成型位置に下
型枠を位置させるようにテーブルを移動させるテーブル
上下動機構と、テーブルを介して下型枠を振動させるテ
ーブル加振機構と、固定型枠の欠けた球面を有した部分
が固定型枠内へ上側から入り、上型枠ガイド機構で案内
される上型枠と、固定型枠の上側の待機位置、固定型枠
内の成型位置、この成型位置よりも下側の脱型位置に上
型枠を移動させる上型枠上下動機構とを備えるものであ
る。
【0006】そして、固定型枠を振動させる固定型枠加
振機構を設けたり、テーブルの南極の位置に下型枠を貫
通する下側位置決めピンを設けて下型枠を着脱可能にす
るのが望ましい。さらに、固定型枠の球面部分で、赤道
部分から上の北半球を貫通し、中子ガイド機構で案内さ
れる水平方向中子と、固定型枠の成型面の外側の待機位
置、固定型枠の成型面を貫通した成型位置に水平方向中
子を移動させる水平方向中子駆動機構とを設けるのが望
ましい。
【0007】または、上型枠の北極の位置に下型枠の南
極の位置を貫通する垂直中子を設けたり、上型枠の北極
の位置に、下側位置決めピンに当接し、下側位置決めピ
ンとで成型する球状コンクリートブロックの直径の長さ
になる上側位置決めピンを設けたり、さらに、固定型枠
の球面部分で、赤道部分から上の北半球を垂直中子また
は各位置決めピンに衝合せずに貫通し、中子ガイド機構
で案内される水平方向中子と、固定型枠の成型面の外側
の待機位置、固定型枠の成型面を貫通した成型位置に水
平中子を移動させる水平中子駆動機構とを設けるのが望
ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図に
基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態である
球状コンクリートブロック成型装置の正面図、図2は図
1に示した球状コンクリートブロック成型装置の右側面
図、図3は図1に示した球状コンクリートブロック成型
装置の平面図、図4は図1に示した球状コンクリートブ
ロック成型装置の水平方向中子を示す説明図である。
【0009】なお、図1および図2は、各型枠を断面に
するとともに、理解し易くするために一部を省略してあ
る。そして、図4は図1に示した球状コンクリートブロ
ック成型装置を第1水平方向中子の部分で切断した平面
図に相当する。さらに、水平方向中子は、各図で成型位
置に前進しているが、初期状態では待機位置に後退して
いる。
【0010】これらの図において、11はフレームを示
し、前後左右から見て縦長のロ字状に構成されている。
12はテーブルガイド機構および上型枠ガイド機構とし
てのガイドバーを示し、フレーム11の左右の内側に、
前後に上下方向へ平行に4本配設されている。13はテ
ーブルフレームを示し、フレーム11から後方へ延び、
後述する固定型枠21の上面までの高さを有している。
【0011】21は固定型枠を示し、フレーム11に水
平に取り付けられ、下側が円筒面で、上側が円筒面に連
なる北半球の北極の周りを平面で円形に欠いた球面で、
欠いた球面の断面が垂直に上側へ所定長連続して円筒面
となっている。そして、コンクリートを漏らさない状態
に後述するロッド31a,32aが貫通嵌合する孔が、
赤道部分から上側に設けられている。22は固定型枠加
振機構を示し、固定型枠21を振動させるために固定型
枠21に配設されている。
【0012】31は第1水平方向中子および第1水平方
向中子駆動機構としての油圧シリンダを示し、固定型枠
21の成型面である球面部分をロッド31aが貫通する
ように、テーブルフレーム13に水平に配設され、ロッ
ド31aが第1水平方向中子に相当する。32は第2水
平方向中子および第2水平方向中子駆動機構としての油
圧シリンダを示し、固定型枠21の成型面である球面部
分をロッド32aが貫通するように、テーブルフレーム
13に水平に配設され、ロッド32aが第2水平方向中
子に相当する。
【0013】なお、ロッド31a,32aは、後述する
垂直中子64が北極と南極とを結ぶ軸から外れ、互いが
上下にずれて水平面で90度の位置関係に配設されてい
る。そして、ロッド31a,32aは、待機位置へ後退
しても、中子ガイド機構として機能する固定型枠21に
先端側が係合している。
【0014】41は下型枠を示し、固定型枠21の北半
球に連なる南半球の球面を有し、固定型枠21内へ下側
から入る平面形状が円形の下型枠本体42と、この下型
枠本体42の軸を垂直方向にして下型枠本体42を支持
する支持部43とで構成されている。そして、下型枠本
体42の南極の位置に、コンクリートを漏らさない状態
に垂直中子64が貫通嵌合する孔42aが設けられてい
る。さらに、支持部43の南極に対応する位置に、垂直
中子64が貫通する孔43aが設けられている。
【0015】51はテーブルを示し、4本のガイドバー
12で水平を維持して上下に案内され、上側に下型枠4
1が着脱可能に載置されるものである。そして、下型枠
本体42の南極の位置に対応する部分に、垂直中子64
が貫通する孔51aが設けられている。54はテーブル
上下動機構としての油圧シリンダを示し、フレーム11
の左右の内側で、前後方向の中央に上下方向へ配設さ
れ、ロッド54aの先端がテーブル51に取り付けられ
ている。55はテーブル加振機構を示し、テーブル51
を介して下型枠41を振動させるためにテーブル51に
配設されている。
【0016】61は上型枠を示し、固定型枠21の欠け
た球面部分を有し、固定型枠21内へ上側から入る平面
形状が円形の上型枠本体62と、この上型枠本体62の
軸を垂直方向にして上型枠本体62を支持し、4本のガ
イドバー12で水平を維持して上下に案内される支持部
63とで構成されている。64は垂直中子を示し、上型
枠本体62の北極の位置に、垂下させて設けられてい
る。
【0017】65は上型枠上下動機構としての油圧シリ
ンダを示し、フレーム11の上側の中央に上下方向へ配
設され、ロッド65aの先端が支持部63に取り付けら
れている。66は上型枠加振機構を示し、上型枠本体6
2を振動させるために支持部63に配設されている。
【0018】71は給材ホッパを示し、テーブルフレー
ム13上を給材ホッパ駆動機構としての油圧シリンダ7
2で、固定型枠21内へ上方からコンクリートを供給す
る供給位置と、各移動部分が衝合しないように後退した
待機位置との間を水平方向へ移動させられる。なお、給
材ホッパ71の上型枠61側は、上型枠61が衝合しな
いように切り欠かれ、ロッド72aの先端に給材ホッパ
71が取り付けられている。
【0019】81Aは第1上側ストッパピンを示し、固
定型枠21の左右の下側中央に、垂直に配設されてい
る。81Bは第1下側ストッパピンを示し、テーブル5
1の左右の上側中央に、垂直に第1上側ストッパピン8
1Aの延長線上に配設され、第1上側ストッパピン81
Aに当接する位置が下型枠41の成型位置である。
【0020】82Aは第2上側ストッパピンを示し、支
持部63の前後左右の4隅の下側に、垂直に配設されて
いる。82Bは第2下側ストッパピンを示し、テーブル
51の前後左右の4隅の上側に、垂直に第2上側ストッ
パピン82Aの延長線上に配設され、第2上側ストッパ
ピン82Aに当接する位置が上,下型枠61,41の成
型位置である。
【0021】Bは成型された球状コンクリートブロック
を示す。なお、各油圧シリンダ31,32,54,6
5,72は、図示を省略した各リミットスイッチによっ
て伸長位置(供給位置、成型位置、脱型位置、供給位
置、待機位置など)、収縮位置(コンクリート投入位
置、成型位置、待機位置など)を検出され、図示を省略
した油圧機構によって駆動制御される。
【0022】図5(a)〜(c)は球状コンクリートブ
ロック成型過程の主要状態を示す説明図である。図5に
おいて、Cは球状コンクリートブロックBを成型するコ
ンクリートを示し、スランプ値が小さく、即時脱型可能
なものである。
【0023】次に、球状コンクリートブロックの成型に
ついて説明する。まず、図1および図2に示すように、
テーブル51が下降した状態で、テーブル51の所定位
置に下型枠41を載置固定する間に、図4に示すよう
に、ロッド31a,32aを伸長させるように油圧シリ
ンダ31,32を動作させ、ロッド31a,32aを待
機位置から成型位置へ前進させる。次に、ロッド54a
を収縮させるように油圧シリンダ54を動作させ、下型
枠本体42が固定型枠21内へ下側から入り、第1下側
ストッパピン81Bが第1上側ストッパピン81Aに当
接する手前のコンクリート投入位置へ待機位置から上昇
させると、垂直中子64が下型枠本体42の南極に設け
た孔42aを貫通する。
【0024】そして、ロッド72aを伸長させるように
油圧シリンダ72を動作させ、給材ホッパ71を待機位
置から供給位置へ前進させた後、給材ホッパ71を用い
て球状コンクリートブロックBを成型するのに必要なコ
ンクリートCを固定型枠21内へ上方から投入し、ロッ
ド72aを収縮させるように油圧シリンダ72を動作さ
せ、給材ホッパ71を供給位置から待機位置へ後退させ
ると、図5(a)に示すコンクリート供給完了状態とな
る。
【0025】このようにコンクリートCを固定型枠21
内へ投入するとき、給材ホッパ71を待機位置から給材
位置へ前進させた後、再度待機位置へ後退させるまでの
間、固定型枠21内へのコンクリートCの流入を促すた
めに固定型枠加振機構22を動作させる。次に、上型枠
加振機構66を動作させるとともに、ロッド65aを伸
長させるように油圧シリンダ65を動作させ、上型枠本
体62が固定型枠21内へ上側から入り、固定型枠21
の球面上に上型枠本体62の球面が位置する待機位置か
ら成型位置へ下降させる。
【0026】この上型枠本体62が成型位置へ下降完了
する手前からテーブル加振機構55を動作させ、上型枠
本体62が成型位置へ下降した後にロッド54aを収縮
させるように油圧シリンダ54を動作させ、下型枠本体
42をコンクリート投入位置から成型位置へ上昇させ
る。そして、第1下側ストッパピン81Bが第1上側ス
トッパピン81Aに当接し、第2上側ストッパピン82
Aと第2下側ストッパピン82Bとが当接した状態で両
加振機構55,66を停止させると、図5(b)に示す
プレス完了状態となる。
【0027】次に、ロッド31a,32aを収縮させる
ように油圧シリンダ31,32を動作させ、ロッド31
a,32aを成型位置から待機位置へ後退させた後、ロ
ッド54aを伸長させるように油圧シリンダ54を動作
させ、下型枠本体42を成型位置から待機位置へ下降さ
せるとともに、ロッド65aを伸長させるように油圧シ
リンダ65を動作させ、上型枠本体62を成型位置から
脱型位置へ下降させると、図5(c)に示す脱型完了状
態となる。
【0028】次に、ロッド65aを収縮させるように油
圧シリンダ65を動作させ、上型枠本体62を脱型位置
から待機位置へ上昇させると、初期状態に戻る。この間
に、球状コンクリートブロックBとともに下型枠41を
テーブル51から取り出した後、次の成型サイクルへ移
行する。
【0029】上述したように、この発明の一実施形態に
よれば、固定型枠21、下型枠41および上型枠61で
型枠を構成し、固定型枠21を基準にして各型枠本体4
2,62の球面を同一球面上に一致させる構成にしたの
で、固定型枠21、各型枠本体42,62の球面を同一
球面上に一致させ易くなるため、形のよい球状コンクリ
ートブロックBを容易に成型することができる。
【0030】そして、コンクリートCを球状に成型する
場合、成型位置の上型枠本体62を押さえとして機能さ
せ、下型枠本体42を上昇させて成型するので、固定型
枠21および上型枠本体62からコンクリートCが離れ
なくなるため、ほぼ真球の球状コンクリートブロックを
成型することができる。また、互いに直交する孔を球状
コンクリートブロックBに形成できるので、球状コンク
リートブロックBを1次元的、2次元的、または3次元
的に連結させることができるため、例えば人工漁礁、土
留めなどとして球状コンクリートブロックBを利用する
ことができる。
【0031】図6はこの発明の球状コンクリートブロッ
ク成型装置における下型枠、テーブルの他の例を示す説
明図であり、図1〜図5と同一または相当部分に同一符
号を付して説明を省略する。図6において、52はテー
ブル51の上側に設けた載置台を示し、載置面が球面と
されている。53は下側位置決めピンを示し、載置台5
2の南極の位置に垂直に設けられ、下型枠である下型枠
本体42の孔42aに嵌合して下型枠本体42を位置決
めするものであり、前述した垂直中子64の延長線上に
位置している。
【0032】なお、垂直中子64が上側位置決めピンと
なり、両位置決めピン53,64が当接したとき、両型
枠本体42,62の内側に位置する長さの和が、球状コ
ンクリートブロックBの直径の長さになる。
【0033】図6に示すように、テーブル51の載置台
52に下位置決めピン53で下型枠本体42を位置決め
する構成にしても、図1〜図5の場合と同様に球状コン
クリートブロックBが成型でき、同様な効果を得ること
ができる。そして、下側位置決めピン53で下型枠本体
42を位置決めする構成としたので、下型枠本体42の
位置決め、下型枠本体42のテーブル51から取り外し
が容易になる。
【0034】上記した実施形態では、上型枠61に上型
枠加振機構66を配設した例で説明したが、上型枠本体
62を押さえとして機能させれば足りるので、上型枠加
振機構66を省略してもよい。そして、上型枠本体62
の形状を、平面形状で円形にした例としたが、平面形状
を他の形状にしてもよい。また、垂直方向の中子を1
本、水平方向の中子の数を2本とした例で説明したが、
垂直方向および水平方向の中子はなくてもよく、水平方
向の中子は1本でも、3本でもよい。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、固定
型枠、下型枠および上型枠で型枠を構成し、固定型枠を
基準にして下型枠の球面および上型枠の球面を同一球面
上に一致させる構成にしたので、固定型枠の球面、下型
枠の球面および上型枠の球面を同一球面上に一致させ易
くなるため、形のよい球状コンクリートブロックを容易
に成型することができる。
【0036】そして、コンクリートを球状に成型する場
合、上型枠を成型位置に位置させ、固定型枠内へ入る上
型枠の部分を押さえとして機能させ、下型枠を上昇させ
て成型すると、固定型枠および上型枠からコンクリート
が離れなくなるため、ほぼ真球の球状コンクリートブロ
ックを成型することができる。さらに、下側位置決めピ
ンで下型枠を位置決めする構成としたので、下型枠の位
置決め、下型枠のテーブルから取り外しが容易になる。
【0037】また、互いに直交する孔を球状コンクリー
トブロックに形成できるので、球状コンクリートブロッ
クを1次元的、または2次元的、さらに孔を増やすこと
によって3次元的に連結させることができるため、例え
ば人工漁礁、土留めなどとして球状コンクリートブロッ
クを利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である球状コンクリート
ブロック成型装置の正面図である。
【図2】図1に示した球状コンクリートブロック成型装
置の右側面図である。
【図3】図1に示した球状コンクリートブロック成型装
置の平面図である。
【図4】図1に示した球状コンクリートブロック成型装
置の水平方向中子を示す説明図である。
【図5】(a)〜(c)は球状コンクリートブロック成
型過程の主要状態を示す説明図である。
【図6】この発明の球状コンクリートブロック成型装置
における下型枠、テーブルの他の例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
11 フレーム 12 ガイドバー 13 テーブルフレーム 21 固定型枠 22 固定型枠加振機構 31 油圧シリンダ(第1水平方向中子駆動機構) 31a ロッド(第1水平方向中子) 32 油圧シリンダ(第2水平方向中子駆動機構) 32a ロッド(第2水平方向中子) 41 下型枠 42 下型枠本体 42a 孔 43 支持部 43a 孔 51 テーブル 51a 孔 52 載置台 53 下側位置決めピン 54 油圧シリンダ(テーブル上下動機構) 54a ロッド 55 テーブル加振機構 61 上型枠 62 上型枠本体 63 支持部 64 垂直中子(上側位置決めピン) 65 油圧シリンダ(上型枠上下動機構) 65a ロッド 66 上型枠加振機構 71 給材ホッパ 72 油圧シリンダ(給材ホッパ駆動機構) 72a ロッド 81A 第1上側ストッパピン 81B 第1下側ストッパピン 82A 第2上側ストッパピン 82B 第2下側ストッパピン C コンクリート B 球状コンクリートブロック
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B28B 7/26 B28B 1/087 B28B 3/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下側が円筒面で、上側が前記円筒面に連
    なる北半球の北極の周りを欠いた球面で、この欠いた球
    面の断面が上側へ所定長連続した固定型枠と、 前記北半球に連なる南半球の球面を有した部分が前記固
    定枠内へ下側から入る下型枠と、 この下型枠が着脱可能に載置され、テーブルガイド機構
    で案内されるテーブルと、 前記固定型枠の下側の待機位置、前記固定型枠内の成型
    位置に前記下型枠を位置させるように前記テーブルを移
    動させるテーブル上下動機構と、 前記テーブルを介して前記下型枠を振動させるテーブル
    加振機構と、 前記固定型枠の欠けた球面を有した部分が前記固定型枠
    内へ上側から入り、上型枠ガイド機構で案内される上型
    枠と、 前記固定型枠の上側の待機位置、前記固定型枠内の成型
    位置、この成型位置よりも下側の脱型位置に前記上型枠
    を移動させる上型枠上下動機構と、 を備える球状コンクリートブロック成型装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の球状コンクリートブロ
    ック成型装置において、 前記固定型枠を振動させる固定型枠加振機構を設けた、 ことを特徴とする球状コンクリートブロック成型装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の球状コ
    ンクリートブロック成型装置において、 前記テーブルの南極の位置に前記下型枠を貫通する下側
    位置決めピンを設けて前記下型枠を着脱可能にした、 ことを特徴とする球状コンクリートブロック成型装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
    記載の球状コンクリートブロック成型装置において、 前記固定型枠の球面部分で、赤道部分から上の北半球を
    貫通し、中子ガイド機構で案内される水平方向中子と、 前記固定型枠の成型面の外側の待機位置、前記固定型枠
    の成型面を貫通した成型位置に前記水平方向中子を移動
    させる水平方向中子駆動機構とを設けた、 ことを特徴とする球状コンクリートブロック成型装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載の球状コ
    ンクリートブロック成型装置において、 前記上型枠の北極の位置に前記下型枠の南極の位置を貫
    通する垂直中子を設けた、 ことを特徴とする球状コンクリートブロック成型装置。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の球状コンクリートブロ
    ック成型装置において、 前記上型枠の北極の位置に、前記下側位置決めピンに当
    接し、前記下側位置決めピンとで成型する球状コンクリ
    ートブロックの直径の長さになる上側位置決めピンを設
    けた、 ことを特徴とする球状コンクリートブロック成型装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載の球状コ
    ンクリートブロック成型装置において、 前記固定型枠の球面部分で、赤道部分から上の北半球を
    前記垂直中子または前記各位置決めピンに衝合せずに貫
    通し、中子ガイド機構で案内される水平方向中子と、 前記固定型枠の成型面の外側の待機位置、前記固定型枠
    の成型面を貫通した成型位置に前記水平方向中子を移動
    させる水平方向中子駆動機構とを設けた、ことを特徴と
    する球状コンクリートブロック成型装置。
JP8332062A 1996-12-12 1996-12-12 球状コンクリートブロック成型装置 Expired - Lifetime JP3069775B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8332062A JP3069775B2 (ja) 1996-12-12 1996-12-12 球状コンクリートブロック成型装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8332062A JP3069775B2 (ja) 1996-12-12 1996-12-12 球状コンクリートブロック成型装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10166329A JPH10166329A (ja) 1998-06-23
JP3069775B2 true JP3069775B2 (ja) 2000-07-24

Family

ID=18250726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8332062A Expired - Lifetime JP3069775B2 (ja) 1996-12-12 1996-12-12 球状コンクリートブロック成型装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3069775B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10166329A (ja) 1998-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN211333723U (zh) 一种混凝土砌块浇注模具
CN109382905A (zh) 一种预制混凝土构件的生产流水线
JP3069775B2 (ja) 球状コンクリートブロック成型装置
EP1337359B1 (en) Core setter for matchplate moulding machine
JP2808424B2 (ja) セメント系組成物からなるプレス型の製造方法
CN208343138U (zh) 一种混凝土垫块成型装置
US3419649A (en) Method for moulding pipes from cementitious mixes
CN104552558B (zh) 薄壁混凝土空心壳体成型机
JP2859952B2 (ja) 鋳造装置
JP3133497B2 (ja) ストレ−ナ取付装置
JPH11156822A (ja) 生コンクリート内の自動気泡抜き装置及びその方法
CN112697560A (zh) 一种混凝土立方体试件自动成型装置
CN113043420A (zh) 一种水泥预制件浇筑成型装置
CN218524451U (zh) 一种预制裂隙试件制备装置
JP2835941B2 (ja) 4脚ブロック用コンクリート打設装置
CN221236279U (zh) 一种钢结构建筑钢柱施工组件
CN214995978U (zh) 一种管廊成型装置的内支撑组件
CN219672138U (zh) 一种加强型建筑混凝土模板
CN212241469U (zh) 一种电动盖板
CN217573346U (zh) 一种自动控制的预制t梁模板
JP3229065B2 (ja) 補強網の配列方法およびその方法に使用されるセット棒
JPH0442107B2 (ja)
CN114791382A (zh) 一种三轴试验制样装置及使用方法
JPH0314042U (ja)
JPS62176631A (ja) 金型の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090526

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100526

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110526

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110526

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120526

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120526

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130526

Year of fee payment: 13

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term