JP3069744U - 柩 - Google Patents
柩Info
- Publication number
- JP3069744U JP3069744U JP1999009567U JP956799U JP3069744U JP 3069744 U JP3069744 U JP 3069744U JP 1999009567 U JP1999009567 U JP 1999009567U JP 956799 U JP956799 U JP 956799U JP 3069744 U JP3069744 U JP 3069744U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- hearse
- lid
- wooden
- whole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 全体を軽量として、不使用時の搬
送や収納にスペ−スをとられず、焼却時間も短くコスト
も低廉化できるうえ、遺体が保菌状態となっている場合
の感染も防止することができ、フリ−サイズとすること
ができ、必要に応じたサイズのものに自在に成形するこ
とをも可能とした柩とする。 【解決手段】 全体を段ボ−ルで成形してあるこ
ととし、多重層構造とし、底面には補強用の木板を設け
てあることとし、蓋体の周縁に木製の補強枠を設けてあ
ることとし、本体を組み立て式とし、防水加工処理及び
抗菌加工処理を施してあることとする。
送や収納にスペ−スをとられず、焼却時間も短くコスト
も低廉化できるうえ、遺体が保菌状態となっている場合
の感染も防止することができ、フリ−サイズとすること
ができ、必要に応じたサイズのものに自在に成形するこ
とをも可能とした柩とする。 【解決手段】 全体を段ボ−ルで成形してあるこ
ととし、多重層構造とし、底面には補強用の木板を設け
てあることとし、蓋体の周縁に木製の補強枠を設けてあ
ることとし、本体を組み立て式とし、防水加工処理及び
抗菌加工処理を施してあることとする。
Description
【0001】
本考案は柩に関し、遺体を収用安置し、火葬に際し、遺体と共に焼却するため の柩に関する。
【0002】
一般的に柩は木板で成形された箱体と、その箱体の上面開口を閉塞する蓋体と より構成されている。そして、遺体の大きさに対応して種々のサイズのものが成 形されることとなっている。
【0003】
そのため、従来の柩は重量が嵩み、不使用時の搬送にも多くのスペ−スを要し 、さらには焼却時間も長くかかり、価格も高いものとされている。
【0004】
そこで、本考案は上記した従来の実情、問題点に着目してなされたもので、全 体を軽量として、不使用時の搬送や収納にスペ−スをとられず、焼却時間も短く コストも低廉化できるうえ、遺体が保菌状態となっている場合の感染も防止する ことができ、フリ−サイズとすることができ、必要に応じたサイズのものに自在 に成形することをも可能とした柩を提供することを目的としている。
【0005】
この目的を達成するために、本考案に係る柩は全体を段ボ−ルで成形してある ことを特徴とし、多重層構造とし、底面には補強用の木板を設けてあることを特 徴とし、蓋体の周縁に木製の補強枠を設けてあることを特徴とし、本体を組み立 て式とし、防水加工処理及び抗菌加工処理を施してあることを特徴としている。
【0006】
【作用】 係る構成としたことにより、本考案に係る柩は、全体が軽量となり、不使用時 の搬送、収納にスペ−スをとらず、焼却時間も短く大幅な低廉化が図れ、取扱い 者を病原菌の感染からも未然に防止でき、フリ−サイズのものとして自在に組み 立て使用することができるものとなるのである。
【0007】
次に、本考案の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本考案 を実施した柩の縦断面図、図2は同じく蓋体に設けられる木枠の縦断面図、図3 は同じく蓋体の平面図、図4は同じく本体の展開図である。
【0008】 これらの図にあって1は柩を示し、この柩1は上面を開口した直方体状の本体 2と、その本体2の上面開口を閉塞する蓋体3とより構成され、その全体が段ボ −ルによって成形されたものとなっている。
【0009】 この本体2は不使用時には図4として示すように延べ板状とされており、折り 筋4・4…等を設けておくことによって素速く箱状に組み立てることができるも のとしてあり、その際、延長部5・5…は折り返されて重合状態とされ、箱状と なる本体2を補強することとなる。
【0010】 また、箱状に組み立てられた本体2の内部には、その本体2の内壁面に沿って 底面上までをカバ−する段ボ−ル製の補強体6が重合状態で備えられる。この補 強体6は本体2の内部に嵌装される断面をコ字状としたもの、上面を開口した直 方体状のもの、あるいはバラ状態の段ボ−ル板材を適宜用いてもよい。
【0011】 さらに、本体2に入れられた補強体6の内側には、その底面に当接されて木製 の補強板7が敷設される。この補強板7は一枚物に限らず、複数枚を順次並設さ せてやることも可能である。
【0012】 一方、蓋体3は前記した本体2の上面開口を閉塞するもので、本体2の上面外 縁と合致するサイズとされる。本体2をフリ−サイズとして組み立てた際に生ず るサイズの相違は適宜にカットすること等で調整することも可能である。そして 、この蓋体3には遺体の顔部分を覗き見るため、観音開きの扉10が設けられて いる。
【0013】 また、この蓋体3の下面には本体2の上面開口内面に嵌合装着される嵌合部8 が垂設されており、この嵌合部8の底面は前記した補強体6の頂面と当接して支 持され、ガタ付きのない状態での蓋体3の装着が図れるようになっている。
【0014】 さらに、この蓋体3の周縁には木枠9が設けられる。この木枠9は断面が下向 きコ字状とされて、本体2の上面開口縁に嵌合され、全体を補強するとともに、 蓋体3を本体2から離脱することのないよう釘打ち止着にも対応できるものとし ている。そして、この木枠9は蓋体3の周縁下面でも、蓋体3の上面と面一状態 としての装備でもよい。
【0015】 加えて、本実施の形態における柩1は全体が段ボ−ルで成形されることから、 水等をはじめとする液体の染み込み損壊を防止するため防水加工が施され、さら に、遺体に病原菌が残存している場合に備え、抗菌処理を施して、業者等の取扱 い者に菌が感染してしまうことを防止している。
【0016】
本考案に係る柩は上述のように構成されている。全体を段ボ−ルで成形するこ とによって軽量化と焼却時間の短縮が図れ、展開状態としておくことでフリ−サ イズの組み立てと搬送や収納の省スペ−ス化が図れ、また、補強もよく、壊れる ことや液体の染み込み損壊もなく、病原菌の感染も防止できるものとなっている 。
【図1】本考案を実施した柩の縦断面図である。
【図2】蓋体に設けられる木枠の縦断面図である。
【図3】蓋体の平面図である。
【図4】本体の展開図である。
1 柩 2 本体 3 蓋体 4 折り筋 5 延長部 6 補強体 7 補強板 8 嵌合部 9 木枠 10 扉
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月9日(2000.2.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (4)
- 【請求項1】 全体を段ボ−ルで成形してあることを特
徴とする柩。 - 【請求項2】 多重層構造とし、底面には補強用の木板
を設けてあることを特徴とする請求項1に記載の柩。 - 【請求項3】 蓋体の周縁に木製の補強枠を設けてある
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の柩。 - 【請求項4】 本体を組み立て式とし、防水加工処理及
び抗菌加工処理を施してあることを特徴とする請求項
1、請求項2または請求項3に記載の柩。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999009567U JP3069744U (ja) | 1999-12-17 | 1999-12-17 | 柩 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999009567U JP3069744U (ja) | 1999-12-17 | 1999-12-17 | 柩 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3069744U true JP3069744U (ja) | 2000-06-30 |
Family
ID=43203183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999009567U Expired - Lifetime JP3069744U (ja) | 1999-12-17 | 1999-12-17 | 柩 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3069744U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010119797A (ja) * | 2008-11-23 | 2010-06-03 | Heiwa Casket:Kk | 段ボール棺 |
-
1999
- 1999-12-17 JP JP1999009567U patent/JP3069744U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010119797A (ja) * | 2008-11-23 | 2010-06-03 | Heiwa Casket:Kk | 段ボール棺 |
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