JP3069341U - 携帯用多機能灰皿構造 - Google Patents

携帯用多機能灰皿構造

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JP3069341U
JP3069341U JP1999009097U JP909799U JP3069341U JP 3069341 U JP3069341 U JP 3069341U JP 1999009097 U JP1999009097 U JP 1999009097U JP 909799 U JP909799 U JP 909799U JP 3069341 U JP3069341 U JP 3069341U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この考案は携帯用の多機能灰皿構造に
関するものである。 【解決手段】 壁面の上方開口部に前方側が低く後方
側が高くなる傾斜を形成し、内部を幅方向に仕切板22
aにより仕切って小仕切室22と大仕切室23とに分離
し、且つ大仕切室内部は中間仕切板23aによって更に
2個に仕切られた矩形状の有底の収容箱20と、前記小
仕切室及び大仕切室の開口内周縁に突出して固着した
左,右壁面及び前壁面を有するU字形のシート・プレー
ト221,231と、前記収容箱の上方開口部の背面端
部に形成した旋回用スリーブ21と枢支ピン50を介し
て開閉可能に連結され、前記収容箱20の開口部を覆う
大,小カバー40,30と、から構成され、前記大,小
カバーの前壁面下端部にはそれぞれ前記U字形のシート
・プレートの前面部と結合する係合手段42,32,2
34,223を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は携帯用の多機能灰皿構造に関し、更に具体的に云うと、タバコと、 ライターと、タバコの灰(あるいはタバコの吸殻)を1つの構造体内に一括収容 できるようになっているので、シガレット・ケースやライターを別々に分離して 持ち歩く必要がなく、従って、衣類のポケットやハンドバッグ内部の場所塞ぎに ならないようすることのできる携帯用多機能灰皿構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1に示すように、従来の携帯用灰皿構造は、雌型箱部材11と、雄型箱部材 12とから成る。 雌型箱部材11は、前方に面して開口部11aのある矩形状筒体をしている。 係止用縁部111が前記開口部11aの上方端面側から下方に向って垂直に形成 されている。この係止用縁部111の両端部と雌型箱部材11の左,右側板12 1a,121bの内面との間に形成される隙間にノッチ部分112を限定するよ うになっている。上面部11bには前記開口部11aの近くに灰収容孔113が 形成されている。
【0003】 一方、雄型箱部材12は、雌型箱部材11よりも若干小さい上面開口の矩形体 である。雄型箱部材12の後方向側に大体3分の1ほど近寄らせた位置に仕切板 12aを設けることで矩形の吸殻収容室121が形成され、残りの前方側の約3 分の2には、矩形の備品用スペース122が形成されている。この備品用スペー ス122の左,右両側部122a,122bの上部にはそれぞれ縁部123,1 23が形成されている。係止用縁部124が、備品用スペース122と収容室1 21の間に設けられた仕切板12aの上部に形成されている。
【0004】 雄型箱部材12の収容室121が雌型箱部材11へ嵌合されると、縁部123 が雌型箱部材11のノッチ部分112に嵌まるようになり、携帯用灰皿構造10 が完成する。
【0005】 実際にこの容器を使用する場合には、図2に示すように、雄型箱部材12を外 に引っ張り出して、雄型箱部材12の係止用縁部124を雌型箱部材11の係止 用縁部111に対して当接する。この時、雌型箱部材11の収容孔113は、雄 型箱部材12の収容室121と整合するようになる。このような状態にした時に 、使用者は、タバコの灰や吸殻を、収容孔113を通して収容室121へ入れる ことができるようになる。不使用時には、雄型箱部材12を雌型箱部材11への 中へ押し込め収納する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の携帯用灰皿構造には、以下に述べるような問題点が ある。 このような従来の携帯用灰皿構造では、ただ単にその中へタバコの灰や吸 殻を入れるだけの機能しかなく、この灰皿を携帯する場合には、使用者はポケッ トやハンドバッグにシガレット・ケースやライターを別に入れておかねばならな いために、余計なスペースが塞がれることになる。灰皿や、シガレット・ケース 、更にはライターを、全て別に持ち歩かねばならず、特にライターなどはすぐに 紛失し易く非常に不便なことである。 タバコの灰や吸殻を捨てたい場合、使用者は雄型箱部材12を引っ張り出 してから、更に雌型箱部材11から雄型箱部材12を引き離す必要がある。この ようにしてタバコの灰や吸殻を捨てることはとても面倒なことである。
【0007】 従って、本考案は、シガレット・ケースやライターを別々に分離して携帯する 必要がなく、ライターの紛失等を防ぐことができ、喫煙用具を常に纏めて保管で きると共に、ポケットやハンドバッグの場所塞ぎにならない、タバコとライター 及びタバコの灰(或いは吸殻)を全て収容することのできる、携帯用の多機能灰 皿構造を提供することを目的とする。
【0008】 更に、この考案は、タバコを取り出してタバコに火をつけたいと思った時に、 使用者は上方の大きい方の大カバーを開けるだけでよく、またタバコの灰を落と したり、吸殻を捨てて灰皿をきれいにしたい場合には、使用者は上側の小さいほ うの小カバーを開けるだけで簡単に便利にタバコの灰を灰皿に落としたり、吸殻 を捨てることのできる、携帯用の多機能灰皿構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案に係る多機能灰皿構造は、壁面の上方開口部に前方側が低く後 方側が高くなる傾斜を形成し、内部を幅方向に仕切板により仕切って小仕切室と 大仕切室とに分離し、且つ大仕切室内部は中間仕切板によってさらに2個の仕切 られた、矩形状の有底の箱体からなる収容箱と、前記小仕切室及び大仕切室の開 口内周縁にそれぞれ突出して固着させた左,右壁面及び前壁面を有するU字形の 支持プレートと、前記小仕切室及び大仕切室の上方開口部の背面端部に形成した 旋回用スリーブと枢支ピンを介して開閉可能に連結され、前記支持プレートの上 方より嵌合されて前記収容箱の開口部を覆う大,小カバーとを備え、前記大,小 カバーの前壁面下端部にはそれぞれ前記U字形の支持プレートの前面部と結合す る係合手段を形成したことを特徴とする。
【0010】 請求項2の考案は、請求項1に記載の多機能灰皿構造において、前記係合手段 は、前記大,小カバーの前壁面下端部の内,外面に突出させた凸部と、前記収容 箱の上方開口部より突出させた左,右壁面及び前壁面を有するU字形の支持プレ ートの前壁面に形成した上下方向の案内溝に連接する凹部とから構成されること を特徴とする。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施形態について、図面を参照して説明する。 本考案の携帯用の多機能灰皿構造は、図3に示すように、上部開口の収容箱2 0と、前記収容箱20の上部開口に配設される小カバー30及び大カバー40と 、前記小カバー30及び大カバー40と前記収容箱20との連結部を旋回可能に 枢支する枢支ピン50とから構成される。
【0012】 収容箱20は、上方に面して開口部を有する矩形状の箱体である。収容箱20 の開口部の端部は、前方側が低く後方側が高くなるように、傾斜がつけられてお り、背面側には複数個の旋回用スリーブ21が配置されている。 そして、収容箱20の内部は、長手方向の大体3分の1のところで、幅方向の 仕切板22aによって、小仕切室22と大仕切室23とに分けられている。
【0013】 前記小仕切室22はその中にタバコの灰或いは吸殻を収容する役割を果たすも のであるが、小仕切室22内面には、耐熱性のアルミ箔を蒸着したシートを接合 するようにしてもよい。 小仕切室22の内周縁には収容箱20の開口部上端部の丈よりも高いU字形の 支持プレート221が固着されていて、その開放端部は、前方を低く、後方を高 くして、弓形に構成されている。前記小仕切室22の前方部の外側中間には、中 央に向って下方に伸長する案内溝222が形成され、案内溝222の下端部に一 方の係合手段である凹部223が設けられており、前記小カバー30の内側面を 支持する。
【0014】 前記大仕切室23の内周面には、前記小仕切室22と同様に収容箱20の上方 開口端部の丈よりも高いU字形の支持プレート231が固着されていて、その開 放端部は、前方を低く、後方を高くして、弓形に構成されており、前記大カバー 40の内壁面を支持する。また、大仕切室23の内部は、長手方向を幅方向に分 割する中間仕切板23aによって、さらに2個の仕切室232,232に分割さ れており、それぞれタバコとライターを分離収容できるようになっている。大仕 切室23の前方部の外側中間には、中央に向って下方に伸長する案内溝233が 形成され、案内溝233の下端部に他方の係合手段としての凹部234が設けら れている。
【0015】 前記小カバー30は、矩形の箱体で開口部が下方に向いて形成され、開口部の 端部は、前方側が長く後方側が短く成るように傾斜がついており、背面壁部の下 端部には旋回用スリーブ31が設けられている。さらに前記小カバー30の内側 および外側の中央部には、それぞれ、内側および外側にそれぞれ突出する係合手 段としての凸部32,33が形成されている。
【0016】 大カバー40は矩形の箱体で、開口部が下方に向いて開けられている。その開 口部の端部は、前方側が低く後方側が高く成るように傾斜がついており、背面壁 部の下端部には旋回用スリーブ41が設けられている。大カバー40の内側およ び外側の中央部には、それぞれ、内側および外側に突出した係合手段である凸部 42,43が形成されている。なお、50は前記旋回用スリーブ21,31,4 1に装着される枢支ピンである。
【0017】 図4は、本考案の携帯用多機能灰皿構造の組立完成図である。組立てを行なう には、まず最初に、小カバー30を下向きにして、収容箱20の小さい方のU字 形支持プレート221にかみ合せる。次いで、大きい方のU字形カバー402を 下向きにして、収容箱20の大きい方のU字形支持プレート231に嵌合させる 。こうしてから、枢支ピン50を、収容箱20の旋回用スリーブ21と、大,小 カバー40,30の旋回用スリーブ41,31とに通して、各大,小カバー40 ,30が各旋回用スリーブ21,41,31と枢支ピン50とによって旋回可能 に枢支する。
【0018】 小カバー30の内側凸部32を収容箱20の凹部223に係合させ、大カバー 40の内側凸部42を収容箱20の凹部234に係合し、携帯用多機能灰皿構造 の組み立てが完了する。
【0019】 実際に使用する場合には(図5参照)、大カバー40の外側凸部43を指で押 すことにより、大カバー40の内側凸部42を収容箱20の凹部234からはず して、大カバー40を上方へ押し開く。この時に、使用者はタバコとライターを 取り出すことができる。
【0020】 また、小カバー30の外側凸部33を指で押すことにより、小カバー30の内 側凸部32を収容箱20の凹部223からはずして、小上方カバー30を上方へ 押し開く。この時に、使用者はタバコの灰(或いはタバコの吸殻)を仕切室22 へ落とし入れることができる。
【0021】 本考案の灰皿構造によれば、このような、タバコの取り出し、ライターの点火 、タバコの灰落とし、あるいは灰皿の清掃等の一連の動作を、互いに干渉するこ となく、独立して行える。 使用しない場合には、大,小カバー40,30をそれぞれ押し戻して、蓋を閉 めるだけでよい。
【0022】 尚、上記実施形態では、収容箱20と大,小カバー40,30との結合を大, 小カバー40,30の前面内側凸部42,32と、支持プレート231,221 の各凹部234,223と係合するようにしたが、これに限定されずに、大,小 カバー40,30,収容箱20のいずれか一方に端部を固着した細紐などの係止 手段よって結合してもよいことは勿論である。
【0023】 ここに挙げた実施例はこの考案の単なる例示にすぎず、この考案の範囲を限定 するものではない。この考案の精神を逸脱することなく、上記実施例から多数の 変更・修正が行い得ることは云うまでもない。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の携帯用多機能灰皿には、以下のような効果があ る。 本考案の灰皿は、タバコと、ライターと、タバコの灰(或いはタバコの 吸殻)を1つの構造内に収容できるので、灰皿の他に、シガレット・ケースやラ イターを別々に持ち歩く必要がなく、ライターの紛失等を防ぐことができ、喫煙 用具を常に纏めて保管できると共に、ポケットやハンドバッグの中のスペースを 余計に占めて場所塞ぎになる、というようなことがなくなる。 使用者は、タバコを取り出して火を点けようとする場合、大きい方の大 カバー40を開けるだけでこと足りる。タバコの灰(或いはタバコの吸殻)を灰 皿の中に捨てたり、あるいは灰皿の中身を捨ててきれいにする場合、使用者は小 さな小カバー30を開けるだけでよい。従って、タバコを取り出して火を点けよ うとしたり、タバコの灰(或いはタバコの吸殻)を灰皿の中に捨てたり、あるい は灰皿の中身を捨ててきれいにしたりする動作は、互いに干渉することなく独立 して行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の携帯用灰皿構造の斜視図。
【図2】図1の灰皿の使用状態を示す斜視図。
【図3】本考案の一実施携帯に係る携帯用多機能灰皿構
造の分解斜視図。
【図4】本考案の携帯用多機能灰皿構造の組立完成状態
の斜視図。
【図5】本考案の携帯用多機能灰皿構造の使用状態を示
す斜視図。
【符号の説明】
20 収容箱 21 旋回用スリーブ 22 小仕切室 221 支持プレート 222 案内溝 223 凹部 23 大仕切室 231 支持プレート 233 案内溝 234 凹部 30 小カバー 32 内側凸部 33 外側凸部 40 大カバー 42 内側凸部 43 外側凸部 50 枢支ピン

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面の上方開口部に前方側が低く後方側
    が高くなる傾斜を形成し、内部を幅方向に仕切板により
    仕切って小仕切室と大仕切室とに分離し、且つ大仕切室
    内部は中間仕切板によってさらに2個の仕切られた、矩
    形状の有底の箱体からなる収容箱と、前記小仕切室及び
    大仕切室の開口内周縁にそれぞれ突出して固着させた
    左,右壁面及び前壁面を有するU字形の支持プレート
    と、前記小仕切室及び大仕切室の上方開口部の背面端部
    に形成した旋回用スリーブと枢支ピンを介して開閉可能
    に連結され、前記支持プレートの上方より嵌合されて前
    記収容箱の開口部を覆う大,小カバーとを備え、前記
    大,小カバーの前壁面下端部にはそれぞれ前記U字形の
    支持プレートの前面部と結合する係合手段を形成したこ
    とを特徴とする携帯用多機能灰皿構造。
  2. 【請求項2】 前記係合手段は、前記大,小カバーの前
    壁面下端部の内,外面に突出させた凸部と、前記収容箱
    の上方開口部より突出させた左,右壁面及び前壁面を有
    するU字形の支持プレートの前壁面に形成した上下方向
    の案内溝に連接する凹部と、から構成されることを特徴
    とする請求項1に記載の携帯用多機能灰皿構造。
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