JP3069734U - キ―ボ―ドの文字キ―構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字キーのキーボードの上面に対する外観厚
さを減少可能なキーボードの文字キー構造。 【解決手段】 架橋機構の二つのサポートフレームの底
側のスライドロッドと回転ロッドを一定角度を以て下向
きに傾斜延伸させて並びに略楕円形に成形することによ
り基板の対応する位置決めフックシートの対応する貫通
孔中に嵌入するようにし、並びにスライドロッドの二端
を特定区域範囲内で延伸して支持ブロックが特別に画定
する角縁の支持を脱出させて回転軸心となして基板上で
スライドさせることにより、全体の架橋機構の取付け位
置を基板中に沈め、それによりキートップの基板に対す
る相対外観高度を減らして軽薄化の目的を達成できるよ
うにした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種のキーボードの文字キー構造に係り、特に、周知のノートパソコ ン上の文字キー構造の昇降行程を改変しないで、その外観高度を適量減らすと共 に、その昇降過程の安定性と引張り抵抗力を増進した、キーボードの文字キー構 造に関する。

【０００２】

【従来の技術】

図１に示されるのは周知のコンピュータのキーボードの文字キー構造１であり 、基板１０、フィルム基板１１、ゴムカップ１２、架橋機構１３及びキートップ １４で組成されている。そのうち基板１０上には第１位置決めフックシート１０ ０と第２位置決めフックシート１０１及びこれらの形成により形成された第１貫 通孔１０２と第２貫通孔１０３があり、基板１０上にフィルム基板１１と弾性ゴ ムカップ１２が順に設置される。架橋機構１３は相互に交叉し枢接された第１サ ポートフレーム１３０と第２サポートフレーム１３１を具備し、該第１サポート フレーム１３０の底側に第１位置決めフックシート１００内に活動係止され且つ スライド可能な円形スライドロッド１３２が設けられ、上側がキートップ１４と 枢接され、第２サポートフレーム１３１の底側に第２位置決めフックシート１０ １内に固定係止されて回転可能な円形回転ロッド１３３が設けられ、上側がキー トップ１４とスライド可能に結合されている。キートップ１４が押される時、前 述の円形回転ロッド１３３が回転し円形スライドロッド１３２がスライドしてキ ートップ１４が下がりゴムカップ１２を圧迫し、フィルム基板１１の対応する電 気接点を導通させて信号を出力する。

【０００３】 しかし、前述の文字キー構造１中、第１サポートフレーム１３０の円形スライ ドロッド１３２或いは第２サポートフレーム１３１の円形回転ロッド１３３がい ずれも第１貫通孔１０２と第２貫通孔１０３の傍らの基板１０の上に跨置されて も、或いは図示されるように基板１０の上方のフィルム基板１１の上に跨置され てそれによりフィルム基板１１を制圧するものとされても（この特徴は台湾パテ ント公報第３５８５７０号中に記載されている）、第１位置決めフックシート１ ００と第２位置決めフックシート１０１はその高度を高めなければ円形スライド ロッド１３２と円形回転ロッド１３３を収容することができず、ゆえに全体の架 橋機構１３が圧迫されてフィルム基板１１の上に押し上げられ、このためにキー トップ１４の基板１０に対する相対高度が増加し、全体のキーボードを軽薄化す ることができなくなった。このほか、該架橋機構１３は実際にはただ一端の円形 スライドロッド１３２の底面の単一接線部分を以てフィルム基板１１或いは基板 １０と支持とスライドを形成するため、安定性が不足し、ゆえにキートップ１４ が押された時、全体の文字キー構造１が傾斜揺動を発生してタイピング作業の不 都合を形成し、並びに構造がゆるく結合しているためにゴムカップが瞬間的に弾 性拡張したり使用者が不当な引っ張りを行うことで脱落しやすかった。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、昇降行程不変の条件の下で外観高度を減らし、キーボードの軽薄化 に有利であるキーボードの文字キー構造を提供することを課題とし、具体的には 、架橋機構の二つのサポートフレームの底側のスライドロッドと回転ロッドを一 定角度を以て下向きに傾斜延伸させて並びに略楕円形に成形することにより基板 の対応する位置決めフックシートの対応する貫通孔中に嵌入するようにし、並び にスライドロッドの二端を特定区域範囲内で延伸して支持ブロックが特別に画定 する角縁の支持を脱出させて回転軸心となして基板上でスライドさせることによ り、全体の架橋機構の取付け位置を基板中に沈め、それによりキートップの基板 に対する相対外観高度を減らして軽薄化の目的を達成できるようにする。

【０００５】 本考案は次に、タイピング時の文字キーの昇降過程の安定性を高めたキーボー ドの文字キー構造を提供することを課題とし、具体的には、架橋機構の二つのサ ポートフレームの底側のスライドロッドと回転ロッドのいずれも断面が略楕円形 を呈するよう形成し、並びにスライドロッドの二端の特殊な支持ブロックと角縁 を回転軸心として支持設置することにより、全体の架橋機構に連動するキートッ プが押されて昇降する時に安定して揺動を発生しないように、且つ引抜きに対す る抵抗力を強化して脱落しにくくする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、 回路基板とされ、その上に電気接点を具えた回路層が設置され、且つ板体の適 宜距離を置いた二側それぞれに相互に対応する少なくとも一つの第１位置決め体 と少なくとも一つの第２位置決め体が設けられ並びにそれにより第１貫通孔と第 ２貫通孔が形成された、上記回路基板、 ゴムカップとされ、該回路基板の電気接点部分に設置された上記ゴムカップ、 架橋機構とされ、交叉枢接された第１サポートフレームと第２サポートフレー ムを具備し、該第１サポートフレームの底側が前述の第１位置決め体の制限を受 けるスライド部とされ上側が回転部とされ、第２サポートフレームの底側が該第 ２位置決め体の制限を受ける回転部とされ上側がスライド部とされた、上記架橋 機構、 キートップとされ、その底面の適宜距離を置いた二側それぞれに該第１サポー トフレームの回転部が枢接される回転部受け部と、第２サポートフレームのスラ イド部がスライド可能に組み合わせられるスライド部受け部が形成された、上記 キートップ、 以上を具備したキーボードの文字キー構造において、 第１サポートフレームのスライド部が回路基板上に支持される二側の支持ブロ ックとこの二側の支持ブロック間に位置して第１位置決め体の制限を受ける一つ のスライドロッドとを具え、該支持ブロックがスライドロッド端面の垂直中心線 の内半側区域内を局部外向きに延伸して形成され、該支持ブロックの外側面と底 側面の交叉により画定形成される角縁が前述の垂直中心線上に位置し並びに回転 軸心とされ転がり並びに回路基板上に支持され、スライドロッドが二つの支持ブ ロックに対して凹形の陥入状を呈して第１貫通孔中に嵌入し、第２サポートフレ ームの回転部が二つの、外向きに突出し第２位置決め体の制限を受ける二つの回 転ロッドを具備し、且つ各回転ロッドがいずれも第２貫通孔中に陥入することを 特徴とする、キーボードの文字キー構造としている。 請求項２の考案は、前記第１サポートフレームのスライドロッドの断面形状が 、一つの矩形の上下側を同幅を以てそれぞれ延伸して等径の一つの半円を形成し てなる略楕円形とされ、第１サポートフレームの支持ブロックが該略楕円形のス ライドロッドの端面の垂直中心線と水平中心線が画定する内側の四分の一の区域 が外向きに延伸されて形成され、前記角縁に直角形態を形成させ、これにより該 角縁が回路基板に対して形成する回転軸心がスライドロッドの軸心と同一直線上 に位置づけられることを特徴とする、請求項１に記載のキーボードの文字キー構 造としている。 請求項３の考案は、前記第２サポートフレームの回転ロッドが、第２サポート フレームのフレーム体と一定の傾斜角度を呈するよう延伸形成された折れ部に連 接形成されたことを特徴とする、請求項１に記載のキーボードの文字キー構造と している。

【０００７】

【考案の実施の形態】

本考案のキーボードの文字キー構造は、一つの基板、一つのフィルム基板、一 つのゴムカップ、一つの架橋機構及び一つのキートップを具え、そのうち架橋機 構は交叉枢接された第１サポートフレームと第２サポートフレームで組成され、 第１サポートフレームに基板上の二側の支持ブロックに支持され二つの支持ブロ ック間に位置して基板の位置決めフックシートの制限を受ける一つの略楕円形ス ライドロッドが設けられ、該支持ブロックはスライドロッド端面よりその垂直中 心線内半側区域内において外向きに延伸形成され並びに該垂直中心線上の角縁が 回転軸心として画定されて基板上を転がりスライド可能とされ、並びにこのスラ イドロッドが位置決めフックシートに隣接する貫通孔中に嵌入し、第２サポート フレームは別の二つの位置決めフックシートの制限を受ける二つの略楕円形回転 ロッドとされ、且つ各回転ロッドはいずれも位置決めフックシートに隣接する貫 通孔中に嵌入し、これにより架橋機構が基板中に嵌入し、文字キーの外観高度を 減らし且つ文字キーの昇降過程の安定性を向上し、及び、比較的強い引抜き抵抗 力を有する。

【０００８】

【実施例】

図２、３は本考案のキーボードの文字キー構造の実施例の分解及び組合せ斜視 図である。該文字キー機構は、回路層を具えた回路基板、ゴムカップ４、架橋機 構５及びキートップ６を具備する。そのうち回路基板は本実施例によると、基板 ２とフィルム基板３を具備する。

【０００９】 基板２の適宜距離を開けた二側にそれぞれ逆Ｌ形を呈し且つ三角形に配置され た一つの第１位置決めフックシート２０と二つの第２位置決めフックシート２１ が設けられ、並びにそのフック端の下方に対応する位置に一つの第１貫通孔２０ ０と二つの第２貫通孔２１０が設けられ、且つ二つの第２位置決めフックシート ２１の間の中央の僅かに外側の部分に一つのストッパシート２２が凸設され、該 ストッパシート２２の内側に別に一つの第３貫通孔２２０が開設されている。 フィルム基板３は基板２の上に設置され、圧接を受けて特定の回路が導通する 電気接点を具え、且つ前述の各位置決めフックシートとストッパシートに対応す る位置に、それぞれ穿孔３０、３１、３２が設けられ、該フィルム基板３は単層 回路フィルム、二層回路フィルムの組合せ或いは図示されるように二層回路フィ ルム間にさらに一つのスペーサフィルムが挟設されたものとされる。

【００１０】 ゴムカップ４は単独でフィルム基板３の電気接点部分に固定されるか、或いは 予め穿孔４００、４０１を設けたクッションシート４０の上に固定されてからフ ィルム基板３の上に設置される。

【００１１】 架橋機構５は交叉枢接する第１サポートフレーム５０と第２サポートフレーム ５１を具え、そのうち第１サポートフレーム５０の底側は前述の第１位置決めフ ックシート２０の単向制限を受け、前後にスライド可能なスライド部とされ、上 側は回転部とされ、該回転部の形態は二側の係止孔５００と前縁間に形成された 二つの回転ロッド５０１とされる。第２サポートフレーム５１の底側は前述の第 ２位置決めフックシート２１の制限を受ける回転部とされ、上側はスライド部と され、該スライド部の形態は二側より外向きに凸伸された二つのスライドロッド ５１０とされる。

【００１２】 キートップ６の底面の適宜距離の二側にそれぞれ逆Ｕ形片状を呈し枢接溝６０ ０を具えた二つの回転部受け部６０と、Ｕ形溝状を呈し滑り溝６１０を具えた二 つのスライド部受け部６１が設けられ、第１サポートフレーム５０の回転ロッド ５０１が枢接溝６００に挟まれて枢転状態を呈し、第２サポートフレーム５１の スライドロッド５１０が滑り溝６１０に収容されてスライド状態を呈する。

【００１３】 そのうち注意すべきことは以下のようである。前述の第１サポートフレーム５ ０の底側のスライド部は二側の支持ブロック５０２と該二つの支持ブロック５０ ２の間に支持された一つのスライドロッド５０３を具備し、該スライドロッド５ ０３の断面が望ましくは一つの矩形の上下側が等幅にそれぞれ延伸されて等径の 一つの半円が形成されてなる略楕円形（図４参照）とされるが、しかし、単純な 円形或いはその他の任意の適宜形状とされうる。支持ブロック５０２は略楕円形 のスライドロッド５０３の端面の端面の垂直中心線と水平中心線が画定する４分 の１の区域（図４に示される左上角の部分）より外向きに延伸、成形されてなり 、支持ブロック５０２の外側面５０４と底側面５０５の交叉により画定形成され る角縁５０６が円弧直角形態に形成されるが、広義には、実際には支持ブロック ５０２はただスライドロッド５０３の端面の垂直中心線の内半側区域内で局部外 向きに延伸形成されてその角縁５０６がその垂直中心線上の任意の一箇所にあれ ばよく、その外側面５０４と底側面５０５の位置と夾角がどのようであるかは不 問である。こうして該支持ブロック５０２が前述のようにして画定された角縁５ ０６により基板２の上に支持され並びに角縁５０６を回転軸心として（注：ここ にあって、角縁５０６が画定する回転軸心はスライドロッド５０３の軸心位置と 同一直線上に存在しうる）、安定して基板２上で転がりスライドし、相対的に二 つの支持ブロック５０２間のスライドロッド５０３が二つの支持ブロック５０２ に対して凹形の垂陥状を形成し（図３、４参照）、第１位置決めフックシート２ ０が係合できるものとされるだけでなく、全体或いは一部が第１貫通孔２００中 に陥入する。

【００１４】 このほか、第２サポートフレーム５１の回転部はそのフレーム体に対して下向 きに一定角度傾斜する折れ部５１１とそれと連接し外側に突出する二つの回転ロ ッド５１２を具備する。該回転ロッド５１２の断面形状は、望ましくは、前述の スライドロッド５０３と同様に、一つの矩形の上下側が等幅でそれぞれ延伸され て等径の一つの半円が形成されてなる略楕円形とされるか、或いは単純な円形或 いはその他の任意の適宜形状とされ、該回転ロッド５１２が第２位置決めフック シート２１とストッパシート２２の間に制限され、並びに完全或いは一部が第２ 貫通孔２１０中に嵌入する（図３、４参照）。このほか、第２サポートフレーム ５１の二つの回転ロッド５１２の間にストッパシート２２内側に当持される一つ のストッパ部５１３が設けられ、且つ該ストッパ部５１３の中央に別に一つの凸 片５１４が凸設され、第３貫通孔２２０よりストッパシート２２の下方に進入し てより良好な引抜き抵抗の安定性を提供する。

【００１５】 こうして図３に示される本考案の文字キー構造が組み合わされる。図４、５に 示されるように、使用者がキートップ６を押して架橋機構５を下降させる時、第 １サポートフレーム５０が上側の回転ロッド５０１を以て、そして第２サポート フレーム５１が底側の回転ロッド５１２を以て、それぞれキートップ６の回転部 受け部６０の枢接溝６００中、及び第２貫通孔２１０中で回転する。第１サポー トフレーム５０は底側の支持ブロック５０２を以て、第２サポートフレーム５１ は上側のスライドロッド５１０を以て、それぞれ第１位置決めフックシート２０ 内の基板２の上、及びキートップ６のスライド部受け部６１の滑り溝６１０中で スライドし、こうして下降の動作を完成し、強制的にゴムカップ４をフィルム基 板３に圧接させ、信号入力を行う。これから分かるように、第１サポートフレー ム５０と第２サポートフレーム５１のいずれでも、その底側のスライドロッド５ ０３或いは回転ロッド５１２が実際上平均して第１貫通孔２００と第２貫通孔２ １０中に陥没する。別角度から言うと、即ち全体の架橋機構５が実際には周知の 構造が基板２或いは基板２より高いフィルム基板３の上に架設されて基板２中に 嵌入したのとは異なるため、架橋機構５の支持するキートップ６の基板２に対す る高度が相対的に減少し、基板２の厚さに接近する寸法となり、且つ第１位置決 めフックシート２０と第２位置決めフックシート２１の突出高度もこれにより下 降するため、全体の文字キーのキーボード上面における高さが適宜減らされ、ゆ えにキーボード乃至機体のさらなる軽薄化に有効である。

【００１６】 このほか一方で、第１サポートフレーム５０のスライド過程でその支持ブロッ ク５０２の角縁５０６が基板２と線形接触を保持し（側面視によると点接触）支 持を獲得し、並びに該角縁５０６が回転軸心とされて基板２の上を転がりスライ ドし、該回転軸心が実際にはスライドロッド５０３の軸心延長線とされ、また一 方で、スライドロッド５０３の略楕円形形状の特性を利用して第１貫通孔２００ 内で第１位置決めフックシート２０との間にもう一つの支持点が発生し、ゆえに その第１サポートフレーム５０底側がスライド過程でより高い安定性を保持し、 操作者がタイピングする時に揺動する不安定な現象を発生せず、十分にタイピン グ作業の平穏性と正確性を向上でき、且つ比較的高い引抜き抵抗力を有するため ゴムカップ４が上向きに弾性回復する時或いは使用者の加力の不当時に脱落する 現象を回避でき、全体の文字キー構造の安定性を確保できる。

【００１７】 さらに、前述の図２乃至図５で、回路基板が一つの基板２と一つのフィルム基 板３を重ね合わせて形成された実施例について説明を行ったが、しかし該回路基 板は図６のもう一つの実施例に示されるように、僅かに上に回路層を設置し僅か に靱性と硬度を有する一つの片状の基板２’とされうる。並びにその上に前述の 実施例の基板２と同様に、第１位置決めフックシート２０’、第２位置決めフッ クシート２１’、ストッパシート２２’、第１貫通孔２００’、第２貫通孔２１ ０’、及び第３貫通孔２２０’が設けられ、全体の回路基板の厚さを減少して文 字キードを減少する効果を提供する。

【００１８】

【考案の効果】

総合すると、本考案のキーボードの文字キー構造は各自圧に周知の文字キー構 造の使用上の欠点を改善し、十分にその高さを減少し並びにその昇降過程の安定 性と引っ張り抵抗力を増しており、ゆえにその実用性と進歩性は明らかであり、 また本考案の構造は同類の製品中になく、また公開使用もなされておらず、ゆえ に新規性を有している。

【図面の簡単な説明】

【図１】周知のキーボードの文字キー構造の局部断面側
面表示図である。

【図２】本考案の分解斜視図である。

【図３】本考案の組合せ斜視図である。

【図４】本考案中、文字キーがまだ押されていない時の
局部断面側面図である。

【図５】本考案中、文字キーが押された後の局部断面側
面図である。

【図６】本考案のもう一つの実施例の分解斜視図であ
る。

【符号の説明】

１ 文字キー構造 １０ 基板 １００ 第１位置決めフックシー
ト １０１ 第２位置決めフックシート １０２ 第
１貫通孔 １０３ 第２貫通孔 １１ フィ
ルム回路 １２ ゴムカップ １３ 架橋
機構 １３０ 第１サポートフレーム １３１ 第
２サポートフレーム １３２ スライドロッド １３３ 回
転ロッド １４ キートップ ２ 基板 ２０ 第１位置決めフックシート ２００ 第
１貫通孔 ２１ 第２位置決めフックシート ２１０ 第
２貫通孔 ２２ ストッパシート ２２０ 第
３貫通孔 ２’ 基板 ２０’ 第１位置決めフックシート ２００’
第１貫通孔 ２１’ 第２位置決めフックシート ２１０’
第２貫通孔 ２２’ ストッパシート ２２０’
第３貫通孔 ３ フィルム基板 ３０ 穿孔 ３１ 穿孔 ３２ 穿孔 ４ ゴムカップ ４０ クッションシート ４００ 穿
孔 ４０１ 穿孔 ５ 架橋機構 ５０ 第１サポートフレーム ５００ 係
止孔 ５０１ 回転ロッド ５０２ 支
持ブロック ５０３ スライドロッド ５０４ 外
側面 ５０５ 底側面 ５０６ 角
縁 ５１ 第２サポートフレーム ５１０ ス
ライドロッド ５１１ 折れ部 ５１２ 回
転ロッド ５１３ ストッパ部 ５１４ 凸
片 ６ キートップ ６０ 回転部受け部 ６００ 枢
接溝 ６１ スライド部受け部 ６１０ 滑
り溝

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 回路基板とされ、その上に電気接点を具
   えた回路層が設置され、且つ板体の適宜距離を置いた二
   側それぞれに相互に対応する少なくとも一つの第１位置
   決め体と少なくとも一つの第２位置決め体が設けられ並
   びにそれにより第１貫通孔と第２貫通孔が形成された、
   上記回路基板、 ゴムカップとされ、該回路基板の電気接点部分に設置さ
   れた上記ゴムカップ、架橋機構とされ、交叉枢接された
   第１サポートフレームと第２サポートフレームを具備
   し、該第１サポートフレームの底側が前述の第１位置決
   め体の制限を受けるスライド部とされ上側が回転部とさ
   れ、第２サポートフレームの底側が該第２位置決め体の
   制限を受ける回転部とされ上側がスライド部とされた、
   上記架橋機構、 キートップとされ、その底面の適宜距離を置いた二側そ
   れぞれに該第１サポートフレームの回転部が枢接される
   回転部受け部と、第２サポートフレームのスライド部が
   スライド可能に組み合わせられるスライド部受け部が形
   成された、上記キートップ、 以上を具備したキーボードの文字キー構造において、 第１サポートフレームのスライド部が回路基板上に支持
   される二側の支持ブロックとこの二側の支持ブロック間
   に位置して第１位置決め体の制限を受ける一つのスライ
   ドロッドとを具え、該支持ブロックがスライドロッド端
   面の垂直中心線の内半側区域内を局部外向きに延伸して
   形成され、該支持ブロックの外側面と底側面の交叉によ
   り画定形成される角縁が前述の垂直中心線上に位置し並
   びに回転軸心とされ転がり並びに回路基板上に支持さ
   れ、スライドロッドが二つの支持ブロックに対して凹形
   の陥入状を呈して第１貫通孔中に嵌入し、第２サポート
   フレームの回転部が二つの、外向きに突出し第２位置決
   め体の制限を受ける二つの回転ロッドを具備し、且つ各
   回転ロッドがいずれも第２貫通孔中に陥入することを特
   徴とする、キーボードの文字キー構造。
2. 【請求項２】 前記第１サポートフレームのスライドロ
   ッドの断面形状が、一つの矩形の上下側を同幅を以てそ
   れぞれ延伸して等径の一つの半円を形成してなる略楕円
   形とされ、第１サポートフレームの支持ブロックが該略
   楕円形のスライドロッドの端面の垂直中心線と水平中心
   線が画定する内側の四分の一の区域が外向きに延伸され
   て形成され、前記角縁に直角形態を形成させ、これによ
   り該角縁が回路基板に対して形成する回転軸心がスライ
   ドロッドの軸心と同一直線上に位置づけられることを特
   徴とする、請求項１に記載のキーボードの文字キー構
   造。
3. 【請求項３】 前記第２サポートフレームの回転ロッド
   が、第２サポートフレームのフレーム体と一定の傾斜角
   度を呈するよう延伸形成された折れ部に連接形成された
   ことを特徴とする、請求項１に記載のキーボードの文字
   キー構造。